11世紀から17世紀に発達したイフェとベニンの美術は、黒人アフリカの美術の中で最も重要なものとして認識されている。それらの造形は、写実の中に非常に洗練された様式が加味されていて、高度に完成されたものである。ヨーロッパ中心 … 続きを読む African Art 11 ナイジェリアのイフェ、ベニンの美術
ムッシュー・かんかんのアフリカ美術入門
弊社が発行しているアフリカの旅と文化の情報誌DODO WORLD NEWSに掲載した、「ムッシュー・かんかんのアフリカ美術入門」の記事です。
African Art 10 ケンテの布、エウェの布(ガーナ、トーゴ)
アフリカの布の中でもその鮮やかさが際立っているのがアシャンティ族のケンテクロスとエウェ族のエウェクロスである。この布は肩から足首まで体を包む衣装として用いられる。西アフリカ特有の10cm位の細幅の布を縫い合わせて一枚の大 … 続きを読む African Art 10 ケンテの布、エウェの布(ガーナ、トーゴ)
African Art 9 DIDIER AHADJIのアフリカ風物詩(トーゴ)
耳をつんざくような音量を上げてがなりたてる音楽がマーケットじゅうに響き渡っている。野菜、果物、日用金物、ポリバケツ、砂糖、ビスケットなど様々なものを積み上げたキオスクやリヤカー引き、コーラ、水売りの商人たちに溢れた西アフ … 続きを読む African Art 9 DIDIER AHADJIのアフリカ風物詩(トーゴ)
African Art 8 ブードゥーの祠の祖先像(トーゴ)
アフリカには木で作られる彫像の他、土で作られた土偶や壺にとても面白いものがたくさんある。それらは木彫品と同じく部族ごとに独特な造形を持つ。そのひとつトーゴの“ブードゥー”として知られる祭礼、儀礼用に使われる土偶を取り上げ … 続きを読む African Art 8 ブードゥーの祠の祖先像(トーゴ)
African Art 7 アフリカの仮面、神像の真贋と収集
15世紀半ば、ポルトガル人のディエゴ•カオンがヨーロッパ人として初めて西アフリカの海岸地域を調査し、コンゴで象牙製品といくつかの木製品を持ち帰り、ここで初めて黒人の仮面文化が知られるようになった。18世紀半ばを過ぎて植民 … 続きを読む African Art 7 アフリカの仮面、神像の真贋と収集