アフリカで一番流量が多いコンゴ川

アフリカで一番流量が多いコンゴ川

アフリカの大河といえば、どの川が思い浮かびますでしょうか。

長さならナイル川、流域面積ならコンゴ川?砂漠でも流れるニジェール川?
あ、ザンベジ川にオレンジ川もあったかな。
地理の授業でアフリカ地域のとき、上記の川の名前は何となく見聞きしたと思います。
そんな幾つかある大河のなかでも流れる水の量(流量)が一番多いのはどこでしょう。
正解は・・・コンゴ川です!
何しろ流域はアフリカ大陸で最も広く、赤道直下の熱帯雨林地帯なので降水量が半端なく多いのです。
ちなみに世界で2番目に流量が多く(1位はアマゾン川)、3位以降はかなりの差がついています。
この大量な流量を利用して水力発電が昔から行なわれているのですが、資金不足等でなかなか電力不足が解消されていないのは難しいところですね。
地図を広げても他の情報が書き込まれていることが多いので、是非グーグルアース等で見てみてください。緑の絨毯が広がっていることがよく解かります。
コンゴ川をどんどん遡っていくと、世界で2番目に深いタンガニーカ湖や、アフリカ大地溝帯に幾つか存在する湖に往き着きます。
ナイル川にコンゴ川。アフリカの大河の源流地帯は、今でもゴリラとチンパンジーが生息する悠久の緑深い霧の山々が聳えています。
by 久世