ザンジバルの笛

著者:富永 智津子
出版社:未来社(2001年5月)
ザンジバルで古くから行われている祭りで、その祭りでは、バナナの茎で叩き合うということを聞いたことがあり気になっていましたが、ずっとそれ以上のことを知る機会もありませんでした。
が、たまたま読んだアフリカ史学者・富永智津子さんの「ザンジバルの笛」を読んでいたところその記述があり、思わず「これだ!」とつぶやいてしまいました。
ムワカ・コグワ(Mwaka Kogwa)と呼ばれているその祭りは、毎年7月頃にザンジバル島の南部の村(マクンドゥチ)で行われるようです。
若い男たちがバナナの茎をもって一斉に集まり、かなり本気にも見られる格闘を始めるそうです。しばらくその騒ぎが続いた後、今度は女たちが争い合う男たちを歌いながら囲んでいき、最後は静まり返った中、椰子の祠に火がつけられたのを見てフィナーレを迎えるというもの。
昔、ペルシャからの移民がザンジバルにもたらしたものだそうです。
きっとローカルの祭りですから正確な日付を事前に知ることは難しいと思いますが、ザンジバルの人たちのルーツを知る貴重なこの祭りをいつか見てみたい、と密かに思っています。
by KQ