究極のタンザニア・サファリ 前編

2012年2月8日出発、究極のタンザニア・サファリに参加された土井 治夫 様からのレポートです。
2月8日(水)~9日(木)
久し振りのアフリカへ
4年前は中部国際空港からドバイ空港までエミレーツ航空で直接フライトしたが、エミレーツ航空の撤退により、今回は名古屋駅西から無料シャトルバスにて関空まで行く。名古屋からもう1名Bさんが本ツアーに参加しているが、バスには10数名おり特定できず。東名阪から、名阪、西名阪を経由して約3時間で関空に到着。
関空にて、Bさん、北海道から参加のYさんと合流。Yさんとは6年前のケニア・ツアーで同行しており再会。エミレーツ航空の搭乗手続きを済ませ23時40分離陸。UAEのドバイまでは8200km、約11時間の旅。客は座席数の半分ほどで、隣の2席が空いていたので横になることができラッキー。それにしても長い!!
無事ドバイに到着。ここで東京からの4名(Kさん、Tさん、Yさん、添乗員のIさん)と合流し、飛行機を乗り換えケニアのナイロビへ。離陸までの4時間を初対面の参加者や以前同行した参加者と交流し離陸を待つ。搭乗手続きを済ませ、ナイロビまで5時間のフライト。
機内で昼食が出たが、男性のCAが近くの席にいたBさんに「chikin or beef?」と聞く。Bさんが「beef」と返事したが、CAはニコニコしながら「ン?」と聞き返す。Bさんは自分の英語が通じなかったと思い、再度「beef」と返事、CAが茶目っ気たっぷりに「ン?」、これを4回ほど繰り返す。廻りはみんなニヤニヤ、やっとBさん、からかわれていることに気づく。今度はTさんが「female beef(メスのビーフを)」と返事してやり返す。これにはCAも困った。しかし、外国人はこのように陽気な、茶目っ気ぶりが自然でうまい。
午後3時近くに無事ナイロビに到着。入国審査を済ませ、預けた荷物を受け取る。空港には旅行会社が手配したマイクロバスが迎えに来ていた。乾燥した爽やかな暑さ、やっとアフリカに着いたと実感。ここナイロビから国境の町ナマンガまで190km。道路は4年前にはガタガタ道であったが、一応舗装されており快適なドライブ。しかし、時々警察に車を停められ車内を検査された。最近、隣国ソマリアの政情が不安で、難民が避難してきており警備が厳しくなっているとのこと。
ナマンガにて、ケニアの出国手続き、タンザニアの入国手続きを行う。両手続きとも厳しく、両手の指紋を採られた。ここでトイレを使用したが、2人で1ドル要求され、使い古した1ドル紙幣を渡そうとすると受け取り拒否。仕方なくもっと新しい紙幣を渡した。ケニア、タンザニアでは偽ドル紙幣が横行しており、古い紙幣の受け取りを拒否するらしい。
国境からアルーシャまで110km。暗くなってきたが、8時近くに到着し、今夜宿泊するスノー・クレスト・ホテルに入る。ここで夕食を済ませた後、荷物をハードケースからソフトケースに詰め替え、明日からのサファリに期待しつつ就寝。
2月10日(金)
ンゴロンゴロ自然保護区へ
6時に起床。ホテルの室内は24℃、半袖シャツ1枚でOK。日本とは真逆の気候で快適。8時半ホテルを出発。まず両替所にてドルからシリングに交換。レートは1ドル=1,580シリング、100ドルを交換する。アルーシャ郊外ではコーヒーのプランテーションが多く見られた。8月が収穫時期。ンゴロンゴロ自然保護区のソパ・ロッジへ向かう途中、マニャラ湖畔の露店にて赤いバナナを購入。14本の房で4,000シリング(日本円で約200円)。甘くて美味しい!この当りから白い蝶(日本のモンシロチョウより一回り小さい)が乱舞。目的地のソパ・ロッジ近くまで何キロにも亘って蝶の乱舞が続く。繁殖期を迎えているのだろう。
ソパ・ロッジに午後1時半ごろ到着。このロッジは標高2,300mのところにあり、気温も25℃前後でさわやか。このロッジで受付を済ませている間に、偶然ドライバーのTさんに会う。4年前のツアーでドライバーとしてお世話になった人で、少しやせていたが、元気な様子で安心。
最初のサファリへ
ロッジで昼食を摂った後、初めてのサファリへ出発。このロッジからンゴロンゴロ動物保護区のクレータ底まで約600mを下る。今回の撮影のテーマは、動物の親子と各動物の顔のアップ。
【出会えた動物】
●ライオン
この保護区には3つのプライド(群れ)があり、その1つの群れに出会う。子供を含めて10数頭。オスは顔の左側を怪我しており、時々大きな口を空けて痛さを我慢している様子。また、親と子供はサファリカーにより分断され、子供は草むらに隠れたまま。親も心配顔。申し訳ない気持ち。
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●イボイノシシ
生後3ヶ月の子供3匹を連れた家族に出会う。親は草を食べるとき、前脚を折りかがんで食べるが、子供も親を真似てかがみ地面に近い草を食べていた。愛嬌がある。
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●クロサイ
遠くの方に1頭のクロサイがポツン。カメラにやっと収まる位で、時々草を食んでいたが、臆病でサファリカーには近づこうとしない。「今日は、これでサイなら」と冗談を言いながら帰途に着く。
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●その他
シマウマ、ヌー、グラントガゼル、トムソンガゼル、ハイエナ、バッファロー等
ここの保護区は午後6時でゲートが閉まってしまうため、カバに会いに行く時間が無くなり仕方なく帰途に着く。午後7時半に夕食。徐々に客が増えて、総勢100名以上。レストランはてんてこ舞いの状態で、食事を終えるまでに2時間もかかってしまった。お陰で、今回のツアー参加者と色々な話をすることができた。ベッドには湯タンポが入れてあり、心配りが嬉しくもあり、懐かしくもあった。
2月11日(土)
ンゴロンゴロからセレンゲティへ
6時にモーニングコール。電話はないため、スタッフがドアを叩いて知らせてくれた。室内温度は20℃で快適。今日はサファリをしながらセレンゲティ国立公園のヘソの位置にあるセロネラ・ワイルドライフ・ロッジを目指す。途中セレンゲティまでの道路は舗装されておらず、砂埃を巻き上げながらのドライブ。12時前にゲートに到着。入園手続きを済ませ、サファリをしながら午後2時セロネラのロッジに到着。このロッジには3連泊の予定。昼食後、旅装を解き、洗濯用ロープを張る。11年前にもこのロッジを利用したが、その時の悪夢が甦る。部屋に入ったら、あるはずのハードケースが見当たらない。添乗員に「ハードケースが見当たらない」というと、「アルーシャのホテルに保管してありますよ」との返事。一瞬目の前が真っ暗!!幸い1日分の着替えと常用薬はナップサックに入れていたため、毎日洗濯しながら、髭は伸ばし放題で過ごした。
午後のサファリへ
午後のサファリに出発。ロッジの南方にシマウマ、ヌーが来ているということで2台のサファリカーでセレンゲティ・サファリを開始。今は乾期で砂埃が多く、また日差しもきついため、帽子、サングラス、マスクは必需品。カメラにはシャワー・キャップを被せ砂埃対策。
【出会えた動物】
●トムソンガゼル、グラントガゼル
トムソンガゼルの群れに、一回り大きいグラントガゼルが混じっている。このような群れは良くある形態で、お互いメリットを共有しあっている。トムソンガゼルにとっては、グラントガゼルの危険探知能力により肉食獣からの脅威を早く察知でき、一方グラントガゼルにとっては、子供が大きさ、体色ともトムソンガゼルに似ており、その群れに混在することにより肉食獣からの危険を避けている。
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●ゾウ
ロッジ近くの池に水を飲みにきた約20頭の子連れの群れに出会った。サファリカーで近づくと、メスの親たちが子供と車の間に入り子供を守ろうとする。このため、親子の2ショットをカメラに収めることは難しい。池では水をたっぷり飲んだ後、水浴びをしたり、泥んこ遊びをしていかにも気持ち良さそうだ。
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●ヒョウ
無線でヒョウがいるとの情報を得たためサファリカーを飛ばす。既に10台ほどのサファリカーが集まっており、近くのソーセージツリーにヒョウがいるという。すぐ近くで、プロ用のビデオカメラを車にセットした撮影隊がヒョウを撮影していた。下にいたヒョウが急に駆け上がり、予め木の上に置いてあるエサを食べ始めた。暫く様子を見ていたが、サファリカーは三々五々散っていった。
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●その他
トピ、ハーティビースト
午後7時半に夕食。その後は洗濯を済ませ、今日撮影した写真の整理をしたり、気づき事項をメモしてから就寝。
2月12日(日)
午前のサファリへ
5時30分起床し、6時30分に朝食を摂る。今日は7時30分にサファリへ出発。毎日サファリカーに乗る人を1人ずつ交代することに決める。参加者の交流を図るためと、車は6名で2台なのでドライバーによる車の撮影ポイント決めに違いがあるため。ドライバーはアミリさんとジョンさん。アミリさんは48才でレンジャーの経験があるため慎重派、一方ジョンさんは30才台で若く、積極派。
【出会えた動物】
●インパラ
80頭くらいの群れに出会う。この群れはオス1頭にメス及び子供たちでハーレムを形成している。オスは大きな角を持っており、いかにもオス同士の戦いで勝ったという雰囲気を持っている。しかし、ドライバーによると、オスとして君臨できる期間は平均6ヶ月と短い。一見羨ましいようだが、厳しい世界のようだ。
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●シマウマとヌー
朝の水飲みのため、シマウマとヌーが池の周りに集結していた。その数、数千頭。水を飲んだ集団が水飲み場から引き上げると次の集団が飲みに来るという繰り返し。順番が決まっているのか混乱はしない。しかし、水の中に入り込んで泥をかき回すためシマウマが出てきた時はシマが消え、一瞬単なる黒いウマに変身。
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●ヒョウ
ソーセージツリーとアカシアの木の上で休んでいるヒョウが2頭。夜行性のため昼間は殆ど眠っていることが多い。ドライバーのアミリさんは、木の上で寝ているヒョウの色を見て年齢を推定し、姿勢を見てオスかメスを区別するという。それでは、アミリさんが教えてくれた見分け方とは?
【見分け方】
前脚、後脚とも木の枝に跨っている→メス
前脚は木の枝に跨っているが、後脚は跨っていない→オス
後脚の間にはタマタマがあるため、跨ると痛い)
この見分け方に女性陣は納得、男性陣は?あなたは納得、それとも?(写真はメス)
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●その他
ライオンの親子、鳥類
午後のサファリへ
昼食を摂り、暫く休憩。午後4時にサファリへ出発。
【出会えた動物】
●チータ
小さなアカシアの木の下で、盛りを過ぎたチータが先ほど獲ったトムソンガゼルを旨そうに食べていた。ハイエナに見つけられると獲物をすぐに横取りされてしまうため、見つからないように祈るばかり。
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●ダチョウ
オスが2羽。1羽は首と脚が赤くなっている。これは繁殖期を迎えている状態。先日テレビで放映していたが、ダチョウはオス1羽にメス数羽が一般的で、先ず本妻が巣に卵を産み、残りのメスがその卵の周りに産む。真ん中に本妻の卵、周りには20個程の他のメスの卵となる。卵を温めヒナに孵すのは本妻のみ。これによりジャッカル等の敵に卵を盗まれることがあっても周りの卵が犠牲になり、真ん中の卵は無事。動物は敵から子供を守るために色々考えるものだ。感心する。
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余り時間が無く、今日はこれにてサファリを終了。ロッジへ帰る。
2月13日(月)
ランチボックスを持って1日サファリへ
朝食で、持参した味噌汁を皆さんに振舞う。ここは標高が1,600m程あり、気圧が850hpsと低いため、セロハンでパックした味噌汁がパンパンに膨らんでいる。そういえば、自分の顔も鏡を見た時、少し膨らんでいるように見えたが、気のせいか?気温は24℃。暑くも寒くもなく丁度良い。今日は、ランチボックスを持って少し遠出のサファリ。
【出会えた動物】
●シマウマ
シマウマの群れが道を横断していたが、サファリカーが近づいたため親子が分断され、赤ちゃんが取り残されてしまった。暫くしてサファリカーが動き出したら、親と勘違いしたのか車についていこうとする。一方、母親は鳴き声で呼んでいたが、群れがどんどん進んでいくため仕方なくついていく。親子の距離は離れるばかり。最後まで見届けることはできなかった。親子の運命やいかに?一方では、matingしている不届きなシマウマも。
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●ライオン
午後2時過ぎ、ランチを摂るため所定の場所に向かっていたが、冗談半分に、「あのアカシアの木の下で昼食にしようよ」と言って近くを通り過ぎようとしたところ、6頭のライオンが昼寝をしていてビックリ。間違っても所定のエリア以外で車から降りたらどんな危険な目に会うか痛感。
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白い岩と呼ばれるところで遅めの昼食。添乗員が持参してくれたハーフサイズのワンタンが美味しかった。廻りにはツキノワテリムクという綺麗なムクドリがおこぼれ頂戴と集まってくる。しかし、エサを与えるわけにはいかない。午後のサファリ開始。
●ヒョウ
最初に見つけた1頭が、ガゼルの頭を引き寄せ食べていたので他のヒョウに気付かなかったが、ドライバーが「3頭いるよ」と言って場所を教えてくれた。裸眼では見えないため双眼鏡で確認。やっと残りの2頭も見つけた。しかし、ドライバーは裸眼でよく見えている。ドライバーの視力には毎度のことながら驚くばかり。
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●シマウマ
沼に脚を取られて、お腹のところまで埋まったシマウマを見つけた。必死で脱出しようとするが、もがけばもがくほど埋まってしまう。無理したためか前脚が折れている。近くで家族が鳴いて励ましているが、どうすることもできない。これが家畜であれば、人がどうにかして助けると思うが、野生動物を手助けするわけにはいかない。これも自然の摂理。
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●その他
オジロマングース、バッファロー、キリン、鳥類
サファリの途中、モルコピエにあるインフォメーションセンターに寄る。ここには、動物園や南アフリカからクロサイを運んできて野生として放す活動をしているプロジェクトの情報が展示されている。しかし、密猟が横行しており、クロサイの数は中々増えないという。
2月14日(火)
サファリをしながらクハマキャンプへ
朝食を摂っていると、カナダのバンクーバー在住の日本人男性が声を掛けてきた。現在71才でキリマンジャロ登山を終え、セレンゲティに来ている。暫くサファリを楽しんでからザンジバルまで足を伸ばす予定。今回はカナダの白人女性5人と一緒で日程は21日間とのこと。スケールが違う。元NTTに勤めていたが、47年前にカナダに移住。現在は庭師の真似事をして楽しんでいる。日本には2年前に法事で帰ったが、その後は帰っていないとのこと。とても71才には見えない。多分、登山をやっていること、カナダに住んでいることが若さの秘訣かもしれない。
今日は、サファリをしながら南下しンドゥトゥのクハマキャンプへ行く。
【出会えた動物】
●トムソンガゼル
ンドトゥに近づくに従ってトムソンガゼルの数が増えてきた。グラントガゼルも小さな群れを作ったり、トムソンガゼルの群れに混在してたが、圧倒的にトムソンガゼルの数が多い。チータ等ネコ科の動物の存在を期待させてくれる。
●バッファロー
今回のサファリで初めて見た100頭を越す大きな群れ。但し、サファリカーの近くには来てくれなかった。全体的にバッファローの数が少ない。別の場所に移動しているかもしれない。
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●フラミンゴ
ンドトゥにある湖で500羽ほどのフラミンゴがエサをすくい取っていた。この湖はアルカリ性で塩分濃度が強く、フラミンゴのエサとなる藻が繁殖するため。しかし、ナクル湖のフラミンゴの数に比べたら極端に少ない。
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クハマキャンプに昼ごろ到着。ここには4年前にもきたが、風が強く砂埃が舞い上がっていた。スタッフから注意点等の説明を受ける。
午後のサファリへ
午後1時過ぎに昼食。4時までは自由時間のため、テントの入り口に用意されているテーブルでアフリカの風を肌に感じながら、写真の整理やレポートを書く。午後4時サファリに出発。ンドゥトゥ湖の水はかなり減っており、湖底をサファリカーで走行できるが、砂埃がすごい。気温は35℃、直射日光に当たると流石に暑い。
【出会えた動物】
●ヒョウ
アカシアの木の上で寝ている3~4才のヒョウに関する情報を入手し、現場まで直行。まだ、3台しか停まっていなかったため撮影に良い場所を確保。ここはオフロードサファリが可能なため、木から10mほどのところにサファリカーを接近させ撮影。起きる気配はなく、時折顔の位置を変えたり、体の向きを変える度にカメラのシャッターを切る。ここまで接近できるところが、オフロードの醍醐味。後続のサファリカーが続々集まってきた。
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●チータ
3頭の兄弟チータが小さなアカシアの木陰で寝そべっていた。サファリカーでチータまで数mの距離に寄せて撮影。各チータの息遣いが聞こえるようだ。余りに近くてチータにストレスを与えてしまいそうで心配。
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●その他
ライオン、インパラ、ハーティビースト
午後7時キャンプに戻る。兎に角、砂埃が凄くて体中埃まみれ。すぐにシャワーをお願いし、頭から足の先まで洗い流す。しかし、お湯は屋根にあるバケツから供給しているため5分以内で済ませないとお湯がなくなってしまう。このような不便さも逆にキャンプサファリの楽しみ。夕食は専用のテントまで懐中電灯を手に足元を照らしながら行く。食後、自分のテントまで戻るが、天の川、オリオン座等が満天に輝いていた。星を見て久し振りの感動。夜は各種の動物がくるので外出は非常に危険。夜間はマサイの2人がキャンプ内を警備してくれるから一応安心。
後編へ続く・・・
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