2024.09.14発 ケニア家族旅行 7日間

2024年9月14日発の手配旅行でケニアに行かれた、カンバ&ルオ様からのレポートです。

次の旅行はどこに行こう?「ケニア行きたい!!!」の子ども(9歳と7歳)の声で、4年ぶりのケニア行きを決めました。ケニアの中でもロイサバを選んだのは、子どもたちが、テレビ番組で見たロイサバ・キボコ・スターベッドにずっと憧れていたからです。道祖神さんに相談したところ、「小さいお子さんにはハードルが高いかもしれないです。」と心配してくださいましたが、私たちの希望を聞いて、ファミリールームを探して現地でも安全に旅行ができるように取り計らってくださいました。ケニアでも、スタッフのみなさんがとても温かく子どもに関わってくださり、私たちはリラックスした贅沢な時間を過ごすことができました。

【1日目】オレセレニ泊

9月14日に成田を出発してドバイを経由し、次の日にナイロビに到着しました。ドバイ国際空港ではハンバーガープレートが約4,000円でした…。

ナイロビの空港には、道祖神のドライバーのアーサーさんがお迎えに来てくれました。アーサーさんとは日本語で話ができました。

アーサーさんの運転する車で、空港からショッピングモールのヤヤセンターに向かいました。ナイロビの道路は、交差点に信号がなくラウンドアバウトだったり、道端では、一輪車でサトウキビやパイナップルを売っていたりして、子どもたちは日本との景色の違いに大興奮でした。

ヤヤセンターでは、屋上のスペースで開かれているマサイマーケットに行きました。マーケットの品物に定価はなく、交渉しながら値段を詰めていき互いの納得できる価格を探っていきます。今回は、マサイのブランケットやキーホルダー、ソープストーンでできた動物の置物などを購入しました。

1日目の夜は、4つ星ホテルのオレセレニに泊まりました。国連のグテーレス事務総長も宿泊したことのあるホテルです。とても清潔で、ランドリーサービスの料金はオプションでしたが、乾燥まで時間通りに行ってくれました。

【2日目と3日目】ロド・スプリングス泊

オレセレニの朝食はビュッフェ形式で、ケニア料理から西洋料理まで食べられました。朝食後、アーサーさんの車で、ナイロビのウィルソン空港に向かいました。ここから1時間ほどかけて、軽飛行機で北部のライキピア地方ロイサバ保護区に到着しました。

オレセレニホテルの朝食
オレセレニホテルの朝食

ロイサバでは、ドライバーのベンソンさんが迎えに来てくれました。ベンソンさんは、この後4日間、私たちの面倒を見てくれました。飛行場に隣接するロイサバ保護センターで、ウェルカムドリンクとお菓子やフルーツをいただきました。

そして、ベンソンさんがおしゃれな水筒をみんなに渡してくれました。1つ1つに、アルファベットで名前を書いてくれてありました。ケニアは乾燥しているので、気をつけて水分を摂ります。水道の水は飲めないので、ペットボトルのミネラルウォーターを買ったり、飛行機内で配られたりします。しかしロイサバでは、プラスチックゴミの削減のために、水筒にウォーターサーバーのミネラルウォーターを補充します。この水筒はとても可愛くて、日本に帰ってからも使っています。

ロイサバ保護センター
ロイサバ保護センター

ここからホテルは近くて、車で20分ほどで到着しました。旅行3日目と4日目の2日間はロイサバ・ロド・スプリングス、最終日は念願のロイサバ・スターベッドに宿泊しました。

宿泊客の多くはアメリカ人で、日本人のお客さんはほとんどいないそうです。それにも関わらず、マネージャーのアンドリューさんは日本語を勉強されていて、時々日本語を交えながら話をしてくれました。

水筒の件もそうですが、ここでは持続可能な環境づくりや地域のコミュニティとの関わりを大事にしていて、部屋においてあるお菓子やミルクは瓶詰めだったり、障害のある人たちが作った、形や大きさの違う食器を使ったりしていました。うちの子どもたちは、瓶に入ったジャガイモとアロールート(クズウコン)のチップスがとってもお気に入りで、すぐに全部食べてしまっておかわりを貰いにいきました。

ロド・スプリングスの部屋はとても綺麗で清潔、家具はアンティークでとてもおしゃれです。敷地は動物が来ない小高い丘の上にあって、部屋の建物はそれぞれが離れた場所に一棟ずつ立っており、見晴らしも良くて、ベランダからの景色は最高でした。心地よい風が吹き、蚊やハエなどの虫もほとんどいません。共有エリアにあるプールには、黄色や青のいろんな色の可愛い鳥が絶えずやってきて、水浴びしたり飲んだりしています。

電気はソーラーパネルでまかなっていて、24時間使うことができます。4時間ほどはジェネレーターで発電しているそうですが、滞在中に停電するようなことはありませんでした。またWi-Fiもロビーや部屋で使えて、これも繋がらなくなることはありませんでした。

食事は子供用メニューもあり、パスタやハンバーガーなど食べやすいものが揃っていました。大人はケニア料理から西洋料理、アジア料理など(teriyaki味のチキンが出ました)、いろんなものが食べられます。野菜がとってもおいしくて、ジャガイモやトマト、紫玉ねぎなど味が濃くて、さらに塩も美味しいので野菜の味が引き立ちます。

ロイサバ・ロド・スプリングスホテルの部屋からの景色
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルの部屋からの景色
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルのレストランのプール
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルのレストランのプール
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルのレストラン
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルのレストラン
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルの部屋
ロイサバ・ロド・スプリングスホテルの部屋

夕方、ベンソンさんに連れられて、初のゲームドライブに出発しました。車はランドローバーで、森の中も川もお構いなしに走っていきます。車はガタガタ大揺れしますが、子どもは大喜びです。

ロイサバは、国立公園ではなく保護区なので、オフロードサファリができます。だから森に隠れている動物なんかも見つかるし、近くまで寄ることができます。また、動物に近寄っていい車は同時に3台までと決められているので、写真に他の観光客の車が映り込むなんてこともありません。こじんまりした保護区ですが、宿泊客も少なく、サファリ中に発見した動物はひとりじめすることができます。満足したらドライバーさんが他の車に無線で教えます。

1日2回のゲームドライブでは、ゾウやキリン,シマウマ、ライオン、インパラの群れ、イワハイラックス、ジャッカル,バッファロー、ワシ、イボイノシシ、カバなど多くの動物を見ることができました。ロイサバでは、キリンはマサイキリンではなくアミメキリン、普通のシマウマと模様が違うグレービーシマウマも見ることができます。東アフリカに生息するディクディクやホロホロ鳥もたくさん見ることができました。最初のサファリでクロサイ、次の日にはヒョウと、なかなか出会えない動物にも会えて、ビッグ5すべてを見ることができました。

ベンソンさんは、無線で仲間からの情報を得るだけでなく、道路についた動物の足跡を見分けたり、キリンの気にしている視線の方向を探ったり、大騒ぎしているホロホロ鳥の声を聞いたりしながら、本当によくいろんな動物を見つけてくれました。

ドライバーのベンソンさん
ドライバーのベンソンさん
ディクディク
ディクディク
立派なツノを持つインパラ
立派なツノを持つインパラ
キリンの群れ
キリンの群れ
ホロホロ鳥
ホロホロ鳥
クロサイ
クロサイ
ライオン
ライオン
バッファロー
バッファロー
ライオンの家族
ライオンの家族
ゾウの家族
ゾウの家族
ケニアの美しい空とゾウ
ケニアの美しい空とゾウ
家畜のラクダ
家畜のラクダ
ベンソンさんの探す動物の足跡
ベンソンさんの探す動物の足跡
左が普通のシマウマで右がグレービーシマウマ
左が普通のシマウマで右がグレービーシマウマ
インパラの遊びのケンカ
インパラの遊びのケンカ
ライオンの家族が10匹ほどで寝転がっていました
ライオンの家族が10匹ほどで寝転がっていました
リッチなインパラ
リッチなインパラ
この日新調した豹柄のソックスを履いたところ、2回もヒョウに会うことができました
この日新調した豹柄のソックスを履いたところ、2回もヒョウに会うことができました
キリンの走っているところを見ることができました
キリンの走っているところを見ることができました
ゾウの家族に子どもは大喜び
ゾウの家族に子どもは大喜び

オプションのアクティビティは、子どものリクエストで、ラクダに乗りました。乗ると、思っていたよりも高くて、これも子どもたちは楽しんでいました。

ラクダに乗りました
ラクダに乗りました

ケニアはこの季節、昼は25℃ですが、夕方は10℃くらいまで気温が下がります。夕方になるとだんだん涼しくなってきて、昼間は半袖で過ごしていたのに厚手の上着が必要になるくらいです。ゲームドライブ中は車で走っていると風も当たるので、大人も子どもも、冬用の上着を1枚持って行きました。

夕方のゲームドライブの途中、日が落ちて涼しくなった頃には、車を止めて、焚き火を焚いてお茶会を開いてくれて、他の国のお客さんとも情報交換をすることができました。

そしてロド・スプリングス最後の朝食は、ホテルの外の、サバンナの木の下で食べました。机や食器までちゃんと用意されていて、コックさんもいてその場でオムレツを作ってくれました。食事中、川の向こう岸の近くにゾウがやってくることもありました。ドライブ中は、チップスやバナナ,りんごなどのおやつとチャイを用意してくれて、ケニアにいる間中、お腹は満たされていました。

ロド・スプリングス最後の朝食はゲームドライブ中の木陰で
ロド・スプリングス最後の朝食はゲームドライブ中の木陰で

【4日目】スターベッド泊

ロド・スプリングスに別れを告げて、ついにスターベッドにやってきました。ここも、客室が一棟ずつ分かれていて、丘沿いに建てられているので、サバンナの景色を見渡すことができます。客室に入るには木でできた橋を渡って入ります。

部屋の中に入ると、車輪と蚊帳のついたダブルベッドが2台ありました。寝る時には“ドライビングライセンスを持った”ホテルのスタッフの戦士が、屋根の外に運び出してくれます。近くには池があり、ここに住むカバの声が朝方聞こえてきます。ここがキボコ・スターベッドと言われる所以です(キボコはカバという意味)。

電気もホットシャワーも使えて、不自由を感じることはありませんでした。ただ、部屋は壁で完全に囲まれているわけではなく、外と繋がっているので、鳥が鏡を見に部屋に入ってくるようで、鏡の前にフンが落ちていることがありました。でも、スタッフの人はすぐにちゃんと綺麗にしてくれるし、アフリカに来たという感じがして楽しむことができました。部屋の外には珍しいトカゲがたくさんいて、ディクディクも遊びに来てくれました。

夕食後、いよいよスターベッドでの就寝です。この日はちょうど満月の日で、まんまるお月様を見ることができました。近くに明かりもなく、聞こえるのも動物や虫の声だけで、日本ではなかなか味わえない環境を楽しむことができました。涼しくなる夜ですが、ベッドには湯たんぽを入れてくれてあって、布団の中に入っていたら朝まで暖かかったです。朝日が昇る景色も素晴らしかったです。

ロイサバ・キボコ・スターベッドの朝
ロイサバ・キボコ・スターベッドの朝

【最終日】帰宅

最終日、車でロイサバの飛行場へ送ってもらい、そこでベンソンさんとはお別れになりました。ナイロビ行きの軽飛行機に乗った途端、7歳の娘は寂しくて泣き出してしまいました。そのくらい、ロイサバは子どもたちにとって優しく温かい土地でした。

ナイロビの空港では、アーサーさんが待っていてくれました。最後に空港近くのショッピングモールに寄ってもらってお土産を買い、日本への帰路につきました。ナイロビでも、お店やホテルや空港で、いろんな人が子どもに声をかけてくれ、親の私たちをサポートしてくれました。

アフリカに子どもを連れて行くのはハードルが高い、と最初は思うかもしれません。確かに飛行機の移動時間は長いですが、アフリカだから、ケニアだから大変だった、というのは、今回特に感じなかったです。虫や動物が好きだったり、キャンプが好きだったりする子どもはケニアをすごく楽しめると思います。

ぜひ一度行ってみてください!

ケニアのツアー一覧はこちら

2024.08.16発 ケニア・サファリ・ハイライト 10日間

サファリ王国ケニアの三大公園を巡る、ケニア・サファリ・ハイライト10日間(アンボセリ、ナクル湖、マサイ・マラ周遊) に同行させていただきました。マサイ・マラ国立保護区、アンボセリ国立公園、そして世界自然遺産にも指定されるナクル湖国立公園はそれぞれ異なる特徴を持つ、一度は訪れてみたい野生動物の宝庫です。

ロッジ

サファリを楽しむための拠点となるのがロッジです。施設によって「ロッジ」や「テント」、「キャンプ」と様々な呼び方があります。大自然の中に溶け込むように建てられた施設内のレストランやバー、プールでは優雅なひとときを過ごすことができます。ロッジスタッフも明るい笑顔で元気に「ジャンボ!」と挨拶してくれ、ホスピタリティいっぱいにもてなしてくれます。

アンセボリ国立公園は、ナイロビから車で約4時間。小説家ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所として知られています。朝焼けに染まったキリマンジャロを見ながら、オープンデッキで贅沢な朝食を楽しむことができました。ロッジの敷地内には可愛らしい野生動物の訪問もありました。

朝焼けが美しいキリマンジャロ
朝焼けが美しいキリマンジャロ
ロッジの庭のダイナミックなブーゲンビリア
ロッジの庭のダイナミックなブーゲンビリア
部屋のドアをあけるとベルベットモンキーが
部屋のドアをあけるとベルベットモンキーが
キャンプファイヤーと満天の星空
キャンプファイヤーと満天の星空

ナクル湖のロッジは到着したのが夕方になってしまいましたが、素敵でリゾート感あふれるところでした。部屋はテントスタイル。開放的なロビーやレストランには、フラミンゴのモニュメントが随所に置かれ、可愛らしさ満点です。

かやぶき屋根が特徴的なロッジ
かやぶき屋根が特徴的なロッジ

マサイ・マラのロッジでは、3連泊をテントタイプの部屋で過ごしました。天井や屋根、家具に木をふんだんに使用した室内となっており、マラ川の支流であるタレク川を見下ろせる場所にあります。敷地内には鳥や蝶たちも訪れる美しいお庭が広がっていました。部屋はリバービューで、運が良ければカバやワニに会えるかもしれません。

開放的なテントロッジの室内
開放的なテントロッジの室内

サファリ

4WDのサファリカーに乗って、サバンナや草むらを駆け巡ります。

使用するのはランドクルーザーのサファリカーです。
使用するのはランドクルーザーのサファリカーです。

アンボセリはゾウの群れが見られることで有名です。キリマンジャロをバックに象の群れは残念ながら叶いませんでしたが、代わりにキリンが登場してくれました。いたる所で発生する竜巻といったダイナミックな自然現象もまた、この公園の見どころです。また、アンボセリでは、オプションで近くのマサイの人々が住む村を訪問することができます。マサイの人々との交流や、彼らの伝統的なダンスや手工芸を間近で見られる機会は、まるで別世界のようです。

キリンとキリマンジャロ
キリンとキリマンジャロ
目の前をゾウが横断していきます
目の前をゾウが横断していきます
マサイの女性はとにかく歌が上手
マサイの女性はとにかく歌が上手
学校では算数の授業中
学校では算数の授業中

ナクル湖はかつてフラミンゴの生息地として有名でしたが、今はシロサイとクロサイの両方が生息する貴重な場所です。サイを探そうとして出発すると、すぐに出会うことが出来ました。シロサイの親子の姿は愛らしく、子はお母さんの足下にゴロンと転がって動きません。シャッターチャンスこそ許してくれませんでしたが、肉眼でしっかりと観察させてもらいました。他にも湖の周りにはヘビクイワシ、アフリカオオノガン、カンムリヅルなどたくさんの鳥類を見ることができます。

シロサイの親子 ちょっと遠いですね
シロサイの親子 ちょっと遠いですね
ウォターバックの群れ
ウォターバックの群れ

マサイ・マラは、緑の地平線にぽつりぽつりとアカシアの木が生え、誰もがイメージする「アフリカ」の風景で、ヌーの大移動で世界的にも知られています。大移動ではないものの、もちろんヌーに出会うことが出来ました。隊列をなして、タンザニアの方に向かって移動しています。サファリ中には度々ライオン、トピ、ブチハイエナ、インパラなどの集団に出会いました。今回の旅のハイライトは目の前でチーターの狩りを目撃できたことです。サファリドライバーは動物の動きを見ながら、先回りしてサファリカーを停めます。すると、私たちの車の前でチーターが獲物を狙ってピタリと止まったのです。チーターは我々が近くにいるにも関わらず、まるで無音の世界に居るかのように脇目も触れず獲物を狙います。

ヌーの群れ
ヌーの群れ
人間はお構いなしのチーター
人間はお構いなしのチーター
目の前をキリンが歩いて行きます
目の前をキリンが歩いて行きます
茂みの中からライオンの視線を感じます
茂みの中からライオンの視線を感じます
サバンナでランチタイム
サバンナでランチタイム
ランチボックス
ランチボックス
マサイ・マラの雄大な空
マサイ・マラの雄大な空

今回のツアーでは、3か所の保護区でサファリをする贅沢な旅で、大盛況のうちに終了しました。至近距離で、きれいな写真を撮ることができなかった動物もいますが、沢山の動物達に出会うことができました。

ケニア・サファリ・ハイライト 10日間

ルワンダ旅行記「ゴリラトレッキングツアーの模様」

2024年5月24日発の手配旅行でケニアとルワンダに行かれた、モニカ様からのレポートです。

『愛は霧のかなたに』
シガニー・ウィーバーが、マウンテンゴリラの研究保護に半生を捧げた実在の女性動物学者を熱演した映画だ。1988年、米国制作。史実を基に制作されている。私がこの映画を見たのは高校一年生の頃。
ゴリラは絶滅危惧種だ。密猟や、エボラによる大量死などで地球上から野生のゴリラが消えてしまう前に、この目で見ておきたかった。幸い、近年の保護政策が成功し、現在ルワンダ国内では約600頭、今回訪れた自然保護区では300頭まで数を増やしてきた。強力な密猟対策と、GPSによる個体のデータ収集などが要因だ。

今回、2024年6月1日に旅行したルワンダ・ヴォルカン国立公園での、ゴリラトレッキングは8人一組になり、ガイドやポーターなどのスタッフが複数付き、向かう。早朝、トレッキングの出発ベース基地へ着くと、無料カフェがあり、そこでゴリラの解説映像が大型モニターに映し出され、コーヒーなど飲み物も無料で飲むことができる。多くの見学客が世界中からやってくるので、ゴリラのファミリーごとに、複数のグループに分かれ、それぞれ山を登り、生息地を目指す。事前のブリーフィングで私のグループは、アメリカ、ドイツ、南アフリカ共和国、そして日本(私だけ)から来た4か国の「多国籍軍」。HIRWAと名付けられた16頭の群れを割り当てられた。(ここのゴリラ達には皆、群れごとに名前が付けられている)

ゴリラの解説モニター
ゴリラの解説モニター
カフェサービス
カフェサービス

トレッキングと書くと、ハイキングのようなイメージを抱かれがちだが、ゴリラの群れにたどり着くには、ぬかるんだ泥のような道を2時間近くかけて登らなければならない。立派な「クライミング」である。参加者一人一人にゴリラの持ち手のある杖を渡され、これが非常に役立った。いや、役だったというより、この杖が無ければ転倒してしまいそうな滑りやすく、歩きにくい道で、きちんとした登山用の靴や、森林のとげのある草木や虫などから身を守るため、夏でも長袖の薄手のジャンパーが必要だ。幸い私が宿泊したロッジでは一日5ドルという格安の料金で、長靴のような靴底が滑りにくい登山用の靴をレンタルしてくれたので、日本からわざわざトレッキングシューズを持参せずとも済んだ。

レンタルしたトレッキング用長靴(右が私)
レンタルしたトレッキング用長靴(右が私)
ゴリラの柄の杖
ゴリラの柄の杖

過酷な登道だが、15分くらい登ったらガイドが5分くらい解説をしてくれて休ませてくれる。これを繰り返すこと約2時間。やっとHIRWAの群れに到着した。いよいよゴリラに接近する直前になると、ガイドが参加者一人一人にマスクを手渡してくれる。これは人からゴリラへのコロナなどの感染予防の為だ。

登り道の途中で説明
登り道の途中で説明
感染対策のマスクは必着
感染対策のマスクは必着

群れのボスのシルバーバック(オス)は美味しそうに草を食べていた。しかも1m程の距離まで接近できた。体調は2mはあろうか。赤ちゃんゴリラも3頭くらいいて、木に登ったり降りたり、父親の背中に乗ったり、なんとも愛くるしい。上手にアイコンタクトをとると、好奇心旺盛な赤ちゃんゴリラの方から人間に近寄ってきてボディタッチも可能だという。ただし、ボスのシルバーバックとだけは、目を合わせてはいけないとガイドから注意を受けていた。ボスは群れを外敵から守るため、下手に目を合わせて刺激すると、襲い掛かってくる危険があるからだ。ゴリラの鳴きまね(ウーンウーンというよな低音)を発しながら、できるだけ刺激しないように近づくのがコツだ。さらに、驚くべきことに、ガイドは皆、群れの一頭一頭を把握していて、見て瞬時に、雌雄の区別だけでなく、「Grandmother」「She is oldest」などと年齢まで見分けて説明してくれた。さすがプロフェッショナルは違うと唸らされた。
こうしてゴリラと過ごし写真を撮影すること約30分。自由に昼寝するもの、戯れ合うもの、メスの毛繕いをするオス、自然の中で自由に生きとし生けるものの姿を間近で見学できて、とても癒やされた。

シルバーバックボス
シルバーバックボス
食事風景
食事風景
HIRWAファミリー
HIRWAファミリー
じゃれ合う赤ちゃん
じゃれ合う赤ちゃん
おいしそうに食事する赤ちゃん
おいしそうに食事する赤ちゃん
オスがメスの毛づくろい
オスがメスの毛づくろい
昼寝するゴリラ
昼寝するゴリラ
昼寝の表情
昼寝の表情
グランドマザー
グランドマザー

日本の旅行会社に事前取材したら、ルワンダのゴリラトレッキングのパーミッション代はコロナ禍前の倍まで値上がり。2024年6月現在、今回のトレッキング料金は1500ドルと高額だ。それでもパーミッションを買うのに苦労するし、値上げをしても訪問客は減らないので、 今後も値上がっていく一方だと予測される。値上がりしたのはルワンダは内戦後からだという。長い間、内戦や、エボラ、コロナ等で行けなかったから、体力的にも行くなら50代前半の今しかなかった。また外貨を落としてあげることは、ルワンダの経済復興にもつながり旅行者にできる支援行為ともなる。結果、はるばる訪れてとても良かったと思えた。
帰りの下り坂では、ガイドが滑りやすい場所では手をつないでくれて転倒しないように親切に助けてくれた。

トレッキングツアーの最後に、チームの女性ガイドが「皆さんの友人や家族にここの魅力を伝えてぜひ来るように勧めてくれ」と英語で呼びかけたので、私は次のように英語で答えた。
「I have promised to post my photos and reports on the internet site of a Japanese travel agency. I am a professional. Many Japanese people will come here after seeing my uploaded photos and reports.」
こう言ったら、チーム全員大拍手(笑)
私は長年、報道記者やカメラマンなどメディア関係の仕事をしているので、インターナショナルなコミュニケーションには慣れていて、人見知りしない性格なのでこの手のツアーには便利なのだ。

大勢のツアー参加を呼びかける女性ガイド
大勢のツアー参加を呼びかける女性ガイド

夢を叶える為には、綿密な情報収集の努力、日頃からの体力維持、困難な山道にもくじけない精神力、コミュニケーションに必須な語学力(英語力)、そして日頃、真面目に働いてコツコツお金を貯めることだとつくづく感じた。
皆さんも愛くるしいゴリラ達に出会う旅に一度出かけてみてはいかがか?

2024.06.01発 マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間

6月1日発「マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間」に同行してまいりました。アフリカ南東のインド洋に浮かぶ島マダガスカル。世界で4番目に大きい島マダガスカルには、独自の生態系と文化が息づき、訪れる人達を魅了する不思議な魅力が詰まっていました。

広大な国土をゆっくりと巡る13日間の中で、最も味わい深い時間だったのが、船で過ごした3日間。

首都アンタナナリボから、車で10時間。
どこか懐かしい田園風景や農村風景、さらには雄大な山々を眺めながら進み辿り着くのが、マダガスカルの中中央西部を流れるツリビヒナ川。

穏やかなこの川をのんびりと3日間かけて船に揺られ移動していきます。

丸木舟で漁に出かける男たち。
川べりで洗濯をする女性たち。
その傍で水浴びをする子どもたち。

ゆったりと進む船に腰を下し、一期一会の人々の暮らしや情景を眺める時間はなんとも贅沢です。

笑顔で手を振り挨拶。
船越しの交流に心が和みます。

船旅中には、対岸沿いの小さな村々を訪問。
派手ではないものの、素朴な人々の生活を見学。

ボードゲームを楽しむ村の若者たち。

キャッサバの葉っぱで髪を溶かす女子たち。
植物の粘りを利用して髪をストレートにしているようです。

マダガスカルの女性は美容への意識が高い!?
紫外線から肌を守り美容効果もあると言われるタバキをつける女性。

 太陽の光と優しく頬を撫でる心地よい風を感じながら船は進んでいきます。

静かで穏やかな川を進んでいくと思わぬ出会いに遭遇することも。

仕留めたクロコダイルを売りにいくという男性。

今晩の食材を調達する船長。

滞在中の楽しみの一つは、船の上で食べる食事。
限られた材料の中で、船長の奥様が作るバラエティ溢れる家庭の味に、毎回お腹も心も満腹に。

セブ牛のステーキ。

マダガスカルは食材も豊富!
船旅前に訪れたアンチラベの市場。

市場で購入したキャッサバの葉っぱとお肉を煮込んだラビトゥトゥ。

主食は私たちと同じ、お米。
大好評だったのが、朝食のパクチー入りお粥!

心地よい滝音、気持ちいい水しぶきが楽しめる癒しのスポットに立ち寄ることも。
強い日差しを浴びた身体をクールダウン。

夜は、川べりでキャンプ泊。

満天の星空の下のキャンプファイヤー。

船旅には、船長と3人のクルー、料理スタッフが同乗。

船長と料理担当してくださった奥さん。
チャーミングな仲良し夫妻に癒されました。

頼り甲斐があり、謙虚で人懐こいクルーの3人。
船の屋根で3人揃ってお昼ご飯。

彼らと共に過ごしたひと時が、この旅をより一層味わい深く豊かな思い出としてくれました。

徐々に景色も変化していき、船旅の終わりに近づくとバオバブの木々が目の前に広がります。

名残惜しさを感じながら、クルーと別れ、再び車に乗り込み、新たな大自然と豊かな動植物との出会いへと出発です。

延々と続く未舗装路。
急速な開発が進む一方で、時が止まったかのような未開の地がいまだに多いマダガスカル。

そんな砂埃舞う道中に現れる憩いの場。
大きな木下でコーヒーや焼き菓子など、エナジーチャージ!

道中見かけた美しい花々。

埃舞う道をひたすら走りたどり着いたのが、世界遺産・奇怪な絶景ベツラヘマツインギー。

長い歳月を経て、地下水や雨、風が石灰岩に亀裂を作り、浸食して造り上げた自然の芸術。岩の尖塔を避けながら進むトレッキングは、まさに大冒険!

公園内で出会ったマダガスカル固有種ベローシファカ。トレッキングの疲れを癒してくれました。

ダイナミックな大自然を体感した後は、原猿類に出会いにキリンディー森林保護区へ。ナイトウォークででは、世界最小の霊長類ピグミーネズミキツネザルと遭遇。

愛らしい姿に癒されるブラウンキツネザル。

そして、旅のハイライトは、小説「星の王子さま」にも登場する不思議なフォルムのバオバブの木。まるで空に根を張るかのような特異な出で立ちと圧倒的な存在感。映画の世界に迷い込んだかのような印象的な光景は、まさに圧巻でした。

バオバブの並木道は、生活路としても使用されており、空から人々の暮らしを見守っているかのようでした。

バオバブの実も販売されています!

花咲く沼地に映り込む逆さバオバブ。

オレンジ色と青色でグラデーションされた空を背景に、真っ赤な夕日に照らされた姿が幻想的。時間の経過を忘れて見入ってしまうほど美しかったです。

何千年も生きると言われるバオバブの木。
月と星とバオバブと。
きっと遠い昔の人たちも同じようにこの神秘的な景色に癒されていたのでしょう。

旅の最後に訪れた、モロンダバ近郊のベタニア漁村。
生活の足である丸木舟。

自然と共に昔ながらの生活を営み続ける1000人ほどの小さな村。

キツネザルのように軽々とヤシの木を登る若者。

フレッシュなココナッツジュースをいただきました!

元気に遊ぶ村の子供達。

雄大な自然体験。
人との触れ合い。
多様な生物との出会い。

派手さや華やかさはなくても、マダガスカルには尽きることのない旅の楽しさや発見があります。

自然の宝庫マダガスカルをめぐる旅は、穏やかな優しい人々や自然・生き物の神秘にふれるとともに、「今」を味わう贅沢な時間でもありました。

■マダガスカル ツリビヒナ川の船旅とツィンギー 13日間

タンザニア滞在8日間ハネムーン(ダイビング&ストーンタウン)

2024年6月23日発の手配旅行でタンザニアに行かれた、ペンギン&アザラシ様ご夫妻からのレポートです。

<検討段階>

新婚旅行はぜひ遠くに足を延ばしたいと考えており、あまり行ったことのないアフリカに興味津々でした。アフリカ経験のある知人に話したところ、おすすめされた場所の一つがタンザニアのザンジバル島でした。夫婦の趣味はスキューバダイビングと街歩き。少し調べてみるとザンジバル島ではその両方が楽しめそうだったことから、道祖神さんに相談して旅のイメージを作っていただき、二人でわくわくしながら行き先に決定しました。

<エチオピア航空で現地へ。まずジョザニ国立公園へ>

成田から仁川、ボレ(アディスアベバ)を経由して、ザンジバル島へ。エチオピア航空の利用は初めてでしたが、機内食やコーヒーもおいしく、夫婦でゆったり現地に向かうことができました。(機内食は特にラムやビーフのメニューがおすすめです)
ザンジバル空港に到着後は、手配していただいていた送迎によりジョザニ国立公園へ。公園のガイドさんの説明を聞きながら、島の固有種であるレッドコロブスや、ブルーモンキーというサルを観察。非常にフレンドリーで、相当近い距離で観察することができました。また、公園内のマングローブエリアも散策し、マングローブに黒・白・赤の種類があることを教えていただきました。(公園内の散策は木や枝の密集した道を通ることもあるので、長袖や靴で行くことをおすすめします)
散策終了後は送迎車により、海辺のリゾート(サンシャインマリンロッジ)へ。

エチオピア航空での機内食。ボリュームも味も満足
エチオピア航空での機内食。ボリュームも味も満足
固有種のレッドコロブス。果物は食べないとのこと。
固有種のレッドコロブス。果物は食べないとのこと。
ブルーモンキー。落下した果物をおいしそうに食べていた。
ブルーモンキー。落下した果物をおいしそうに食べていた。
マングローブエリアの綺麗な水辺
マングローブエリアの綺麗な水辺
左から、黒・赤・白マングローブ
左から、黒・赤・白マングローブ

<海辺での滞在、スキューバダイビングを堪能する>

滞在したサンシャインマリンロッジは、綺麗な庭のような敷地にコテージのような建物が点在しており、私たちが泊まった部屋は一番海に近い建物の2F。バルコニーの前には広い海が広がっており、気持ちの良い潮風を感じながらゆったり読書ができるような素敵なロケーションでした。部屋はリゾートにふさわしい設備が備わっていて快適ですが、調度品はやはり日本で見かけるものと違った趣があり、素敵な旅に来ている気持ちを盛り上げてくれました。
また、敷地内にはスキューバダイビングセンターがあり、朝、海辺のレストランで波の音を聞きながらおいしいパンやオムレツなどで朝食を済ませたのち、部屋で支度してすぐにダイビングに出かけられる環境でした。ダイビングはすべてボートスタイルで、2~4名程度につき1名のガイドさんがつき、安全に楽しく案内してくださいました。海の中は日本とは生き物の層がかなり違うことに加えてその数も非常に充実しており、1日2回のダイビングを3日間やりましたが飽きることはなく、潜るたびに新たな生き物との出会いがあって興奮が冷めない3日間でした。
ダイビング後はレストランでフレッシュフルーツジュース・カクテルを楽しんだり、波の音を聞きながら部屋・バルコニーでのんびりしたり、時の流れを忘れて夫婦でゆっくりと羽を伸ばすことができました。
ディナーも敷地内のレストランでいただきましたが、毎日違うスペシャルメニューが用意されており、味もよく、たくさん楽しませていただきました。

花と緑に彩られたロッジの敷地内
花と緑に彩られたロッジの敷地内
庭のような敷地内に点在するロッジ
庭のような敷地内に点在するロッジ
バルコニーからの景色
バルコニーからの景色
サンシャインマリンロッジの部屋の様子
サンシャインマリンロッジの部屋の様子
調度品から異国の趣を感じる
調度品から異国の趣を感じる
クッションも色鮮やか
クッションも色鮮やか
リゾート内のレストランでのおいしい食事(ディナー)
リゾート内のレストランでのおいしい食事(ディナー)
朝、リゾートから海を眺めた景色
朝、リゾートから海を眺めた景色
朝日を浴びながらの朝食
朝日を浴びながらの朝食
イソギンチャクに隠れるクマノミ
イソギンチャクに隠れるクマノミ
明るいサンゴ礁の海にたくさんの魚
明るいサンゴ礁の海にたくさんの魚
大きなオオモンカエルアンコウをじっくり観察
大きなオオモンカエルアンコウをじっくり観察
イソギンチャクから顔を出すアカホシカニダマシ
イソギンチャクから顔を出すアカホシカニダマシ
大きなアオウミガメに遭遇して大興奮
大きなアオウミガメに遭遇して大興奮
ダイビング後はレストランでお腹を満たす
ダイビング後はレストランでお腹を満たす
毎日変わるスペシャルディナー
毎日変わるスペシャルディナー

<世界遺産の街、ストーンタウン>

旅の後半は、ザンジバル島の古くからの市街地である世界遺産の街ストーンタウンへ移動し、マルマルホテルという宿に滞在しました。ホテルは清潔で吹き抜け構造を用いた空間も素敵、屋上にはルーフトップレストランも備え、リゾートとはまた違った趣で滞在を楽しむことができました。
ストーンタウンの街については、まず、あらかじめ手配していただいた半日ガイドツアーで歴史や特徴等を歩きながら教わりました。街自体は比較的コンパクトで、ガイドツアーも2時間程度でだいたいの要点をおさえるような格好。ツアー終了後も、徒歩で十分に街の隅々まで散策することができました。治安がよく、昼間であれば相当安全に街歩きを楽しむことができます。また、おいしい食事を提供してくれるお店がたくさんあり、中でも印象に残ったのは、道祖神さんのブログで羽鳥さんが紹介されていたことをきっかけとして立ち寄った「パッシングショー」というビリヤニのお店。かなりの量が出てきますが、じっくり煮込まれたごろごろ肉のカレーと、うまみたっぷりのライス、スプーンが止まりませんでした。
タンザナイトを中心として取り扱う宝石店やスパイスを扱う土産店、おいしいジェラートのお店、海辺の憩いの場であるフォロダニ公園などをゆっくりと回り、あっという間の3日間の滞在でした。

マルマルホテルの吹き抜け
マルマルホテルの吹き抜け
マルマルホテルの最上階のルーフトップレストラン。風が気持ち良い。
マルマルホテルの最上階のルーフトップレストラン。風が気持ち良い。
海辺のレストラン「アーキペラーゴ」のカレー
海辺のレストラン「アーキペラーゴ」のカレー
ザンジバル島で行われていたかつての奴隷貿易の歴史に触れる
ザンジバル島で行われていたかつての奴隷貿易の歴史に触れる
フレディ・マーキュリー博物館(ザンジバル島はフレディ・マーキュリーの生まれた場所)
フレディ・マーキュリー博物館(ザンジバル島はフレディ・マーキュリーの生まれた場所)
「パッシングショー」のビリヤニ。食べ応え抜群!
「パッシングショー」のビリヤニ。食べ応え抜群!
おいしいコーヒーが楽しめるカフェが街にいくつもありました
おいしいコーヒーが楽しめるカフェが街にいくつもありました
どのジェラートにしようか迷う!
どのジェラートにしようか迷う!

<全体を通して>

日本での日常を遠く離れ、スワヒリタイムともいわれるように、おおらかな時の流れの中で自然や人々とゆったりと触れ合い、そこでの様々な発見に心躍るという、とても充実した旅を楽しむことができました。ザンジバル島は治安も良く、最低限必要な注意を払っていれば安全に過ごせる場所だと思います。
夫婦の共通の趣味であるダイビングを思う存分堪能するとともに、ザンジバル島の歴史・空気・風土にゆっくり触れることができて大満足です。何度思い返しても笑顔になれる最高の新婚旅行をありがとうございました。