新書をご紹介します。
「アフリカの森から」(小島美佐さん著)です。
長くアフリカ、その中でもナイジェリアと深く関わってきた著者が現地で体験したこと、また人との交流から感じたことなどが書き綴られた1冊です。
政治家から村人まで、現地のいろいろな人たちとのやり取りが描かれていますが、一人一人の生の声がとても新鮮です。
アフリカでも最大の人口1億8200万人を抱えるナイジェリアは名前こそ知られるものの、日本からは最も馴染みのない国のひとつかもしれません。
それだけにナイジェリアという「国」ではなくて、そこに住む人たちの顔が見えてくる、とても興味深い内容でした。
それにしても日本の面積の2.5倍、人口1億8200万人の国もアフリカ54か国のうちの一か国に過ぎません。アフリカはとにかく広いです!
by KQ