2023.05.30発 南部アフリカ オーバーランド 31日間

ご報告が遅くなりましたが、5月30日より6月29日まで、コロナ禍を挟んで3年越しに今年実現した「南部アフリカ オーバーランド 31日間」に同行させていただきました。アフリカ旅行を専門とする弊社のツアーラインアップを代表するツアーで、かつ弊社の旅作りの原点のようなツアーです。

新型コロナウイルスの流行により、満員御礼となっていたツアーが実施不可能、キャンセルとなったのが2020年。今年2023年までの3年の間に、ご都合が悪くなり参加を見送られた方もいらっしゃいましたが、ほとんどのご参加者の皆様には3年間じっと我慢してお待ちいただき、担当者としては感謝しかありません。3年を経てのツアーでしたので、現地スタッフを含め、今回訪問・通過した国々の、ツアーに関わったほぼすべての人々が再び弊社のオーバーランドツアーが戻ってきたことを心から喜んでくれていました。

コロナ禍3年を経たといっても、実際のところ現地の様子はほとんど変わらず、以前のツアーと同様に期待通りのものを見て、聞いて、体験してくることができました。大きく変わっていたのは、ツアーで利用したトラックくらいでしょうか?前回のツアーの際は旅の後半から少しずつ調子が悪くなり、ゴールのケープタウンの一歩手前のスプリングボックの街付近で完全な故障により走れなくなってしまい、別の車を手配してケープタウンまでたどり着きましたが、そのトラックに替えて新型トラックに一新し(とはいえ改造車ですので、ベースは新車ではありませんが)、車輛面では全くトラブルなくビクトリア・フォールズからケープタウンまでの約5200kmを走り抜くことができました。ツアーの時期も酷暑の10月から比較的気候が穏やかな5~6月に変更したため、(体力勝負なところは大きく変わりませんが)比較的楽にツアーを進めることができたのも大きかったかと思います。

31日間の長丁場ですので文章での詳細なご報告は割愛しますが、ツアー中の様子を写真で振り返ることで、レポートに替えたいと思います。

スタートは例年通り、ジンバブエのビクトリア・フォールズ。ピーク一歩手前の水量はたっぷりで大迫力!
スタートは例年通り、ジンバブエのビクトリア・フォールズ。ピーク一歩手前の水量はたっぷりで大迫力!
コロナ禍中に新調されたオーバーランド・トラック、通称「The BeastⅡ」。
コロナ禍中に新調されたオーバーランド・トラック、通称「The BeastⅡ」。
国境を越え、2カ国目のボツワナへ。まずはチョベ国立公園でボート・サファリ
国境を越え、2カ国目のボツワナへ。まずはチョベ国立公園でボート・サファリ
午後から日没にかけて行うボート・サファリのハイライトは、やはりサンセット。
午後から日没にかけて行うボート・サファリのハイライトは、やはりサンセット。
チョベから一気にオカバンゴデルタの南のマウンまで走った後は、車をサファリカーに乗り換えてモレミ動物保護区でサファリ。
チョベから一気にオカバンゴデルタの南のマウンまで走った後は、車をサファリカーに乗り換えてモレミ動物保護区でサファリ。
宿泊はバケツシャワーとトイレが各テントに備え付けられた半常設テント。
宿泊はバケツシャワーとトイレが各テントに備え付けられた半常設テント。
テント内にはベッドも入れてあり、快適。
テント内にはベッドも入れてあり、快適。
キャンプの目の前の川にはゾウもやってくる。この距離の近さ!
キャンプの目の前の川にはゾウもやってくる。この距離の近さ!
そこかしこの淀みにはカバが
そこかしこの淀みにはカバが
メスライオンの群れにも出会いました。
メスライオンの群れにも出会いました。
水が嫌いなネコ科哺乳類としては珍しく、意を決して川を渡っていたライオンの姉妹
水が嫌いなネコ科哺乳類としては珍しく、意を決して川を渡っていたライオンの姉妹
母娘で隣同士のテリトリーをもつヒョウの母親
母娘で隣同士のテリトリーをもつヒョウの母親
短期間のサファリにしては収穫は大きく、リカオンにも出会うことができました。
短期間のサファリにしては収穫は大きく、リカオンにも出会うことができました。
まだ若く、タテガミの量も貫禄もイマイチなオスライオン
まだ若く、タテガミの量も貫禄もイマイチなオスライオン
こちらはまだ若い娘の方のヒョウ。隣のテリトリーの母親を訪問しましたが、怒られて追い払われていました。
こちらはまだ若い娘の方のヒョウ。隣のテリトリーの母親を訪問しましたが、怒られて追い払われていました。
水たまりに給水と水&泥浴びのために集まるオスのゾウ達
水たまりに給水と水&泥浴びのために集まるオスのゾウ達
脚と顔のビビットな赤が美しい、ダルマワシのオス
脚と顔のビビットな赤が美しい、ダルマワシのオス
ハイエナの巣では子供たちと子守を務める若いオスに出会いました
ハイエナの巣では子供たちと子守を務める若いオスに出会いました
クワイの滑走路から軽飛行機でオカバンゴデルタの北に位置するセロンガへ飛びます
クワイの滑走路から軽飛行機でオカバンゴデルタの北に位置するセロンガへ飛びます
眼下にデルタを望む、遊覧飛行を兼ねた空路移動
眼下にデルタを望む、遊覧飛行を兼ねた空路移動
デルタに流れ込むオカバンゴ川に浮かぶハウスボートに宿泊、美しいサンセットを眺めました
デルタに流れ込むオカバンゴ川に浮かぶハウスボートに宿泊、美しいサンセットを眺めました
適当に竿を振って、川面に投げ入れたルアーに、思いがけずタイガーフィッシュがかかってしまって慌てる添乗員
適当に竿を振って、川面に投げ入れたルアーに、思いがけずタイガーフィッシュがかかってしまって慌てる添乗員
世界遺産でもある、サンの人々の聖地ツォディロヒルズでは彼らの祖先がはるか昔に描いた岩絵を見学
世界遺産でもある、サンの人々の聖地ツォディロヒルズでは彼らの祖先がはるか昔に描いた岩絵を見学
オカバンゴ川に面したキャンプ場の木立をねぐらにしていたアフリカヒナフクロウのカップル
オカバンゴ川に面したキャンプ場の木立をねぐらにしていたアフリカヒナフクロウのカップル
3カ国目、ナミビアに入国。まずは広大なエトーシャ・パンを内包したエトーシャ国立公園へ。
3カ国目、ナミビアに入国。まずは広大なエトーシャ・パンを内包したエトーシャ国立公園へ。
エトーシャでのサファリは、園内にいくつもある水場のチェックをこまめに行います
エトーシャでのサファリは、園内にいくつもある水場のチェックをこまめに行います
ドライバーのヘンリーの目がよほど良いのか、なぜか毎回見つけてくれるヒョウ。エトーシャでは結構レアです。
ドライバーのヘンリーの目がよほど良いのか、なぜか毎回見つけてくれるヒョウ。エトーシャでは結構レアです。
パンをバックに佇むキリンが絵になります
パンをバックに佇むキリンが絵になります
バックグラウンドにパンが写り込むと、どの動物でも絵になるような?
バックグラウンドにパンが写り込むと、どの動物でも絵になるような?
過酷な環境を生き抜いてきた凄みが顔立ちからもうかがえるオスライオン
過酷な環境を生き抜いてきた凄みが顔立ちからもうかがえるオスライオン
ナミビア最北部カオコランドに到達、アンゴラ国境のエプパでキャンプ。川の向こうはアンゴラです。
ナミビア最北部カオコランドに到達、アンゴラ国境のエプパでキャンプ。川の向こうはアンゴラです。
ヤシの木々の間のスペースを使ってテント設営
ヤシの木々の間のスペースを使ってテント設営
エプパにはエプパ・フォールズという見事な滝があり、水量もまずまずで見応えありました
エプパにはエプパ・フォールズという見事な滝があり、水量もまずまずで見応えありました
カオコランドからダマラランドへ、特徴的な岩山が増えてきます
カオコランドからダマラランドへ、特徴的な岩山が増えてきます
ダマラランドでよく目にするペンシル・ブッシュ。この植物の樹液は猛毒ですが、サイとクドゥ―だけは好んで食べます
ダマラランドでよく目にするペンシル・ブッシュ。この植物の樹液は猛毒ですが、サイとクドゥ―だけは好んで食べます
過酷な環境でも葉の茂った木々さえあれば生きていけるキリン
過酷な環境でも葉の茂った木々さえあれば生きていけるキリン
ダマラランドの岩だらけの環境で生きる野生動物を代表する大型獣の足跡、さて何の動物でしょう?
ダマラランドの岩だらけの環境で生きる野生動物を代表する大型獣の足跡、さて何の動物でしょう?
岩だらけの道をサファリカーで走り、ある程度近づいたら徒歩でなるべく物音をたてずに風上からアプローチ
岩だらけの道をサファリカーで走り、ある程度近づいたら徒歩でなるべく物音をたてずに風上からアプローチ
遠~くにクロサイのカップルを視認しました。双眼鏡でやっと見える程度ですが、既に相手には音と匂いで気付かれています。
遠~くにクロサイのカップルを視認しました。双眼鏡でやっと見える程度ですが、既に相手には音と匂いで気付かれています。
幸運なことに群れに出会えたサバクゾウ
幸運なことに群れに出会えたサバクゾウ
数は多くありませんが、コンサ―バンシー内にはウェルウィッチャも自生しています。
数は多くありませんが、コンサ―バンシー内にはウェルウィッチャも自生しています。
サンセットの時間には焚火を囲んでお疲れ様の一杯
サンセットの時間には焚火を囲んでお疲れ様の一杯
再び出発、荒野を南へ走ります
再び出発、荒野を南へ走ります

44:

道は未舗装ですが、デコボコも少なく快適でスピードも上がります
道は未舗装ですが、デコボコも少なく快適でスピードも上がります
世界遺産に登録されているトゥウェイフルフォンテーンでは、サンの人々が描いた線刻画を見学
世界遺産に登録されているトゥウェイフルフォンテーンでは、サンの人々が描いた線刻画を見学
野生動物の特徴をよくとらえた線刻画の数々
野生動物の特徴をよくとらえた線刻画の数々
スワコプムントでの中休み前最後のキャンプはダマラランドの岩山の麓で。岩山はてっぺんまで登れます。
スワコプムントでの中休み前最後のキャンプはダマラランドの岩山の麓で。岩山はてっぺんまで登れます。
岩山の頂上からの眺め。写真ではお伝えしにくいですが、まさに絶景です。
岩山の頂上からの眺め。写真ではお伝えしにくいですが、まさに絶景です。
ついに大西洋に到達、ケープクロスではミナミアフリカオットセイの大群に出会いました
ついに大西洋に到達、ケープクロスではミナミアフリカオットセイの大群に出会いました
荒野を走り抜け、塩交じりの霧と雨にうたれたトラックは泥だらけ
荒野を走り抜け、塩交じりの霧と雨にうたれたトラックは泥だらけ
ドイツ植民地時代の面影が残るスワコプムントの街並み。週末のため街はひっそりとしていました
ドイツ植民地時代の面影が残るスワコプムントの街並み。週末のため街はひっそりとしていました
ドイツやヨーロッパのものからアフリカのものまで揃う、なぜかこの街にはアンティークショップが数多くあります
ドイツやヨーロッパのものからアフリカのものまで揃う、なぜかこの街にはアンティークショップが数多くあります
再び出発し、引き続き南下。南回帰線を通過
再び出発し、引き続き南下。南回帰線を通過
後半のハイライトの一つ、ナミブ砂漠ではデューン45に登って朝日を眺めました
後半のハイライトの一つ、ナミブ砂漠ではデューン45に登って朝日を眺めました
ご参加者の皆さんが砂丘に登っている間にスタッフと添乗員は朝食の準備
ご参加者の皆さんが砂丘に登っている間にスタッフと添乗員は朝食の準備
高さ325m、ソーサスフライのエリアで最も高い砂丘のビッグ・ダディーに登る体力自慢の観光客たち
高さ325m、ソーサスフライのエリアで最も高い砂丘のビッグ・ダディーに登る体力自慢の観光客たち
砂丘を片道20分程度歩いて、ナミブ砂漠の見どころの一つデッドフライへ。
砂丘を片道20分程度歩いて、ナミブ砂漠の見どころの一つデッドフライへ。
立ち枯れてから500年、倒れることなくオブジェのように佇むキャメルソーンの木
立ち枯れてから500年、倒れることなくオブジェのように佇むキャメルソーンの木
世界第2の規模を誇る、朝日の差し込むフィッシュリバー・キャニオンを見学
世界第2の規模を誇る、朝日の差し込むフィッシュリバー・キャニオンを見学
短い区間ですが、ドラマチックな風景が広がる国境沿いのアウセンケ―ル・ネイチャー・パーク
短い区間ですが、ドラマチックな風景が広がる国境沿いのアウセンケ―ル・ネイチャー・パーク
国境でもあるオレンジリバーに架かる橋を渡って南アフリカ側へ。最後のキャンプです。
国境でもあるオレンジリバーに架かる橋を渡って南アフリカ側へ。最後のキャンプです。
南アフリカに入ると一転、国道は舗装となり、目に優しい緑が増えてきます。
南アフリカに入ると一転、国道は舗装となり、目に優しい緑が増えてきます。
前の週に降った大雨で破壊された道路は応急処置され、何とか通過できました。
前の週に降った大雨で破壊された道路は応急処置され、何とか通過できました。
シトラスダルを出発してすぐ、眼下に豊かな耕作地が広がる絶景に出会います。
シトラスダルを出発してすぐ、眼下に豊かな耕作地が広がる絶景に出会います。
徐々にテーブル・マウンテンが大きくなり、ゴールのケープタウンが近づいてきます。
徐々にテーブル・マウンテンが大きくなり、ゴールのケープタウンが近づいてきます。
シティーセンターのカンパニー・ガーデンから望むテーブル・マウンテン。日が変わっても山頂は相変わらず雲の中。
シティーセンターのカンパニー・ガーデンから望むテーブル・マウンテン。日が変わっても山頂は相変わらず雲の中。
反対側のシグナル・ヒル方面は雲もなくスッキリ。
反対側のシグナル・ヒル方面は雲もなくスッキリ。
キャンプス・ベイからトゥエルブ・アポストルズの岩山を望む。あいにく雲で覆われていました。
キャンプス・ベイからトゥエルブ・アポストルズの岩山を望む。あいにく雲で覆われていました。
美しい(が、寒そう)、ハウト・ベイを望む
美しい(が、寒そう)、ハウト・ベイを望む
ケープポイントの灯台まで続く遊歩道。ケーブルカーを使っても行けます。
ケープポイントの灯台まで続く遊歩道。ケーブルカーを使っても行けます。
波高く、荒れ模様の大西洋側と違い、陽があたり、水温も若干温かそうなインド洋側のフォールス・ベイ
波高く、荒れ模様の大西洋側と違い、陽があたり、水温も若干温かそうなインド洋側のフォールス・ベイ
強風に吹き飛ばされそうになりつつ、喜望峰で記念撮影
強風に吹き飛ばされそうになりつつ、喜望峰で記念撮影
冷たい強風の中、身を寄せ合って温め合うバブーン達
冷たい強風の中、身を寄せ合って温め合うバブーン達
ボルダーズ・ビーチ。風が強く、少し寒い日でしたが、陽は出ていたのでペンギンたちは日向ぼっこしていました。
ボルダーズ・ビーチ。風が強く、少し寒い日でしたが、陽は出ていたのでペンギンたちは日向ぼっこしていました。
ナミビアのスワコプムント以来のシーフードのランチ。
ナミビアのスワコプムント以来のシーフードのランチ。
解放されたネルソン・マンデラ氏が1990年2月11日に群衆に向かってスピーチを行ったシティーホールのバルコニー。
解放されたネルソン・マンデラ氏が1990年2月11日に群衆に向かってスピーチを行ったシティーホールのバルコニー。
最終日は終日フリー、特にやることがない添乗員の私は久々にマレー人街のボ・カープを散策してみました。
最終日は終日フリー、特にやることがない添乗員の私は久々にマレー人街のボ・カープを散策してみました。
ケープタウンに行ったら是非食べていただきたい、ケープ・マレー料理を代表する「ボボティ」。
ケープタウンに行ったら是非食べていただきたい、ケープ・マレー料理を代表する「ボボティ」。
5200kmを走破したオーバーランド・トラックは、整備と再出発のため3人のクルーとともにヨハネスブルグへ。
5200kmを走破したオーバーランド・トラックは、整備と再出発のため3人のクルーとともにヨハネスブルグへ。

のっぴきならない理由でツアーの途中で離団された方や、後半体調を崩されてケープタウンの病院に入院された方もおられ、やはり長期間の少々ハードな旅ということもあってか、全員無事で何事もなく終了というわけにはいきませんでしたが、何とか今年のツアーもゴールまでたどり着けたのはご参加の皆様と献身的にサポートしてくれた現地スタッフの3人のおかげと感謝しております。2024年も内容は全く変えず(往復の航空会社と経由地は変更となりましたが)ツアーは企画しており、既に多数のお申込みをいただき、満員御礼となっております。このオーバーランドツアーは弊社のフラッグシップとなるツアーですので、状況が許す限り企画を続けていきますが、為替レートの影響もあり年々ツアー代金は上がっていますので、ご興味がおありの方はツアー代金がものすごく高くなる前に是非ご参加をご検討ください。

道祖神 羽鳥

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2023.10.01発 キリマンジャロとザンジバルの旅 11日間

今回の旅の主役はキリマンジャロ。タンザニアが誇る世界的に有名な山ですが、実際にその全景を拝むことができるのは、東アフリカを旅行する人々の中でもごく一部の方だけです。というのも、ケニアでもタンザニアでも、キリマンジャロを綺麗に見られる場所は限られてしまうのです。

今回は、そんなキリマンジャロを堪能したいというお客様のご要望に合わせ、オーダーメイドでツアーをお作りしました。ケニアとタンザニア両国を旅し、ケニア側からはサバンナに住む野生動物とキリマンジャロを、そしてタンザニア側からは日帰りのハイキングで、最高峰キボを狙います。

ナイロビ到着後、まずはキリマンジャロの北側に位置するアンボセリ国立公園に向かいます。約200㎞の道中、ナイロビの町を離れるにつれ、ちらほらと野生動物の姿が。そして、何ヵ所かの休憩を挟み、ナイロビを出発し3時間が経過したころ、サファリカーのフロントガラス越しに、キリマンジャロの姿が。雲にかかっていたこともあり、最初はぼんやりと映っていただけですが、進むにつれて、だんだんはっきりと姿を現し始めました。

道路沿いに見える動物たち
道路沿いに見える動物たち
ついに、憧れのキリマンジャロの姿が
ついに、憧れのキリマンジャロの姿が
サファリカーと背後にうっすら見えるキリマンジャロ
サファリカーと背後にうっすら見えるキリマンジャロ

ロッジに到着すると、すぐに野生のベルベットモンキーがお出迎え。たくさんのベルベットモンキーがロッジ内外をうろちょろしています。なかには、ほんの小さな赤ちゃんモンキーを抱えたお母さんも。また。ロッジの周囲はサバンナが広がり、シマウマがすぐ近くで草を食んでいます。さらに、遠くには象の姿も。ロッジからは、天気次第ですが、キリマンジャロが綺麗に見られます。

ベルベットモンキー達
ベルベットモンキー達
客室のすぐ前のサバンナで草を食むシマウマ
客室のすぐ前のサバンナで草を食むシマウマ
キリマンジャロを前にティータイム
キリマンジャロを前にティータイム

サファリでは、キリマンジャロを綺麗に見ることができました。夕刻、気温が下がってくると、日中は沼に浸かって体を冷ませていたゾウ達も、ノソノソと陸に上がってきます。今日は、生後数週間でしょうか、本当に小さな赤ちゃんゾウも見ることができました。雄大なキリマンジャロを背景に、こういった動物たちが見られるのがアンボセリの醍醐味です。その他、肉食動物はライオンやハイエナを見ることができました。また、サバンナに住むマサイの村も訪問しました。

キリマンジャロとゾウ
キリマンジャロとゾウ
夕方のライオン
夕方のライオン
マサイ村訪問も人気です
マサイ村訪問も人気です

通常のサファリだと、キリマンジャロとはここでお別れですが、今回は陸路でタンザニア側に渡り、南側からもキリマンジャロにアプローチしました。タンザニア側では、アンボセリとは打って変わり、森の奥に佇むキリマンジャロを見ることができます。さらに、キリマンジャロ登山は難しいという場合、日帰りのトレッキングも可能です。天気が良ければキボ峰が、さらに、運が良ければ、クロシロコロブスなどの動物を見ることもできるかもしれません。

モシの町からのキリマンジャロ
モシの町からのキリマンジャロ
霧のかかったキリマンジャロの山中
霧のかかったキリマンジャロの山中
日帰りトレッキング中、シロクロコロブスの群れにも遭遇しました
日帰りトレッキング中、シロクロコロブスの群れにも遭遇しました

ケニアでのサファリ、タンザニア北部でのキリマンジャロ・ハイキングを終え、旅の終着地はザンジバル島です。タンザニアが世界に誇るリゾートアイランドだけあり、やはりいつ行っても、青々と輝いた海が、真っ白なビーチと共に迎えてくれます。時間があれば、昔ながらのダウ船クルーズも良いかもしれません。お客さんを乗せ、ゆっくりと海面を進んで行きます。ザンジバル島はこの様に、ビーチでも、プールでも、旅の疲れを癒してくれます。

どこまでも広がるビーチと美しい海
どこまでも広がるビーチと美しい海
ホテルのレストランからの景色
ホテルのレストランからの景色
今回宿泊したリゾート・ホテル
今回宿泊したリゾート・ホテル

2023.08.17発 ボツワナ周遊キャンピングサファリ 19日間

「ボツワナ周遊キャンピングサファリ 19日間」にご参加されたT様より、写真とレポートが届きました!

マカディカディ・パン&ナイ・パン国立公園とボツワナサファリに行ってきました。久しぶりのボツワナ、予想以上の感動がありました。マウンの市街はすっかり変わっていましたが、ボツワナの自然は以前のままでした。あっという間の19日間。心配していたキャンプもすばらしいメンバーに恵まれて楽しい時間を過ごせました。ボツワナの自然を・・・。

朝のサファリ いきなりラーテルに会いました
朝のサファリ いきなりラーテルに会いました
ハンティング 最後は水に飛び込んでクドゥを捕まえました
ハンティング 最後は水に飛び込んでクドゥを捕まえました

ライオン

オオミミギツネにたくさん出会いました
オオミミギツネにたくさん出会いました
上は私たちの帰宅時のタイヤ跡 下が訪問者の足跡 深夜2時過ぎの訪問でした。
上は私たちの帰宅時のタイヤ跡 下が訪問者の足跡 深夜2時過ぎの訪問でした。
こんなブッシュの中でチーターのハンティングです
こんなブッシュの中でチーターのハンティングです
水辺にリーチェ
水辺にリーチェ

ゾウ

スポットライトに照らしだされたのはヒョウ 当たりはついていたそうです
スポットライトに照らしだされたのはヒョウ 当たりはついていたそうです

モコロ

モコロから
モコロから
モコロに乗ってやっと近づいて
モコロに乗ってやっと近づいて

イボイノシシ

夕陽はいつも赤くまるく沈んでいきます
夕陽はいつも赤くまるく沈んでいきます
夕方の帰りにアードウルフを見つけました  SYOZOさん、羽鳥さんストライク
夕方の帰りにアードウルフを見つけました  SYOZOさん、羽鳥さんストライク
ちょうど今夜はフルムーンでした
ちょうど今夜はフルムーンでした
ヒョウの見つめる先には獲物を横取りしたワイルドドッグが
ヒョウの見つめる先には獲物を横取りしたワイルドドッグが
ヒョウの獲物を横取りして少し休んでから出発です
ヒョウの獲物を横取りして少し休んでから出発です
子供たちも大きくなり、巣を離れて長い旅が始まります
子供たちも大きくなり、巣を離れて長い旅が始まります
羽鳥さん、ガイドより早くマラカイト・キングフィッシャーを見つける
羽鳥さん、ガイドより早くマラカイト・キングフィッシャーを見つける
アッと驚く、セーブルアンテロープの群れ
アッと驚く、セーブルアンテロープの群れ

■ボツワナ周遊キャンピングサファリ 19日間のツアーページはこちら

2023.08.05発 特別企画 ウガンダ ゴリラ・トレッキング 9日間

6名様限定という少人数での特別版にて催行した、ウガンダ ゴリラ・トレッキングに同行してきました。ブウィンディ国立公園内で2回、かつトレッキングの場所を変えた今回のツアーはゴリラとの遭遇率が高く、2回のトレッキングはどちらもゴリラに逢うことができました。

ウガンダのブウィンディ国立公園はウガンダでも最も西に位置していて、コンゴ民主共和国の国境がすぐそばを通っている原生林の森です。周辺は開拓されパイナップルやお茶の栽培が盛んですが、ゴリラの棲むこの森は国民にとっても財産となり、厳しく管理されています。

ここはウガンダの首都カンパラから陸路でほぼ一日かかる距離ですので、やっぱり連泊してトレッキングをしなければ勿体無いです。満を持して、まず一回目はルヒジャ地区で一回目のトレッキングスタート!林道から急斜面を谷底まで下り、逢えたのはキャグリログループのゴリラたち。ただ足元が急斜面でなかなか写真を撮ることが難しい…というか大変でしたが、やはり近くでゴリラと出逢える約一時間の観察時間はあっという間に時間が過ぎていきます。

母親の手の存在感
母親の手の存在感

年に何度もできるツアーではありませんが、次にこのツアーが設定されましたら是非ともご検討していただけると幸いです。かなりの確率でゴリラに出逢えると思います。

久世

■ウガンダ ゴリラ・トレッキングのツアーページはこちら

2023.04.28発 サファリガイド加藤直邦さん&大森憲治さんと共に深く知るタンザニア・サファリ 10日間

98年、レンジャー養成所であるタンザニアのムエカ野生生物管理大学で一緒だった大森憲治は、タンザニアで撮影コーディネイター兼ガイドとなり、一方の私は、ケニアのロッジでサファリガイドになりました。「いつか一緒に仕事をしたい、タンザニア観光の魅力を広げられる、二人だけにしか出来ないツアーを組みたい!」と思い続け、道祖神とお客様のおかげでついに私たちの夢が叶いました。お互い歳を取りましたが、その分の経験値を活かした個性的なサファリができたと思っています。

目的地はサファリ好きなら一度は訪問する、もしくは憧れの地であろう北部タンザニアのセレンゲティとンゴロンゴロです。2カ所ともユネスコの世界遺産に登録されています。ゴールデンウィークのタンザニアは大雨季の真っ最中です。出発前に参加者にはツアー中に雨が降ることを前提とした、防水防寒の準備をしていただきました。

最初にオルドバイ渓谷を訪問。ここは人類化石が2種も発見された歴史的名所です。荒涼とした発掘現場を眺めながら、200万年前の猿人や旧人の生活を想像します。2019年に改装された新しい博物館もあり、骨格標本を比較しながら人類進化の継承を考察しました。

そして、セレンゲティ国立公園へ入っていきます。地平線の大地をひたすら真っすぐ走る道中、ヌーの大群やライオン、チーターにも遭遇し、さっそくサファリ気分は最高潮です。

セレンゲティ滞在中は、国立公園で働くレンジャーに講義をしていただきました。日本の四国と同じくらいの面積があるセレンゲティの運営管理の大変さや、密猟問題への取り組みなど興味深いお話を伺うことができました。

サファリ中盤は、ンゴロンゴロ・コンサベーションエリアへ移動。クレーターの縁は標高2300メートルと高く、車外は霧に包まれます。いよいよクレーターの中へ入っていくと霧が晴れ、眼下には美しい緑が一面に広がります。ちょうどこの時期はキク科の黄色や紫色の草花が咲き乱れ、「いったい自分は何処にいるのだろう」と混乱してしまうほど、草原の景色がカラフルでした。これこそが、雨季の魅力なのだろうと思
います。

私は色々な動物保護区を訪問していますが、このクレーターの中の動物たちは本当にのんびりしている印象を受けます。人も恐れないのか、車道からかなり近くで観察できるのも魅力です。本当は弱肉強食の厳しい世界があるのでしょうが、ライオンたちでさえのんびりしているように見えました。何処にカメラを向けても美しく、頭の中に「楽園」という言葉が浮かんできます。

クレーターの中に広がる楽園。車に慣れているのか、車道近くからもあまり逃げません。
クレーターの中に広がる楽園。車に慣れているのか、車道近くからもあまり逃げません。

2日間クレーターの中でおこなったサファリでは、雨季には遭遇率が高くなるという数少ないクロサイや、めずらしいネコ科のカラカルの食事シーンを観察することも出来ました。

ンゴロンゴロでは、ハイエナの調査研究をおこなっている施設を訪れ、研究者にインタビューをしました。30年近く生態調査をおこない、クレーターに生息する400頭ものハイエナを個体識別しているそうです。嫌われ者のイメージのあるハイエナですが、感染病の蔓延を防いだり、草食動物の個体数をコントロールしたりする、生態系の中で重要な役割を果たしていることを教わりました。参加者からもたくさんの質問があり、興味は尽きません。

ハイエナ研究家からのお話を伺います。骨まで食べてしまうハイエナは自然界で重要な役割をしてくれています。
ハイエナ研究家からのお話を伺います。骨まで食べてしまうハイエナは自然界で重要な役割をしてくれています。

また、ライフルを持ったレンジャーと共にクレーターの縁を歩くウォーキングサファリにも参加しました。ヌーなどの野生動物たちがクレーターへ出入りするという森の中のケモノ道を歩きます。ここは密猟者が罠を仕掛ける場所でもあるそうで、緊張感もでます。道中、レンジャーからマサイ族の薬草の話などを聞きました。霧の森の中でこちらをじっと見つめるキリンのシルエットも印象的でした。

雨季なので足場は悪いですが、レンジャーとウォーキングも。現場の生の声が聴けるのでとても興味深いです。
雨季なので足場は悪いですが、レンジャーとウォーキングも。現場の生の声が聴けるのでとても興味深いです。

ンゴロンゴロからの帰り道では、バナナで生計を立てている小さな村を訪問しました。村の観光協会が主催するツアーに参加し、市場で珍しい赤いバナナを食べたり、バナナ畑で栽培方法を学び、チャガ族の女性たちが作る伝統的なバナナビール(ンベゲ)を試飲したりしました。最後は、村のママたちが作ってくれた地元料理を振舞ってもらいました。タンザニア名物のピラウ(炊き込みご飯)、湖の小魚を使った炒め料理、キャッサバのフライなど、どの料理も美味しくて、皆で感心しながら舌鼓をうちました。

村の八百屋。通常のツアーでは訪れられない場所にも安心して行けるのがこのツアーの魅力です。
村の八百屋。通常のツアーでは訪れられない場所にも安心して行けるのがこのツアーの魅力です。
想像以上に美味しい地元料理。ロッジでの食事もいいですが、地元料理を食べられる貴重な機会です。
想像以上に美味しい地元料理。ロッジでの食事もいいですが、地元料理を食べられる貴重な機会です。

今回のツアーでの経験は語りつくせません。やはり北部タンザニアには観光客を魅了する要素がいくつも詰まっていることを実感しました。特に今回はガイドパートナーの大森憲治が、タンザニアでのコーディネイターとしての経験とコネクションを活かし、普通のツアーでは会えない人や、行けない場所もアレンジしてくれたので、一味も二味も違うサファリが出来たと思っています。

タンザニアのムエカ野生動物管理大学の元同級生である加藤直邦さんと大森憲治さんの夢のタッグ。
タンザニアのムエカ野生動物管理大学の元同級生である加藤直邦さんと大森憲治さんの夢のタッグ。

雨季のサバンナは天候のリスクはありますが、他の観光客が少なくロッジはのんびりできますし、何よりも晴れたときのサバンナの美しさは、訪れた者しか得られない最高の思い出になるでしょう。

是非、来年も第二弾を募集し、新しいアレンジで参加者を迎えたいと思います。