サファリ時のカメラの埃対策

サファリの際に写真を撮る方は多いですが、注意しなければならないのが埃。特に乾季のサバンナは非常に埃っぽいので、カメラが故障しないよう対策をすると安心です。思い付く対策を4つご紹介します。

対策1. カメララップ等でカメラを包む

サファリは基本的に車に乗って行いますが、移動中は砂埃が舞いやすく、カメラが埃だらけになります。ジップロックのような袋に入れたり、タオルやカメララップ(風呂敷のようなもの)等で包み、埃を被らないようにすると良いでしょう(※ケニアはビニール袋の持込が禁止されているので注意)。
参考 : ハクバ カメララップ

対策2. レインカバーを使う

カメラ用のレインカバーが、各社から販売されています。雨対策のグッズですが、埃対策としても効果が期待できます。対策1と違い、撮影時も使用できるのがメリットですが、カメラ操作がしにくかったり、ファインダーや背面液晶が見づらくなったりと、撮影自体に影響が出るので、あまりお勧めはしません。
参考 : ベルボン カメラレインカバー

対策3. レンズ交換はしない

埃っぽい車中でレンズ交換をすると、高確率でカメラに埃が入ります。カメラのイメージセンサーに埃が付着すると汚れとして写真に写り、せっかくの写真が台無しになることも。サファリ中のレンズ交換は極力避けた方が良いでしょう。レンズを高倍率ズーム1本だけにするとか、画質にこだわるなら望遠用と広角用でカメラ2台体制にする、といった対応が考えられます。

対策4. 防塵防滴のカメラを選ぶ

これからカメラを購入するのであれば、『防塵防滴』のカメラ、レンズを選ぶと安心です。特にオリンパスやペンタックスは防塵防滴の性能に定評があるので、検討してみてはいかがでしょうか。
参考 : オリンパス OM-D E-M1 Mark II

その他

埃対策をしていても、サファリが終われば埃だらけになっていると思います。ロッジに戻ったら、ブロワーなどで埃を落とし、カメラのメンテナンスをしておくのも大切です。
by 斎藤

タンザニアのローカル飯『チキンビリアニ』と『マトンピラウ&フォタリ』

7月前半に一気に梅雨明けとなり、暑い日々が続いております。こんな時、ふと思い出す味があります。
写真にある、2つのワンプレート料理はいずれもタンザニアのアルーシャという町にあるローカルレストランの料理です。

山盛りのインディカ米とチキンシチューの入ったこちら「チキンビリアニ」
山盛りのインディカ米とチキンシチューの入ったこちら「チキンビリアニ」

茶色い炊き込みご飯に肉が乗っかっているのは「マトンピラウ&フォタリ」
茶色い炊き込みご飯に肉が乗っかっているのは「マトンピラウ&フォタリ」

どちらもスパイスが効いていて、匂いも最高です!
写ってはいませんがピリピリ(唐辛子)ソースもちょっと掛けて戴きます。
スパイスさえあれば日本でも簡単に作れますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。
汗いっぱいかきながらカッコミ飯、うん、夏です!
by 久世

道祖神機関誌「DODO WORLD NEWS」設置店 東京・谷中「the ETHNORTH GALLERY」

弊社から年3回発行している機関誌DODO WORLD NEWS。
都内はじめ多くのお店で置いていただいております!
感謝も込めて、定期的にお店紹介をさせていただきます。
第一弾は、、、
◆東京・谷中「the ETHNORTH GALLERY」
HP:http://ethnorthgallery.com
インスタグラム:https://www.instagram.com/ethnorthgallery/


人情味のあふれる街・谷根千。有名な「谷中銀座」を通り、ちょうど交わる場所にある、古き歴史の残る「よみせ通り」。その通り沿いにあるとっても素敵な雑貨屋さん兼ギャラリー、the ETHNORTH GALLERY。
一歩踏み入れた瞬間から、丁寧に陳列された世界各国の雑貨や食器、衣服、アクセサリー、そして音楽が作り上げる心地よさに魅了されます。
ペルーの香木、苗族の絞り染め布、藍布、中国の旗袍、スザニ布、スンバ島の先祖信仰マラプ教の装飾品マムリ入れ。
まるで、異国の地へ旅へ出かけてしまったかのような、好奇心をくすぐる世界観。2階は様々な企画展やイベントを行っており、いつ訪れても時間がたつのを忘れてしまうほど夢中になってしまいます。

旅をしたときに触れるほっこりとした人の温かさ。
手仕事品を通してそんな想いに出会える場所。ぜひ谷根千散策の際には立ち寄ってみて下さい。

2018.6.1発 キャンペーン企画! 緑の季節のケニア 10日間

東アフリカでは雨季の終盤にあたる6月上旬、ツアータイトルの通りの「緑のケニア」でサファリをするツアーに同行させていただきました。
このツアー、元々は巷で言われている「雨季の東アフリカはサファリをするにはいい時期ではない」という定説というかイメージというか、そういったものを覆すため(行ったことがある身としては、サファリの成果に大きな違いを感じませんので)、また雨季の緑一面のサバンナが好きなスタッフが社内でも多いため、何とか雨季のサファリツアーを皆様にご紹介できないか?ということで、価格を抑え、でも内容は弊社で最も人気のある「ケニア・サファリ・ハイライト10日間」とほぼ同じ内容で企画し、キャンペーンとして展開させていただきました。
余談ですが、実は雨季の4~6月というのは、一応東アフリカ(特にケニア)のオフシーズンにあたり、ほとんどのロッジの宿泊料も半額近く値下げされます。個人手配旅行の場合は、スタンドードクラスのロッジの値段で、豪華ロッジに泊まることができるという、美味しい時期でもあります。
その第1回目のツアーということで、ケニアでガイドをしていた経験があるものの、普段はもっぱら北アフリカ地域を担当している私が添乗員としての任をいただき、久々のサファリ三昧のケニアツアーに同行させていただくことになりました。

雨季でもすっきり晴れた空に浮かぶキリマンジャロ
雨季でもすっきり晴れた空に浮かぶキリマンジャロ
ブッシュに多い蚊を嫌ってか、木に登るライオン(遠いですが・・・)
ブッシュに多い蚊を嫌ってか、木に登るライオン(遠いですが・・・)
アンボセリといえばゾウの群れ。水もたっぷり飲め、生き生きしています
アンボセリといえばゾウの群れ。水もたっぷり飲め、生き生きしています
水浴びをしながら、柔らかい草をたくさん食べた後は、恒例の泥浴び
水浴びをしながら、柔らかい草をたくさん食べた後は、恒例の泥浴び
背中だけでなく、腹部にもまんべんなくかけていきます
背中だけでなく、腹部にもまんべんなくかけていきます
メスゾウが率いる群れにそっと近づくオスゾウ。雨季は発情期でもあります
メスゾウが率いる群れにそっと近づくオスゾウ。雨季は発情期でもあります
草丈が高く、ライオンも寝そべると探すのが大変
草丈が高く、ライオンも寝そべると探すのが大変
ロッジの庭でくつろいでいたディクディク
ロッジの庭でくつろいでいたディクディク
タンザニア方面から飛来したのでしょうか?雨季の雨でできた湖に集まっていたフラミンゴ
タンザニア方面から飛来したのでしょうか?雨季の雨でできた湖に集まっていたフラミンゴ

ケニアを含む東部アフリカへのツアーで添乗員が同行するものは、やはり7~9月の乾季や年末年始の雨季から乾季への過渡期に催行されることが多いのですが、久々に訪問した雨季のケニアは乾季や過渡期と比較すると、やはり緑が格別に美しかったです。当然、雨に降られることも、車がスタックして時間が押せ押せになったことも、雨によるロッジ設備のトラブルが原因の宿泊先変更等もあり、ご参加の皆様にとってはハードなツアーになってしまった部分もありましたが、それらを多少でもリカバリーするくらい緑が美しく、動物たちも生き生きとした姿を見せてくれました。加えて、雨季で雲が多いだろうから、ということでほとんど諦めていたキリマンジャロも見ることができました。しかも2日間の滞在中毎日です!
「乾季は野生動物にとっても、人間にとっても、辛い、我慢の季節。その反面、雨季は命の季節。暮らしものびのびしてくるし、人も動物も生き生きしてるでしょ?」
という話をしてくれたロッジのウェイトレスさんもいましたが、彼女の言葉が状況を一番上手に表しているような気がします。

ナクル湖では雨に降られましたが、雨の中佇む動物たちは美し差が際立ちます
ナクル湖では雨に降られましたが、雨の中佇む動物たちは美し差が際立ちます
食料もたっぷりあるからか、健康そうなシマウマ
食料もたっぷりあるからか、健康そうなシマウマ
神経質なエランドも心なしかリラックスしているように見えます
神経質なエランドも心なしかリラックスしているように見えます
水から離れて暮らすことが難しいサイにとっては、過ごしやすい季節でしょう
水から離れて暮らすことが難しいサイにとっては、過ごしやすい季節でしょう
のんびりと草を食むシロサイの親子
のんびりと草を食むシロサイの親子
ナクル湖では幼鳥とは思えないほど大きい、ゴマバラワシの幼鳥も見かけました
ナクル湖では幼鳥とは思えないほど大きい、ゴマバラワシの幼鳥も見かけました
マサイマラへの移動途中、ナイバシャ湖でボートサファリ
マサイマラへの移動途中、ナイバシャ湖でボートサファリ
ボートサファリといえば鳥とカバです。サンショクウミワシ
ボートサファリといえば鳥とカバです。サンショクウミワシ
長い足の指で支えて、浮草の上を歩くアフリカレンカク
長い足の指で支えて、浮草の上を歩くアフリカレンカク
子供に食べ物を持ち帰って食べさせるカワウ
子供に食べ物を持ち帰って食べさせるカワウ

サファリツアーですので、野生動物との遭遇が最大の目的となるわけですが、その肝心の野生動物はというと、雨に打たれて気持ちよさそうなサイやゾウなどの大型哺乳類、雨季の雨でできた湖で思いがけず見られたアンボセリのフラミンゴなど、この時期ならではの光景も多く目にしたのですが、全体的には国立公園・保護区内は草丈が高く、ライオンやチーターなどは簡単にその草に隠れてしまい、見つけ辛かったことは否めません。ただ、やはりある一定のクオリティ(遭遇する野生動物の数・種類の多さ)は確実にキープしつつ、雨季ならではの光景も見せてくれる。やはりケニアはピカイチのサファリディスティネーションの一つだなと改めて実感しました。ちょっと残念なのは、“数千頭にもなるヌーの群れが雨に打たれて佇んでいる”という、私の好きな光景が、ケニアでは雨季だったとしても見られないこと。ヌーの大群はこの時期はまだセレンゲティにいますので、『緑のタンザニア』であれば、そんな光景も見られるかもしれません。

立派な体格のヒョウも木の上でのんびり昼寝中
立派な体格のヒョウも木の上でのんびり昼寝中
私のカメラでは、この程度まで寄るのが限界でした。しかも枝が邪魔・・・。
私のカメラでは、この程度まで寄るのが限界でした。しかも枝が邪魔・・・。
メスライオンのすぐ近くで見つけたチーターの兄弟
メスライオンのすぐ近くで見つけたチーターの兄弟
母親不在の子ライオンのグループにも遭遇しましたが、ずいぶんのんびりしていました
母親不在の子ライオンのグループにも遭遇しましたが、ずいぶんのんびりしていました
大群はまだセレンゲティにいるようですが、小規模なヌーの群れはよく見かけしました
大群はまだセレンゲティにいるようですが、小規模なヌーの群れはよく見かけしました

乾季に行かれたことがある方は、ぜひ雨季の緑滴るケニアにも訪問してみてください!
by 羽鳥
■キャンペーン企画! 緑の季節のケニア 10日間

タンザニアのローカルフード、フライドポテトのオムレツ『チプシマヤイ』

こんにちは!今年4月より道祖神の新しいスタッフとなりました宮崎緑です!
初投稿ということで、自己紹介を少し。
私は青年海外協力隊として昨年の6月末までタンザニアのダルエスサラームで約2年半生活をしていました。発展著しいダルエスサラームですが、私が住んでいた場所はかなりローカル色の強い地域…。
そんな経験から、これから主にタンザニアの「どローカルな現地情報」等を皆様にお届けできればと思います!
さて、早速ですが今回ご紹介したいのはタンザニア人が愛してやまないローカルフード、「チプシマヤイ」です。
「チプシマヤイ」はスワヒリ語でチプシ=フライドポテト、マヤイ=卵、の名の通り、フライドポテトを卵2個でとじたローカルフードです。
意外に思われるかもしれませんが、フライドポテトはタンザニア人にとっては主食の一つ。主食としてはもちろん、ちょっと小腹が空いた時にもおやつ感覚でチプシマヤイを食べます。
ちなみに、食べる時は塩を振り、サラダを上に乗せ、ピリピリ(現地の香辛料)+トマトソースをたっぷりとかけて食べます。
味はもちろんとっても美味しいですが、食べ続けたら太るのは確実です…。
ちなみについ先日知りましたが、同じスワヒリ語圏でもケニアにはこの食文化はないそうです。
タンザニアにご旅行の際は、「チプシマヤイ」是非みなさまお試しください!!
by 宮崎