南アフリカのグラスワイン

日本でもレストランに行くと、お酒を飲まれる方は、グラスワインを頼まれる方も多いかと思います。
ボトルを注文するほどではなく、気軽にワインを楽しむ事が出来る良いシステムだと思います。
では、酒屋さんでグラスワインを購入した経験のある方はいらっしゃいますでしょうか?
南アフリカは、ワインでとても有名な国ですが、先日訪れた酒屋でグラスワインを売っているのを見かけました。
日本では、ワンカップの日本酒は見かけますが、その内にグラスワインも見かけるようになるかもしれません(すでに売られていたらすみません)。
by 荒木

2018.9.15発 ボツワナ カラハリ・トランスフロンティア公園でキャンプ 9日間

カラハリトランスフロンティアの南側は行った事がありましたが、東側は今回が初めてでした。南側に比べると東側の動物はちょっと少なめで、車にはあまり近づいてくれません。ある面、本来の野生動物の姿を見たようで新鮮でした。本当の自然を感じたい人にはお勧めかもしれません。
香港とヨハネスブルグで乗り換えをして、ボツワナの首都ハボロネの空港に到着。それから車に乗って6時間、ツァボンという町には明るいうちに着きました。

到着日はツァボン郊外のキャンプサイトで宿泊しました。
到着日はツァボン郊外のキャンプサイトで宿泊しました。
ここには動物がいないので外で寝てみました。上弦の月が沈んだあとはさすがに星がきれいでした。夜明け前にはオリオン座もしっかり見られました。
ここには動物がいないので外で寝てみました。上弦の月が沈んだあとはさすがに星がきれいでした。夜明け前にはオリオン座もしっかり見られました。
カラハリトランスフロンティアの東側です。
カラハリトランスフロンティアの東側です。
ここは半砂漠の公園で、とても平らな大地です。所々に大きなパンがあり、周辺に1つとか2つのウォーターホールがあります。動物が水を飲みにやってくるのでサファリはウォーターホールがチェックポイントとなります。
ここは半砂漠の公園で、とても平らな大地です。所々に大きなパンがあり、周辺に1つとか2つのウォーターホールがあります。動物が水を飲みにやってくるのでサファリはウォーターホールがチェックポイントとなります。
ウォーターホールにはダルマワシとスプリングボックが水を飲みにやってきました。いくらかの塩分が含まれます。
ウォーターホールにはダルマワシとスプリングボックが水を飲みにやってきました。いくらかの塩分が含まれます。
オスのクドゥです。
オスのクドゥです。
オリックス(ゲムズボック)はよく見られました。
オリックス(ゲムズボック)はよく見られました。
ダチョウのメス4羽とオス1羽です。
ダチョウのメス4羽とオス1羽です。
前日、プライドのメス2頭が放浪しているメスを殺したそうです。調査のためなのか公園管理事務所の人がトラックで運んで行きました。妊娠してたようです。
前日、プライドのメス2頭が放浪しているメスを殺したそうです。調査のためなのか公園管理事務所の人がトラックで運んで行きました。妊娠してたようです。
遠くでメジロチョウゲンボウが木の上で休んでました。
遠くでメジロチョウゲンボウが木の上で休んでました。
朝、オスライオンが吠えていました。あくびの顔とは明らかに違いますね。
朝、オスライオンが吠えていました。あくびの顔とは明らかに違いますね。
ミーアキャットはサファリ中に見られませんでしたが、最後の移動中で見る事ができました。
ミーアキャットはサファリ中に見られませんでしたが、最後の移動中で見る事ができました。
オスライオンが公園外の道のそばで寝ていました。
オスライオンが公園外の道のそばで寝ていました。

藤井

ナイロビのアフリカハゲコウ

サファリに行けばよく見かけるアフリカハゲコウ。実はナイロビでも見ることがあります。もしかしたらマサイマラより簡単に見つけられるかも…
車から見ていても大きいですが、歩いていて遭遇すると怖いくらいに大きいです。
ナイロビの市内を低空飛行で飛んでいたりすることもありますので、一度だけ車とアフリカハゲコウが衝突する瞬間を見てしまいました。
車のフロントガラスは前が見えないほどにヒビが入り凹んでいました。
それ以降、空からアフリカハゲコウが飛んでくるかもしれないと鳥が多いエリアでは空にも注意を向けるようにしています。

上野動物園のワオキツネザルを撮ってみた

9月20日から本日26日までの一週間は日本の動物愛護週間。秋分の日には動物慰霊祭も行われた、上野動物園へ行ってきました。
今回撮影したのはワオキツネザル。マダガスカル南部にのみ生息する固有種で、マダガスカルの国獣にも指定されているそうです。縞模様の長いしっぽが特徴的で、そのしっぽでバランスを取りながら、細い綱の上も器用に渡っていました。

ワオキツネザル1
ワオキツネザル1

ワオキツネザル2
ワオキツネザル2

ワオキツネザル3
ワオキツネザル3

ワオキツネザル4
ワオキツネザル4

ワオキツネザル5
ワオキツネザル5

by 斎藤

風まかせ旅まかせ vol.33 不思議な縁

今号の特集では、京都大学総長・霊長類学者の山極先生にご登場いただいた。いつも多忙な方だと思うが、弊社の小さなセミナーや講演会をお願いしても、気軽に応じてくれる。その気さくな人柄と豊富な現場体験による幅広い知識から話はいつも面白く、弊社のスタッフにも、お客様にもファンが多い。
実はその昔、ネパールで雪男探しを真剣にやっていた知人が、雪男の骨なるモノを日本に持ち帰ったことがある。私から山極先生に相談したところ、「それは面白い!まだまだ未知の霊長類はいるからね。ぜひその骨を送ってよ」と言ってくれた。私はその時から山極ファンになった。
私自身が初めて撮影隊のコーディネートをしたのが、山極先生とも縁の深いアフリカのルワンダだった。1989年のこと。文中にもある、ダイアン・フォッシー女史の半生を描いた映画『愛は霧のかなたに』の舞台を追いながら、野生動物(ゴリラ)と村人との共存について現場の声を一つずつ拾っていくという地道な報道取材番組だ。1985年の事件現場ともなったカリソケ研究センターにも何日か通い、事件の背景や当時の状況を政府関係者や研究者、また保護地域に近い村人に取材するなど、非常に生々
しい体験だった。
ルワンダには1週間ほど滞在し、偶然ではあったものの当時のジュベナール・ハビャリマナ大統領にお会いする機会も得た。(何年か後、大統領を乗せた専用機がキガリ空港での着陸間際に地対空ミサイルで撃ち落とされたニュースを聞いたときは、温厚な大統領の顔が重なり大変ショックだった)。
当時はまだインターネットやメールも無く、リサーチや関係者とのアポイント、様々な許可申請の作業は現場でのハードな交渉が多く、コーディネーターの力量が試される非常にタフな仕事だった。同時に大変充実した、生涯忘れることのない仕事となった。
その取材旅行に持って行った唯一の本が、山極先生の『ゴリラ』だった。40周年の今年、アフリカを通じて当時の山極先生のお話も伺うことができ、懐かしいと同時に、不思議な縁を感じる。