アフリカ大陸の湖について

アフリカ大陸の湖について

アフリカ大陸にある湖と言いますと、どちらの湖を思い浮かべますでしょうか。
やはり面積世界3位の「ビクトリア湖」。いやいや深さ世界2位の「タンガニーカ湖」、淡水魚の種類なら負けない「マラウィ湖」、それとも今まさに消えゆく「チャド湖」、ふふふ「トゥルカナ湖」を忘れないでくれ。
ん?あれ?このくらいしか湖(天然湖)は無いのかな??(もちろん、タナ湖やアルバート湖クラスの湖はたくさんあります)そうなんです。実はアフリカ大陸には大きな湖(天然湖)は思っていたより少ないのです。アフリカ大陸の緯度が低く、乾燥地帯が多いのと、断層湖が生成されやすいところは東に偏っています。
ですがその分、東アフリカには大きな湖、そして深い湖が多くなっています。

ちなみにタンガニーカ湖の水量は17,800立方キロメートルあるのですが、マラウィ湖と一緒にしますと、地球上の淡水の約5分の1くらいになります。※シベリアのバイカル湖は一つだけで同じく5分の1、そして北米の五大湖でも約5分の1になります。残りの5分の2が日本を含む、それ以外になりますので、もの凄い量の淡水が実はアフリカにあるということですね。
サファリツアーではなかなか訪れることが難しい地域ですが、タンガニーカ湖とマラウィ湖は特に水質がアルカリ性の透明度の高い湖ですので一度は訪れて欲しいところです。