西アフリカにある内陸国のブルキナファソは、1960年の独立当時の国名はオートボルタ(HAUTE VOLTA)といいました。オートボルタのオートは、フランス語で「上」にあたり、さしずめ上ボルタになり、事実英語ではアッパーボルタとも呼ばれていました。
そんなオートボルタが、ブルキナファソになったのは今から約30年前に現れた一人の青年将校によってです。その名前はトーマス・サンカラです。彼は本気でブルキナファソを良い国にしようと尽力しているさなか、凶弾に倒れたのです。
ブルキナファソは、本当に穏やかな人たちが住んでいる国で、西アフリカでは人柄は最高ではないかと思ってしまうぐらい人柄が良いです。
ワガドゥグは、アビジャンやダカールの街ほど大きくないのですが、ブルキナファソ最大の街で、2年に1度のFESPACO(映画祭)などで知られています。
ボボジュラッソはブルキナファソ第2の街ですが、モスクも泥でできたスーダン形式に変わり、街の雰囲気もちょっと小さなアフリカの街に変わり、ますます人々が穏やかになります。
以前よりだいぶアクセスも向上していますので、周辺国と一緒に、もしくはブルキナファソだけでも十分に楽しめると思います。
by 深川
■ブルキナファソ旅行・ツアー一覧
ブルキナファソ
西アフリカのマリ、ブルキナファソ添乗
西アフリカのマリとブルキナファソの添乗から帰ってきました!
今回のツアーでは、3泊4日ニジェール河の舟旅がなんといってもハイライトですが、舟の上で楽しみのひとつが食事です。舟上の小さなキッチンでどんな料理が作られるのかちょっとドキドキでしたが、今回のシェフ、若くてシャイなマトゥ(女性です)が作る料理は誰もが絶賛で、行き交う舟の漁師から、または途中立ち寄った村で仕入れた新鮮な食材を使って、毎日美味しいマリの料理を作ってくれました。
おかげで、舟旅が終わったあとも、「マトゥの料理が食べられなくなる~っ。悲しい!」と皆さん。美味しい料理は旅の大切な要素であることを身をもって体験しました。写真は、舟旅中のある日の昼食に出た、マリの人気料理、ザメ(炊き込みご飯)です。