ルワンダ旅行記「ゴリラトレッキングツアーの模様」

2024年5月24日発の手配旅行でケニアとルワンダに行かれた、モニカ様からのレポートです。

『愛は霧のかなたに』
シガニー・ウィーバーが、マウンテンゴリラの研究保護に半生を捧げた実在の女性動物学者を熱演した映画だ。1988年、米国制作。史実を基に制作されている。私がこの映画を見たのは高校一年生の頃。
ゴリラは絶滅危惧種だ。密猟や、エボラによる大量死などで地球上から野生のゴリラが消えてしまう前に、この目で見ておきたかった。幸い、近年の保護政策が成功し、現在ルワンダ国内では約600頭、今回訪れた自然保護区では300頭まで数を増やしてきた。強力な密猟対策と、GPSによる個体のデータ収集などが要因だ。

今回、2024年6月1日に旅行したルワンダ・ヴォルカン国立公園での、ゴリラトレッキングは8人一組になり、ガイドやポーターなどのスタッフが複数付き、向かう。早朝、トレッキングの出発ベース基地へ着くと、無料カフェがあり、そこでゴリラの解説映像が大型モニターに映し出され、コーヒーなど飲み物も無料で飲むことができる。多くの見学客が世界中からやってくるので、ゴリラのファミリーごとに、複数のグループに分かれ、それぞれ山を登り、生息地を目指す。事前のブリーフィングで私のグループは、アメリカ、ドイツ、南アフリカ共和国、そして日本(私だけ)から来た4か国の「多国籍軍」。HIRWAと名付けられた16頭の群れを割り当てられた。(ここのゴリラ達には皆、群れごとに名前が付けられている)

ゴリラの解説モニター
ゴリラの解説モニター
カフェサービス
カフェサービス

トレッキングと書くと、ハイキングのようなイメージを抱かれがちだが、ゴリラの群れにたどり着くには、ぬかるんだ泥のような道を2時間近くかけて登らなければならない。立派な「クライミング」である。参加者一人一人にゴリラの持ち手のある杖を渡され、これが非常に役立った。いや、役だったというより、この杖が無ければ転倒してしまいそうな滑りやすく、歩きにくい道で、きちんとした登山用の靴や、森林のとげのある草木や虫などから身を守るため、夏でも長袖の薄手のジャンパーが必要だ。幸い私が宿泊したロッジでは一日5ドルという格安の料金で、長靴のような靴底が滑りにくい登山用の靴をレンタルしてくれたので、日本からわざわざトレッキングシューズを持参せずとも済んだ。

レンタルしたトレッキング用長靴(右が私)
レンタルしたトレッキング用長靴(右が私)
ゴリラの柄の杖
ゴリラの柄の杖

過酷な登道だが、15分くらい登ったらガイドが5分くらい解説をしてくれて休ませてくれる。これを繰り返すこと約2時間。やっとHIRWAの群れに到着した。いよいよゴリラに接近する直前になると、ガイドが参加者一人一人にマスクを手渡してくれる。これは人からゴリラへのコロナなどの感染予防の為だ。

登り道の途中で説明
登り道の途中で説明
感染対策のマスクは必着
感染対策のマスクは必着

群れのボスのシルバーバック(オス)は美味しそうに草を食べていた。しかも1m程の距離まで接近できた。体調は2mはあろうか。赤ちゃんゴリラも3頭くらいいて、木に登ったり降りたり、父親の背中に乗ったり、なんとも愛くるしい。上手にアイコンタクトをとると、好奇心旺盛な赤ちゃんゴリラの方から人間に近寄ってきてボディタッチも可能だという。ただし、ボスのシルバーバックとだけは、目を合わせてはいけないとガイドから注意を受けていた。ボスは群れを外敵から守るため、下手に目を合わせて刺激すると、襲い掛かってくる危険があるからだ。ゴリラの鳴きまね(ウーンウーンというよな低音)を発しながら、できるだけ刺激しないように近づくのがコツだ。さらに、驚くべきことに、ガイドは皆、群れの一頭一頭を把握していて、見て瞬時に、雌雄の区別だけでなく、「Grandmother」「She is oldest」などと年齢まで見分けて説明してくれた。さすがプロフェッショナルは違うと唸らされた。
こうしてゴリラと過ごし写真を撮影すること約30分。自由に昼寝するもの、戯れ合うもの、メスの毛繕いをするオス、自然の中で自由に生きとし生けるものの姿を間近で見学できて、とても癒やされた。

シルバーバックボス
シルバーバックボス
食事風景
食事風景
HIRWAファミリー
HIRWAファミリー
じゃれ合う赤ちゃん
じゃれ合う赤ちゃん
おいしそうに食事する赤ちゃん
おいしそうに食事する赤ちゃん
オスがメスの毛づくろい
オスがメスの毛づくろい
昼寝するゴリラ
昼寝するゴリラ
昼寝の表情
昼寝の表情
グランドマザー
グランドマザー

日本の旅行会社に事前取材したら、ルワンダのゴリラトレッキングのパーミッション代はコロナ禍前の倍まで値上がり。2024年6月現在、今回のトレッキング料金は1500ドルと高額だ。それでもパーミッションを買うのに苦労するし、値上げをしても訪問客は減らないので、 今後も値上がっていく一方だと予測される。値上がりしたのはルワンダは内戦後からだという。長い間、内戦や、エボラ、コロナ等で行けなかったから、体力的にも行くなら50代前半の今しかなかった。また外貨を落としてあげることは、ルワンダの経済復興にもつながり旅行者にできる支援行為ともなる。結果、はるばる訪れてとても良かったと思えた。
帰りの下り坂では、ガイドが滑りやすい場所では手をつないでくれて転倒しないように親切に助けてくれた。

トレッキングツアーの最後に、チームの女性ガイドが「皆さんの友人や家族にここの魅力を伝えてぜひ来るように勧めてくれ」と英語で呼びかけたので、私は次のように英語で答えた。
「I have promised to post my photos and reports on the internet site of a Japanese travel agency. I am a professional. Many Japanese people will come here after seeing my uploaded photos and reports.」
こう言ったら、チーム全員大拍手(笑)
私は長年、報道記者やカメラマンなどメディア関係の仕事をしているので、インターナショナルなコミュニケーションには慣れていて、人見知りしない性格なのでこの手のツアーには便利なのだ。

大勢のツアー参加を呼びかける女性ガイド
大勢のツアー参加を呼びかける女性ガイド

夢を叶える為には、綿密な情報収集の努力、日頃からの体力維持、困難な山道にもくじけない精神力、コミュニケーションに必須な語学力(英語力)、そして日頃、真面目に働いてコツコツお金を貯めることだとつくづく感じた。
皆さんも愛くるしいゴリラ達に出会う旅に一度出かけてみてはいかがか?

2024.06.01発 マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間

6月1日発「マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間」に同行してまいりました。アフリカ南東のインド洋に浮かぶ島マダガスカル。世界で4番目に大きい島マダガスカルには、独自の生態系と文化が息づき、訪れる人達を魅了する不思議な魅力が詰まっていました。

広大な国土をゆっくりと巡る13日間の中で、最も味わい深い時間だったのが、船で過ごした3日間。

首都アンタナナリボから、車で10時間。
どこか懐かしい田園風景や農村風景、さらには雄大な山々を眺めながら進み辿り着くのが、マダガスカルの中中央西部を流れるツリビヒナ川。

穏やかなこの川をのんびりと3日間かけて船に揺られ移動していきます。

丸木舟で漁に出かける男たち。
川べりで洗濯をする女性たち。
その傍で水浴びをする子どもたち。

ゆったりと進む船に腰を下し、一期一会の人々の暮らしや情景を眺める時間はなんとも贅沢です。

笑顔で手を振り挨拶。
船越しの交流に心が和みます。

船旅中には、対岸沿いの小さな村々を訪問。
派手ではないものの、素朴な人々の生活を見学。

ボードゲームを楽しむ村の若者たち。

キャッサバの葉っぱで髪を溶かす女子たち。
植物の粘りを利用して髪をストレートにしているようです。

マダガスカルの女性は美容への意識が高い!?
紫外線から肌を守り美容効果もあると言われるタバキをつける女性。

 太陽の光と優しく頬を撫でる心地よい風を感じながら船は進んでいきます。

静かで穏やかな川を進んでいくと思わぬ出会いに遭遇することも。

仕留めたクロコダイルを売りにいくという男性。

今晩の食材を調達する船長。

滞在中の楽しみの一つは、船の上で食べる食事。
限られた材料の中で、船長の奥様が作るバラエティ溢れる家庭の味に、毎回お腹も心も満腹に。

セブ牛のステーキ。

マダガスカルは食材も豊富!
船旅前に訪れたアンチラベの市場。

市場で購入したキャッサバの葉っぱとお肉を煮込んだラビトゥトゥ。

主食は私たちと同じ、お米。
大好評だったのが、朝食のパクチー入りお粥!

心地よい滝音、気持ちいい水しぶきが楽しめる癒しのスポットに立ち寄ることも。
強い日差しを浴びた身体をクールダウン。

夜は、川べりでキャンプ泊。

満天の星空の下のキャンプファイヤー。

船旅には、船長と3人のクルー、料理スタッフが同乗。

船長と料理担当してくださった奥さん。
チャーミングな仲良し夫妻に癒されました。

頼り甲斐があり、謙虚で人懐こいクルーの3人。
船の屋根で3人揃ってお昼ご飯。

彼らと共に過ごしたひと時が、この旅をより一層味わい深く豊かな思い出としてくれました。

徐々に景色も変化していき、船旅の終わりに近づくとバオバブの木々が目の前に広がります。

名残惜しさを感じながら、クルーと別れ、再び車に乗り込み、新たな大自然と豊かな動植物との出会いへと出発です。

延々と続く未舗装路。
急速な開発が進む一方で、時が止まったかのような未開の地がいまだに多いマダガスカル。

そんな砂埃舞う道中に現れる憩いの場。
大きな木下でコーヒーや焼き菓子など、エナジーチャージ!

道中見かけた美しい花々。

埃舞う道をひたすら走りたどり着いたのが、世界遺産・奇怪な絶景ベツラヘマツインギー。

長い歳月を経て、地下水や雨、風が石灰岩に亀裂を作り、浸食して造り上げた自然の芸術。岩の尖塔を避けながら進むトレッキングは、まさに大冒険!

公園内で出会ったマダガスカル固有種ベローシファカ。トレッキングの疲れを癒してくれました。

ダイナミックな大自然を体感した後は、原猿類に出会いにキリンディー森林保護区へ。ナイトウォークででは、世界最小の霊長類ピグミーネズミキツネザルと遭遇。

愛らしい姿に癒されるブラウンキツネザル。

そして、旅のハイライトは、小説「星の王子さま」にも登場する不思議なフォルムのバオバブの木。まるで空に根を張るかのような特異な出で立ちと圧倒的な存在感。映画の世界に迷い込んだかのような印象的な光景は、まさに圧巻でした。

バオバブの並木道は、生活路としても使用されており、空から人々の暮らしを見守っているかのようでした。

バオバブの実も販売されています!

花咲く沼地に映り込む逆さバオバブ。

オレンジ色と青色でグラデーションされた空を背景に、真っ赤な夕日に照らされた姿が幻想的。時間の経過を忘れて見入ってしまうほど美しかったです。

何千年も生きると言われるバオバブの木。
月と星とバオバブと。
きっと遠い昔の人たちも同じようにこの神秘的な景色に癒されていたのでしょう。

旅の最後に訪れた、モロンダバ近郊のベタニア漁村。
生活の足である丸木舟。

自然と共に昔ながらの生活を営み続ける1000人ほどの小さな村。

キツネザルのように軽々とヤシの木を登る若者。

フレッシュなココナッツジュースをいただきました!

元気に遊ぶ村の子供達。

雄大な自然体験。
人との触れ合い。
多様な生物との出会い。

派手さや華やかさはなくても、マダガスカルには尽きることのない旅の楽しさや発見があります。

自然の宝庫マダガスカルをめぐる旅は、穏やかな優しい人々や自然・生き物の神秘にふれるとともに、「今」を味わう贅沢な時間でもありました。

■マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間

タンザニア滞在8日間ハネムーン(ダイビング&ストーンタウン)

2024年6月23日発の手配旅行でタンザニアに行かれた、ペンギン&アザラシ様ご夫妻からのレポートです。

<検討段階>

新婚旅行はぜひ遠くに足を延ばしたいと考えており、あまり行ったことのないアフリカに興味津々でした。アフリカ経験のある知人に話したところ、おすすめされた場所の一つがタンザニアのザンジバル島でした。夫婦の趣味はスキューバダイビングと街歩き。少し調べてみるとザンジバル島ではその両方が楽しめそうだったことから、道祖神さんに相談して旅のイメージを作っていただき、二人でわくわくしながら行き先に決定しました。

<エチオピア航空で現地へ。まずジョザニ国立公園へ>

成田から仁川、ボレ(アディスアベバ)を経由して、ザンジバル島へ。エチオピア航空の利用は初めてでしたが、機内食やコーヒーもおいしく、夫婦でゆったり現地に向かうことができました。(機内食は特にラムやビーフのメニューがおすすめです)
ザンジバル空港に到着後は、手配していただいていた送迎によりジョザニ国立公園へ。公園のガイドさんの説明を聞きながら、島の固有種であるレッドコロブスや、ブルーモンキーというサルを観察。非常にフレンドリーで、相当近い距離で観察することができました。また、公園内のマングローブエリアも散策し、マングローブに黒・白・赤の種類があることを教えていただきました。(公園内の散策は木や枝の密集した道を通ることもあるので、長袖や靴で行くことをおすすめします)
散策終了後は送迎車により、海辺のリゾート(サンシャインマリンロッジ)へ。

エチオピア航空での機内食。ボリュームも味も満足
エチオピア航空での機内食。ボリュームも味も満足
固有種のレッドコロブス。果物は食べないとのこと。
固有種のレッドコロブス。果物は食べないとのこと。
ブルーモンキー。落下した果物をおいしそうに食べていた。
ブルーモンキー。落下した果物をおいしそうに食べていた。
マングローブエリアの綺麗な水辺
マングローブエリアの綺麗な水辺
左から、黒・赤・白マングローブ
左から、黒・赤・白マングローブ

<海辺での滞在、スキューバダイビングを堪能する>

滞在したサンシャインマリンロッジは、綺麗な庭のような敷地にコテージのような建物が点在しており、私たちが泊まった部屋は一番海に近い建物の2F。バルコニーの前には広い海が広がっており、気持ちの良い潮風を感じながらゆったり読書ができるような素敵なロケーションでした。部屋はリゾートにふさわしい設備が備わっていて快適ですが、調度品はやはり日本で見かけるものと違った趣があり、素敵な旅に来ている気持ちを盛り上げてくれました。
また、敷地内にはスキューバダイビングセンターがあり、朝、海辺のレストランで波の音を聞きながらおいしいパンやオムレツなどで朝食を済ませたのち、部屋で支度してすぐにダイビングに出かけられる環境でした。ダイビングはすべてボートスタイルで、2~4名程度につき1名のガイドさんがつき、安全に楽しく案内してくださいました。海の中は日本とは生き物の層がかなり違うことに加えてその数も非常に充実しており、1日2回のダイビングを3日間やりましたが飽きることはなく、潜るたびに新たな生き物との出会いがあって興奮が冷めない3日間でした。
ダイビング後はレストランでフレッシュフルーツジュース・カクテルを楽しんだり、波の音を聞きながら部屋・バルコニーでのんびりしたり、時の流れを忘れて夫婦でゆっくりと羽を伸ばすことができました。
ディナーも敷地内のレストランでいただきましたが、毎日違うスペシャルメニューが用意されており、味もよく、たくさん楽しませていただきました。

花と緑に彩られたロッジの敷地内
花と緑に彩られたロッジの敷地内
庭のような敷地内に点在するロッジ
庭のような敷地内に点在するロッジ
バルコニーからの景色
バルコニーからの景色
サンシャインマリンロッジの部屋の様子
サンシャインマリンロッジの部屋の様子
調度品から異国の趣を感じる
調度品から異国の趣を感じる
クッションも色鮮やか
クッションも色鮮やか
リゾート内のレストランでのおいしい食事(ディナー)
リゾート内のレストランでのおいしい食事(ディナー)
朝、リゾートから海を眺めた景色
朝、リゾートから海を眺めた景色
朝日を浴びながらの朝食
朝日を浴びながらの朝食
イソギンチャクに隠れるクマノミ
イソギンチャクに隠れるクマノミ
明るいサンゴ礁の海にたくさんの魚
明るいサンゴ礁の海にたくさんの魚
大きなオオモンカエルアンコウをじっくり観察
大きなオオモンカエルアンコウをじっくり観察
イソギンチャクから顔を出すアカホシカニダマシ
イソギンチャクから顔を出すアカホシカニダマシ
大きなアオウミガメに遭遇して大興奮
大きなアオウミガメに遭遇して大興奮
ダイビング後はレストランでお腹を満たす
ダイビング後はレストランでお腹を満たす
毎日変わるスペシャルディナー
毎日変わるスペシャルディナー

<世界遺産の街、ストーンタウン>

旅の後半は、ザンジバル島の古くからの市街地である世界遺産の街ストーンタウンへ移動し、マルマルホテルという宿に滞在しました。ホテルは清潔で吹き抜け構造を用いた空間も素敵、屋上にはルーフトップレストランも備え、リゾートとはまた違った趣で滞在を楽しむことができました。
ストーンタウンの街については、まず、あらかじめ手配していただいた半日ガイドツアーで歴史や特徴等を歩きながら教わりました。街自体は比較的コンパクトで、ガイドツアーも2時間程度でだいたいの要点をおさえるような格好。ツアー終了後も、徒歩で十分に街の隅々まで散策することができました。治安がよく、昼間であれば相当安全に街歩きを楽しむことができます。また、おいしい食事を提供してくれるお店がたくさんあり、中でも印象に残ったのは、道祖神さんのブログで羽鳥さんが紹介されていたことをきっかけとして立ち寄った「パッシングショー」というビリヤニのお店。かなりの量が出てきますが、じっくり煮込まれたごろごろ肉のカレーと、うまみたっぷりのライス、スプーンが止まりませんでした。
タンザナイトを中心として取り扱う宝石店やスパイスを扱う土産店、おいしいジェラートのお店、海辺の憩いの場であるフォロダニ公園などをゆっくりと回り、あっという間の3日間の滞在でした。

マルマルホテルの吹き抜け
マルマルホテルの吹き抜け
マルマルホテルの最上階のルーフトップレストラン。風が気持ち良い。
マルマルホテルの最上階のルーフトップレストラン。風が気持ち良い。
海辺のレストラン「アーキペラーゴ」のカレー
海辺のレストラン「アーキペラーゴ」のカレー
ザンジバル島で行われていたかつての奴隷貿易の歴史に触れる
ザンジバル島で行われていたかつての奴隷貿易の歴史に触れる
フレディ・マーキュリー博物館(ザンジバル島はフレディ・マーキュリーの生まれた場所)
フレディ・マーキュリー博物館(ザンジバル島はフレディ・マーキュリーの生まれた場所)
「パッシングショー」のビリヤニ。食べ応え抜群!
「パッシングショー」のビリヤニ。食べ応え抜群!
おいしいコーヒーが楽しめるカフェが街にいくつもありました
おいしいコーヒーが楽しめるカフェが街にいくつもありました
どのジェラートにしようか迷う!
どのジェラートにしようか迷う!

<全体を通して>

日本での日常を遠く離れ、スワヒリタイムともいわれるように、おおらかな時の流れの中で自然や人々とゆったりと触れ合い、そこでの様々な発見に心躍るという、とても充実した旅を楽しむことができました。ザンジバル島は治安も良く、最低限必要な注意を払っていれば安全に過ごせる場所だと思います。
夫婦の共通の趣味であるダイビングを思う存分堪能するとともに、ザンジバル島の歴史・空気・風土にゆっくり触れることができて大満足です。何度思い返しても笑顔になれる最高の新婚旅行をありがとうございました。

2024.04.26発 ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間

2024年4月26日出発「ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間」にご参加されたT様より、レポートが届きました!

◎ゴールデンウィークにボツワナへ行きました。チョベ国立公園のリバーフロントは車だけでなくボートサファリもあり、多くの種類の野鳥を見ることができるので一石二鳥の楽しみがありました。いつものようにフィッシュイーグルが樹上から出迎え、ヤマセミやサギにも出会えましたが、残念ながらマラカイトキングフィッシャーは見ることができませんでした。

昨夜、聞こえた咆哮はこの兄弟です(リバーフロントにて)
昨夜、聞こえた咆哮はこの兄弟です(リバーフロントにて)
バッファローの川渡り
バッファローの川渡り
フィッシュイーグル(チョベ川ボートクルーズにて) 
フィッシュイーグル(チョベ川ボートクルーズにて)
ヒメヤマセミ
ヒメヤマセミ
ブラックヘロンとホワイトフェイスド・ホイッスリング・ダック
ブラックヘロンとホワイトフェイスド・ホイッスリング・ダック

グレートイグレット
グレートイグレット

◎サブティ地区はやはりネコとイヌに出会えるすばらしいところでした。毎日、いろいろな動物に出会え楽しく興味が尽きない場面ばかりでした。今回はシマウマを多く見かけました。一度見てみたいと思っているのはゼブラ・マイグレーションです。パンがシマウマで埋め尽くされる風景を見てみたいものです。サブティ・マーシュの近くでオスのヒョウが現れました。着いたらすぐに木に登っていたヒョウが足早に下り、追いかけるサファリカーを従えて、見ていた方向に進んでいきました。この日はレオパードデーで子どものいるヒョウにも出逢えました。初めはブッシュの中で、どこにいるかもわかりませんでした。そのうちに出てきてくれたのですが、少しにらみを利かせて前を通って行きました。子供のヒョウを撮ろうとしたのですが、母親が呼んでも近寄って来ず、動き回って捕まえることはできませんでした。

シマウマの群れ(サブティにて)
シマウマの群れ(サブティにて)
ローンアンテロープ シャイなので撮るのは大変です
ローンアンテロープ シャイなので撮るのは大変です

何か見つけたのか足早に下り行くヒョウ(サブティ・マーシュにて)
何か見つけたのか足早に下り行くヒョウ(サブティ・マーシュにて)
子供のいるヒョウ ブッシュの中から出てきてにらんで行きました
子供のいるヒョウ ブッシュの中から出てきてにらんで行きました

◎キャンプの楽しみはやはり食事です。毎日違うメニューで、料理を出してくれるティモシーには感心します。南部へ来て初めてのパンクでした。下が砂地でランドクルーザーなのでタイヤ交換も大変だと思っていましたが、素早く交換して再度出発できました。日本では変えるタイヤがもうついていません。

楽しい夕食(キャンプ地 Boga Site Sv1)
楽しい夕食(キャンプ地 Boga Site Sv1)
珍しいパンチャー
珍しいパンチャー
キリン
キリン
グレータークドゥ
グレータークドゥ
夕暮れの水場にて
夕暮れの水場にて

◎今回はサブティに来てから毎日、ワイルドドックを追っていたようです。しかしなかなか会えず移動するワイルドドックを追いかけるのは難しいかと思っていました。しかし朝いちばんにすぐ近くにいるという連絡が入り、駆けつけると十数頭の群れが食事中でした。幸運なのか当たり前なのかこのツアーならではの光景です。

みんなが見たかったワイルドドックに朝いちばんに出会えました。(キャンプ地のすぐそば)
みんなが見たかったワイルドドックに朝いちばんに出会えました。(キャンプ地のすぐそば)

○ノガツア地区へ移動。私は初めての場所なので非常に興味がありました。水場にもほとんどゾウがいなくて探すのが大変でした。水場のすぐそばには以前使われていたハイドもありましたが、肝心の動物が見当たりませんでした。カサネに帰る朝、水場に行くとゾウの集団がいました。ほとんどのゾウはその水場を立ち去って行きましたが、母親と赤ちゃんゾウともう一匹残って水を飲んでいました。赤ちゃんはまだ鼻を使えないのか直接口を水面に近づけて飲んでいました。動物を求めて出かけていくのもサファリです。

赤ちゃんゾウはまだ鼻を使って飲めません(ノガツア地区にて)
赤ちゃんゾウはまだ鼻を使って飲めません(ノガツア地区にて)

5月上旬ではまだ太陽の光が強いのと毎日いい天気が続きました。でも、変わらずにすばらしい夕陽が落ちていきます。

美しい夕陽が沈んでいきました。(リバーフロントにて)
美しい夕陽が沈んでいきました。(リバーフロントにて)

■ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間

2024.04.26発 ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間

2024年4月26日出発「ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間」にご参加されたS様より、レポートが届きました!

2回目のアフリカ旅行であり初ボツワナ。とても楽しかった11日間でした。

なんとかなるでしょ

ボツワナに到着!と思った早々、ツアー参加者の1人T氏の荷物が出てこない・・・!?慌てる他参加者をよそに当の本人「カメラと貴重品はありますし、まぁなんとかなるでしょ」と。この落ち着き、これが旅の熟練者・・・。荷物は最終日まで受け取れませんでしたが、大きな問題なく(?)過ごされていました。最終日「ほら、なんとかなったでしょ」とT氏。か、かっこいい。リスペクトと共に、機内持ち込みにも服を入れようと固く決意しました。

ボツワナで走り続けてくれたサファリカー 荷物は上に載せてくれます。
ボツワナで走り続けてくれたサファリカー 荷物は上に載せてくれます。

ゾウの楽園

チョベ国立公園へ到着。日焼け止め、帽子、サングラス、フェイスカバーを装着。その姿はさながら月光仮面のよう。いざ、サファリに出発です。たくさんの動物を見ましたがなかでもアフリカゾウをたくさん見ることができました。砂浴びするゾウ、水辺に集まるゾウ、集団で歩くゾウ、2. 3ヶ月頃と思われる子ゾウも見ることができました。間近で見るゾウは本当に大きく、少し怖いと感じるほどでした。

水辺にはたくさんのゾウが集まります。
水辺にはたくさんのゾウが集まります。

工藤静〇・・・?

らせん状の角が美しいレッサークドゥに遭遇したときのことです。隣でT氏がポツリと「工藤静〇・・・」と呟きました。私「・・・?」T氏「グレータークドゥだから工藤静〇。覚えやすいでしょ」。あーなるほど!ハハハ・・・寒いわ!厳重注意しておきました。日が経つにつれ、ツアーの皆様と仲良くなりサファリ中も楽しく過ごしておりました。

グレータークドゥ 二度と名前を忘れることはないでしょう。
グレータークドゥ 二度と名前を忘れることはないでしょう。

ワイルドパレード

サファリ中のことです。長い行列を発見。エレクトリカルパレード・・・? よくよく見ると6匹のキリンを先頭にたくさんのシマウマが続いていました。キリンはその長い首で遠くまで見渡すことができ、天敵が近づいてもすぐに気づけるため、シマウマは一緒に行動しているようです。頼もしい6匹のキリンとシマウマ達がゆっくりと私たちの前を通過していきました。

もっと長くシマウマが続いています。
もっと長くシマウマが続いています。
6匹のキリン
6匹のキリン

ゴーストに会いたい

今回会いたい動物No1のリカオン。ゴーストのような存在で会えるかはわからないと聞いていました。ツアーも半ば、諦めかけていたときリカオンがいたとの連絡が!現場に駆けつけると食事中のリカオンの群れを発見!夢中でシャッターを切りました。大きな丸い耳、細い足、白い尻尾の先、マダラ模様、ずっと会いたかった存在が目の前にいることに感動しました。

今回はチーターから獲物を奪ったようです。でもリカオンは狩りも得意。
今回はチーターから獲物を奪ったようです。でもリカオンは狩りも得意。
ミ〇キーのような丸い耳
ミ〇キーのような丸い耳

登山

チョベ国立公園にはサン人が残した岩絵がありそちらの見学に岩山へ。・・これ登るの・・・?予想以上に急な岩山で、足の置き場がわからず四苦八苦。そんな私たちの前をカモシカのように颯爽と登る羽鳥さん。(く、くやしい) そんなこんなで到着。壁にはサン人が描いた動物の絵があり、古い絵の上に新しい絵を重ねて描いていました。上から見るチョベ国立公園は、ずっと遠くまで緑が続き、広大であることがよくわかりました。登りはいけても下りにビビる私。滑るように下り、結果、お尻を痛めました。体幹鍛えよう。

岩絵の説明をしてくれる羽鳥さん 
岩絵の説明をしてくれる羽鳥さん
上から見たチョベ国立公園
上から見たチョベ国立公園

ハイエナとヤマアラシと、時々、ラーテル

今回テント泊だったのですが、深夜に訪問者がいたようです。夜行性のヤマアラシ、ラーテル、そしてハイエナがテント近くまで来ていたとのこと。その姿を見たくて起きていようと思いつつ、気づけば朝だった毎日でした(+寝ぐせ)。 ちなみに星は毎夜きれいで、空を見上げないことはありませんでした。聞いたことのない咆哮、何かの気配、砂まじりの風 ワクワクと少し緊張しながら寝た数日間を私は忘れないと思います。

他にもヒョウを見たり、ダチョウのダンスを見たり、兄弟ライオンに会ったこと、ティモシーさんの美味しい食事を食べたことや、ノガツァ地区に行ったこと、語り尽くせないほどの思い出ができました。

羽鳥さん、ショーゾーさんをはじめとした現地のみなさん、本当にお世話になりました。ツアー参加者の皆様、今回のツアーで皆さんに会えて本当によかったです。たくさん興味深いお話もでき毎日が楽しかったです。いつかまた行きたいと思います。

鋭い目のチーター
鋭い目のチーター
じゃれ合うセグロジャッカル
じゃれ合うセグロジャッカル
バッファローの群れ
バッファローの群れ
水を飲むシマウマ
水を飲むシマウマ

■ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間