2020.2.7発 チュニジア ラクダと歩く砂漠旅 10日間

チュニジアのツアーへと行ってきました。目的は6日間で約100キロ、ラクダと共に砂漠を歩く事です。来る日も来る日も、砂と風と星の世界。夜はテントで毛布にくるまりながら、毎日無心で歩き続けます。ふと、「こんなところで、いったい何をしているんだろう?」という気にさせられますが、何も考えずに砂漠の世界にどっぷりと浸かっていると、いつの間にか1日が終わりを迎えている、そんな毎日でした。そして、途中何度かラクダの背に乗るなど助けを借りながらも、ご参加者全員が無事に歩き切る事が出来ました。

日本からの長いフライトを経て、首都チュニスのカルタゴ空港へ到着!
日本からの長いフライトを経て、首都チュニスのカルタゴ空港へ到着!
その日のうちに国内線チュニスエアーにて、南部のジェルバ島へ。
その日のうちに国内線チュニスエアーにて、南部のジェルバ島へ。
ジェルバ島のフームスークへ。迷路のような石造りの街並みが広がります。
ジェルバ島のフームスークへ。迷路のような石造りの街並みが広がります。
これから6日間の砂漠の旅へ出かける前に皆さんで1枚「WE ♡ DJERBA」
これから6日間の砂漠の旅へ出かける前に皆さんで1枚「WE ♡ DJERBA」
ジェルバ島は地中海に浮かぶ島。本土へは車ごと積み込むフェリーで渡ります。
ジェルバ島は地中海に浮かぶ島。本土へは車ごと積み込むフェリーで渡ります。
峠道を超え、砂漠の街ドゥーズへとひた走ります。
峠道を超え、砂漠の街ドゥーズへとひた走ります。
ドゥーズ郊外の砂丘に向かうと、ラクダたちがお出迎え!
ドゥーズ郊外の砂丘に向かうと、ラクダたちがお出迎え!
ラクダの背に自分たちの荷物を載せて運んでもらいます。
ラクダの背に自分たちの荷物を載せて運んでもらいます。
いざ出発!
いざ出発!

旅の相棒は、全部で9頭集まってくれた(?)ラクダたち。約200kgもの重い荷物を背負いながらも、静かに私達と一緒に歩いてくれます。6日間一緒にいると、何となくそれぞれの性格のようなものも分かってくるのが面白く、荷物を背負っても平気な顔をしているラクダもいれば、大暴れで明らかに文句を言っているラクダもいて、個性がありとても楽しい旅の仲間でした。そして、ラクダたちを家族のように扱うのが3名のラクダ使い達。砂漠に生きる彼らなしには、この「砂漠歩きの旅」は成立しません。全員の荷物をラクダに載せて運び、キャンプ地では手の込んだ砂漠の料理をふるまってくれ、毎夜のように焚火を囲んで歌を歌う。素晴らしい活躍ぶりを見せてくれた、3名の砂漠の男たちでした。

頼れる砂漠の男たち。彼らとラクダたちなしでは、この旅は実現できません。
頼れる砂漠の男たち。彼らとラクダたちなしでは、この旅は実現できません。
どっさりと荷物を背負ったラクダたち
どっさりと荷物を背負ったラクダたち
1時間半~2時間ほど歩いては休憩。ラクダたちもお休み。
1時間半~2時間ほど歩いては休憩。ラクダたちもお休み。
お昼ご飯は絶品のチュニジアサラダ。レモンを絞って、オリーブ油を掛けただけなのに美味!
お昼ご飯は絶品のチュニジアサラダ。レモンを絞って、オリーブ油を掛けただけなのに美味!
夕暮れ時には砂漠の見晴らしのいい場所を探してテント設営。
夕暮れ時には砂漠の見晴らしのいい場所を探してテント設営。
日が暮れるとすぐに寒くなってしまうので、夕食の調理がてらに焚火を燃やします。炎の暖かさが嬉しい。
日が暮れるとすぐに寒くなってしまうので、夕食の調理がてらに焚火を燃やします。炎の暖かさが嬉しい。
旅の最中の砂漠の料理も楽しみです。一押しなのが、「砂漠のパン」と呼ばれるホブズ・メッラ。
旅の最中の砂漠の料理も楽しみです。一押しなのが、「砂漠のパン」と呼ばれるホブズ・メッラ。
パン生地をコネコネ。お手伝い。
パン生地をコネコネ。お手伝い。
丸く、平べったく、形を整えていきます。
丸く、平べったく、形を整えていきます。
そして焚火をした後の砂地の上に直接置き、焚火の灰を上から被せていきます。
そして焚火をした後の砂地の上に直接置き、焚火の灰を上から被せていきます。
20分ほど蒸らして出来上がり。じゃりじゃりと砂が混じることもなく、ふんわりと焼きあがった砂漠のパン。絶品!オリーブ油と一緒にどうぞ。
20分ほど蒸らして出来上がり。じゃりじゃりと砂が混じることもなく、ふんわりと焼きあがった砂漠のパン。絶品!オリーブ油と一緒にどうぞ。
夕食はしっかりと食べ答えのあるものを作ってくれます。マグレブ地域の料理といえばこちら、タジン鍋。
夕食はしっかりと食べ答えのあるものを作ってくれます。マグレブ地域の料理といえばこちら、タジン鍋。
しっかり食べてたっぷり眠る。夜が明けたら、また歩き出します。
しっかり食べてたっぷり眠る。夜が明けたら、また歩き出します。
砂漠の景色も色々です。荒涼とした土獏地帯もあれば、風紋の美しい柔らかな砂丘も歩きます。
砂漠の景色も色々です。荒涼とした土獏地帯もあれば、風紋の美しい柔らかな砂丘も歩きます。

砂漠の夜はとても寒く、寝袋の中に入っていても、さらに上から毛布にくるまっていないと眠れないほどでした。昼間のギラつく太陽、夜の凍てつく寒さ、砂漠の前では、つくづく人間一人の生命力の小ささを痛感させられます。ですが、その砂漠を僅かの距離でも自分の足で歩く。約100キロを歩き抜いた後には、何とも言えない達成感で満たされます。なかなか便利な日本の日常生活の中では味わう事の出来ない達成感。これを感じる事が、このツアーの一番の魅力と言えるのではないでしょうか。

「砂漠を歩く」。目的はただそれだけです。
「砂漠を歩く」。目的はただそれだけです。
歩いている最中は無心になってただ歩を進めます。
歩いている最中は無心になってただ歩を進めます。
そして、1日の終わりには再び砂漠に包まれ眠ります。
そして、1日の終わりには再び砂漠に包まれ眠ります。
テントはワンタッチ式。ちょっとコツが要りますが、慣れればどなたでも設営・撤収は簡単です。
テントはワンタッチ式。ちょっとコツが要りますが、慣れればどなたでも設営・撤収は簡単です。
日が昇れば、再び青とベージュの世界へ。
日が昇れば、再び青とベージュの世界へ。
時にはラクダの力も借ります。ラクダの背に揺られながら歩く。
時にはラクダの力も借ります。ラクダの背に揺られながら歩く。
この広大な砂の海の向こうに、目指すゴールのオアシス「クサールギレン」が近づいてきます。
この広大な砂の海の向こうに、目指すゴールのオアシス「クサールギレン」が近づいてきます。
砂漠歩きの旅も最終日。あと一息です!
砂漠歩きの旅も最終日。あと一息です!
砂漠の最後の夜の夕焼け。
砂漠の最後の夜の夕焼け。
6日間、一緒に歩き通してくれたラクダたちにも愛着が湧いてくる頃です。
6日間、一緒に歩き通してくれたラクダたちにも愛着が湧いてくる頃です。
ラクダ使いの男たちはいつでも陽気。
ラクダ使いの男たちはいつでも陽気。
ゴール!6日間歩き通し、目的地クサ―ル・ギレン・オアシスの泉に辿り着きました。
ゴール!6日間歩き通し、目的地クサ―ル・ギレン・オアシスの泉に辿り着きました。
この湧き出る泉は温泉。砂漠の汗を洗い流して泳ぐことも可能です。(水着着用)
この湧き出る泉は温泉。砂漠の汗を洗い流して泳ぐことも可能です。(水着着用)

「砂漠を歩く」ちょっと聞いただけでは、何が面白いの?と思われてしまうかもしれません。ですが、そこには毎日のように新たな驚きと発見があり、歩き切った人だけが味わうことのできる達成感と喜びがあります。たった5泊6日間の短い時間ですが、自分と対話しながら過ごす毎日は、観光バスに揺られるだけの旅とは比べ物にならないほど濃厚な6日間です。多少は体と心の準備は必要ですが、特殊な装備や難しい技術は何も要りません。「歩く」気持ちさえあれば、どんな方でもご参加いただけます。既に来年の2021年の3月まで、このツアーの出発日を設定しています。是非、「一歩」踏み出してみてください。お待ちしています。

頼りになる砂漠の相棒。「ラクダ」たちがお待ちしています。
頼りになる砂漠の相棒。「ラクダ」たちがお待ちしています。

生野

■チュニジア ラクダと歩く砂漠旅 10日間

2020.3.6発 ベスト・シーズンのタンザニア 10日間

3月6日から10日間、タンザニアの添乗に行ってきました。ベストシーズンと銘打っているだけあって、ものすごい数のヌーとシマウマの群れを見ることができました。

ンゴロンゴロからセレンゲティへ向かう途中で見かけたシマウマの子供。
ンゴロンゴロからセレンゲティへ向かう途中で見かけたシマウマの子供。
ちょっと珍しいキンイロジャッカル。
ちょっと珍しいキンイロジャッカル。
百獣の王、ライオン。顔の傷が彼の人生?を物語っています。
百獣の王、ライオン。顔の傷が彼の人生?を物語っています。
日中のライオンはこんな感じ。
日中のライオンはこんな感じ。
昼寝するブチハイエナ
昼寝するブチハイエナ
朝露に濡れるブチハイエナ。結構かわいい顔しています。
朝露に濡れるブチハイエナ。結構かわいい顔しています。
見渡す限りのヌーとシマウマ。この時期ならではの光景です。
見渡す限りのヌーとシマウマ。この時期ならではの光景です。
ヌーを望むチーター達。結局ハンティングはしませんでした。
ヌーを望むチーター達。結局ハンティングはしませんでした。
ヌーの足を咥えるブチハイエナ。
ヌーの足を咥えるブチハイエナ。
この木に何がいるかわかりますか?
この木に何がいるかわかりますか?
木の枝にヒョウがいます。ドライバーは驚異的な視力で動物をどんどん見つけます。
木の枝にヒョウがいます。ドライバーは驚異的な視力で動物をどんどん見つけます。
14色からなるライラックニシブッポウソウ。
14色からなるライラックニシブッポウソウ。
見つけるのが難しいサーバルキャット。
見つけるのが難しいサーバルキャット。
かなり遠かったですが、ンゴロンゴロクレーターで見つけたクロサイ3頭。
かなり遠かったですが、ンゴロンゴロクレーターで見つけたクロサイ3頭。

昨夕見たシマウマの子供たちは群れから離れずいられただろうか、群れから離れてしまったヌーの子供は夜を越せたのだろうか、お腹をすかせた肉食動物たちは食事にありつけたのだろうか。生きるか死ぬかの厳しい自然の中を生き抜く動物たちだからこそ、美しく見えるのかもしれません。

来年も同時期に予定していますので、ご参加お待ちしております!

菊地

■ベスト・シーズンのタンザニア 10日間

2019.11.15発 緑の季節のタンザニア 10日間

11月15日発の緑の季節のタンザニア10日間の添乗をさせていただきました。

緑の季節というだけあって、11月のタンザニアは雨季。毎日雨は降りましたが、夕方だけだったり、ざっと降ってすぐ止んだりとそこまでサファリに支障はありませんでした。それよりも乾季と違って、美しい緑に映える野生動物の姿を見ることができました。

到着翌日、アルーシャのロッジから見えたメルー山。
到着翌日、アルーシャのロッジから見えたメルー山。

まずはタランギレでのサファリです。タランギレはバオバブとゾウが有名な国立公園。早速出現する大迫力なゾウに皆さん大興奮です。

バオバブの木。
バオバブの木。
のそのそ…ゾウの親子の登場です。
のそのそ…ゾウの親子の登場です。
近い!
近い!
ラッキー!ハネムーンライオンも発見!
ラッキー!ハネムーンライオンも発見!

次はンゴロンゴロへ!ビューポイントではンゴロンゴロを一望できます。ドライバーがあそこにサイがいると教えてくれますが、私たちには全然わかりません。サファリドライバーの視力、恐るべしです。

ンゴロンゴロを一望!
ンゴロンゴロを一望!
え…どこにサイが…???
え…どこにサイが…???

ンゴロンゴロを降りていくとまずは沢山のバッファローがお出迎え。ンゴロンゴロでは動物たちはエサを求めて移動することもなく、ここで生まれ一生を過ごします。なんだか他の公園の動物たちよりものんびりしているような雰囲気です。

バッファローの群れ。
バッファローの群れ。
ウシツツキがバッファローの鼻を攻撃中。
ウシツツキがバッファローの鼻を攻撃中。
シマウマ家族。見つめていると目がちかちかしてきます。
シマウマ家族。見つめていると目がちかちかしてきます。
ゴマバラワシ。まだゴマ模様が少ない幼鳥です。
ゴマバラワシ。まだゴマ模様が少ない幼鳥です。
キンイロジャッカル。いつも夫婦で行動します。
キンイロジャッカル。いつも夫婦で行動します。
ライオンも心なしかリラックス。
ライオンも心なしかリラックス。
セレンゲティへ移動中、放牧中のマサイをパシャリ。公園外でも車窓を眺めて楽しめます。
セレンゲティへ移動中、放牧中のマサイをパシャリ。公園外でも車窓を眺めて楽しめます。

いよいよメインのセレンゲティ。雨が降って草丈が長く、サファリは苦戦するのでは?と心配していたのが嘘のような最高なシーンを見ることができました。

じゃれあうチーター親子を観察していると…お母さんが突然立ち上がりサファリカーのほうへ。すると、ぴょん!車の上へ飛び乗りました。なかなか見られないシーンにお客様も皆さん大興奮!チーターは高いところから獲物を探す習性がありますが、人間の車を利用するとは、利口なチーターです。

じゃれ合うチーター親子。
じゃれ合うチーター親子。
お母さんチーターが車の上へ!車に乗っている人たちは恐くないのでしょうか?
お母さんチーターが車の上へ!車に乗っている人たちは恐くないのでしょうか?
「お母さん早く戻ってきてよ~」心なしか不安げな赤ちゃんチーター。
「お母さん早く戻ってきてよ~」心なしか不安げな赤ちゃんチーター。

今回はさらに運がよく、ヒョウの親子も発見!

夕方に見つけたヒョウ、暗くて茂みの中でほとんど見えず、さらに車が大渋滞。なかなか思うように観察することができませんでしたが、翌日同じ場所を探してみると、いました!しかも子供も一緒です。ガゼルを食べたりゴロゴロしたり木に登ったり。。この日は他の車もおらず、私たちだけでヒョウの親子を独占状態で、じっくり観察できました。

お母さんはガゼルの食べ残しをガジガジ。。
お母さんはガゼルの食べ残しをガジガジ。。
子供は暇なのか、ゴロゴロ。
子供は暇なのか、ゴロゴロ。
今回のベストショット!
今回のベストショット!

その他ライオンやサーバル、ケニアから移動して集まりつつあるヌーの群れなどなど、かなり充実したサファリになりました。

ハネムーンライオンのにやり顔。
ハネムーンライオンのにやり顔。
木登りライオン。
木登りライオン。
サーバルキャットが車のすぐ横を!
サーバルキャットが車のすぐ横を!
ヒポプールでぎゅうぎゅうなカバ達。
ヒポプールでぎゅうぎゅうなカバ達。
日本の狐の嫁入りは、タンザニアではライオンの赤ちゃんが生まれると言われているようです。
日本の狐の嫁入りは、タンザニアではライオンの赤ちゃんが生まれると言われているようです。

キャンペーンツアーなので、料金を抑えてリーズナブルに旅行ができるのもこのツアーの魅力の一つ。だからと言って、動物が見られないなんてことはない!ということはこのレポートをお読みいただければお分かりでしょう。

緑の季節のタンザニア10日間、絶賛募集中です♪

矢口

■緑の季節のタンザニア 10日間

2019.11.15発 緑の季節のケニア 10日間

緑の季節のケニア10日間に同行させていただきました。小雨期にもかかわらず、かなりの雨量となっており、各国立公園は大きな水たまりやぬかるみが目立ち、途中スタックして立ち往生…など旅にはつきもののハプニングもありましたが!そんなことも忘れさせてくれる緑のあふれる広大な景色と色のあるサバンナ、そして多くの動物に出会うことができました。

まずはアンボセリ国立公園から訪問です。

早速、オスの象がお出迎え。いつ見てもド迫力です。
早速、オスの象がお出迎え。いつ見てもド迫力です。

雨期といっても基本的に日中は晴れることが多く、ゲームドライブ中は気持ちのいい晴れです!

大自然の中を車で駆け巡るのは本当に爽快です。
大自然の中を車で駆け巡るのは本当に爽快です。
象の家族もお出迎え。
象の家族もお出迎え。
初日の夕暮れ時、アンボセリでチーターを見ることもできました!ラッキー!
初日の夕暮れ時、アンボセリでチーターを見ることもできました!ラッキー!
サンショクウミワシのカップルも発見。鳥類は近づくとすぐに飛んで行ってしまうのでちょっと遠い…
サンショクウミワシのカップルも発見。鳥類は近づくとすぐに飛んで行ってしまうのでちょっと遠い…

しっかりキリマンジャロも拝めました!

キリンとキリマンジャロ
キリンとキリマンジャロ

アンボセリではマサイ村も訪問しました。マサイダンスや歌、マサイの伝統的な暮らしや文化について教えてもらいます。

まずはマサイダンスでお出迎え
まずはマサイダンスでお出迎え
子供たちも元気に歌を歌ってくれました!
子供たちも元気に歌を歌ってくれました!

アンボセリの次はさらなる動物を求め、ナクル湖へ移動をします。この日はツアーの中で一番長い移動日です。途中、ナイロビで昼食用のお弁当を受け取ります。このお弁当がまたおいしい!!日本食が恋しくなるベストタイミングで食べれるのが幸せです。

ナイロビにある日本食レストランの陣屋さんのお弁当。
ナイロビにある日本食レストランの陣屋さんのお弁当。
大地溝帯を眺めながらみんなでお弁当をいただきます。
大地溝帯を眺めながらみんなでお弁当をいただきます。

ナクル湖に到着し、早速姿を現してくれました!クロシロコロブス!!私自身も見るのが初めてだったので、大興奮でした!

白く長い毛が美しいクロシロコロブス
白く長い毛が美しいクロシロコロブス
白いハイソックスを履いているような足が特徴的なロスチャイルドキリン
白いハイソックスを履いているような足が特徴的なロスチャイルドキリン

ナクル湖ではシロサイとクロサイ両方見ることもできました

いつもは茂みに隠れて見つけるのが難しいクロサイ
いつもは茂みに隠れて見つけるのが難しいクロサイ

ナクル湖を後にして、次はナイバシャ湖でのボートサファリです。近くでカバが見れたり、湖には鳥類もたくさんいるので、バードウォッチャーには人気です。

ボートサファリに出発!
ボートサファリに出発!
早速、カバを発見!
早速、カバを発見!
水を飲んでいる姿を水辺から見れるのもボートサファリならではです。
水を飲んでいる姿を水辺から見れるのもボートサファリならではです。
モモイロペリカン
モモイロペリカン

ナイバシャ湖のボートサファリを終えて、向かうはケニア一番人気のマサイマラ国立保護区!サファリのおおとりを飾るのにふさわしい国立保護区です。

雨期のサバンナは美しい青い空と広大な緑の大地で彩られます。
雨期のサバンナは美しい青い空と広大な緑の大地で彩られます。

マサイマラではウォーキングサファリも。マサイの村人たちに植物のことや動物の足跡、フンについて教えてもらえます。今回のウィーキングサファリではうれしいハプニングも!

マサイの村人たちは放牧中、木の皮をはぎ取りそこから水分を取ります。
マサイの村人たちは放牧中、木の皮をはぎ取りそこから水分を取ります。
マサイの村人たちと一緒に進んでいきます。
マサイの村人たちと一緒に進んでいきます。

ウォーキングサファリ中、ゾウの群れが急接近。近くで見れるのはうれしいですが、近すぎると大変危険です。帰りは歩いて帰れず、車で迎えに来てもらうこととなりました。人間の弱さを垣間見る瞬間でした…

ウォーキングサファリで大接近したゾウ
ウォーキングサファリで大接近したゾウ

マサイマラでは3連泊し、サファリづくし!!今回も無事ビックファイブを達成することができました。

木陰で休む若い雄ライオン
木陰で休む若い雄ライオン
バッファロー
バッファロー
ヒョウが見えますか?お尻だけだったのが残念…
ヒョウが見えますか?お尻だけだったのが残念…
道端を歩くハイエナ
道端を歩くハイエナ
タンザニアとケニアの国境。タンザニア側でTポーズ!
タンザニアとケニアの国境。タンザニア側でTポーズ!
左は雨、右は晴れ。こんな景色を見れるのも雨期ならではです。
左は雨、右は晴れ。こんな景色を見れるのも雨期ならではです。

毎晩のように雨が降り続き、地面がぬかるんでドライブもドキドキハラハラ気の抜けない場面もたくさんありましたが、雨期でしか見れない大自然、そして動物たち。いつも感動を与えてくれ、どんどんその魅力にはまっていってしまいます。

今回、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!

佐藤亜耶

■緑の季節のケニア 10日間

2019.8.12発 ナイジェリア オショボの祭りとヨルバランド訪問 8日間

西アフリカの大国、ナイジェリアにお祭りを見に行ってきました。年に1度の大祭「オシュン・オショボ・フェスティバル」です。ナイジェリアは人口1億9000万人以上が暮らす超大国!!500を超える民族から成る人々が暮らし、そのうち3大民族と呼ばれるのが「ヨルバ人」「ハウサ人」「イボ人」です。今回はそのうちの1つ「ヨルバ人」の人々が暮らす地域「ヨルバランド」を訪問しました。

空港からハイウェイを通って街の中心地へ。首都ラゴス。人口1,500万とも2,000万ともいわれる世界でも有数のメガシティです。
空港からハイウェイを通って街の中心地へ。首都ラゴス。人口1,500万とも2,000万ともいわれる世界でも有数のメガシティです。
翌日、向かったのはオルモ・ロックと呼ばれる巨大な岩のあるアベオクタの街。巨岩の周囲には3つの神殿があり、ヨルバの人々にとっての神々(=オリシャ)の像が祀られていて、他の地域に暮らすヨルバの人々も多く訪れる聖地の1つです。
翌日、向かったのはオルモ・ロックと呼ばれる巨大な岩のあるアベオクタの街。巨岩の周囲には3つの神殿があり、ヨルバの人々にとっての神々(=オリシャ)の像が祀られていて、他の地域に暮らすヨルバの人々も多く訪れる聖地の1つです。
数十mはある巨大な岩が重なるように絶妙なバランスで積み上がっていて、その隙間の奥に小さな祠(=神殿)があります。
数十mはある巨大な岩が重なるように絶妙なバランスで積み上がっていて、その隙間の奥に小さな祠(=神殿)があります。
たくさんのヨルバの人達もお参りに来ています。みんなお祈りに来たとは思えないテンションでフレンドリー。
たくさんのヨルバの人達もお参りに来ています。みんなお祈りに来たとは思えないテンションでフレンドリー。
オルモ岩の上まで登って眺めるアベオクタの街並みと、その辺にいた少年。
オルモ岩の上まで登って眺めるアベオクタの街並みと、その辺にいた少年。

ヨルバの人々の多くは「ヨルバ信仰」と呼ばれる独特の伝統的宗教・自然崇拝を信仰している人が多いのが特徴です。といっても、おどろおどろしいものではなく、日本でいう「神道」と同じようなものを考えて頂ければ分かり易いでしょうか。キリスト教やイスラム教のように絶対的な一つの存在を神とするのではなく、草木や水、風、火、あらゆる自然の万象にそれぞれ神様が宿っているという考え方です。まさしく八百万の神々です。たくさんいる神様の事を『オリシャ』と言いますが、それぞれの神様には名前もあり、外見のイメージや各自が持つ神話などもあります。中には短気な神様や、浮気性のある神様、おっちょこちょいの神様など、とても人間味を感じます。そんなヨルバのオリシャ(=神々)の中でも1、2を争う人気を誇るのが、水の神様『オシュン』です。水、川、愛、官能、ヒーリング、美をつかさどる神様で女性の神様、女神様です。今回のツアーの最大の目的は、年に一度行われる、この『オシュン』を称えるお祭りに参加する事でした。

道中で立ち寄った「オヨ」の街。突然けたたましいドラムの音が鳴り響きました。
道中で立ち寄った「オヨ」の街。突然けたたましいドラムの音が鳴り響きました。
ドラムの音で出迎えられたのは地元の有力者たち。仕立てた布地を着こなしています。
ドラムの音で出迎えられたのは地元の有力者たち。仕立てた布地を着こなしています。
音の鳴る方へ足を向けると、現れたのはドラム部隊!少年もいます。
音の鳴る方へ足を向けると、現れたのはドラム部隊!少年もいます。
この日に遭遇したのは、オリシャ(=神々)のひとつ。「オグン」を讃える祭礼でした。太鼓の音に合わせて参列者の熱も上がります。
この日に遭遇したのは、オリシャ(=神々)のひとつ。「オグン」を讃える祭礼でした。太鼓の音に合わせて参列者の熱も上がります。
集まっているお偉いさんも喜んでいます。「オグン」は、火に宿る神様。他にも、鉄、政治、戦争などを司っている武神です。
集まっているお偉いさんも喜んでいます。「オグン」は、火に宿る神様。他にも、鉄、政治、戦争などを司っている武神です。
この大きな樹の根元に祭壇が作られ、供物が捧げられます。この後、ちょっとショッキングな生贄シーンがあったのですが、写真はご勘弁を。
この大きな樹の根元に祭壇が作られ、供物が捧げられます。この後、ちょっとショッキングな生贄シーンがあったのですが、写真はご勘弁を。
祭礼の間中、太鼓を叩き続けてやり遂げたドラム隊。満足げな表情をしています。
祭礼の間中、太鼓を叩き続けてやり遂げたドラム隊。満足げな表情をしています。

そして、いよいよ向かうのは、ナイジェリアの南西部。オシュン州と呼ばれる、水を司る女神様の名前が冠された地域です。オシュン州一帯はヨルバの人々が古代から文化を築いた地域で、かつてはオルバやオラングンと呼ばれる王たちが治める都市国家が繁栄していました。今でも、州内にあるイレ=イフェ、オケ=イラ、イラ、エデ、イレサといった地方都市は、古代の都市国家が由来となり、そのまま今に至ります。この「ヨルバランド」と呼ばれる地域一帯は、現代のナイジェリアの首都機能を持ったラゴスなどの大都市に比べて街の規模は小さいですが、歴史と文化が続いてきた古都が多いのが特徴です。日本でいうと、京都みたいなものですね。

オシュン州の州都オショボはアートの街でもあります。伝統的な藍染め(=アディレ)の工房なども多くあります。
オシュン州の州都オショボはアートの街でもあります。伝統的な藍染め(=アディレ)の工房なども多くあります。
幾何学模様のように見えて、実はきちんと意味のある伝統的な紋様です。
幾何学模様のように見えて、実はきちんと意味のある伝統的な紋様です。
現代アートも見応えあり。
現代アートも見応えあり。

さて、ヨルバランドの中心地オシュン州。その州都「オショボ」という小さな町の郊外に緑の深い森があります。その森の奥、流れる川がオシュン神そのものと考えられていて、このお祭りの時期は多くの人々がこの森に集まり、川の水を浴び、女神オシュンを称える為の儀礼を行います。日本も各地に土地の神様をたたえる祭りは多くありますが、特に古代から水の祀りは治水や灌漑の土木技術とも深く結びついてきたともいわれています。水の神様を称え、また鎮める事がその土地を守る事に繋がっていたのでしょう。祭りのハイライトは、その聖なる川への巫女の祈祷。そして人々が我先にと川へ飛び込み、聖なる川の水を浴びる瞬間です。

森の入口にはヨルバのオリシャ(=神々)を祀った彫刻が並びます。数年年前に亡くなったオーストリア人の女性彫刻家、スーザン・ウェガーさんの作品。ヨルバの進行に惚れ込んだ人の作品だけあって、不思議と森の景観に溶け込んでいます。
森の入口にはヨルバのオリシャ(=神々)を祀った彫刻が並びます。数年年前に亡くなったオーストリア人の女性彫刻家、スーザン・ウェガーさんの作品。ヨルバの進行に惚れ込んだ人の作品だけあって、不思議と森の景観に溶け込んでいます。
祭りに集まって来る、地元の人々も思わずポーズ。微笑ましいです。
祭りに集まって来る、地元の人々も思わずポーズ。微笑ましいです。
森の最深部にあるのが聖なるオシュンの川。両手を広げているのが水の女神オシュンを現しています。
森の最深部にあるのが聖なるオシュンの川。両手を広げているのが水の女神オシュンを現しています。
少しずつ、川べりに人が集まってきました。
少しずつ、川べりに人が集まってきました。
ばっちりと正装で決めている神官のおじさま達
ばっちりと正装で決めている神官のおじさま達
巫女をお手伝いする女性陣はみな一様に強烈な髪形をしています。
巫女をお手伝いする女性陣はみな一様に強烈な髪形をしています。
この人も同じ髪型。
この人も同じ髪型。
真ん中の人は髪型だけでなくて、目力も強烈です。
真ん中の人は髪型だけでなくて、目力も強烈です。
そうこうしている間に人々がどんどん川へと集まってきました。
そうこうしている間に人々がどんどん川へと集まってきました。
森の奥からも次から次へと人がやってきます。
森の奥からも次から次へと人がやってきます。
あちこちで打ち鳴らされるドラムの音。
あちこちで打ち鳴らされるドラムの音。
空に向かってバンバンと銃が打たれます。
空に向かってバンバンと銃が打たれます。
人の波が途切れません。あたりはすっかりカオス状態。。
人の波が途切れません。あたりはすっかりカオス状態。。
川のまわりも人でぎっしり。人々のエネルギーがどんどんハイテンションになっていくのを実感します。
川のまわりも人でぎっしり。人々のエネルギーがどんどんハイテンションになっていくのを実感します。
巫女の合図をきっかけに、みんなが川へ向かって突然ダッシュ。川の水を一心にその身に浴びます。
巫女の合図をきっかけに、みんなが川へ向かって突然ダッシュ。川の水を一心にその身に浴びます。
川から戻ってくるや、突然に巫女さんが痙攣して倒れました。そして、みんなが取り囲むように集まります。祭りのボルテージが最高潮を迎えた瞬間。
川から戻ってくるや、突然に巫女さんが痙攣して倒れました。そして、みんなが取り囲むように集まります。祭りのボルテージが最高潮を迎えた瞬間。

日本の祭りもヨルバの祭りも、必ず神様が中心にあり、その場所にあるのが神様が降りてくるための社、すなわち神社です。このオショボの森にも神社があり、すぐ目の前には女神オシュンの川が流れます。やっぱり祭りは土地の人々にとっての『ハレの日』、私は個人的にアフリカの人々にとっての『ハレの日』が大好きです。太鼓が打ち鳴らされ、着飾った人々が集まり、厳かな神事が取り行われる傍ら、集まった人々や子供たちは楽しそうに踊り、語らい、年に一度の神様への感謝を捧げます。そこには、日本各地のお祭りと同じように、とにかく『幸』のエネルギーが満ちている、その時だけの特別な空間です。

祭りの神聖さもさることながら、着飾ってお洒落をして集まった人々のファッションチェックも楽しみです。
祭りの神聖さもさることながら、着飾ってお洒落をして集まった人々のファッションチェックも楽しみです。
子供たちもめかし込んで集まってきます。
子供たちもめかし込んで集まってきます。
みんなが腕に首元に頭にと身に着けている赤い数珠のようなアクセサリ。サンゴを模しているそうです。
みんなが腕に首元に頭にと身に着けている赤い数珠のようなアクセサリ。サンゴを模しているそうです。
コラの実を売るおばちゃん。カフェイン成分があり、かじるとちょっと覚醒するそうな。
コラの実を売るおばちゃん。カフェイン成分があり、かじるとちょっと覚醒するそうな。
太鼓部隊の少年たちもばっちきりキメてきています。
太鼓部隊の少年たちもばっちきりキメてきています。
お洒落してきているので、ついつい自撮りが止まらない。
お洒落してきているので、ついつい自撮りが止まらない。
プリント布使いが素晴らしい真ん中のオジサン
プリント布使いが素晴らしい真ん中のオジサン
静かに祭りを楽しんでいたご夫婦。
静かに祭りを楽しんでいたご夫婦。
集まった人々のお洒落スナップを撮りまくっていたフォトグラファーのお姉さん
集まった人々のお洒落スナップを撮りまくっていたフォトグラファーのお姉さん

また2020年もお祭りの日が決まり次第、ツアーを企画する予定です。是非、年に1度のお祭り、ヨルバの人々にとっての特別なひと時に、私達も参加してみませんか。

さて、最後にちょっと話が脇道にそれますが、ナイジェリアの旅行で楽しみのひとつなのが、道中での食事。ナイジェリアの現地ローカル料理は、とても手の込んだ、「これぞアフリカ料理!」というものが多いです。ナイジェリアは500以上もの多くの民族の人々が集まる国なので、料理も民族の数だけ本当に多様です。ただ、大別すると主要な3民族の人々に分けられるので、料理もそれに倣います。北部に住むイスラム商人の「ハウサの人々」はトウモロコシやクスクスなどの穀物、豆類が中心。同じく北部の遊牧民「フラニの人々」は、家畜と共に移動する遊牧生活の為、トウビンジエのような保存穀物にミルクや家畜のお肉が主食。ナイジェリア南東部の「イボの人々」の主食はヤムイモ。また有名なのがエグシと呼ばれる瓜の種のソース、これは絶品です。そして今回の訪問先、南西部に暮らす「ヨルバの人々」の料理も同じようなヤムイモ、キャッサバ芋、野菜バナナ(プランテン)などの主食にどろりとしたソースを合わせて食べるスタイルが一般的です。注意してほしいのは、ナイジェリア料理は基本何を食べてもピリ辛です。辛い料理が苦手な人はちょっとツライかもしれませんが、是非一度は魅惑のナイジェリア料理を味わって欲しいと思います。

まずは西アフリカ全般で広く食べられている主食の「フフ」。言ってしまえばお餅ですが、蒸したヤムイモやキャッサバ、プランテンバナナをこねてパウンドしたものです。付け合わせは「オクラスープ」これも西アフリカ全般的に広く食べられている「オクラ」のねばねばスープですね。「オクラ」はアフリカの言葉なんです。あとはピリ辛牛肉ソース。
まずは西アフリカ全般で広く食べられている主食の「フフ」。言ってしまえばお餅ですが、蒸したヤムイモやキャッサバ、プランテンバナナをこねてパウンドしたものです。付け合わせは「オクラスープ」これも西アフリカ全般的に広く食べられている「オクラ」のねばねばスープですね。「オクラ」はアフリカの言葉なんです。あとはピリ辛牛肉ソース。
次は国民食「ジョロフライス」ピリ辛チャーハンです。これは日本人の口にもよく合います。セネガルのジョロフ王国の料理「チェブジェン」がルーツと言われています。一緒に食べているおかずは、ちょっと分かりにくいですがカタツムリ。エスカルゴ(大)です。
次は国民食「ジョロフライス」ピリ辛チャーハンです。これは日本人の口にもよく合います。セネガルのジョロフ王国の料理「チェブジェン」がルーツと言われています。一緒に食べているおかずは、ちょっと分かりにくいですがカタツムリ。エスカルゴ(大)です。
これぞナイジェリア料理。黒っぽいのは「アマラ」です。見た目は「フフ」に似ていますが、乾燥したキャッサバ芋から造るのが特徴。ちょっと発行しているので酸味があります。クセになる味。付け合わせの野菜は「エフォリロ」。ヨルバの人々の伝統料理で、ほうれん草のようなEfinrinという葉とEfo sokoという葉を、スパイスで炒めます。おかずは牛の腸壁。モツ焼きですね。
これぞナイジェリア料理。黒っぽいのは「アマラ」です。見た目は「フフ」に似ていますが、乾燥したキャッサバ芋から造るのが特徴。ちょっと発行しているので酸味があります。クセになる味。付け合わせの野菜は「エフォリロ」。ヨルバの人々の伝統料理で、ほうれん草のようなEfinrinという葉とEfo sokoという葉を、スパイスで炒めます。おかずは牛の腸壁。モツ焼きですね。
ビールも美味しいです。たくさん種類がありますが、ナイジェリアと言えば、まずは「STAR☆ビール」
ビールも美味しいです。たくさん種類がありますが、ナイジェリアと言えば、まずは「STAR☆ビール」

生野

■ナイジェリア・ヨルバランドのお祭りと文化とアートにふれる旅 9日間