ナイロビ ダイアリー no.16 東アフリカの国々 与太話1

ケニアを含む東アフリカには、
実に多様な国々が集まっている。
野生の大地が広がるケニア・タンザニア、
IT分野の進出が目覚ましいルワンダ、NGOMA(太鼓)王国のウガンダ。
少し北に目を向けると、未だ伝統を生きているエチオピア、
超民主主義ソマリランドに、南部モガディシュなど、
個性的な色合いの国ばかり。今回は、そんな東アフリカの国々で
見聞きしたことを書き連ねてみたいと思う。

ウガンダの「ROLEX」

アフリカ最大のビクトリア湖を挟んだお隣の国、ウガンダには、私が個人的に愛してやまないものが1つある。それが「ROLEX」だ。もちろん高級腕時計のことではなく、「ROLEX=ROLL EGGS」。どこの道端の屋台でも食べられる、卵を使ったローカルフードのことだ。卵を多めに使ったチャパティ(クレープ状)の上に、トマト、キャベツ、玉ねぎなどを載せ、くるっと巻いて出来上がり。素朴な味だが、腹もちも良く、これを1~2本食べれば優に一食分くらいのボリュームがある。値段も50~70円とお手頃。ウガンダを訪れて小腹が空いた際は、ぜひトライしてほしい。

ROLEX売りの少年。大した料理でもないのに病みつきになる
ROLEX売りの少年。大した料理でもないのに病みつきになる

ROLEX=ROLL EGGS!
ROLEX=ROLL EGGS!

ROLEXだけではなく、ウガンダは屋台文化が充実しているのが羨ましい。日本で食べるようなレベルの焼き鳥が(塩味のみですが)1本10円くらいでどこでも売っているし、屋台で一杯ひっかける際には、ツマミにバッタの素揚げを齧るなんてのもポピュラーだ。どれもケニアでは見かけないものばかり。お隣同士の国なのに、ちょっとした小料理だけでも随分違うものだ。

タンザニアの新大統領

先頃、タンザニアでは大統領選挙が行われ、10年間の任期を終えた前大統領に代わって就任したのが、ジョン・マグフリ新大統領。この新たなリーダーが、初代ニエレレ大統領の再来と呼ばれるほどの節約家だ。12月9日はタンザニアの独立記念日。新大統領にとっては最初の大きなイベントだったが、すべての式典をなしにして、この日をコレラ対策の「国民掃除の日」にしてしまうという行動力!
お隣の国の新大統領はずいぶん感心な人だなあ、と思っていたら、3日後の12月12日は、我らがケニアの独立記念日。さて、タンザニアを見習ってどうでるのか?と半分くらい期待していたところ、例年以上に大掛かりでド派手な独立式典が、国立スタジアムを貸し切ってそれはもう盛大に行われた。思わず苦笑してしまうが、このケニアのぶれない態度が頼もしくもある(?)。

タンザニアのローカル豚料理KITI-MOTO。レストランでは味わえないアングラな味
タンザニアのローカル豚料理KITI-MOTO。レストランでは味わえないアングラな味

アフリカビールの王様「PRIMUS」

アフリカ好きの間でビールの話をすると避けて通れない名前が「PRIMUS」だ。個人的には、アフリカン・ビールの王様ではないかと思っている。旧宗主国ベルギーの血が入った、僅かにフルーティな味わいと、それでいてガツンと来る喉越し。乾燥した乾季の昼下がり、湿っぽい雨季の夜長、どんなシチュエーションでも一杯飲めば幸せな気持ちにさせてくれる。
「PRIMUS」は、コンゴ民主共和国(DRC)の一種アイコンとして知られている感もあるが、実は大本は東アフリカの小国ブルンジとルワンダである。隣り合ったこの小さな2カ国は、民族模様も文化もとても良く似ているのだが、順調に経済発展を遂げているルワンダと、今も混乱が絶えないブルンジ。2国の状況は対照的だ。個人的に会ったことのあるブルンジの人々は、皆礼儀正しく控えめで、思慮深く、でもひとたび音楽が鳴れば陽気に踊り出し…といった、愉快な人たちばかりだった。1日でも早くブルンジの地で現地の人々と、王様ビールの「PRIMUS」を酌み交わして語らう日が来ることを願う。

アフリカ旅行者なら、一度は憧れるこのブルー・ラベル「PRIMUS!」
アフリカ旅行者なら、一度は憧れるこのブルー・ラベル「PRIMUS!」

生野

風まかせ旅まかせ Vol.25 アフリカの人々の平和を願う

今年でアフリカとの関わりも40年になる。ちょうど40年前の秋、バックパックを背負い、ジブラルタル海峡を船で渡りモロッコのタンジールに上陸した。フランス語もろくに話せないまま、安宿に泊まり、時には野宿や民家に泊まりながらサハラを越え西アフリカへ。そしてザイールの密林地帯を越えて東アフリカを目指した。1年におよぶ壮大な貧乏旅行だった。数え切れないくらい多くのアフリカに住む人々の世話になった旅だった。電気も水道もない、もちろん宿もないような小さな村々で、何度食事の世話になり、宿を提供して貰ったことか。アフリカ人は困っている人を見捨てない。モノのない生活だけど、心はなんと豊かなのか。この強烈な体験が、将来に渡りアフリカと関わって行きたいという気持ちに繋がったのだと思う。
今号の特集で、賀曽利隆氏と対談して、改めてそんなことを思い起こした。この旅行から40年、幸いにも好きなアフリカを毎年何度となく訪れ、多くの国々、地域を旅することができた。時にはスリやドロボーと遭遇し、横暴な国境の役人や悪徳警官との攻防戦も多くある。それでも善良で純朴な人々との出会いや、壮大な自然の魅力は尽きない。それぞれの国々にそれぞれの思い出があるので、ニュースで内戦やテロ、エボラ熱などの報道があると、世話になった地元の人々やガイドの若者は今どうしているだろうかと、気がかりでしょうがない。
ここ数年で訪問しにくいアフリカの国々が増えてしまった。美しい砂漠や豊富な遺跡群を持つリビア、特異で豊かな民族文化を持つマリなど、お客様に紹介できないのが残念で仕方ない。一刻も早くそれらの国々に平和が訪れてほしいと願わずにいられない。
写真 : ’77年、ウガンダ。赤道のモニュメントで記念撮影

百獣の王「ライオン」

サバンナの動物の頂点に君臨すると言われているライオン。

実は獲物の半分ほどは他の動物から横取りしていることは有名になってきましたね。逆にイメージの悪いハイエナは半分以上を自分たちで仕留めているとのデータもあります。
狩りの成功率が悪いなど、百獣の王と呼ばれているのが疑問だったりしますが、オスライオン、特にプライドのオスライオンはまさに王様。
狩りはメスライオンたちが行い、成功すれば一番先に食べる。狩りにも参加せず至れり尽くせりな訳ですが、プライドを乗っ取るには過酷な戦いがあり、プライドを手に入れても、他のオスに乗っ取られないように常に警戒しなければなりません。
プライドを乗っ取られてしまったオスライオンは・・・さらに過酷な生活が待っています。
ネコ科で唯一、集団で狩りをすると言われているライオンですから、1匹になってしまうと狩りの効率が悪く、良い最期は迎えられないと聞きます。
過酷な世界を生きているはずの野性のライオンでも、サバンナで見ると生き生きと見えてしまうから不思議です。
by 菊地 佑介

Magic System

マジックシステム(Magic System)は、1997年にデビューしたコートジボワールを代表する男4人組です。

現在はフランスを拠点に全世界で活動をしています。アフリカで言うとダカール【セネガル】からバンギ【中央アフリカ共和国】までを席巻していると言っても過言ではないと思います。
私がアビジャンに滞在していたときは、サッカーコートジボワール代表が、アフリカ予選で戦っていたときにテーマソングを歌うのは彼らでした。2011年に、彼らはアビジャン市内のアヌマボ地区(マルコリー地区)に寄付をして、その名も「マルコリー・アヌマボ・マジックシステム小学校」を寄付で建設してしまいました。
個人的には、滞在していたときに流行していた「On va bouger bouger(動け、動け)」が好きで、歌詞はフランス語の授業で習うようなフランス語も入っていますが、ヌシと呼ばれているローカルの言語と混じったフランス語の単語も入っていて、現地の人にはスッと耳に入っていくと思います。
リンクを張っておきますので、ぜひ「On va bouger bouger」を聞いてください!!
https://www.youtube.com/watch?v=n-87MCxKzb0
by 虎

携帯ルーペ

旅行に行く際に持っていくと、いつもとは違う驚きと楽しさが
あるものをご紹介します(私だけという意見もあり・・・汗)。

それは、この写真そのものの「携帯ルーペ」です。
写真のそれは宝石用メタルホルダールーペとはなっているのですが、頑丈でもあり、携帯するにも便利です。
で、コレで何するの?
はい。対象は鉱物の表面や植物の葉、虫など、
好奇な気持ちがあればなんでもOK!
顕微鏡は微生物は細胞などもっと細かいものを見るためのものですが、こちらはもっとマクロなものです。
落ちている石の表面の模様、特に昆虫は気持ち悪いというより
美しい模様を見ることができます。
安いものではありませんが、ちょっと違う見方できる面白いおすすめの一品です。
by 久世