2016.12.28発 年末スペシャル マサイ・マラでサファリ 7日間

2016.12.28発 年末スペシャル マサイ・マラでサファリ 7日間

ケニアでサファリをしてみたいけど長期のお休みが取れない方、またリーズナブルにケニアに行ってサファリを楽しみたい、という方向けの年末特別企画ツアーに同行させていただきました。エティハド航空のアブダビ乗り継ぎ便を利用してケニアのナイロビを往復し、ケニアには4泊してサファリを楽しむ、サファリ入門編のようなスケジュールのツアーです。
到着日は運よく入国までスムースで、かつ道も空いていたため、大地溝帯のビューポイントで休憩を挟みつつも、かなり余裕のある時間にナイバシャ湖に到着。当初の予定にはなかったナイバシャ湖でのボートサファリを楽しみました(料金はお一人30ドル、ただし人数によって変動します)。ケニアでのボートサファリは、例えば南部アフリカでのボートサファリと比較すると、正直言って地味な内容であることは否めませんが、初めてのサファリの導入として、また大型野生動物ではなく野鳥を目当てとするならば、充分楽しめます。この日も多くの野鳥に加え、クレッシェンド島に生息するシマウマ、ヌー、キリン、ウォーターバックなどを見ることができました。

ビューポイント
ビューポイント
ナイバシャ湖でボートサファリ
ナイバシャ湖でボートサファリ
ヤマセミ
ヤマセミ
ヒメヤマセミ
ヒメヤマセミ
サンショクウミワシ
サンショクウミワシ
ナイバシャ湖のカバ
ナイバシャ湖のカバ

そしてメインのマサイ・マラでのサファリです。2連泊でサファリの回数は3回、実際には2回をつなげて終日サファリとし、最終日もマサイ・マラの外縁部に接続するシアナ・コンサーバンシーでサファリをしましたので、実質4回分+αとなりました。やはりマサイ・マラに3連泊する8日間や10日間のツアーと比較すると時間が足りない印象は残りましたが、それでもこの短期間にしては予想をはるかに超えた充実のサファリをすることができました。
見ることができた野生動物たちをザッと挙げますと・・・
オスライオンを含むライオンのプライド、ヒョウ4個体、チーター2個体(1頭はなんとハンティング・シーン!)、ブチハイエナ、ゾウの群れ、キリン、トムソン&グラントガゼル、インパラ、デファサウォーターバック、エランド、リードバック、ブッシュバック、コーク・ハーテビースト、ヌー、シマウマ、トピ、ディクディク、セグロジャッカル、イボイノシシ、ダチョウ、バッファロー、カバ、シマ&コビトマングース、サバンナヒヒ、ベルベットモンキー(そして、ナイバシャ湖及び道中ではクロシロコロブス、ブルーモンキー、ハイラックスも)。
素晴らしく中身の濃いサファリでした。

ゆったりとサバンナをゆくキリン
ゆったりとサバンナをゆくキリン
勇敢なイボイノシシ
勇敢なイボイノシシ
優雅に歩くヘビクイワシ
優雅に歩くヘビクイワシ
ハネムーン中のライオンカップル
ハネムーン中のライオンカップル
成熟したオスライオン
成熟したオスライオン
デファサウォーターバック
デファサウォーターバック
バブーンの小隊
バブーンの小隊
午睡中のハイエナ
午睡中のハイエナ
ちびっこイボイノシシ
ちびっこイボイノシシ
貫禄あるオスのバッファロー
貫禄あるオスのバッファロー
インパラを仕留めたチーター
インパラを仕留めたチーター
マサイキリンの群れ
マサイキリンの群れ
神経質に車との距離を置くエランド
神経質に車との距離を置くエランド
サバンナらしい風景
サバンナらしい風景

宿泊したオルケリ・マラ・サファリ・キャンプは、小規模なテント式ロッジながらアットホームなサービスが心地よく、料理も美味しく、自然の中での滞在を楽しめました。このオルケリ・マラ・サファリ・キャンプが立地しているのは、マサイ・マラの境界に接続しているシアナ・コンサーバンシーという私設の保護区なのですが、何とこの保護区内で母子計3頭のヒョウが見られたのは驚きでした。サバンナに大きく偏ったマサイ・マラ保護区内の自然環境と異なり、密度の高いアカシアの森や見通しのよくないブッシュが広がっているため、ブッシュバックやディクディクなどブッシュでこそ遭遇できるレイヨウ類、そしてヒョウが期待できるのでしょう。

ブッシュが大好きなディクディク
ブッシュが大好きなディクディク
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプ01
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプ01
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプ02
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプ02
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプで見た星空
オルケリ・マラ・サファリ・キャンプで見た星空

短期間ですが、マサイ・マラとケニアのサファリのポテンシャルを実感したツアーでした。
羽鳥