アフリカ・サファリのスモール5

皆さんは「ビッグ5」と呼ばれる動物たちをご存知でしょうか?
国立公園などで野生動物を捜し、写真に収め、観察する、いわゆる「サファリ」が行える国々では、ライオン、ゾウ、ヒョウ、サイ、バッファローの5種類の動物たちをビッグ5と呼ぶのですが、かつて「サファリ=長期の狩猟旅行」だった時代に、特にハンティングが難しい5種類の動物を指して、ビッグ5としていました。現在でもサファリの成果の一つの指標として、このビッグ5が見られたか否かが話題に上ることがあります。
このビッグ5に対して、「スモール5(あるいはリトル5)」なるものがあるのをご存知の方は少ないかもしれません。
スモール5とはすなわち、カブトムシ、ウシハタオリ、ハネジネズミ、ヒョウモンリクガメ、ウスバカゲロウの5種を指します。確かに大きさは小さいけど、なんで特別なファイブなの?という疑問はごもっとも。その理由は、実は英語名にあります。

カブトムシ:Rhinoceros Beetle(ライノサー・ビートル)
ウシハタオリ:Buffalo Weaver(バッファロー・ウィーバー)
ハネジネズミ:Elephant Shrew(エレファント・シュルー)
ヒョウモンリクガメ:Leopard Tortoise(レオパード・トータス)
ウスバカゲロウ:Antlion(アントリオン/アント・ライオン)
ビッグ5の名前がそれぞれに付いているんですね(最後のカゲロウはこじつけ感強し、ですが・・)。
名前はスモール5ですが、実は本来のビッグ5より見るのは遥かに難しい、かもしれないこの5種。サバンナを訪問した際は、ちょっとだけ頭の片隅に置いておいていただけると、サファリの楽しみが増すかも?しれません。
ビッグ5だけでなく、スモール5も見られるかもしれないケニアのツアー一覧はこちら。

ケニアでゲーム・ドライブ三昧

年末年始はケニアでゲーム・ドライブ三昧に同行させて頂きました。
人気の動物・ビッグ5・鳥類・水辺の動物などなど、ありがたいことに多くの生き物と出遭うことができました。キリマンジャロ山を背景に70頭以上のゾウの群れを見たときは幸せな心地になりました。でも皆さんにご覧頂きたい写真は、このバッファローのおじいさん。とても穏やかな、けれども力強いその瞳に一同惹きつけられてしまいました。
何とも言えない味のある佇まい、また遭いたいです。

タンザニア・キャンプ・ツアー

年末年始、タンザニア・キャンプ・ツアーの添乗に同行致しました。
今回の旅は、サファリ中に3回も雨に降られるという初めての経験をしました。ネコ科動物は雨を嫌うはずですが、セレンゲティではライオンが雨を喜んでいたのでしょう。カミナリが鳴る中、メス同士で立ち上がってじゃれながら猫パンチをし合っているのを目撃しました。
年末年始の東部アフリカのツアーと言えば「サバンナの初日の出」が一つのハイライト。見られるかどうか心配しましたが、何とかゾウとのツーショットが撮れました。昇ってくる太陽にちょっとだけ雲がかかり、まるで暖かく微笑んでいるような顔に見えました。
タンザニアの太陽は今年も微笑んでくれるでしょう。ぜひお出かけ下さい。

年末年始、ケニアはマサイマラにいってきました!

年末年始、ケニアはマサイマラにいってきました!ドキドキわくわく初めてのツアー添乗でした。
参加者の皆様が強運の持ち主ばかりで?多くの動物、2重のレインボー、寝ているとライオンの声、まさかのハプニング…
多くの出会いに恵まれました!!

午年のはじまりはじまり~
皆様にとって素敵な出会い多き年になりますように…
2014年もどうぞ宜しくお願い致します。
道祖神 吉松

キンイロモグラ

年末年始、ナミビアのツアーに同行させて頂きました。
その際に撮った1枚。
何かお分かりでしょうか?正解はキンイロモグラです。
残念ながら亡骸でしたが、南部アフリカの砂漠帯に生息し、日中は砂の中などに潜り活動しないので、まずお目にかかる事のできない、とてもレアな生物です。
モグラは一般的に目が退化して視力がほとんどありませんが、
このキンイロモグラは、目そのものがありません。厳しい環境に対応するための進化ですね。

セスリエム峡谷を散策中にガイドが見つけました。
恐らく、夜間に猛禽類が捕獲して運んできたものの、誤って落として見失ったのではないかという話でした。
すぐそばに鮮血もあったので、まだ死後数時間という感じでした。
以前から密かに見たいと思っていた生物の一つで、お客様の反応を他所に、一人興奮してしまいました!
(ベテランガイドも実物を見たのは、人生でこれで2度目だったそうです)
道祖神 荒木
キンイロモグラを見ることはできるでしょうか。ナミビアのツアー一覧はこちら。