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2011.02.10発 タンザニア・サファリ・ハイライト 10日間

タンザニアに旅行すると言うと、決まってキリマンジャロ山が見える?と良く聞かれますが、実は見えません。キリマンジャロ山はケニアのアンボセリ国立公園からその雄姿が見えるのです。但し天候次第で、いつも見えるわけではありません。決して出し惜しみしているわけではないのですが、なかなか姿を見せない所も神秘的な魅力かもしれません。今回私は、ダルエスサラームからナイロビに入りましたので、その際に機上から、少しだけ頂上を観ることが出来ました。頂上の雪が少なくなっているのが良く判ると思います。

ツアーの前にザンジバルの音楽祭を少し見てきました。かなりの迫力で、人間の体がこんなに動くのかと見とれてしまいました。日本人のミュージシャンも頑張ってましたよ。

セレンゲティで見たヒョウです。車のすぐ横を歩いて行きました。その後、ハンティングの態勢を取ったのですが、周りを車に囲まれて、中断。遠くの方へ消えて行きました。

今回はとにかく象の赤ちゃんと本当にたくさん出会いました。生後1カ月に満たない、小さな小象たちです。

他にもヌーの群れ、キリンの群れ、ハイエナの家族等、たくさんの動物たちに出会ってきました。アルーシャからンゴロンゴロのゲート手前まで舗装道路で、10年近く前に行かれた方には想像もつかないかもしれません。但し、ゲートからセレンゲティにかけては、全く変わっていません。新しいロッジが出来ていたりしますが、360度見渡す限り、人工の物が一切ない、果てしない平原は変わることなく、またその地でゆったりと草をはむ動物たちも変わりないです。この景色がずっと先まで、永遠に変わらないことを願ってやみません。
木下

道祖神