天体望遠鏡

今回のおすすめの一品・・・非常に個人的趣味な一品でございます。
それは「天体望遠鏡」です。それも赤道儀付き!

昔は「赤道儀」付きの天体望遠鏡や雲台は非常に高価なもので、とても簡単には購入できないものでした。
それが最近では、反射式口径100mmのものが卓上でも使えるほど小さく、そして重さも軽いものが販売されています。
以前(10年以上前)はこのタイプは30万円以上していましたが、現在はなんと3万円ほどです。もちろん望遠鏡以外に固定する柵や三脚が必要ですが、自宅はもちろんのこと、旅行にも持っていける大きさです。
昔、ナミビアのツアーで自分の天体望遠鏡を持参したことがありまして、土星や木星が結構リアルに分かるくらい見ることが出来ました。
一眼レフカメラを付けるパーツがあれば、天体写真の撮影も可能ですので(私は写真を撮るより見る方が好き。というより一眼レフカメラを持っていない)これから気温が下がる秋・冬は見ごろを迎えるこの季節、いかがですか?
by 久世

2017.8.25発 特別企画 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

今年の夏、ヌーの大移動の時期に合わせてケニアのマサイマラ国立保護区へ行ってきました。
ツアーのハイライトはもちろんヌーとシマウマの群れまた群れ。ツアーの早い段階で大きな群れには出会う事が出来、見渡す限りの膨大な頭数のヌーは圧巻でした。ただ、しばらく見ているとあまりにも数が多い為、ちょっともういいかな…という贅沢な悩みも。

今回のツアーはマサイマラ保護区に6連泊。様々な地形を走る為、4WDのランドクルーザー×2台体制で向かいます。
今回のツアーはマサイマラ保護区に6連泊。様々な地形を走る為、4WDのランドクルーザー×2台体制で向かいます。
ナイロビで1泊した後、約7時間の長距離ドライブを経て、マサイマラ国立保護区の西側『マラ・トライアングル』へ到着。
ナイロビで1泊した後、約7時間の長距離ドライブを経て、マサイマラ国立保護区の西側『マラ・トライアングル』へ到着。
車の目の前を横切って、シマウマが河の方向へ向かっています。
車の目の前を横切って、シマウマが河の方向へ向かっています。
今回の一つのハイライトとなる場所『マラ河』です。この河がマサイ・マラ保護区を東西に分けています。
今回の一つのハイライトとなる場所『マラ河』です。この河がマサイ・マラ保護区を東西に分けています。
シマウマを追って河へ向かうと、数頭がマラ河を渡って向こう岸へ。
シマウマを追って河へ向かうと、数頭がマラ河を渡って向こう岸へ。
シマウマをたくさん見かけますが、“大移動”の主役、ヌーの姿をなかなか見かけません。
シマウマをたくさん見かけますが、“大移動”の主役、ヌーの姿をなかなか見かけません。
やっとヌーを見つけましたが、ちらほら数頭のみ。ですが、こっそり後をつけてみます。
やっとヌーを見つけましたが、ちらほら数頭のみ。ですが、こっそり後をつけてみます。
やっとヌーの群れを見つけました。マサイ・マラの北西部でした。まだまだ草が豊富な為、食事ばっかりしていてあまり動きが見えません。
やっとヌーの群れを見つけました。マサイ・マラの北西部でした。まだまだ草が豊富な為、食事ばっかりしていてあまり動きが見えません。
諦めて帰ろうとしたところでライオンを見かけました。食事中のヌーを狙ってやって来たのでしょうか。
諦めて帰ろうとしたところでライオンを見かけました。食事中のヌーを狙ってやって来たのでしょうか。
翌日は河の方へ先回りをして、ヌーの群れがやってくるのを待ちます。やって来るかどうかは運頼み…。サファリの難しいところです。
翌日は河の方へ先回りをして、ヌーの群れがやってくるのを待ちます。やって来るかどうかは運頼み…。サファリの難しいところです。
しばらく粘ってやって来たのは、ヌーではなくてシマウマの群れでした。
しばらく粘ってやって来たのは、ヌーではなくてシマウマの群れでした。
次から次に、どんどんシマウマがやって来ます。
次から次に、どんどんシマウマがやって来ます。
シマウマを見過ぎて、世の中が白黒に見えてきそうです。
シマウマを見過ぎて、世の中が白黒に見えてきそうです。
みんなで水浴びをするシマウマ。迫力ある『渡り』ではないですが、飽きることなく見ていられます。
みんなで水浴びをするシマウマ。迫力ある『渡り』ではないですが、飽きることなく見ていられます。
と、そこにゾウの家族がやって来て、シマウマを追い払ってしまいました。ちょっと乱暴ですね。
と、そこにゾウの家族がやって来て、シマウマを追い払ってしまいました。ちょっと乱暴ですね。
そのままゾウが河を渡ります。余裕の河渡り。
そのままゾウが河を渡ります。余裕の河渡り。
なかなかお目当ての『ヌーの河渡り』に出会えません。マラ河の下流まで来てみましたが、静かな河の風景です。うーん。
なかなかお目当ての『ヌーの河渡り』に出会えません。マラ河の下流まで来てみましたが、静かな河の風景です。うーん。
それでも水場は、やっぱり動物たちが生きる場所。いろんな動物がいます。これはカバの親子。
それでも水場は、やっぱり動物たちが生きる場所。いろんな動物がいます。これはカバの親子。
渡り切れなかったヌーに群がるハゲワシ。
渡り切れなかったヌーに群がるハゲワシ。
ムワンザ・アガマトカゲ。いつ見ても綺麗な配色の身体をしています。
ムワンザ・アガマトカゲ。いつ見ても綺麗な配色の身体をしています。
音もたてずにワニが忍び寄ってきました。河を渡るヌーやシマウマを狙っています。
音もたてずにワニが忍び寄ってきました。河を渡るヌーやシマウマを狙っています。
アカシアの樹と夕陽。よく見るショットですが、やっぱりいいですね。
アカシアの樹と夕陽。よく見るショットですが、やっぱりいいですね。
さて、マサイマラ6連泊も最終日。さすがに1度くらいは『河渡り』を見たいもんです。ようやく河へ向かうらしきヌーの群れを見つけました。
さて、マサイマラ6連泊も最終日。さすがに1度くらいは『河渡り』を見たいもんです。ようやく河へ向かうらしきヌーの群れを見つけました。
ちょっとずつヌーが集まってきました。
ちょっとずつヌーが集まってきました。
あ!ライオンも来ています。さすがに野生の勘です。群れの動きを嗅ぎつけてきました。
あ!ライオンも来ています。さすがに野生の勘です。群れの動きを嗅ぎつけてきました。
群れはどんどん集まってきましたが、なかなか河を渡る気配を見せません。
群れはどんどん集まってきましたが、なかなか河を渡る気配を見せません。
ライオンも待ちくたびれて眠り始めてしまいました。
ライオンも待ちくたびれて眠り始めてしまいました。
お!ようやく、ヌーが河を渡り初めました。なかなかの勢いです。
お!ようやく、ヌーが河を渡り初めました。なかなかの勢いです。
河の流れも急なので、ヌーも苦しそうです。
河の流れも急なので、ヌーも苦しそうです。
渡り終えたヌーも苦しそうです。やっぱり命がけですね。
渡り終えたヌーも苦しそうです。やっぱり命がけですね。
河ばかり見つめていると、背後から叫び声が聞こえました。振り返ると、渡る前のヌーにライオンが襲い掛かっています。さっきまで寝てたくせに!
河ばかり見つめていると、背後から叫び声が聞こえました。振り返ると、渡る前のヌーにライオンが襲い掛かっています。さっきまで寝てたくせに!
ヌーも必死で暴れますが、雌ライオンも羽交い絞め。息絶えるまで放しません。
ヌーも必死で暴れますが、雌ライオンも羽交い絞め。息絶えるまで放しません。
ヌーを仕留めて満足気。一瞬の出来事でしたが、何が起こるか分からないのがサファリの醍醐味です。
ヌーを仕留めて満足気。一瞬の出来事でしたが、何が起こるか分からないのがサファリの醍醐味です。
いち早く異変に気付いたサファリドライバーの動きにも脱帽です。おかげで、最前列で観察することが出来ました。
いち早く異変に気付いたサファリドライバーの動きにも脱帽です。おかげで、最前列で観察することが出来ました。

終わってみれば、色々と盛りだくさんのマサイマラ6連泊でした。
この時期のヌーの大移動+マサイ・マラ国立保護区と言えば、『河渡り』があまりにも有名ですが、今回は最終日まで粘って粘ってやっと見ることが出来ました。
そう思っていると、その後に訪れたお客さんからの連絡では、10月下旬でもまだ渡っているとの事でした。今年は6月初旬には、ヌーの群れがマサイマラに来ていたので、ずいぶん早いんだなあ、と思っていたのですが、6~10月という期間をかけて、時には毎日のように渡ったり、時にはパタリと動きを止めてしまったり。あれだけの数のヌーがいるのに、翌日には全くいなくなってしまうという不思議。この時期のマサイマラには何度か訪れていますが、改めてサバンナの不思議な世界を堪能しました。
さて、来年のマサイマラはどんな姿を見せてくれるのか、今からワクワクしています。
生野

ケニアのサファリカー

数日前にケニアから帰国したお客様からの連絡で、「マサイマラでヌーの河渡りを3回見ました!」と聞いてちょっと驚きました。もう10月も後半ですが、まだまだマサイマラでは『河渡り』に高確率で出会えているようです。
特に今年は例年よりも早く、6月前半ぐらいで最初のヌーの群れが来ていたので、早い時期に終わってしまうかと心配していたのですが、4ケ月経ってもまだまだ群れが残っているようです。相変わらず、こればっかりは予想が難しいです。
さて、表題の『ケニアのサファリカー』ですが、ケニアのサファリカーと言えばTOYOTAのハイエースやNISSANのキャラバンを改造したミニバン型が長年の主流でした。お馴染みの6名乗りで屋根が上に上がるタイプ。
四輪駆動だと思っている方も多いのですが、基本的な使用は二輪駆動です。非常に安定した走りと、シンプルな構造で故障に強いのが特徴です。
実際にゲームドライブに出かけると、サファリドライバーは、こんな場所までこの車で走るの!?という動きでこのミニバンを操ります。但し弱点は車高の低さ。構造的にどうしても走れない地形が出てきます。 また、ここぞと踏ん張って欲しい時の馬力が今一つ足りないと感じる場面もあります。
対するはTOYOTAのランドクルーザー型。説明不要。世界中のどこでも走る事の出来る最強の車です。四輪駆動で、おそらくケニアのサバンナ上で走行不可能な場所はないでしょう。(国立公園のルール上で走れない場所はありますが)

車高が高いことで上から見る事の出来るポジション、また地形を気にせず動物にアクセスできる事、単純にメカとしての魅力など、利点は尽きないですが、弱点は非常に揺れる事でしょうか。
ケニアのツアーでは、陸路で長距離移動することも多いので、この揺れが辛く感じる場面も多いです。昨今は、ケニアの観光省がランドクルーザー型への税金を軽減したこともあり、だんだんケニアでもこちらのサファリカーが主流になってきました。
タンザニアやボツワナ、南アフリカといった他のサファリ大国では、ほぼ100%が4WDのランドクルーザー型です。
ケニアでもほとんどが4WDランドクルーザー型になり、国立公園内に常駐している車になると、さらに屋根や壁を取っ払ったフルオープン型、座席が階段状になっていて、よりサファリに特化した物が増えてきました。
ですが、個人的にはケニアと言えばこのミニバン型のサファリカーに思い入れがあります。前面がすとんと落ちたフロント部分に、ペタンとしたタイヤでどこでも走り、ワゴン車でライオンに向かって近づいていく。。。時代の流れに取り残されつつはありますが、何とかこのミニバン型でサファリをするスタイルも末永く残って欲しいものだと思います。
by 生野

2017.9.1発 特別企画 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間

この時期限定の「特別企画 ヌー大移動の季節 マサイ・マラで徹底サファリ 10日間」ツアーに同行させていただきました。直前までヌーの川渡りで有名なマラ川周辺にヌーがあまりいないと聞いていましたが、タイミングよくマサイ・マラに滞在中ヌーの川渡りを数回観察することができました。

間近で見る川渡りには緊張感が。渡るのか渡らないのか…。数時間待つこともあります。
間近で見る川渡りには緊張感が。渡るのか渡らないのか…。数時間待つこともあります。
おもいっきりジャンプ!
おもいっきりジャンプ!
続々とヌーたちがマラ川を渡ります。
続々とヌーたちがマラ川を渡ります。
川渡りを終えてホッとするヌーに待ち構えていたのは…
川渡りを終えてホッとするヌーに待ち構えていたのは…
ライオンです。
ライオンです。
自然界を生き抜くためには、数々の試練が待ち受けています。
自然界を生き抜くためには、数々の試練が待ち受けています。
渡り終えたヌーたち。サバンナを駆け抜けていきます。
渡り終えたヌーたち。サバンナを駆け抜けていきます。
川渡り中、集団についていけず、はぐれてしまったヌーの子ども。
川渡り中、集団についていけず、はぐれてしまったヌーの子ども。
シマウマたちも川渡り。
シマウマたちも川渡り。
川渡り
川渡り
川渡り
川渡り

一生懸命に向こう岸に向かって泳ぐヌー、母親とはぐれたのか、川に残されて立ち往生しているヌーの子ども、川渡りを終えてホッとしているヌーを狙るライオン…。そこには生きていくのに必死な動物たちの数々のドラマがありました。
ヌーの川渡り以外にも、百獣の王ライオンのプライドやチーターなどの肉食動物をはじめ、沢山の動物を観察することができるのがマサイ・マラ。

マサイキリンのファミリー
マサイキリンのファミリー
セグロジャッカルのファミリー
セグロジャッカルのファミリー
マングースのファミリー
マングースのファミリー
お母さんにぴったりとくっついている子ゾウ。
お母さんにぴったりとくっついている子ゾウ。
子どもたちは車に興味津々!?
子どもたちは車に興味津々!?
子どもたちは車に興味津々!?パート2
子どもたちは車に興味津々!?パート2

マサイ・マラに6連泊と聞くと、飽きないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、サファリの瞬間瞬間、毎日が感動の連続です。

地上最速のチーター
地上最速のチーター
雨が降ると顔に雨があたらないようにと、同じ方向を向いてじーっとしている光景をよく見かけます。
雨が降ると顔に雨があたらないようにと、同じ方向を向いてじーっとしている光景をよく見かけます。

サバンナで力強く生きる動物たちに元気をもらい、どこまでも続くサバンナの風を感じ、鳥のさえずりで目覚め、陽気なケニアのかたたちに癒される10日間でした!
伊藤
■ケニアのツアー一覧はこちら

2017.8.18発 ケニア・サファリ・ハイライト 10日間

弊社ツアーのベストセラー、ケニアの3大公園を巡る「ケニア・サファリ・ハイライト 10日間」へ同行させていただきました。
はじめに滞在する公園は、アフリカ最高峰キリマンジャロの麓に位置する「アンボセリ国立公園」。

キリマンジャロを望めることでも有名なアンボセリ国立公園。天気もよく、サファリ中にキリマンジャロを望むことができました!
キリマンジャロを望めることでも有名なアンボセリ国立公園。天気もよく、サファリ中にキリマンジャロを望むことができました!
アンボセリ公園内にはキリマンジャロからの湧き水でできた湿地帯が所々にあり、動物たちが水場を求めてやってきています。
アンボセリ公園内にはキリマンジャロからの湧き水でできた湿地帯が所々にあり、動物たちが水場を求めてやってきています。
サファリを終えてロッジに戻る途中に見た夕日にうっとり。
サファリを終えてロッジに戻る途中に見た夕日にうっとり。

次はナクル湖国立公園へ。フラミンゴで有名な公園ですが環境汚染などの問題で近年は数が少なくなっています。フラミンゴ以外にも、クロサイやシロサイに出会える確率が高いので、行く価値は十分にありです!

シロサイたちに出会えました!
シロサイたちに出会えました!
ライオンの親子にも遭遇。お母さんに甘える子どもたちの姿に癒されます。
ライオンの親子にも遭遇。お母さんに甘える子どもたちの姿に癒されます。

ツアーのクライマックスはマサイ・マラ国立保護区!

サファリの合間には、マサイ村へ行くこともできます。
サファリの合間には、マサイ村へ行くこともできます。
火おこしにチャレンジ!
火おこしにチャレンジ!
タンザニア側からヌーやシマウマたちがマサイ・マラにやってくるシーズンで、ヌーの群れも途中見かけました。
タンザニア側からヌーやシマウマたちがマサイ・マラにやってくるシーズンで、ヌーの群れも途中見かけました。
眠たそうなチーター。
眠たそうなチーター。
お食事中のヒョウ。
お食事中のヒョウ。

そして、マサイ・マラ滞在中多くのライオンたちに出会いました!

ライオンのプライドが食事中。皆必死です。
ライオンのプライドが食事中。皆必死です。
無邪気な子どもたち。
無邪気な子どもたち。
無邪気な子どもたち。パート2
無邪気な子どもたち。パート2
無邪気な子どもたち。パート3 隠れん坊?
無邪気な子どもたち。パート3 隠れん坊?

すべて陸路で移動するため、長時間の移動は避けられませんが、自然の壮大さや動物たちの野生の姿に感動をもらえる10日間になるはずです!
伊藤
■ツアー詳細 : ケニア・サファリ・ハイライト 10日間