サファリガイド加藤直邦さんと行く ケニア・森とサバンナのサファリ 10日間

去年のクリスマスからお正月にかけてケニア・キャンプツアーへ行ってきました。今回はナイロビの空港へ着いたらそのまま移動。夜までにナクルの町まで移動しました。
そして翌朝、2年ぶりのカカメガフォレストへ向けて出発です。道中、綺麗に整備されたお茶農園が広がるケリチョーで休息もしました。道路の整備が進んだおかげで昼過ぎには目的地のカカメガフォレストへ入ることができました。テントの設営をすると、さっそく森の中を散策です。
01
02
03

私たちが訪問する前まで雨が多かったらしく時々ぬかるみがありますが、比較的歩きやすく気持ちのいい森が広がっています。道のわきには野生のコショウやショウガも自生しているので、それらを味見するのも森歩きの楽しみです。
04
05
06

お客様から見たいとリクエストされていたアビシニアコロブスは、私が見つける前にお客様自らどんどん見つけてくれます。樹上の生き物なので双眼鏡が必要ですが、コロブスのほかにレッドテール、ブルーモンキーも混群で観察することができました。野鳥の仲間では、なぜか一番大きなハシダカサイチョウが飛んできて私たちを観察していました。こんなに近くで見られたのは初めてかもしれません。そのほか美しいムラサキエボシドリも森の中で一瞬見ることができたのも印象的です。
07
08

2連泊とも早朝丘に登り、ビューポイントから朝日を眺めました。森が明るくなってくると鳥たちが一斉に鳴き始めます。空の雲の広がり方で2回とも違った様子の壮言な日の出が見られて良かったです。
5日目はカカメガフォレストからマサイマラへ移動です。ケニアの熱帯雨林からサバンナへの車での移動は計12時間にもなってしまいました。さぞ皆さんお疲れになっただろうと思っていましたが、移り変わる風景や、「ケニア人の生活が見られて楽しかった」と、それなりに1日を満喫してくれたようでほっとしました。移動中サバンナでは多くの草食動物が見られましたし、辺りが暗くなると満点の星空が広がっていることもドライブを楽しめた要因ではないかと思います。
09
10
11

マサイマラでの1夜目にして、近所でライオンの鳴き声が響き渡りました。さっそく翌朝ドライブへ出かけると、すぐに若いオスライオンに遭遇しました。これこそがより自然に近いキャンプサファリの醍醐味です。キャンプ場周辺ではユニークなカオグロハイイロエボシドリやシロハラムラサキテリムクなど、アカシア林の野鳥も観察することができました。
12
13

いよいよ保護区の中にサファリドライブへ出発。12月はエルニーニョの影響で大雨が降ったらしく、予想以上に草丈が高くなっていました。大型のバッファローでさえ埋もれてしまいそうです。ぬかるみのせいで通行止めになっている道もあり、最初のころはなかなか大物に会えませんでした。
翌日は計画を変更しロングサファリへ出かけると、マサイマラらしく様々な動物に会うことができました。特に印象的だったのは3頭の親子チーターと、木の上で休むヒョウの姿でした。
14
15
16
17

それに普段見かけることの少ない野鳥も多く観察できました。鳥好きのドライバー・ジョフリーのお陰でもあります。彼の車を大事にする安全な走りはお客様にとても好評でした。
18
19
20
21

カカメガからずっと同行してくれたコックのサミーも、毎回クオリティーの高い日本人好みの料理で楽しませてくれました。二人とも私にとって欠かせないツアーのパートナーです。
マサイマラ最後の夜は大晦日ということで、キャンプ場に隣接するロッジで豪華なバイキングとバーベキューをご馳走になりました。
夜が明けて新年。私たちはナイロビへ帰る前にマサイの戦士たちと早朝サファリウォークをしました。今回のキャンプ中は夜間ずっとライオンやハイエナの鳴き声が響き渡っていたので、歩くことを心配されるお客様もいましたが、普段からここで生活しているマサイとなら安心です。
22
23

車では通り過ぎてしまいがちな足元のフィールドサインや、薬草として利用している樹木の紹介をしてもらいながら、遠くで不思議そうにこちらを眺めている草食動物たちが印象的でした。
今回のお客様は動物だけでなく自然環境やケニアの文化にも非常に興味のある方々だったので、ガイドの仕事も遣り甲斐がありました。これからもお客様の安全を第一に、それぞれのご要望をサポートできるツアーを続けていきます。
24
加藤直邦