お土産にコーヒー、紅茶を買う方も多いと思います。
新しい味が出ていたので、ご紹介します。
どちらもスーパー「ナクマット」で見ました。
まだ、味見はしていませんので、念のため・・。
どちらもケニアのブランドです。
①コーヒー
DORMANSから出ていた「MT.ELGON」のウガンダコーヒー。(写真左端)
250gのサイズですので、お土産にはよいサイズかも・・・。
350シリング位だったと思います。
②紅茶
KERICHO GOLDから出ていたフレーバー・ティの数々。
味によって値段がまちまちですが、200~350シリング位。
ケニア・サファリ・ハイライト 10日間に行って来ました
2011年8月、9月、11月ケニアサファリハイライト10日間行って来ました。
私も初めての体験ですが、同じコースに3回連続して行かせていただきました。天候、動物、草丈など、比較できるかと喜んでいましたが、実際は8、9月は乾季とはいえ、一日の内、毎日1時間位は降雨がありました。11月は少雨季でしたが、雨の降り方は、少し強い雨程度で、毎日1時間位です。ゲームドライブには一向に差支えありませんでした。11月の緑の美しさは例え様がなく、少し視力が良くなった感があります。8月9月11月のマサイマラの景色写真です。
皆様の見たいご要望トップ3のチーター、ヒョウ、ライオンは毎回、見ることが出来ました。全て違う個体のようですので、マサイマラにはかなりの頭数が棲息していると云う事でしょう。
アンボセリは、何と云ってもキリマンジャロ山ですが、3回とも見ることが出来ました。早朝と夕方がチャンスで、昼間は雲に全姿がすっぽり覆われていて、本当に山があるのだろうかと思われますが、上空に風が強く吹いたり、暴風雨の後などは、頂上から見え始めます。ゆっくり雲が消えて、裾野から頂上まで全姿を見ることが出来たのは11月だけでした。
3回とも様々な動物の仔を見ることが出来ましたが、仔と言っても、生後1週間から2歳位まで様々です。以下は仔シリーズです。11月は、インパラ、トムソンガゼル、トピの生後間もない仔をたくさん見ることができました。肉食獣に狙われることが多いので、見ていて辛い気持もありましたが、それが野生界のおきてです。8月9月は生後6ヶ月くらいの仔をたくさん見ましたが、ここまで成長すると肉食獣に狙われて危なっかしい環境は変わりませんが、逃げ方も上手になっています。
ナクル湖のフラミンゴは相変わらず少ないのですが、代わってペリカンの数が増えています。湖中にペリカン島出現!?みたく、大きな群れは島のようです。
ペリカン以外にも鳥類、レイヨウ類、シロサイ、バッファロー、ヒョウ、ライオンと、時間の過ぎるのを忘れるくらい様々な動物に遭遇出来るのは、アンボセリ、ナクル湖、マサイ・マラと共通です。
ロッジもそれぞれ特色があります。3ヵ所で宿泊しますので、3ヵ所の特色プラス、違うロッジに宿泊の場合は3回で9か所ですが、私はアンボセリ2か所、ナクル湖は3回とも同じ、マサイマラ2か所ですので、計5か所のロッジを経験しました。
お食事はどのロッジも美味しいです。コテージタイプ、テント式の2タイプがありますが、どちらも部屋はまずまずの広さです。スーツケースを広げられる余裕が充分にあります。
お湯のシャワー、電気、水なども充分に使用できますが、自家発電の為、夜間の電気の使用ができないロッジはあります。夜中部屋内であってもお手洗いに行くのも真っ暗です。何しろ自分自身の掌が見えません。ロッジでは、部屋に懐中電灯が備え付けてあったりしますが、ご自身でもご持参される方が安心ですね。お部屋からレストランへの道も灯りはありますが、足元が暗かったりします。但し、その為に、レストランからお部屋に戻る際に、部屋まで案内してくれるガードマンがいてくれたりします。何とも頼もしいですね。
今回も全てのロッジにプールがありました。水深は浅い所が1m、深い所が2m程で、もちろん足は届きません。しっかり泳ぐ方向きにしては、何とも狭く、水遊びをするには深いです。
お食事はブッフェスタイルがほとんどです。生野菜も美味しく、お野菜は欠きません。デザートもフルーツ、自家製ケーキと種類も多く、甘等にはたまりません。夕食はスープから始まって、サラダ、メイン、デザートになります。メインはビーフ、チキン、ラム肉、魚等。調理方法は西洋式に蒸すか、焼くか、揚げて、ソースで頂きます。付け合わせは、ポテト、ライス等になります。
少しはご参考になりましたでしょうか?他にもご質問がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。最後までお読みいただき、有難うございました。
木下
観光客にも人気のカーニバルレストランの最近のメニュー
昔々はキリン、エランド、シマウマ等のお肉を食べれると有名だったレストラン「カーニバル」の最近の目玉は・・・。
ラクダ、ワニ、ダチョウの3つです。味は好評のようですよ!!
デザートはシャーベットがお勧めです!
11月15日(火)
久しぶりにフンコロガシを見た。
今まで「なぜ、フンを転がすのか?」と疑問を持ったことはなかったが
今回は気になったので、手っ取り早くWikipediaを開いてみた。
以下、一部抜粋~
新鮮な糞があると、匂いを嗅ぎつけてあちこちから集まってくる。
その場で糞を食べるものもあるが、地下に穴を掘り、糞を運び込むものもいる。
糞の下に部屋を作り、そこに運び込んだ糞を使って糞玉を作る。
糞玉は初めは球形で、その上面に部屋を作り、産卵して部屋を綴じるので洋梨型か卵形になる。
幼虫は糞玉内部を食い、そこで蛹になり、成虫になって出てくる。
生態系における糞虫のもう一つの大きな役割は、種子分散である。
哺乳類の糞に含まれる植物の種子は糞虫によって地中に埋められることで、発芽率が上昇する。
こんな大きな仕事を担っていたとは・・・。皆さんご存知でしたか??
WILD AFRICA 14 キンモクセイとセミとヌー
2011年10月初旬のとある晴れた日、窓を開け放つとキンモクセイの甘い香りが漂ってきた。ああ、秋が訪れたなと思うところまではよかったのだが、よく考えると何かがおかしい。先ず自分の服装。10月というのにTシャツ・短パンだ。それくらい気温が高い。そして聞こえてくる音。どこかでセミがまだ鳴いている。これが、私の住んでいる神奈川県・横須賀市だけの話であったなら、笑い飛ばすこともできたであろう。しかし、北極海の氷が観測至上最も小さくなったり、アフリカで大飢饉が頻発するようになったりと、温室効果ガスの排出による全地球規模の気候変動は紛れもない現実だ。
当然ながら、温暖化は野生動物の世界にも甚大な影響を与えている。東アフリカのヌーの大移動もその一例だ。通常ヌーたちは、雨を追いかける形で移動をする。小雨季が終わりを告げた1月ごろ、セレンゲティ大平原の南部に集結している彼らは、大雨季の訪れとともに北西方向へ動き出し、「西部回廊」と呼ばれるルートを辿ってヴィクトリア湖方面へ抜ける。そして6月、乾季が始まると今度は北東へと転進してケニヤのマサイマラへ入り、10月ごろに南下を始めてセレンゲティ南部へ戻る。これが大移動の大まかなパターンだ。
ところが近年、降雨が不規則・極端になってきたため、ヌーたちが草を求めて右往左往する現象が報告されるようになった。如何にセレンゲティが広大とは言え、百万頭ものヌーの行動に異変が起きれば、周辺環境や他の動物にも多大な影響を及ぼす。また、2007年にアフリカ各地を襲った大洪水の際には、マラ川の増水によって1万頭を超えるヌーが溺死した。ヌーの渡河は例年の事で、溺れたりワニに襲われたりして命を落とす個体は常にいるのだが、その規模が問題だ。何しろ1万頭といえば全体の1%に相当する数だ。
これまで絶妙なバランスを保ってきた生態系が崩れ去ろうとしている。気候変動が止まらなければ、ヌーの大移動に終わりが来るのも、そう遠い未来のことではないかもしれない。もちろん、この世界には永遠に続くものなど存在しない。しかしその終焉をもたらすものが我々人間の身勝手さであってよいのだろうか?キンモクセイの香りとセミの声に戦慄を覚えた私は、そんな事を考えた。
撮影データ:ニコンF3T、シグマ28-70mm f2.8-4、フジクローム・センシア 十数年前、4月のセレンゲティにて撮影
オグロヌー
英名:Wildebeest (Gnu)
学名:Connochaetes taurinus
体長:170~240cm
体高:115~145cm
体重:♀140~260kg
♂165~290kg
寿命:20年
写真・文 山形 豪さん
やまがた ごう 1974年、群馬県生まれ。幼少期から中学にかけて、グアテマラやブルキナファソ、トーゴなどで過ごす。高校卒業後、タンザニアで2年半を過ごし、野生動物写真を撮り始める。英イーストアングリア大学開発学部卒業後、帰国しフリーの写真家に。南部アフリカを頻繁に訪れ、大自然の姿を写真に収め続けている。www.goyamagata.com