サンスベリア・スタッキー

中央アフリカ、コンゴ、エチオピアなど、アフリカが原産のサンスベリア。個性的な種類が数多く、弊社で育てている『サンスベリア・スタッキー』は、固い円筒型の葉っぱが特徴。これで葉っぱ?と思うくらい固いです。なんともユニークな形ですが、浄化力が非常に高く、オフィスの空気をキレイにしてくれております。

2018.5.16発 ケニア・タンザニア5大公園 15日間

先日、ケニアとタンザニアの2ケ国に渡って約2週間超という長いサファリ旅行に出かけてきました。国立公園・保護区を全部で計5ケ所。ここ数年はお休みしていた同ツアーだったのですが、現在はタンザニアの入り口キリマンジャロ空港とケニアの玄関ナイロビ空港の両方に飛んでいる飛行機も増えたことから、以前に比べてより効率よく回れるような内容が組めました。サファリの回数はたっぷり15回!東アフリカのサバンナを舞台にしたサファリツアーの決定版ともいえる内容になったと思います。

日本から20時間超、長い旅路をエチオピア航空でやって来ました。
日本から20時間超、長い旅路をエチオピア航空でやって来ました。
北部タンザニアの街アルーシャで1泊し、早速セレンゲティ国立公園へと向かいます。
北部タンザニアの街アルーシャで1泊し、早速セレンゲティ国立公園へと向かいます。
長い移動です。お腹が空いてきました。路上の果物屋さん。手前に見えるのは珍しい『赤いバナナ』です。
長い移動です。お腹が空いてきました。路上の果物屋さん。手前に見えるのは珍しい『赤いバナナ』です。
味は濃厚!アフリカのフルーツはいつも美味しいので、小腹が空いたときにはお勧めです!
味は濃厚!アフリカのフルーツはいつも美味しいので、小腹が空いたときにはお勧めです!
セレンゲティに行くためには、ンゴロンゴロ自然保護区を通過します。展望台の上からクレーターを望みます。双眼鏡で遠くにクロサイが見えました!
セレンゲティに行くためには、ンゴロンゴロ自然保護区を通過します。展望台の上からクレーターを望みます。双眼鏡で遠くにクロサイが見えました!
ンゴロンゴロは緑が豊かで、アスピリアの黄色い花がきれいに咲いています。
ンゴロンゴロは緑が豊かで、アスピリアの黄色い花がきれいに咲いています。
ウシ渋滞です。ンゴロンゴロは『保護区』なのでマサイの人達の居住が認められています。
ウシ渋滞です。ンゴロンゴロは『保護区』なのでマサイの人達の居住が認められています。
約7時間の移動を経て、やっとセレンゲティに到着!マサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味があります。
約7時間の移動を経て、やっとセレンゲティに到着!マサイ語で「果てしなく広がる平原」という意味があります。
セレンゲティでは中央部の『セロネラ地区』にあるロッジに宿泊。コピエと呼ばれる岩丘群を利用した造りになっています。
セレンゲティでは中央部の『セロネラ地区』にあるロッジに宿泊。コピエと呼ばれる岩丘群を利用した造りになっています。
レストラン、BARもうまくコピエと組み合わさっていて雰囲気があります。
レストラン、BARもうまくコピエと組み合わさっていて雰囲気があります。

セレンゲティ国立公園では、たっぷり3日間、雨季の終わりかけのサファリを楽しみました。もちろん野生動物に会う事も出来ましたが、何より豊かだったのは、雨季のサバンナの瑞々しい美しさです。『雨季』という字は「雨の季節」と書きますが、現地ではこの季節の事を『グリーン・シーズン(=緑の季節)』と呼びます。文字通り、サバンナの緑が本当に濃く、特に早朝のゲームドライブは格別でした。サバンナがまだ朝靄に包まれる夜明け、樹々や草花、シンと張り詰めた空気の息遣いまで聞こえるような静寂の中、焦らず、急がず、騒がず、じっくりと動物との出会いを求めて車を走らせます。

朝の瑞々しい空気の中、キリンも穏やかな顔をしていました。
朝の瑞々しい空気の中、キリンも穏やかな顔をしていました。
緑や花がきれいだと、いつも怖い顔のライオンも何だか穏やかそうです。
緑や花がきれいだと、いつも怖い顔のライオンも何だか穏やかそうです。
地面の虫を探して草原の散歩中のヘビクイワシ
地面の虫を探して草原の散歩中のヘビクイワシ
草丈が高く、小柄な動物は緑の中に埋もれてしまうのですが、それもまたよし。
草丈が高く、小柄な動物は緑の中に埋もれてしまうのですが、それもまたよし。
食事を終えて満足そうなチーター
食事を終えて満足そうなチーター
セレンゲティの中にある塩湖(マガディ湖)にはフラミンゴの姿も。
セレンゲティの中にある塩湖(マガディ湖)にはフラミンゴの姿も。
だいぶ年老いたバッファロー。群れから離れて一頭で佇んでいました。
だいぶ年老いたバッファロー。群れから離れて一頭で佇んでいました。
カバのけんか。
カバのけんか。
毎日長時間走り回ってくれたドライバーの2人。ホッと一息食事中。
毎日長時間走り回ってくれたドライバーの2人。ホッと一息食事中。
ライオンの子供たち。お兄ちゃんは小さなタテガミも生やし始めています。
ライオンの子供たち。お兄ちゃんは小さなタテガミも生やし始めています。
ソーセージツリー
ソーセージツリー
近づいてみてみると、ライラックニシブッポソウが休んでいました。緑の季節は鳥がとてもきれいです。
近づいてみてみると、ライラックニシブッポソウが休んでいました。緑の季節は鳥がとてもきれいです。
緑が生い茂っていると、森の忍者・ヒョウも姿を隠しやすいようです。見つかってしまいましたが。
緑が生い茂っていると、森の忍者・ヒョウも姿を隠しやすいようです。見つかってしまいましたが。

毎日お弁当片手にセレンゲティをあちこち走りました。忙しいシーズンの時期に比べるとサファリカーの姿も少ない為か、次から次へと野生動物を追いかけて走る、と言うよりものんびり、じっくり丁寧に動物を観察する場面が多かったように思います。
一つ気になったのは、ヌーとシマウマの大きな群れが、セレンゲティの南の入り口ナービゲからンドゥトゥ地区へと向かっていった事です。もう6月になろうという時期に、まだこんな場所に大きな群れが居るという事は、今年は随分マイグレーションの動きが遅いような気がします。中央部のセロネラ地区も草丈がまだまだ高く生い茂っているという事は、まだそのあたりまでは群れの本隊はやって来ていないのでしょうか。不思議です。
さて、ここから今度はンゴロンゴロ自然保護区へと戻り、今度はクレーターの中へ降りてじっくりとサファリします。

戻ってきましたンゴロンゴロ。相変わらず花がきれいに咲いています。この黄色いアスピリアの花は草食動物も一切食べないそうです。
戻ってきましたンゴロンゴロ。相変わらず花がきれいに咲いています。この黄色いアスピリアの花は草食動物も一切食べないそうです。
高低差500mの崖を駆け降りてクレーターの中をドライブ。動物達ものんびりしていて、とても距離が近いのがンゴロンゴロの特徴です。
高低差500mの崖を駆け降りてクレーターの中をドライブ。動物達ものんびりしていて、とても距離が近いのがンゴロンゴロの特徴です。
ホオジロカンムリヅルとイボイノシシ。なにやら内密な話をしています。
ホオジロカンムリヅルとイボイノシシ。なにやら内密な話をしています。
シマウマが生き生きと走っていました。緑の季節は草食動物が喜んでいるのが傍目にもよくわかります。
シマウマが生き生きと走っていました。緑の季節は草食動物が喜んでいるのが傍目にもよくわかります。
寝起きのジャッカル
寝起きのジャッカル
遠くの方にクロサイが見えました。ここでは最年長57歳!の雌のサイが保護されています。
遠くの方にクロサイが見えました。ここでは最年長57歳!の雌のサイが保護されています。
ンゴロンゴロでは、あまりたくさんの動物に会う事は出来なかったのですが、美しい景色の中をドライブするのはそれだけで贅沢なひと時でした。
ンゴロンゴロでは、あまりたくさんの動物に会う事は出来なかったのですが、美しい景色の中をドライブするのはそれだけで贅沢なひと時でした。

ンゴロンゴロ自然保護区でのサファリを終え、これにてタンザニアでのサファリを終えます。2ケ所の国立公園でたっぷりとサバンナの中での時間を過ごすことが出来ました。
いよいよ北上して国境を越えます。約1週間、お世話になったドライバーさんに別れを告げて2ケ国目のケニアに突入です。

お世話になったドライバーさんともお別れです。また会いましょう!
お世話になったドライバーさんともお別れです。また会いましょう!
ケニア側ではサファリカーを乗り換えます。今まで、4名乗りのランドクルーザーを2台だったのですが、6名乗りの1台になります。この車体の長さ!大きさ!
ケニア側ではサファリカーを乗り換えます。今まで、4名乗りのランドクルーザーを2台だったのですが、6名乗りの1台になります。この車体の長さ!大きさ!
ケニアで最初の国立公園はアンボセリ国立公園。国境のナマンガから程近い場所にあります。
ケニアで最初の国立公園はアンボセリ国立公園。国境のナマンガから程近い場所にあります。
アンボセリと言えばゾウです。
アンボセリと言えばゾウです。
おしっこしています。
おしっこしています。
そして、やっぱりキリマンジャロ。雨季は冠氷がきれいです。
そして、やっぱりキリマンジャロ。雨季は冠氷がきれいです。
アンボセリでは、あまり大きな動物には出会えなかったのですが、その代わり、いろんな鳥をたくさん見かけました。African Fish-Eagle, サンショクウミワシ
アンボセリでは、あまり大きな動物には出会えなかったのですが、その代わり、いろんな鳥をたくさん見かけました。African Fish-Eagle, サンショクウミワシ
Little Bee-eater/ヒメハチクイ。空中でミツバチを起用にキャッチして食べていました。
Little Bee-eater/ヒメハチクイ。空中でミツバチを起用にキャッチして食べていました。
African Hoopoe/アフリカヤツガシラ。「戴勝」と書きます。「勝を戴く」なんて縁起のいい名前ですね。イスラエルの国鳥でもあります。
African Hoopoe/アフリカヤツガシラ。「戴勝」と書きます。「勝を戴く」なんて縁起のいい名前ですね。イスラエルの国鳥でもあります。
Yellow-billed Stork/アフリカトキコウ。成鳥はもっと真っ白ですが、幼鳥は灰褐色です。
Yellow-billed Stork/アフリカトキコウ。成鳥はもっと真っ白ですが、幼鳥は灰褐色です。
Red-winged Pratincole/ツバメチドリ。日本や中国にもいますね。東アフリカでは意外とレアモノ。
Red-winged Pratincole/ツバメチドリ。日本や中国にもいますね。東アフリカでは意外とレアモノ。
Marsh Sandpiper / コアオアシシギ。泥の近くが好き。分かりにくいですが、脚が黄緑色です。
Marsh Sandpiper / コアオアシシギ。泥の近くが好き。分かりにくいですが、脚が黄緑色です。
Black-winged Stilt / セイタカシギ。何だかジェントルメンな佇まいです。
Black-winged Stilt / セイタカシギ。何だかジェントルメンな佇まいです。
Grey-headed Kingfisher/ハイガシラショウビン。差し色のコバルトブルーがきれいです。ケニアにはカワセミの仲間が15種類いるそうです。
Grey-headed Kingfisher/ハイガシラショウビン。差し色のコバルトブルーがきれいです。ケニアにはカワセミの仲間が15種類いるそうです。
Hamerkop / シュモクドリ。魚を狙っています。
Hamerkop / シュモクドリ。魚を狙っています。
Kori Bustard / アフリカオオノガン。草むらから首だけ。飛べる鳥で一番重い。
Kori Bustard / アフリカオオノガン。草むらから首だけ。飛べる鳥で一番重い。
Lilac-breasted Roller / ライラックニシブッポウソウ。夕暮れ時で凛々しく見えました。
Lilac-breasted Roller / ライラックニシブッポウソウ。夕暮れ時で凛々しく見えました。
Helmeted Guineafowl / ホロホロチョウ。スワヒリ語ではカンガと言います。
Helmeted Guineafowl / ホロホロチョウ。スワヒリ語ではカンガと言います。
スズメ…かな。すみません。どなたか教えてください。
スズメ…かな。すみません。どなたか教えてください。

ケニアでは王道の3ケ所。アンボセリ国立公園→ナクル湖国立公園→マサイ・マラ国立保護区と回ります。次なるナクル湖では、タンザニアでは遠目にしか見る事の出来なかったサイを狙います。

ナクル湖のシロサイ。意外とあっさり会えました。ナクル湖のシロサイは、ミナミシロサイと言い、かつては20頭ほど迄数が激減しましたが、南アフリカ共和国から移入されてきて繁殖保護され、現在は2万頭まで回復しています。亜種であるキタシロサイは2018年の3月に最後のオスが無くなり、現存するのはメスが2頭のみです。
ナクル湖のシロサイ。意外とあっさり会えました。ナクル湖のシロサイは、ミナミシロサイと言い、かつては20頭ほど迄数が激減しましたが、南アフリカ共和国から移入されてきて繁殖保護され、現在は2万頭まで回復しています。亜種であるキタシロサイは2018年の3月に最後のオスが無くなり、現存するのはメスが2頭のみです。
ナクル湖と言えばロスチャイルドキリン。セレンゲティやマサイ・マラで合えるマサイキリンとは別の種です。ひざ下が白くて靴下を履いているみたいです。
ナクル湖と言えばロスチャイルドキリン。セレンゲティやマサイ・マラで合えるマサイキリンとは別の種です。ひざ下が白くて靴下を履いているみたいです。
バブーン(ヒヒ)も多くいます。足の匂いを嗅いでいるように見えます。
バブーン(ヒヒ)も多くいます。足の匂いを嗅いでいるように見えます。
ナクル湖の後はナイバシャ湖に立ち寄り、ボートサファリ!
ナクル湖の後はナイバシャ湖に立ち寄り、ボートサファリ!
アフリカコビトウ。陸では、よたよた歩いていてかわいいのですが、とっても泳ぎが上手いです。
アフリカコビトウ。陸では、よたよた歩いていてかわいいのですが、とっても泳ぎが上手いです。
コシベニペリカンです。じーっと魚を狙っているのでしょうか。よく見かけるモモイロペリカンに比べると、小柄で眼の周りの皮膚が地味な色なので見分けやすいです。
コシベニペリカンです。じーっと魚を狙っているのでしょうか。よく見かけるモモイロペリカンに比べると、小柄で眼の周りの皮膚が地味な色なので見分けやすいです。
サンショクウミワシが魚をキャッチ!鋭い爪です。
サンショクウミワシが魚をキャッチ!鋭い爪です。
カバです。ナイバシャ湖のボートサファリも色々盛沢山でした。
カバです。ナイバシャ湖のボートサファリも色々盛沢山でした。
一度大きな幹線道路に戻り、いよいよ最後のマサイ・マラ国立保護区へと向かいます。しかし、すごい荷物です。
一度大きな幹線道路に戻り、いよいよ最後のマサイ・マラ国立保護区へと向かいます。しかし、すごい荷物です。
マサイ・マラ国立保護区に到着!随分走り抜けてきました。
マサイ・マラ国立保護区に到着!随分走り抜けてきました。
マサイ・マラではずっと天気が良く、殆ど雨に降られませんでした。ですが、今年2018年は2月~5月まで過去40年間で最大雨量という雨がケニアで降っていました。その為か随分と草丈は高かったです。
マサイ・マラではずっと天気が良く、殆ど雨に降られませんでした。ですが、今年2018年は2月~5月まで過去40年間で最大雨量という雨がケニアで降っていました。その為か随分と草丈は高かったです。
小型の動物はやっぱり姿がすぐに隠れてしまいます。
小型の動物はやっぱり姿がすぐに隠れてしまいます。
ゾウの赤ちゃんがおっぱいを飲んでいます。授乳している間は他の大人のゾウ達が自然と赤ちゃんの周りを囲うように守ります。ゾウのおっぱいは人間と同じように胸のあたりにあるんですね。
ゾウの赤ちゃんがおっぱいを飲んでいます。授乳している間は他の大人のゾウ達が自然と赤ちゃんの周りを囲うように守ります。ゾウのおっぱいは人間と同じように胸のあたりにあるんですね。
こっちはもう少し大きいお兄さん。元気な盛りで走り回っていました。
こっちはもう少し大きいお兄さん。元気な盛りで走り回っていました。
マサイ・マラでは様々な『サファリ』が楽しめます。マサイのナチュラリストと一緒にウォーキングサファリ!何かを見つけました。
マサイ・マラでは様々な『サファリ』が楽しめます。マサイのナチュラリストと一緒にウォーキングサファリ!何かを見つけました。
ライオンの足跡です。宿泊したロッジからそう遠くない場所です。
ライオンの足跡です。宿泊したロッジからそう遠くない場所です。
フンコロガシ!車のサファリでは見逃してしまうような小さな生き物に会えるのがウォーキングの魅力です。
フンコロガシ!車のサファリでは見逃してしまうような小さな生き物に会えるのがウォーキングの魅力です。
マサイ・マラと言えばやっぱり名物の気球サファリ!いいお値段はしますが、サバンナを空から眺めるなんて一生ものの体験です。
マサイ・マラと言えばやっぱり名物の気球サファリ!いいお値段はしますが、サバンナを空から眺めるなんて一生ものの体験です。
本当に晴天続きでしたので、やっぱりライオンも喉が渇いたのでしょう。
本当に晴天続きでしたので、やっぱりライオンも喉が渇いたのでしょう。
車を走らせていると、狩りを終えたばかりでしょうか。インパラの雌を仕留めたヒョウに遭遇しました。
車を走らせていると、狩りを終えたばかりでしょうか。インパラの雌を仕留めたヒョウに遭遇しました。
そのままアカシアの樹の上に運んでいきます。凄いアゴの力です。最終日にして、今回の15日間のハイライトともいえるシーンでした。
そのままアカシアの樹の上に運んでいきます。凄いアゴの力です。最終日にして、今回の15日間のハイライトともいえるシーンでした。
そうこうしている間にたくさんの車が集まってきました。これではヒョウも落ち着いて食事が出来なさそうです。気の毒なので、我々はこの辺で退散。
そうこうしている間にたくさんの車が集まってきました。これではヒョウも落ち着いて食事が出来なさそうです。気の毒なので、我々はこの辺で退散。
昼寝中です。こういうシーンはこちらもホッとします。
昼寝中です。こういうシーンはこちらもホッとします。
あくび。
あくび。

タンザニア~ケニアへと全5ケ所の国立公園・保護区を巡る旅もいよいよ終わりです。
サバンナのピーク時期と言われる『乾季』にサファリ経験のある方はお分かりかと思いますが、あの季節の早朝ゲームドライブの出発時は、何十台ものサファリカーが次々に砂煙りを上げながら先を競って走り出し、まるで鉄火場のような迫力があります。あの朝っぱらからの喧騒にガツンと気合が入り、あれはあれで個人的には大好きなのですが、それとはまったく異なる、静かで丁寧なサファリが「緑の季節」のサファリの魅力です。
食動物たちの家族の風景、風にたなびく緑の中で気持ちよさそうに転寝をするライオン、色彩が豊かな草花、また空気が澄んでいる為に鮮やかな色合いを見せてくれる鳥たちの姿も魅力です。『乾季』に比べると出会うことの出来る動物の絶対数が少ない為、一つ一つの出会いを大切に、丁寧に観察する上質なサファリを楽しむことが出来ました。
15日間という長めの日程の為、一年を通して常に企画しているようなツアーではありませんが、サバンナの隠れた魅力に出会えるような季節を厳選して、ピンポイントで募集を続けています。次回はまた11月の秋口や3月の春先など、ピークの時期を外して企画予定です。是非、密かなサバンナの魅力に出会える季節をお楽しみに!

2週間、たっぷりとサバンナを走り回りました。また戻って来ます!
2週間、たっぷりとサバンナを走り回りました。また戻って来ます!

■ケニア・タンザニア 5大公園 15日間

ハネムーン・レポート『エジプト&ケニア 9日間』

2018年2月16日出発の手配旅行でエジプトとケニアに行かれた、脇坂様ご夫妻からのレポートです。

出発前

新婚旅行先は結婚前からアフリカに決めていました。妻は歴史が好きでエジプト考古学博物館とピラミッドを見たいのでエジプト。私はゾウが好きでサバンナでゾウを見たいのでマサイマラがあるケニア。
問題は旅行会社でした・・・。エジプトとケニアを取り扱ったツアーが意外となかったのです。
その中で道祖神さんはネットで評判が高いので選びました。結果的に道祖神さんを選んで大正解でした。
私たちは東京から少し遠くに住んでいるため、担当の羽鳥さんとはメールと電話だけでのやりとりでしたが問い合わせのレスポンスが早く、準備は何も問題ありませんでした。特に妻が日本国籍ではないのでビザの取得が不安でしたが、色々と手配していただき助かりました。

1日目

出発当日、私たちは夕方まで仕事をして そのまま空港へ行きました。夜行便でまず中国 北京へ向かいました。
エティハド航空の機内食は評判通り とてもおいしかったです。北京から経由地 アブダビまでの所要時間は14時間・・・最初は機内モニターで楽しんでいましたが、飽きるとひたすら寝ました!笑

2日目

早朝にアブダビへ到着。座りっぱなしでお尻が痛かったですが、アブダビ空港の豪華な雰囲気で疲れが取れました。無事トランジットを済まし、アブダビからエジプトへ向かいました。
4時間ちょっとでエジプトへ到着。着陸前に景色を見たら一面 砂の世界で感動しました。

エジプト到着
エジプト到着

入国審査を済まし、ガイドのモハメドさんと合流。モハメドさんは以前に私の勤め先がある町に滞在してたということが会話で発覚し、すぐに意気投合しました。昼食はシシケバブ等のエジプト料理を食べましたがあまりの美味しさに驚きました!特にチキンは今まで食べたチキンの中で一番でした。
モハメドさんと
モハメドさんと

エジプト食事
エジプト食事

昼食後はエジプト考古学博物館へ。展示品の多さにびっくり!貴重な展示品や本物のミイラも見れて、妻も私も大満足でした。見学後は部屋からピラミッドが見えるホテルのメナハウスへ。部屋から見るピラミッドは格別でした。
カイロ博物館
カイロ博物館

エジプトホテル
エジプトホテル

3日目

エジプト観光のハイライトであるピラミッドへ。事前情報でピラミッドは客引きがしつこいとありましたが、このご時勢・・・観光客もまばらで客引きも全然いなくて、逆に寂しかったです。しかし、ピラミッドは壮大で感動しました。ラクダにも乗れて大満足でした。
昼食後はイスラム地区・ハーン・ハリーリ市場へ行き、異文化を実感。その後は時間があったので予定にはありませんでしたが私たちの希望でカイロ市内とショッピングセンターを散策しました。色々なお店が見れて良かったです。夕食後はケニアへ向かうため、カイロ空港へ。短い時間でしたが、ガイドのモハメドさんやドライバーの方はとてもフレンドリーで大変お世話になりました。ありがとうございました。

カイロ街並み
カイロ街並み

4日目

エチオピア経由でケニアへ到着。ナイロビ空港では菊池さんに出迎えていただきました。空港前でドライバーのジェームズさんと合流し、マサイマラへ向かいました。空港から車で走り始めて10分ぐらいでジェームズさんが興奮した様子で「サイがいる!」と車を止めて教えてくれました。珍しいサイにすぐ遭遇できていきなり幸先の良いスタートでした!

ケニア到着
ケニア到着

ジェームズさんと
ジェームズさんと

ナイロビ サイ
ナイロビ サイ

途中でマサイ村に寄りつつ、マサイマラへ到着。ロングドライブでしたが、車内から様々な動物や絶景が見れて疲れはありませんでした。ホテルはアシュニル・マラ・キャンプ。テントの部屋ですが、内装・設備は豪華でした。部屋からは川とカバ・ワニが見れて良かったです。夕食では嬉しいサプライズが・・・ありがとうございました!!
マサイと
マサイと

5、6、7日目

マサイマラでサファリを堪能しました。バルーンサファリも参加しました。値段が高かったため、参加しようか迷っていましたが値段分の価値はありました!バルーン上空から見る景色は言葉にできないくらい感動しました!サファリではジェームズさんが大活躍でした。目視と無線を駆使してくださったおかげで様々な動物が見られました。運よくBIG5(ライオン、サイ、ヒョウ、ゾウ、バッファロー)も全部見れましたし、私がゾウ好きと伝えると、ゾウ探しに重点を置いたサファリにしてくれました。おかげで何度かアフリカゾウの群れに遭遇しましたが、大感動でした。

バルーンサファリ眺め
バルーンサファリ眺め

トピ
トピ

ライオン
ライオン

アフリカゾウ
アフリカゾウ

ゾウ群れ
ゾウ群れ

サファリカー
サファリカー

8日目

マサイマラからナイロビへ。
ナイロビではショッピングを楽しみました。

9日目

ついに帰国日・・・。楽しすぎて帰りたくありませんでした。
帰りもロングフライト。
ハネムーンの写真を見ながら妻と思い出話をしつつ日本へ・・・。

最後に

エジプトとケニアは治安の面で心配される方が多いと思います。実際に私たちも出発前に周囲から「本当に大丈夫?」等とたくさん言われましたが観光中はガイドから離れない、人前でサイフを出さない、夜中は出歩かない等の基本的な安全事項を守れば、ほぼ安全だと思いました。
ハネムーンから3ヶ月以上経ちますが、今でもたまに夢の中でカイロの街やマサイマラの絶景が出てきます・・・。
それぐらい良いハネムーンでした!

マサイマラの夕暮れ
マサイマラの夕暮れ

道祖神さんのみなさま、現地ガイドの方々 大変ありがとうございました。
いつになるか分かりませんが、必ずまたアフリカへ行きたいと思います!
次は南アフリカ・ボツワナ方面に興味がありますのでよろしくお願い致します。笑
◆アフリカでハネムーン&ウェディング特集ページ

キリマンジャロTシャツ

仕事柄?日本で生活していても、アフリカングッズにはつい目が行きがちです。
正直、残念なデザインや惜しいなと思うものも多いですが、最近久々に欲しいなと思うものが出てきました。
今年、日本のスキー/アウトドアメーカーのPhenixから、アフリカ最高峰キリマンジャロをテーマにしたTシャツがラインナップされています。
先日、登山終わりの方が胸に「HU JAMBO」と書かれたTシャツを着ていて、思わず目で追っていたら、背中に「SI JAMBO」と書かれていて、一気に気持ちを奪われました!
ご存知の方も多かもしれませんが、「ジャンボ/JAMBO」は、ケニア、タンザニアなどでよく耳にするスワヒリ語の挨拶の一つですが、実は正確に使う場合には、調子をお伺いをする相手の人称に応じて頭に文字(否定主辞)がつきます。
(HU JAMBO)あなたは元気ですか?
(SI JAMBO)わたしは元気です。
(HAMU JAMBO)あなたたちは元気ですか?
(HATU JAMBO)わたしたちは元気です。
話が逸れましたが、しっかりと監修して作られているなと感心したと同時に非常に欲しくなりました。
これ以外にも、キリマンジャロ固有の植物がデザインされたものや、ルートが描かれたものなど、欲しくなるデザインが目白押しです。
今年キリマンジャロ登山を目指していらっしゃる方、過去に登ったことがある方、是非お気に入りの一枚を手に入れてみてはいかがでしょうか??
http://www.phenix.jp/outdoor_features/3058/
by 荒木

アイヌ音楽がアフリカへ!

アサンカラ(旭川)アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者OKI氏率いるOKI DUB AINU BANDがアフリカに初上陸。南アフリカ、スワジランド、レユニオン島で行われた音楽イベントに参加されました。
荒れ狂う激しい雨が降る中、はじめてOKI氏のトンコリを聞いて以来、ずっと虜です。
アイヌの独特の旋律にロックやレゲエのグルーブが混合する独特のサウンドが、アフリカの地に溶け込む。想像するだけで、ゾクゾクしちゃいます!
いつか、アフリカで、アイヌの響きが作り上げる人々の熱気を体験しに行きたいですね!
Facebookオフイャルページでは、アフリカツアーの様子が掲載されておりますので、ぜひチェックしてみてください!
by 根本
https://www.facebook.com/okidubainu/