10月14日(土)、あいにくの雨でしたが、17名の参加者の方にご参加頂きました。講座の前半は、ブルキナファソ人のシェフ・エミールさんによるお料理教室。ブルキナファソの主食であるトー(ブルキナファソのモシの人たちにはサガボと呼ばれています)、そしてトーと一番相性がいいオクラのソースをつくりました。日本でそろう材料でも作れますが、今回はエミールさんが現地調達の調味料も用意してくれたので本格的な味に。ホスピタリティの国・ブルキナファソらしい穏やかでフレンドリーなエミールさんの指導のもと、終始アットホームな雰囲気でした。

そして後半は、藤井千江美さんのレクチャー。藤井さんが村の人たちと一緒に育てているミラクル・ツリーと呼ばれるモリンガの木、村の暮らし、そしてスタディツアーの様子などを写真とともに紹介してくださいました。一般的な観光紹介ではなく、現地の人々とともに暮らす藤井さんならではのお話を聞いていただけたと思います。アフリカでは物乞いに会うことも珍しくないですが、ブルキナファソではむしろ現地の人たちに施されることがあって驚いたというお話など、村での活動の中で体験された、心温かいブルキナファソの人たちのエピソードが印象的でした。藤井さんが用意してくだったモリンガ・ティー、モリンガを使ったクッキーも味わっていただき、好評でした。

アフリカらしい豊かさを感じたり、人々との交流をしたいという方にはぜひ一度訪ねていただきたい国です。
藤井千江美さんと行くブルキナファソのツアーは年末年始に実施予定です!
■ツアー詳細 : シアバター&モリンガの郷滞在と幾何学模様の家が並ぶ集落見学 ブルキナ・ファソ 9日間
紙田
「カンガ・マジック101」と「KANGAS:101 USES」
アフリカの道路標識
アフリカの動物撮影にお勧めなカメラ SONY RX10M4
10月6日、ソニーからRX10M4というカメラが発売されました。このカメラがアフリカで動物写真を撮りたい人に良さそうだったのでご紹介します。
本気で動物の撮影をしようと思えば、一眼レフに超望遠レンズというのが定番ですが、どうしても大きく重くなります。アフリカでの撮影ともなれば、飛行機の機内持込手荷物にどう収めるか苦労したりします。
一方、小さくても動物をアップで撮れる高倍率コンパクトデジカメという選択もありますが、画質が微妙だったり、オートフォーカスが遅くてシャッターチャンスを逃しやすいという欠点がありました。
SONY RX10M4は、カテゴリーとしては高倍率コンパクトデジカメに含まれますが(ネオ一眼という呼び方もありますね)、1インチの大型イメージセンサー搭載なのでかなり高画質(一眼レフには劣りますが)。しかも高速オートフォーカスや高速連写もでき、シャッターチャンスを逃しにくいカメラになっています。また、高画質4K動画やスーパースローモーション撮影など、動画撮影も得意です。
コンパクトデジカメとしては大型ですが、一眼レフ+超望遠レンズと比べると遥かにコンパクトで、旅行のお供としてとても魅力的なカメラだと思います。
気軽に買える価格ではありませんが、本格的に動物写真や動画を撮りたいけれど機動力も重視したいという人にはお勧めです。

■良い所
・広角~超望遠まで1台でカバーする24mm~600mm相当の画角
・高倍率コンパクトデジカメとしては非常に画質が良い
・高速オートフォーカス、高速連写でシャッターチャンスを逃しにくい
・動画撮影機能も優秀
・旅行中の負担にならないコンパクトさ
■悪い所
・価格が高い
■公式サイト
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX10M4/
※写真は発売前に銀座のソニーショールームで触ってきた時のものです。
by 斎藤
2017.8.18発 コンゴ レイン・フォレスト・サファリ 10日間
8月後半、コンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園に滞在するツアーへ同行させていただきました。コンゴの名前がつくのは2カ国ありますが、オザラがあるのは小さいほうのコンゴ共和国。同じコンゴでも国土の大きさ、歴史などが異なりますが、面白いのは2つの国の首都がコンゴ川を隔てて対岸にあること。首都が隣り合っているのは世界でもここだけだそうです。もちろんエリアにもよりますが、ブラザビルの街は夜も歩いて問題ないくらい治安がよく、ホテルからコンゴ川までぶらぶら歩き、夕陽を眺めながら川沿いの散策を楽しみました。



いよいよツアーの目的地であるオザラ・コクア国立公園へ。当初の予定ではフライトで1時間と車で数時間の予定でしたが、ツアー直前にフライトが飛ばないことに。もちろんコンゴでは珍しいことではありません。そこでブラザビルからオザラまで陸路14時間を1日で移動することになりました。ここでも意外だったのは道路がいいことです。公園に入る手前の数十キロのダートロードを除けば、きれいなアスファルトが続きます。


オザラでのハイライトはローランドゴリラのトレッキング。ローランドゴリラはアフリカ中央部・西部にかけて生息していて、全体で10万頭くらいといわれていますが、そのうちなんとオザラ周辺には22000頭くらいが生息しているそうです。マルミミゾウも9000頭以上といわれ、非常に豊かな自然が残っているという証拠です。実際、滞在中も熱帯雨林、サバンナ、河川、バイ(森の中の開けた湿地帯)と、同じ公園内で様々な顔を見せてくれました。
ゴリラは、ロッジ周辺で人付けされている2つのグループをトレッキングしました。前日にはガイドから2つのグループの説明があり、ますます期待が高まります。私自身、マウンテンゴリラは何度も見たことがありましたが、ローランドゴリラは初めて。マウンテンと違い、体が少し小さい分、動きが早く、木の上を動き回る様子はチンパンジーを見ているようでした。マウンテンゴリラより小さいとはいえメスでも体重60キロ以上にはなります。さすがに木の枝を飛び移るまではいきませんが、それでもマウンテンゴリラのゆったりとした動きとは違います。2グループとも子どもが多く、好奇心旺盛にこちらを眺めたり、私たちを遊びに誘うように木からぶるさがったり、手足をぶらぶらさせたりしてみせる子供ゴリラもいました。





ゴリラ・トレッキングのほかにオザラらしいのが、バイのウォーキング。バイはゾウたちが作り出した湿地帯で、開けた場所なので動物観察にはぴったりです。バイが見渡せるテラスに到着したときにもゾウ、バッファロー、シタトゥンガが見えました。そして私たちもバイに入り、膝までつかって水の中を歩き始めました。水は澄んでいます。バッファローの群れは私たちを見て一度離れましたが私たちが歩き始めるとまたバイへ戻ってきました。膝まで水につかってのウォーキングは慣れると気持ちのいいもので、動物や鳥を探しながらたっぷり2時間半歩きました。




ボートサファリでは、川の中を歩くゾウ達も見ることができました。マルミミゾウはサバンナのゾウより少しシャイで、川の中でもあまり近づくと嫌がり逃げてしまいます。ボートを停めて静かに観察させてもらいました。ゾウ3頭が、川辺の草を食べたり、鼻を上げたり、しばらくのんびりした後、ゆっくり川を渡っていきました。もちろんマルミミゾウの特徴である丸い耳、少し赤みがかった象牙も観察できました。








今回のツアーに参加された方の一番の目的はやはりゴリラのトレッキングでした。とはいっても野生のローランドゴリラ。確実に会えるのかどうか心配でしたが、2グループを観察することができました。マウンテンゴリラと比べると森も深く、高い木の上のゴリラを観察するのは少し疲れますが、ローランドゴリラの棲む環境を歩き、マウンテンゴリラとのたくさんの違いを見つけることができたのは大きな収穫でした。ローランドゴリラが安心して棲むには広大な熱帯雨林が必要です。オザラにもゴリラの棲む森に接するように、数千人が住むという村がありました。人間と野生動物が隣り合って棲むというのは簡単ではないと思いますが、この貴重な森がいつまでもゴリラやゾウが安心してくらせる場所であってほしいと願っています。
ブラザビルに帰る日、オザラの森を出る手前で、車の前を大きなオスのゴリラが道を横切っていきました。突然のことで写真も撮る間がありませんでしたが、大きなシルバーバッグの背中が今でも目に焼き付いています。
紙田







