今年の8月末からケニアでビニール袋の使用が禁止され、スーパーなどで買い物をしてもビニール袋を貰えなくなりました。
ビニール袋がないと何かと不自由しますが、ビニール袋がそこら中に捨てられており、道路わきの水路が詰まっていたり、牛やヤギがビニール袋を食べてしまったりと、禁止される理由にも納得がいくので仕方がないのかもしれません。
ビニールではない袋も貰えますが、1つ10~15シリングほどしますので、ケニアに来られる方はエコバックをお持ちいただくことをお勧めいたします。
アフリカカルチャー講座「ブルキナファソを知る!~料理体験と観光のお話~」
10月14日(土)、あいにくの雨でしたが、17名の参加者の方にご参加頂きました。講座の前半は、ブルキナファソ人のシェフ・エミールさんによるお料理教室。ブルキナファソの主食であるトー(ブルキナファソのモシの人たちにはサガボと呼ばれています)、そしてトーと一番相性がいいオクラのソースをつくりました。日本でそろう材料でも作れますが、今回はエミールさんが現地調達の調味料も用意してくれたので本格的な味に。ホスピタリティの国・ブルキナファソらしい穏やかでフレンドリーなエミールさんの指導のもと、終始アットホームな雰囲気でした。
そして後半は、藤井千江美さんのレクチャー。藤井さんが村の人たちと一緒に育てているミラクル・ツリーと呼ばれるモリンガの木、村の暮らし、そしてスタディツアーの様子などを写真とともに紹介してくださいました。一般的な観光紹介ではなく、現地の人々とともに暮らす藤井さんならではのお話を聞いていただけたと思います。アフリカでは物乞いに会うことも珍しくないですが、ブルキナファソではむしろ現地の人たちに施されることがあって驚いたというお話など、村での活動の中で体験された、心温かいブルキナファソの人たちのエピソードが印象的でした。藤井さんが用意してくだったモリンガ・ティー、モリンガを使ったクッキーも味わっていただき、好評でした。
アフリカらしい豊かさを感じたり、人々との交流をしたいという方にはぜひ一度訪ねていただきたい国です。
藤井千江美さんと行くブルキナファソのツアーは年末年始に実施予定です!
■ツアー詳細 : シアバター&モリンガの郷滞在と幾何学模様の家が並ぶ集落見学 ブルキナ・ファソ 9日間
紙田
「カンガ・マジック101」と「KANGAS:101 USES」
アフリカの道路標識
アフリカの動物撮影にお勧めなカメラ SONY RX10M4
10月6日、ソニーからRX10M4というカメラが発売されました。このカメラがアフリカで動物写真を撮りたい人に良さそうだったのでご紹介します。
本気で動物の撮影をしようと思えば、一眼レフに超望遠レンズというのが定番ですが、どうしても大きく重くなります。アフリカでの撮影ともなれば、飛行機の機内持込手荷物にどう収めるか苦労したりします。
一方、小さくても動物をアップで撮れる高倍率コンパクトデジカメという選択もありますが、画質が微妙だったり、オートフォーカスが遅くてシャッターチャンスを逃しやすいという欠点がありました。
SONY RX10M4は、カテゴリーとしては高倍率コンパクトデジカメに含まれますが(ネオ一眼という呼び方もありますね)、1インチの大型イメージセンサー搭載なのでかなり高画質(一眼レフには劣りますが)。しかも高速オートフォーカスや高速連写もでき、シャッターチャンスを逃しにくいカメラになっています。また、高画質4K動画やスーパースローモーション撮影など、動画撮影も得意です。
コンパクトデジカメとしては大型ですが、一眼レフ+超望遠レンズと比べると遥かにコンパクトで、旅行のお供としてとても魅力的なカメラだと思います。
気軽に買える価格ではありませんが、本格的に動物写真や動画を撮りたいけれど機動力も重視したいという人にはお勧めです。
■良い所
・広角~超望遠まで1台でカバーする24mm~600mm相当の画角
・高倍率コンパクトデジカメとしては非常に画質が良い
・高速オートフォーカス、高速連写でシャッターチャンスを逃しにくい
・動画撮影機能も優秀
・旅行中の負担にならないコンパクトさ
■悪い所
・価格が高い
■公式サイト
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX10M4/
※写真は発売前に銀座のソニーショールームで触ってきた時のものです。
by 斎藤