アフリカでは、メジャーなリゾート国の一つモーリシャス共和国(マダガスカルから東へ約950kmに位置する)。某有名芸能人の方のハネムーンなどでご存じの方も多いかもしれません。
この国は、実は、一部のコレクターの方にとっては、とても有名な国です。
英連邦の一つであるモーリシャスで、1847年にこの国で初めて、英国女王の描かれた1ペンスと2ペンスの切手が発行され、それぞれ初版で500枚ずつ発行され、国内に出回ります。
初版の1000枚は、切手の左側に、「POST OFFICE」と印字されていましたが、本来、「POST PAID(料金支払い済み)」とすべきものだったために、以降は、修正され発行される事になります。
この初版のいわゆるミスプリント切手(通称ポストオフィス切手、2ペンス切手がブルーモーリシャスと呼ばれている)は、現存・確認できているものは、26枚とされていて、1970年代でも、一枚1億円を超える額で取引きがなされていたそうです。
当時のコレクターの中には、金井 宏之さんという日本人の方もいて、個人所有者としては過去最高の6枚を所有し、そのブルーモーリシャスコレクションは、1970年の国際切手展で金賞を受賞しています。
この「2ペンスの宝石」には、1枚1枚にその軌跡にまつわるストーリーがあり、面白いです。興味のある方は、下記をご一読下さい。
『世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ! ヘレン・モーガン著/藤井留美訳/光文社』
大阪営業所 荒木
PHOTO by GFDL and cc-by-sa-2.5,2.0,1.0 were assigned from WIKIMEDIA COMMONS
英連邦の一つであるモーリシャスで、1847年にこの国で初めて、英国女王の描かれた1ペンスと2ペンスの切手が発行され、それぞれ初版で500枚ずつ発行され、国内に出回ります。
初版の1000枚は、切手の左側に、「POST OFFICE」と印字されていましたが、本来、「POST PAID(料金支払い済み)」とすべきものだったために、以降は、修正され発行される事になります。
この初版のいわゆるミスプリント切手(通称ポストオフィス切手、2ペンス切手がブルーモーリシャスと呼ばれている)は、現存・確認できているものは、26枚とされていて、1970年代でも、一枚1億円を超える額で取引きがなされていたそうです。
当時のコレクターの中には、金井 宏之さんという日本人の方もいて、個人所有者としては過去最高の6枚を所有し、そのブルーモーリシャスコレクションは、1970年の国際切手展で金賞を受賞しています。
この「2ペンスの宝石」には、1枚1枚にその軌跡にまつわるストーリーがあり、面白いです。興味のある方は、下記をご一読下さい。
『世界最高額の切手「ブルー・モーリシャス」を探せ! ヘレン・モーガン著/藤井留美訳/光文社』
大阪営業所 荒木
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