2011.08.19発 南部アフリカ4ヶ国オーバーランド 24日間 ②

『ナミブ砂漠』この茜色の大砂丘に惹かれて、いったい何万人の旅行者がこの地を訪れたのでしょうか。アフリカの砂漠と言えば、誰しもが、『サハラ』を思い浮かべますが、荒涼としたサハラの景観に比べて、ナミブの砂丘は幻想的な美しさに満ちています。朝陽に照らされ、砂丘の連なりに浮かび上がる影は、時の経過や、気まぐれな風によって姿を変え、観る者を幻惑します。ナミブ砂丘は高低差が世界一と言われ、朝食前のハードな時間帯ですが、砂に足を取られながらも砂丘の頂上を目指します。
01
砂丘の頂上から見渡す絶景と青空には、早朝の眠気も一瞬で吹き飛びます。
02
砂丘を降りて、砂漠の中でテーブルを広げてオープンサンドの朝食。何とも贅沢な一時を過ごした後は、四駆のジープに乗り換え、砂丘群の奥を目指します。
途中からは車両も入れない砂丘群ですので、徒歩でデッドフライまで向かいます。だいぶ陽も高くなってきているので、汗だくになってしまいますが、砂丘の合間に立ち枯れしている樹はなんとも幻想的で、世界の果ての景色を垣間見たような気分でした。
03
ゲートの脇で昼食を取った後は、キャニオンに向かい、約30分のウォーキング。
大きなものではありませんので、食後の運動にはちょうど良かったかも。
04
今回の旅の最初のハイライト、『ナミブ砂漠』を丸1日かけて、すっかり堪能した後はロッジへ戻り、朝早かった疲れを癒します。そろそろオーバーランドの旅も3分の1が過ぎた頃ですので、翌日からは大西洋沿岸の街スワコプムントで2日間、小休止です。ナミブ砂漠からスワコプムントまでの道のりは、荒涼とした、ああナミビアらしいな、という風景が続きます。時たま砂丘の連なりが顔を出す事もありますが、多くは乾燥した荒野を走り続けているイメージです。南回帰線を越えてスワコプムントへ到着。
さて、スワコプムントの街では、到着日と、翌日の丸1日フリータイムがありますので、様々なオプショナルツアーを楽しんで頂く事が出来ます。スワコプムントは海も砂丘も楽しめる街ですので、スカイダイビング、釣り、ドルフィン・クルーズ、サンド・バギー、などアクティブなオプショナルツアーが沢山揃っています。早速、翌日は朝からサンドバギーを駆りに出発した方々がいらっしゃいました。文化系の方は、タウンシップツアーも。また、ご夫婦で参加の方は、お2人だけでゆっくりとした休日を。
私はと言えば、午前中はドライバーのお手伝い、車の整備を手伝ったり(…と言っても、メカニックな事はさっぱりなので、力仕事のタイヤ交換のみ)明日からの食糧の買出しに行ったり、それなりに忙しかったのですが、夕方には空き時間も出来たので、大西洋からの涼しい風が吹く街並みを、のんびり散歩できました。ちょうど週末にあたる2日間、皆さん、思い思いの休日を過ごされて満足されたようでした。
長旅ですので、ツアーの合間に自由な時間が持てるのは、心身共にいいリフレッシュになったようです。さて、翌朝からは、いよいよ旅を再開です。
南部アフリカの地図を眺めながら、次なる目的地に思いを馳せます。
05
ケープタウンから始まって、大西洋岸を北上するように進んで来た旅も、ここから内陸部へと入っていきます。今まで肌寒い日々が続いていましたが、内陸の山岳地帯ダマラランドに入るに連れて、ぐんぐん気温は上昇し、汗ばむ陽気を通り越し、灼熱のようになってきました。
この日の宿泊地はブランドべルグ。ここは、ナミブ砂漠の北部の岩石砂漠から連なる、花崗岩の山塊です。その威容から、『炎の山』と呼ばれ、古くからサンの人々の聖地だった土地です。ここには、標高2,573mのナミビア最高峰もこの地域に位置します。サンの人々の貴重な刻画(岩絵)が残るトゥワイフェルフォンテンなど、見所もありますが、とにかく急に暑くなった気候に、皆さん本日はダメージを受けてしまったようでした。
翌日も、灼熱&乾燥の大地を走ります。この日はブランドベルグから一気に北上し、ヒンバの人達が暮らすカマンヤップ近郊まで向かいます。途中、横に長い特徴的な帽子が可愛い、ヘレロのおばさんたちに出会いました。彼らは自分達の民俗衣装を着た人形を売り歩いており、こちらも可愛げがあってお奨めです。
06
本日の宿泊地カマンヤップの宿に到着。いかにも旅人の宿といった風情で、街中の味気ないホテルと違い、雰囲気もあるいい宿でした。
夕方からは若干涼しくなってきたので、ヒンバさん達の村を訪問。
純粋な村と言うわけではなく農場主の白人の方とヒンバの女性リーダーが立ちあげた孤児院のような施設で、血縁の大人たちが子供の面倒を見ています。実際のヒンバさんの村のような作りになっていて、昔ながらの暮らしぶりを続けているので、住居の中や、普段のヒンバさんの生活スタイルなど、興味深い訪問になりました。
07
カマンヤップを出発後、翌日からの2日間はナミビアのもう1つのハイライト、エトーシャ国立公園です。ナミビア北部の、エトーシャ・パンと呼ばれる乾いたソーダ湖を中心に22,270㎢という広大な面積を持つアフリカでも有数の公園です。様々な環境の変化に富んでいて、ドライブをしながら移り変わる風景だけでも楽しめます。
パンの外側には草原が広がり、時折深いブッシュもあります。また、特筆すべきは、自然の水場がたくさんあるので、そこに集まる動物達の観察も出来ます。宿泊ロッジは、これまた広大な敷地の中にキャンプサイトも併設しており、その中にも水場があり、夜間の動物をライトアップして観察する事が出来るようになっています。有料のオプショナルになりますが、早朝/夜間には、4駆のジープに乗り換えてのサファリを楽しむ事も出来ます。今回、特にナイトサファリは評判が良く、ハイエナが獲物の骨を噛み砕く音が、金属音のように聞こえて来たとか。夜は冷えるので、防寒対策をしっかりしなくてはなりませんが、ナイトサファリはなかなかお奨めです。
08
エトーシャ国立公園の後は、ナミビアの首都ウイントフックへ。とうとうナミビアの旅も終わりです。ウイントフックのBBQレストランで、もりもりとお肉を平らげ、最後の晩餐を堪能しました。
翌日は、雲一つない透き通るような青空!!まさに旅日和です。
途中、オープンランチで休憩しながらも、午後にはボツワナへ入国しました。いよいよ南部アフリカ4ヶ国の旅も、3ヶ国目へ突入です。
09
その3へつづく
生野

毎年修復される、西アフリカのマリ・ジェンネにある泥のモスク

西アフリカのマリ共和国ジェンネにある泥のモスクは、年に1度、雨季を迎える前の2~5月の間に修復が行われます。修復といっても、作業は泥の塗り替え作業で、1辺75メートル、高さ20メートルのモスクを2日間にわけておこないます。ジェンネの住人たち、職人たちが総出となり、泥が乾かないよう数時間で仕上げてしまうというこの修復。ドキュメンタリー番組で数年前に放送されましたが、すごい迫力です。
先月2月20日、ジェンネに宿泊した私は、ガイドから「今晩、修復の日を決めるミーティングがあるらしい」という情報を聞きました。夜遅くには太鼓を打ち鳴らす音が泥の街、ジェンネに響き、いよいよ修復の日が発表されたんだ!と期待に胸が躍りました。
そして翌日、ガイドから言われたのは、「昨日のミーティングで、修復の日を決めるミーティングの日が決まった」の一言。まさかの答えに思わず笑ってしまいましたが、その後の連絡で、3月4日頃にミーティングが行われ、修復は3月11日に行われることになったとのこと。せめて1ヶ月前くらいに日付がわかっていれば・・・とついつい思ってしまいますが、決して観光客のためでもなく、ローカルの人たちのための行事だからこそ貴重なものなのでしょうね。
2027年から7年かけておこなわれるドゴンのシギ祭か、ジェンネのモスク修復作業か・・・どちらか1つでいいから1度は見てみたいものです。ですよね?

2011.08.19発 南部アフリカ4ヶ国オーバーランド 24日間 ①

2011年夏、南部アフリカのツアーへ添乗に行ってきました。南部アフリカと言えば、2010年にはW杯も開催された南アフリカ共和国や、世界三大瀑布の1つビクトリアの滝を擁するジンバブエといった国々がある、アフリカ大陸の中でも、わりとメジャーな観光地として有名な地域です。治安も良く、インフラの設備も整っているので、アフリカ大陸の中でも非常に旅行しやすい地域です。弊社のお客様の中にも、アフリカ大陸への旅行の“入門編”として、これらの国々を訪れた事のある方も多いかと思います。しかし、アフリカ専門店として、単なる観光地巡りのツアーへ行くわけにはいきません。道祖神の真骨頂でもあります『オーバーランド』ツアーへ行ってきました。『オーバーランド』とは、国と国を跨いで旅をしていくスタイルの事を言います。南アフリカの南端・喜望峰からビクトリアの滝まで、全行程5,000kmを陸路にて旅する、「南部アフリカ4ヶ国オーバーランド」の旅でした。長い行程の旅行でしたので、見所も多岐に渡りますが、テンポよく振り返ってみたいと思います。
01
旅の始まりは南アフリカのケープタウン、この時期は雨が続いているそうですが、喜望峰を含めたケープ半島の滞在時間中のみ晴れ間が広がってくれたのはありがたかったです。大西洋からインド洋にかけての目の覚めるようなブルー、海沿いを走るドライブウェイも、冬に向かう南アフリカの風が気持ち良く、旅のスタートを切るには、とても気持ちの良い日でした。ただ、猛暑の日本からやって来た我々には、初冬の寒さは少し応えました。フリースやヤッケは、この旅の前半ではマストアイテムです。
02
旅はこのケープタウンより北上していき、ビクトリアの滝までを目指します。次なる目的地はナマクアランドの玄関口、スプリングボック。ナマクアランドといえば、この時期には、600種を越える花が咲くことで有名ですが、事前の情報では開化にはまだ1週間ほど早いかもしれない、ということでした。現地を案内してくれるガイドさんからもそう聞かされていたので、殆ど期待せずに行ったのですが、よほど誰かの日頃の行いが良いのか、あたり一面の花畑でした。実際には、まだまだ五分咲きだとの話でしたが、それにしても見渡す限りオレンジ一色に染まった様は何とも壮観でした。実は、この日の朝に数日分の食糧を買出しに行っていたのですが、その際に、しっかりと南アフリカ産ワインの紙パックも赤/白ともに2~3箱ずつを仕入れ済みでした。一面の花畑の中で、オープンランチと共に南アフリカワインを味わう至福のひとときを過ごしてから出発。旅路はまだ2日目です。
03
さて、翌日も旅はどんどん進みます。数日間だけの短い滞在でしたが、南アフリカに別れを告げて、国境を越えて次なるナミビアへと向かいます。陸路の国境越えと言えば、アフリカ数ヶ国を旅した事がある方なら、面倒な思いをされた方も多い事でしょうが、南アフリカ⇒ナミビアの国境はとってもスムーズ。逆回りで、今から喜望峰を目指すであろうアフリカ縦断組の旅行者にも何人かすれ違いました。ナミビア初日は、国境からさほど遠くないオレンジリバーの河沿いにあるキャンプサイトで1泊です。我々が寝泊まりするのコテージ型の部屋ですが、敷地内には沢山のキャンパー達の車やテントが張ってあります。このオレンジリバーでは、流れもゆるやかで景色も良いので、半日のカヌー・トリップも楽しむ事が出来ます。
04
オレンジリバーを発った後は、いよいよナミビアの旅が本格的にスタートです。今回の旅程の約半分の11日間を費やすナミビアは、この旅のメインステージと言っても過言ではありません。ケープタウンからは、完璧な舗装道路をすいすいとやってきましたが、ここからは未舗装道路を北上する事になります。…と言ってもご安心を。とてもフラットな道なので激しく揺れるような事はありません。ですが、跳ねられた小石で窓ガラスが傷つくのを避けるため、後ろの窓には段ボールとガムテープでカバーをします。いよいよオーバーランドの旅らしくなってきました。
05
さて、ナミビアの旅で皆さんが一番見たいと仰られるのは、何を置いてもナミブ砂漠ですが、まずは本日の目的地フィッシュリバー・キャニオンへと向かいます。あまり知られていないマイナーな場所ですが、世界第二位の規模の渓谷なのです。ちなみに世界一位は勿論アメリカのグランド・キャニオン、世界三位は南アフリカのブライデリバー・キャニオンという事らしいです。あまりに大き過ぎると、そこに立っていても何だか現実感がなかったのですが、雄大なサンセットには何とか間に合いました。道中にはシマウマの姿も。この峡谷は温泉が出る事でも有名なので、近隣で宿泊するロッジにはホットSPAが併設されている事も多いです。皆様、水着のご用意もお忘れなく!
06
翌日は移動日。広大なナミビアの大地を1日かけて走り続けます。途中、後輪がパンクしてしまい立ち往生してしまうトラブルもありましたが、急ぐ旅でもありません。こんな時の備えだけは万全にしてあります。休憩がてらにタイヤ交換を済ませ、再び走ります。日もくれた頃、ようやく本日の宿に到着。部屋もロビーも石造りのなんとも重厚な雰囲気のロッジでした。翌朝は早朝の出発になりますので、早めのご就寝。いよいよ前半のハイライト、ナミブ砂漠です。
07
その2へつづく
生野

ケニアのローカルフード・レストラン「AMAIKA RESTAURANT」

今日はナイロビでおすすめのレストランをご紹介します。
「せっかくケニアに来たのだから、ケニアのローカルフードが食べたい!」というご意見を、ツアーにご参加された皆様からよくいただきますが、実際にローカルレストランにご案内するには、衛生面などを考慮するとそうもいかない場合や、あまりにもローカルで、ご希望された方自身も気後れしてしまうような雰囲気の場所も少なくありませんので、なかなかおすすめするのは難しいのが実際のところです。
が、この”リアル・アフリカン・フード・レストラン”と銘打つ『AMAIKA RESTAURANT』はレストランの雰囲気も、衛生環境も、料理の味も完璧で、イチオシのローカルフードレストランです。
特に、ウガリ、スクマ・ウィキ、イリオ、ニャマ・チョマ、ギゼリ程度がケニアのローカルフードだと思っているケニア経験者の方には、ぜひ足を運んでいただきたいレストランです!
ハネムーンやご家族旅行などでケニアへ行かれる方は、ナクル湖からの帰路、マサイマラへの移動の前、あるいはアンボセリからナクル湖へ向かう途上に、ランチで立ち寄ることをおすすめします!
http://www.amaica.co.ke/

エチオピアの蜂蜜酒タッジ

昨日の夕方放送のTBS「世界遺産」はエチオピアのラリベラでしたね。その中で紹介のあった「タッジ」。ラリベラ王の名前の由来にもなった蜂蜜が原料からなるタッジは、程よいアルコールを含んだ甘いワインのようで、くせになりそうなほど美味です。写真は、エチオピアのメケレにある賑やかなタッジ酒場(?)の風景です。