アフリカ×Jリーグ(その1)

Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)には、日本国内の37都道府県に本拠地を置く53クラブがあります。

その中でプレーをする外国籍選手は、主にブラジル等の南米出身選手の割合が圧倒的に高く、次いで韓国籍選手となっています。
さあ我らがアフリカン選手は!といいますと…
Jリーグ創設から23年目になる今年までの間、述べ13名の選手(筆者調べ)がプレーしました。
国籍や出身地はやはり西アフリカが多く、順にガーナ・カメルーン・コートジボワール・ナイジェリア。
ポジションは7割の選手がフォワード。3割はミッドフィルダーやディフェンダーです。
西アフリカ以外の地域からは、モロッコから1名。
東アフリカ、南部アフリカからは未だゼロです。今後に期待ですね!
これまで日本でプレーしたアフリカンの中で、おそらく一番有名であろう選手は「エムボマ選手(正しくはンボマ)」。
カメルーン出身のフォワードは、正に独壇場のプレーの連続。
日本人プロ選手も仰天の技を繰り出し、誰も彼を止められない程でした!!
彼は自国の代表チームでも、同じく大車輪の活躍をしていました。
さて、今年からは新たに2名の選手がJリーグにやってきました!
ナイジェリア出身のウタカ選手と、ブルキナファソ出身のマック選手です。
ウタカ選手は清水エスパルスで、マック選手はFC琉球でプレーしています。
特にウタカ選手は、ナイジェリア代表にも選出されていたスペシャルなフォワード。
爆発的なスピードで相手ディフェンダーの死角から飛び出し、どんな体勢でも軽々とシュートを放ちます。
冷静で爽快なプレーが多く、チームでもキープレイヤーとなりつつあります。
アフリカンのプレーヤーは、繋がりが深い欧州でプレーすることが多い為、
日本でプレーを見る機会がまだまだ少ないのが現状です。
これから更に日本に来て欲しいですね!
皆さんもアフリカンのリズミカルな痺れるプレー、是非スタジアムで体感してみてください!
この写真の真ん中がウタカ選手です。
https://www.facebook.com/ShimizuSpulseOfficial/photos/pb.330049380380819.-2207520000.1428039677./869905116395240/?type=3&theater
by 歌津