アフリカの空に舞うB787

2014年4月5日11時34分にナイロビ・ジョモ・ケニヤッタ国際空港にケニア航空のボーイング787が着陸しました。ケニア航空が9機発注したうちの初号機をシアトルで受領し、16時間のノンストップ飛行の後に、ナイロビに舞い降りました。

このボーイング787は機体の半分以上を金属材から炭素繊維を中心とする複合材に変更したため燃費も向上し、スピードも向上し、これまで200名程度の運航ではペイしなかった長距離路線に就航しています。ケニア航空では先月よりナイロビ-パリ線に就航しています。バンコク線にも就航予定のようです。
ボーイング787をアフリカの航空会社で導入したのはケニア航空で2社目、最初に導入したのは、エチオピア航空です。エチオピア航空は現在7機ほど保有して、アジスアベバからドバイ、キンシャサ、パリ、北京などへ就航しています。
ボーイング787の見分け方ですが、一番わかりやすいのはエンジンカバー(ナセル)の後ろ側がギザギザしているところと、機体の後ろにあるテールコーン部分がチタン合金になっているので、ねずみ色になっています。
現在、日本の空港にはケニア航空やエチオピア航空は就航していませんが、日本航空、全日空、ユナイテッド航空、カタール航空などのボーイング787が就航していますので、国際空港に行かれる際は見つけてみてください。
東京本社 航空券予約発券担当 深川