ハネムーン・レポート『ケニアサファリとザンジバルビーチ手配旅行』

2017年4月2日出発のハネムーン手配旅行でケニアのマサイ・マラ国立保護区とタンザニアのザンジバル島に行かれた、吉田様ご夫妻からのレポートです。

ナイロビに着くと、菊地さんが笑顔で迎えてくれ英語が苦手な私たちはホッとしました。ホテルまではドライバーが送ってくれました。空港を出てすぐにケニアの人々の中にシマウマがいました。あまりにもナチュラルにシマウマがいたため、『シマウマ!シマウマ!シマウマ!』と叫ぶだけで写真撮ることも忘れケニアに来たんだなとうれしくなりました。ホテルもとてもきれいで部屋にはサプライズのケーキやワインを用意してくれていました。部屋からはナショナルパークが見え、二人で双眼鏡を覗いて動物を何時間も探していました。


次の日、マサイマラ国立保護区に行きました。降りると周りには草食動物がたくさんいました。その時点で大興奮。ホテルまで行く間にドライバーが『ダチョウがいるよ』『ぞう』など動物を見つけてくれては教えてくれました。牛や羊まで撮っていたため、『うそだろ~そんなのまで撮るの?』と笑われました。確かに4日滞在しましたが最終日には羊や牛にはカメラを向けることはなかったです。笑


ロッジに着くと、チョウさんと呼んでね!と支配人が温かく迎えてくれました。ロッジまではマサイ族の方が笛を吹きながら案内してくれました。部屋の前には川がありカバの鳴き声や鳥の鳴き声など自然の音が心地よかったです。


ゲームドライブでは、間近でライオンや豹などの肉食動物を見ることができて迫力満点でした。毎回違う景色や動物の表情を見ることができて、気づくと6時間経っていることもざらでした。疲れている感覚はないのですが、毎回21時過ぎには強烈な眠気が襲い掛かり爆睡。朝は紅茶とクッキーなどを持って起こしに来てくれ、カバと朝日を見ながらのモーニングティーは格別でした。


また、行った時期がベビーラッシュの時期と重なり多くの赤ちゃんを見ることができました。オスライオンは1日しか見ることができませんでしたが、迫力がありました。
ホテルでの食事はどれもおいしく、地ビールや食事に合わせたワインを飲みながら楽しむことができました。マサイマラ滞在初日の夕食ではサプライズでダンスとケーキのプレゼントをいただきました。色々な方におめでとうと声を掛けていただき本当にうれしく楽しい思い出となりました。


毎日違う出発時間や見ることができる動物が違い、毎日が刺激的でした。豹の捕まえたエサは見つけたのですが、なかなか豹が現れず、何時間も待ちました。みんなトイレに限界が来てしまい豹が近くにいるであろう場所で用を足した時が一番ドキドキでした。しかし、待ったおかげでいろいろな表情の豹を見ることができました。
マサイ族の村では一緒にジャンプしたりダンスしたりして楽しみました。


マサイマラからナイロビに戻り、ザンジバル島へ。飛行機が遅れ深夜に着きましたが、ドライバーさんが優しく迎えてくれました。ストーンタウンでの1泊はフロントでサインをし部屋に行くと従業員さんが部屋に入ってきて『さぁ向き合って!』といって、お花で作った指輪を差し出し、『セレモニーだよ』とこれまた素敵なサプライズをしてくれました。


ヌングイの砂浜は真っ白で目を開けることができないぐらいまぶしかったです。1日がゆったりと流れ、素敵な時間を過ごすことができました。雨季だったため、雨が降っては晴れての繰り返しのおかげで虹も見ることができました。
ハネムーンをアフリカにしてよかったと思っています。帰りの飛行機では道祖神さんのページを見て二人で次の候補を探していました。何度でも行きたい旅となりました。
◆アフリカでハネムーン&ウェディング 特集ページ

ハネムーン・レポート『ナミブ砂漠&南アフリカサファリ・ハネムーン手配旅行』

2016年4月11日出発のハネムーン手配旅行でナミビアのナミブ砂漠と南アフリカのサビ・サンド私営動物保護区に行かれた、川西様ご夫妻からのレポートです。

わたしたちのハネムーンは、ナミビアの「ナミブ砂漠」と「サファリ」が目的でした。以前、写真雑誌で見たナミビアのナミブ砂漠の美しさが頭から離れず、世界最古のナミブ砂漠を自分の目で見てみたい!アフリカに行くなら絶対にナミビア!と決めていた私はハネムーンにアフリカを選びました。(半ば強引に(笑)夫を説得して・・・)また、「何もない国」に行ってみたかったんです。普段わたしたちは日本にいてなに不自由なく豊かな暮らしをしています。毎日のストレスフルな生活から離れて「何もない」を感じたかったのです。奇しくも、ナミブ砂漠のナミブって「何もない」という意味なんだって・・・知らなかった。。。
福岡空港から香港とヨハネスブルグで乗り換えてナミビアの首都、ウィントフックに到着。着陸寸前、飛行機の窓から見えたアフリカの大地・・・ビル群などは見えず茶褐色の景色に夫は「ほんとに自分はアフリカに来たんだ」と・・・しみじみ。さっそく涙していました。隣のわたしはというと…これから始まる9日間のアフリカ旅行にワクワクのわたし!!であったのです。^ー^

ナミビアの首都ウィントフック。HILTON HOTEL WINDHOEKに滞在。さっそく街中へ出かけました。見渡してもアジア人がいない。もちろん日本人も。日本人と出会えるかな??と少しばかりの期待をしていたのですが・・・このハネムーンで一度も出会いませんでした。緑がとても美しい街です。

2泊3日の砂漠ツアーが始まりました。このあと起こるナミブ砂漠での悲劇?奇跡?を誰が想像したでしょうか・・・。
さて、ナミブ砂漠の入口、セスリエムへ向かいます。

ソーサスフライ(Sossusvlei)



この写真に残るのが最後のわたしたちのengage ring!!ナビブ砂漠を堪能したあと、バスに戻った夫が「ない!!(泣顔)」ringをナミブ砂漠を駆け下りてくときに失くしたと言う。。。わたしたちの愛の結晶はこのさらさらの砂の美しいナミブ砂漠に埋まっている?!しかし、なんてロマンチックなのだ。新婚夫婦にとっては大惨事のハプニングもここアフリカではすべてがロマンチックなハプニングに変わってしまう。

デッドフレイ(Dead Vlei)



砂漠のなかでのディナーはみんなで楽しく食べます!!ダチョウの肉を食べましたよ!!これがメンチカツみたいでとっても美味しいのです!アフリカで虫を食べるだろうと思っていたらしい夫(笑)毎日の食事は日本食に劣らない美味しい料理、そして並べられるテーブルセンスに陶酔・・・(ナプキンがダチョウの形に折ってありました!!)Wonderful!!

ナミビア共和国の次は、ヨハネスブルグで飛行機を乗り換え南アフリカのスククーザに到着!!とっても小さく可愛い空港です^0^

サビ・サンド私営動物保護区

さて、2泊3日のサファリが始まります。サファリは朝と夕方の一日2回なのです!!贅沢~~。わたしたちはIDUBE GAME LODGEに滞在しました。お部屋に入ってみるとsurpriseが!!ベッドに散りばめられたアフリカの自然の花や木々が出迎えてくれました。。。Happy honeymoonとの文字。。かわいいお部屋が用意されていました。


朝のサファリです。アフリカの大自然のなかでいただくコーヒーは格別です。朝食はここでクッキーや果物をいただきました。

さっそくBIG5を探します。レンジャーの方々が「あそこに象がいるよ」「シャッターチャンスだよ」と常時教えてくれます。広大で豊かな自然を愛し野生動物に精通する彼らがいなければアフリカサファリをこんなに楽しめなかった・・・感謝!!


サイRhino

バッファローBuffalo(バッファローの目には鳥がくっついてきてて可愛かったです)


ヒョウLeopard

象African Elephant

ライオンLion

ということで、BIG5に出会えました!!Lucky!!

最後に

アフリカにハネムーン?!大丈夫?怖くないの?いろんな人から言われました。今回の旅で確実にアフリカの虜になったわたしたち。ナミビア・南アフリカで出会った感動は、これからのわたしたちの人生を豊かにしていく糧となりました。インテリアなど生活のポイントに「アフリカ」を取り入れてみる。飾り・纏い・味わう・・・。
道祖神さま(担当:伊藤さん♫)にはこの旅で大変お世話になりました。ありがとうございました。伊藤さん→「あまり調べこまないほうがいいですよ!」えっ?と戸惑った私。最低限の危険情報などは調べますが、伊藤さんの言ったとおり、旅行前はあまり頭でっかちに考えないようにしました。正解でした!!Don’t think too much!!
◆アフリカでハネムーン&ウェディング 特集ページ

アフリカ各国の人口・2016年度

さて問題です。アフリカで一番人口の多い国はご存知でしょうか?
はい、思い浮かんだその国はナイジェリアですね。正解です。
でも・・・
2番目となる国になりますと意外と難しいのではないでしょうか。
人それぞれでイメージが異なるとは思いますが、私の場合は、エジプト・コンゴ(旧ザイール)・南アフリカ辺りだと思っていました。
で、正解は・・・エチオピア!
2016年度の人口ですが、
1位 ナイジェリア   1億8,364万人
2位 エチオピア    9,120万人
3位 エジプト      9,020万人
4位 コンゴ(旧ザイール)8,413万人
5位 南アフリカ     5,591万人
というところでした。
21世紀、アフリカの経済発展が著しい伸びを示してますが、これからの未来、どのように社会が移り変わっていくのでしょうか。
~写真は、ナイジェリアのラゴスにて~
by 久世

横浜市立金沢動物園でオカピを撮ってみた

コンゴ民主共和国のイトゥリ熱帯林に生息する珍しい動物『オカピ』。脚にあるシマウマの様な模様が特徴的です。
昨日6月21日は「世界キリン・デー」でしたが、実はオカピもキリンの仲間。キリンと同じく頭に角が生えているので、言われてみればそんな気もします。そんなオカピを、金沢動物園で撮影してきました。

金沢動物園にいるオカピは、ズーラシアからやって来た国内最年長のキィァンガ(21才♂)。展示エリアを大きく周回するように歩きながら、エサや生えている草をゆったりと食べていました。柵のすぐ近くも頻繁に歩くので、至近距離で観察することができます。

展示エリアはとても広く、草木も多く生えています。金網もないので撮影しやすく、人工物を入れずに自然の中にいるイメージで撮影できました。

金沢動物園は人も多くなく、のんびりした雰囲気の動物園でした。皆さんもオカピに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
by 斎藤

「世界が生まれた朝に」 エマニュエル・ドンガラ著

皆さんはコロンビアのノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケスの「百年の孤独」をお読みになったことはありますか?本好き、物語好きの方であれば、きっと一度は読んだことがあるのではないかと思う著名な作品で、学生時代の片道3時間電車通学、社会人になってからの片道2時間通勤を読書だけで乗り切ってきた私の、「今まで読んだ本・小説部門ベスト1」の作品なのですが、アフリカ・コンゴ共和国出身の作家が書き上げた、アフリカ版(と言っても全く異なるストーリーですが)「百年の孤独」的な物語が、ご紹介する「世界が生まれた朝に」です。
「百年の孤独」が、南米にある架空の村“マコンド”の隆盛と滅亡、そこに暮らすブエンディア一族の孤独と運命を、幻想的な出来事、生と死、希望と絶望に絡めて描いたのに対して、「世界が生まれた朝に」は、架空のアフリカの国(もちろんコンゴがモデルになっています)を舞台に、激動の時代を生きた一人の人間、賢者マンクンクの生涯を通して、時代の変化とそれに伴う文化・価値観の変化、世代間ギャップ、個人の葛藤など、さまざまなテーマが描かれています。
伝統が支配する原始的な氏族社会、白人の流入による植民地時代、黒人たちの手による革命期、そして独立後と、物語はアフリカ諸国の経た歴史を凝縮したような展開をし、大きな視点では時代の変化による文化、価値観といったものの変化を、小さな視点では、激動の時代に直面した人間の葛藤、新しい世代と古い世代との隔絶に悩まされる人間の姿を描いています。
読後は何とも言えない不思議な、寂しさと爽やかさが入り混じったような感覚と同時に、自分がアフリカ人として一生を送ったような感覚を覚えるような作品です。仏語の原版を日本語訳したのは元早稲田大学探検部で、「謎の独立国家ソマリランド」等の著者の高野秀行さん。しかも、仏文科の卒論として翻訳されたそうです。
物語としても非常に面白く、名著の部類に入ると思いますし、おそらくアフリカ文学の入門編として、最良の一冊のように思うのですが、残念ながら現在絶版状態。某大手ネット書店では中古本が8,000円という高値で売られていました。1996年に発売されたときは、確か2,000円ちょっとだったと思うのですが・・・。
“日本語訳は珍しい、アフリカ人作家による物語”ではなく、世界文学の中の1冊として扱うべきと思えるようなこういう作品こそ、電子書籍でも良いので何とか再出版して欲しいと思います。古本屋等で見つけた際は、是非お手に取って読んでみてください。
by 羽鳥