砂漠で飲むビールは極上!南部アフリカ、ナミビアビール

5月も末に差し掛かっていますが、日ごと暖かくなってきました。管理人の地元の駅ビルでは昨日21日に屋上ビアガーデンがオープンしました!お酒を飲む方にとってはビールがおいしい時期(好きな方は1年中ビールばかりなのかもしれませんが・・・)になってきましたね。
アフリカ諸国でも、厳格なイスラム教国を除いて各国でご当地ビールが何銘柄も作られ、かつ消費されています。
弊社スタッフの中でも「ビール党」を自認しているスタッフの間では、やはり旧宗主国がドイツだったナミビアのビールが特に人気があります。”ナミビアと言えば砂丘!”、というより”ナミビアと言えばビールでしょ!!”というスタッフの方が多いかもしれません。

いくつも銘柄のあるナミビアビールの中でも、人気を二分する銘柄は、「TAFEL」と「WINDHOEK」。特に軽い口当たりでさっぱりした味わいの「TAFEL」は、乾燥したナミビアの気候によく合い、非常においしいです。
実は弊社のナミビアツアーはキャンプツアー、ロッジ泊ツアーにかかわらず、お酒(ワインとビール)が飲み放題。ツアー代金に丸々含まれています(経費としてツアー代金に上乗せしているわけではありません、ビールとワインが極めて安いからなんです)。
砂漠やサバンナで飲むお酒はまた格別です!ビール好き、ワイン好きの皆さん、ぜひナミビアへ一度足を運んでみてください!
ビールが美味しいナミビアのツアー一覧はこちら。

エチオピアの蜂蜜酒タッジ

昨日の夕方放送のTBS「世界遺産」はエチオピアのラリベラでしたね。その中で紹介のあった「タッジ」。ラリベラ王の名前の由来にもなった蜂蜜が原料からなるタッジは、程よいアルコールを含んだ甘いワインのようで、くせになりそうなほど美味です。写真は、エチオピアのメケレにある賑やかなタッジ酒場(?)の風景です。

2009年2月 究極のタンザニア・サファリ

タンザニアのセレンゲティ国立公園になんと7連泊。リピーターの参加が多い、こだわりのサファリツアーに参加された高橋孝道さんのツアーレポートです。(2009年2月)
このツアーはンゴロンゴロ地区に属するオフロード可能なンドゥトゥ地区に滞在。ここではヌーの移動と間近で動物の活動が見られます。又セレンゲティ地区に長期滞在することによって徹底サファリが出来ました。昨年も同じツアーに参加し、結果「大満足!」でしたが、更にその上を期待して今年も参加しました。
サファリ1日目
昨年13年ぶりに訪れたタンザニア。 アルーシャからンゴロンゴロの道路は大幅に整備されていて大変楽になっていました。ケニアからの国境越えの道路は今年も大工事中でした。2~3年後(?)くらいには良くなっているでしょう。
ンゴロンゴロでのお目当ては黒サイ。遠目ですが親子連れにお目にかかれました。この日の宿はセレナロッジ。部屋からクレーターが一望できます。スバラシイ!
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サファリ2~4日目
クハマキャンプに3連泊してのサファリが始まりました。キャンプの設備は多少問題有りですが、ここはアフリカ、夜のライオン・シマウマ・ハイエナ…の鳴き声にマッチした佇まい??ただ多少の水に不安有り。同行のリピーターの方は大量のミネラルウォーターを持参していました。(ミネラルウォーターはアルーシャのスーパーで1.5リットル¥35程度で購入可)
昨年はヌーの移動には時期的に1週間ほど早すぎて、大きな群が見られませんでしたが今回は見事な群が観察出来ました。緑になり始めた平原の地平線まで、幾筋ものヌー・シマウマの群が続く様子は壮観!おびただしい数の仔連れヌーや、出産直後の場面も見られました。
この地域はチーターが高い確率で見られました。昨年も仔連れ4頭が狩に成功する場面に遭遇し、又今回は生後3ヵ月ぐらいの3頭の仔連れの狩が見られました。1頭のトムソンガゼルの狩に親が成功して食べた後、子供チーターが藪に隠れていたトムソンガゼルの仔を発見。それを教材にした狩の訓練と思われる貴重な行動を間近で観察することができました。
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サファリ5~7日目
ンドゥトゥ地域からセレンゲティのセロネラ地区に向かって移動。この地域へのヌーの移動は見られず、ガゼル類が数多く見られました。移動の途中、珍しい場面に遭遇。水辺に並んだ10頭のメスライオン。何のために並んでいるのですか?
同じプライドのメスと思われるが、この様子にプライドのオスに娘2人と妻1人の我が身を映してその大変さを考える。余計なことでした(笑)
ロッジの近くの水辺では頻繁に豹を観察することが出来ました。
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宿のセロネラワイルドロッジは14年に宿泊して以来。その後大改修がされ、きれいになっていました。夜中になるとライオン・ハイエナの声が響き、カバが庭へ食事に来るまではいいのですが…豹までがここに住むハイラックスを食べに来て、庭に点々と続く血の跡を朝発見したときは、さすがに驚きました。
早朝のサファリ。日の出が素晴らしい!草原の丘の上での朝食は格別。風の音だけが聞こえる静けさが、何ともたまりません。
草原の水辺でまた珍しい場面を見る。1頭のサーバルキャットに3頭のチーターがチョッカイを出している。散歩中の我が愛犬がいつもやる、猫にチョッカイを出す様子に酷似!親が離れた場所で無関心の様子でいるのもおかしいものでした。
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サファリ8~10日目
セロネラを後にして北東部のロボ地区に移動。宿はセレンゲティー・ミグレーションキャンプ。タンザニア各地のキャンプの中では抜群の豪華なテントでした。広大な敷地にテントが点存していて、夜になると食堂の棟まではライフルを持ったマサイの護衛付です。テントの間近にカバのプールが有り、鳴き声がうるさいぐらいです。又、夜はテントの天井でハイラックス・ヒヒの運動会が開催されていたが(!)意外と平気で寝られるものです。
3泊してのこの地区のサファリです。セロネラ地区の草原と異なり、起伏のある灌木帯風景が続きます。リピーターの方から見られる動物の数に時期的な当り外れがあると聞いていたが、今期間近での豹を始め、クリップススプリンガー・リードバック・ブッシュバック等の多くの羚羊類が見られました。
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そして最後の日に素晴らしいライオンの狩を見ることが出来ました。それははるか彼方の草原に潜む5頭のライオンの発見から始まります。遠方から聞こえるシマウマの声に反応して駆け出したライオンを追って、何かが起きているらしい川岸に着いた時は…ブラインドになっている川底で狩が始まっている様子。激しいシマウマの悲鳴が続きました。しかし一旦シマウマは攻撃から逃げ、対岸の斜面を駆け上がります。しかしそこには1頭のライオンが待ち構えていたのです。すかさず見事にシマウマの首筋を捕らえ、この食宴が始まったのでした。
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場所が対面する20m先の川岸の斜面だったので、劇場の2階席で見ている様。ドライバーのTさんさえも興奮するほどの凄まじさで、周りには血と生肉の臭いが漂ってきました。今まで経験したことのない様な、いやどこかで感じた不思議な恐れと快感の混ざった様な感覚でした。10万年前この地を旅立った先祖か、又は700万年この地で誕生した祖先の狩る側・狩られる側の入り混じった感情のDNAなのか…と考えたりして、いややはりこの地に立っての安らぎと不安は何かある。アフリカです。
帰国
帰りはセレンゲティから軽飛行機で、眼下に大地溝帯を、彼方にかすかに頭を出したキリマンジャロを見ながらアルーシャに到着。この時期のタンザニアは見るものがいっぱいでした。でも究極はまだ先。また帰ってきます。さよなら、セレンゲティ。
付録:私の酒ナビ
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①コニャーギ
タンザニアのスピリッツ。茨城在住の知人は世界最高のスピリッツと評価!「ホントデスカ?」購入時偽物に注意。見分け方:ビンをふってこまかい泡が出るのが本物。オンザロックもいいが、ジン・ウォッカ代りでカクテルに最適!!
②タスカ
タンザニア産のケニアビール。アサヒドライに似ていて日本人に合う。テント前のテーブルで夕暮れ時に飲むとヘミングウェイになれます。(注:サファリハットをかぶる事。)
③ミュザール・レッド
タンザニアからチョイト外れたレバノン産のワイン。途中のドバイの空港で入手できる。
レバノンベカア渓谷でとれる極旨ワイン:カベルネ・シラー混。日本で購入可。¥6,000ぐらい。※ドバイではなんと…‘00・‘01物が20~21$、尚、‘74は800$、‘81は300$
タンザニアのツアー・旅行一覧はこちら。
サファリ・動物がテーマのツアー・旅行一覧はこちら。