鮫島弘子さん(andu amet代表兼デザイナー)

エチオピアで、最高品質の皮(エチオピアシープスキン)を使用して、エチオピアの職人が一つ一つ丁寧に仕上げたデザイン性の高いバッグなどを、製造、販売しているandu ametの代表(兼デザイナー)をされています。
日本のメーカーでデザイナーとして働くも、安価で大量生産され、日々消費されていく事に、ものづくりに携わる人間として、疑問を感じ始めます。そんな折、青年海外協力隊員としてエチオピアにデザイン隊員として派遣される機会を得ます。
世界最貧国の一つであるエチオピアの状況に強いショックを受けながらも、寝食を共にし、一緒にプロジェクトを進める中で、情熱を持ち仕事に取り組む姿勢は、この国の人達も同じなのだという事に気が付きます。
2010年から会社を立ち上げるために準備を始めますが、スタッフ(職人)探しに奔走します。
日本品質として要求される作業レベルの違い、また文化・習慣の違いから、衝突することもしばしば。結果的には、本当にいいものを作りたいという思いに共感してくれた職人が残りました。
貧困国の雇用創出のためという事よりも、エチオピアと日本で、使う人にとっても作る人にとっても意味のあるHAPPYなものづくりをしたいという事を大事にして、ブランドを作り上げている。
本当に魅力的な製品ばかりですが、ハンドメイドで一つ一つ丁寧に作られているため、すぐに手に入れる事は難しいようです。
ショールームもあるようなので、興味のある方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
本文引用
◎greenz.jp
http://greenz.jp/2012/11/20/andu_amet/
■audu amet