ここ最近人気のエチオピア!
エチオピアも他の国と同様に、「キャンプ場」という施設とした場合のキャンプ地は非常に少なく、ブッシュキャンプや砂地をキャンプ場とすることが多いところです。
その中でもアフデラ湖畔の「アフデラ湖キャンプ場」はエチオピアでも随一ではないでしょうか。

温泉が湧き出ているため、良い場所が確保できれば、テントから一歩出たら温泉に入れるなんてことも。
が、しかし、真夏のキャンプは非常に厳しいものがあります。(何といっても気温が・・・汗)
アフリカ一標高の高い都市アジスアベバから、貴重な歴史遺産の残る北部、民族色豊かな南部、そして、東部には、海面下48mのダロール火山や、火口が目前に迫るエルタアレ火山と、見所の多いエチオピア。

是非とも一度は行って頂きたいところです。
by 久世
ンドキの森 -アフリカ最後の原生林-
著者:三谷雅純
出版:どうぶつ社
発行:1996年11月20日
コンゴ共和国にあるヌアバレ・ンドキ国立公園は、4,000㎢の面積を持つアフリカ最大の熱帯雨林地帯。アフリカ大陸で最も豊かな森と言われており、多くの野生動物が驚異的な高密度で生息しています。アフリカの最奥部ともいえる大陸中央部の森林帯は人類の介入のない「最後のエデン」とも言われてきましたが、近年、森林伐採をはじめとする資源開発により、動物たちの危機が叫ばれています。この森が冠する「ンドキ」という名は、現地の言葉で「悪霊」という意味があります。
この本に記されている記録は、「ンドキ=悪霊」しか住んでいないと信じ恐れられ、地元の森に暮らすピグミーの人々すら足を踏み入れなかったがために長い間奇跡的に残っていた「原始の森」の話です。
今から約30年前、文字通り処女地だったこの森に初めて足を踏み入れたのは1人の日本人の動物学者でした。本書は、著者の三谷雅純先生が1988年に初めて訪れた際の研究調査の記録ですが、その記録内容はもはや「探検」の域に達しています。周囲をバジエール(底なし沼)に護られて人を寄せ付けなかった「ンドキの森」、現地のピグミーの人々の協力を得て丸木舟をつくり、頭まで泥まみれになりながら蔓や板根にしがみつき「ンドキの森」の最奥部を目指します。著者がそこで体験した「ンドキ=悪霊」の正体は何だったのか?記録的な文章の行間から漂ってくる息遣いが、かえって臨場感に溢れる、これこそノンフィクションの醍醐味です。
30年近くの月日が流れ、弊社のように日本の旅行会社が現地を訪問するツアーを催行できるまでに、「ンドキ」への距離は近くなりました。当時と変わらない姿がそこにあるわけではないかもしれませんが、今でもここを訪問することはある意味で「究極」のアフリカ旅行の1つかもしれません。
冒頭、本書の紹介に著者自らの言葉として、「これは原始の森にヒトの手垢を持ち込んだ張本人「ミタニ」の躍動と懺悔の手記である。」とあります。その言葉と対になるようにして、本書の最終章に、著者がある研究者に言われた言葉が記されています。
「ミタニ、ンドキの森がそれほどすばらしいところなら、そのすばらしさを声高に喋らないことだ。声高に喋れば、必ず泥まみれの森になる」。言葉は小さな針となって、今も著者の体内に残ったままだと記されています。
アフリカを「観光」することで職を得ている私達も避けては通れない言葉です。ずっと紹介したいと思い続けていたお勧めの一冊です。
by 生野
2017.2.10発 タンザニア・サファリ・ハイライト 10日間
2月はヌーやシマウマたちの出産シーズンでもあり、サバンナが賑わっている時期のまさにベストシーズンのタンザニアへ添乗に行ってきました!
私たちが滞在する数日間は雨がほとんど降っておらず、サバンナはかなり乾燥しており、例年通りいるはずのエリアではヌーやシマウマたちはあまり見られませんでしたがセレンゲティ中心のセロネラエリアでヌーやシマウマたちを多く観察できました。
クレーター内を優雅に歩くクロサイ。ライオンのハンティングを仕掛ける緊張感(失敗に終わりましたが…)、生まれたての子どもに寄り添うお母さんヌーやシマウマ、元気に走り回る子どもたち、木の枝で休憩中だったヒョウが、車のそば近くを通りかかったり、大自然を生き抜く動物たちの姿を間近で観察することができました。
どこまでも続くサバンナで感じる気持ち良い風、地平線、大自然の雄大さも感じました。
では、写真でツアーのハイライトをどうぞ!










10日間でタンザニアの4公園を回るので移動距離が長くなるのが少し大変ですが、大自然が作り出したタンザニアの魅力を存分に楽しんでいただける内容になっています!
■タンザニア・サファリ・ハイライト 10日間
伊藤
2017.2.9発 南セネガル・大西洋の島々訪問とガンビア河を遡る旅 11日間
西アフリカのセネガル共和国とガンビア共和国の2ケ国へ行ってきました。セネガルはなんとなく聞き覚えがあっても、ガンビアとなると「どこ?」という人も多いのではないでしょうか。ガンビアはセネガルの中にある別の国で、面積ではアフリカ大陸で最も小さい国です。細長い国土の真ん中をガンビア河という大きな河が流れ、その両脇に陸地があるような構造をしている、地理的には世界でもちょっと珍しい国です。

このツアーの醍醐味は多種多様なスタイルでの「船旅」です。まずは、セネガルの花の都ダカールを出発してセネガルを南下、昔ながらの渡し船や、エンジン搭載のスピードボートを乗り継ぎながら南部のデルタ地帯をボート・トリップします。次に巨大な輸送フェリーでガンビアへと辿り着き、大西洋に面した河口からガンビア河を改造ピローグ船で遡っていきます。様々なスタイルの船を乗り換えながら西アフリカの奥へと入っていく「船旅」そのものが魅力といえるでしょう。




なかでも、メインとなるのはガンビア河を遡る船旅。このガンビア河には、かつての西アフリカの人々が奴隷として連れて行かれていた拠点が幾つも残っています。ヨーロッパの商人たちがこの大きな河を航路として使い、大陸の中まで入り込み、この土地に住む王族との間で人間を商品として取引していた「奴隷貿易」。今でもそこかしこに残るその痕跡、人類史の負の遺産を訪ね、西アフリカという日本からは遠く離れた地かもしれませんが、確かにそこで起きた歴史を学び直すような旅でした。そんな旅の様子を順追って紹介したいと思います。
まずは日本から飛行機を乗り継ぎ、アフリカ大陸の西の果て、セネガルの首都ダカールへ到着。喧噪のダカールを抜け、セネガル国内を南下します。





まずは、デルタ地帯の入り口、貝殻でできた島ジョアル=ファディユへ。ここは、ムスリム(イスラム教徒)の人が多いセネガルでは珍しく、クリスチャン(キリスト教徒)の占める割合が大きく、ムスリムとクリスチャン、土着の自然崇拝の人々とが共存しているセネガルという国の縮図のような島です。




さらに南下を続け、途中の巨大バオバブに立ち寄ったり、地元セレールの人たちの相撲見物をしたりしながら、デルタ地帯の奥深くへ。マングローブ地帯をスピードボートで駆け抜け、船旅の始まりです。









デルタ地帯を抜けた後は、いよいよガンビア入国。国境での手続きを終え、巨大なフェリーに乗り込み、ガンビア河を渡り首都のバンジュールへと向かいます。人も荷物も車も動物も飲み込む巨大な「渡しフェリー」は圧巻です。




バンジュール市内ではワニ園など、簡単に見どころを訪問。その後に、いよいよガンビア河を遡る船旅の始まりです。かつてヨーロッパの商人たちが西アフリカの内陸へと入っていったルートを辿ります。その道筋は図らずも、奴隷貿易の痕跡を辿るルートとなりました。




クンタキンテ島は、かつて西アフリカの奴隷貿易の拠点とされた島で、小さな党内には今も要塞や砲台の跡が残ります。ガンビア河の周囲には、こういった奴隷貿易の拠点跡や、それが違法となった際の取り締まり拠点も含まれていることが、人類史に残る奴隷貿易の諸段階を伝える遺跡として独特なものとされ、このクンタキンテ島と関連の遺跡群を含めて、2003年にユネスコの世界遺産に登録されています。




途中、世界遺産の環状列石群なども訪問。再び船に乗り込み、ガンビア河を奥へ奥へと遡ります。上流につれ、河幅は狭まり、森も濃くなってきます。アフリカの大河を船で深く奥へと分け入っていく行程がこの旅の一番の醍醐味でした。




ガンビア河を遡って辿り着いたジャンジャンブレアの街。こんな奥地にも奴隷貿易の爪痕が残っていることに驚きます。かつての奴隷小屋などを訪れた後、この街で1泊。翌日からは、大きく北上し、再びセネガルへと戻ります。




そのまま大きくセネガル国内を東から北上。ダカール北部のレトバ湖へと辿り着きました。別名をラック・ローズ(ピンクレイク)と言い、かつてはサハラ砂漠を超えるパリ・ダカール・ラリーの終着点でもありました。この湖は海水の10倍もの塩分濃度がある塩湖で、塩を採掘する地元の人たちで早朝から賑やかです。




セネガル南部とガンビアを一回りし、旅はダカールへと戻ってきました。ギラギラと賑やかなダカールを楽しみつつ、最終目的地、ダカールの沖合いに浮かぶゴレ島へと渡ります。このゴレ島は奴隷貿易のアフリカ側の最後の拠点、奴隷の積み出し港とされていた場所です。現在の島はコロニアル風の建築が立ち並ぶ、静かで穏やかな心地の良い空間でした。






アフリカ旅行に何を求めるかはご参加される人によって多種多様だと思いますが、少なくとも「観光」という言葉には明るく楽しい響きがあります。ですが、アフリカに限らず、旅行をしていると図らずもそれだけではない一面に出会う瞬間があります。この旅は、もしかしたら「アフリカ旅行」と聞いて多くの方がメージされるものとはちょっと違った旅だったかもしれません。
日本からのフライトも非常に遠く、道中の移動手段や宿泊施設も快適なものばかりではありません。雄大な大草原の夕陽や、わくわくするような野生動物との出会いとは異なるアフリカの姿ばかりでした。
それでも、そんな土地には底抜けに愉快で陽気なセネガル、ガンビアの人々が居ました。彼らと共に笑い合いながら船で旅をしつつ、そんな彼らの陽気な姿と、かつてそこで確かに起こった事実と、様々な一面が同時に飛び込んできます。
旅を通して、直に人や歴史に触れた経験は、訪問された方の心にも何かしらの爪痕が残ったのではないでしょうか。アフリカの人々との触れ合い、過去の歴史に根差した現在の暮らしや文化、アフリカのそんな側面に興味のある方にはうってつけのツアーです。現地の乾季限定の船旅ツアー。是非、今年の乾季(日本の秋から冬)もお待ちしています。
■南セネガル・大西洋の島々訪問とガンビア河を遡る旅 11日間
生野
南アフリカ産香辛料
以前に、おすすめの一品として南アフリカ産のミル付き香辛料についてご案内しましたが、最近は日本のスーパーでも見かけるようになりました。200~300円程度で売っていますので、南アフリカまで買いに行けない方は、是非、試してみてください!
by 荒木