2023.12.30発 ボツワナ・キャンプ カラハリ・トランスフロンティア 10日間

南部アフリカのボツワナと南アフリカにかけて広がるカラハリ・トランスフロンティア公園は、南部アフリカで初めて国境をまたいで制定された野生動物保護区です。カラハリ砂漠南部を舞台にして行われる今回の旅。どんな動物たちが待ち受けているのでしょうか?

キャンプサイト

まず、今回宿泊するのは、昨年誕生したばかりの新しいキャンプサイト。今回は2ヵ所のキャンプサイトを利用しましたが、どちらもトイレとシャワーのブースが建てられていて、その脇に簡易洗面台、さらに少し離れた所に日除けのキャノピーがあるなど、使い勝手の良いキャンプ・サイトでした。ただ、アカシアのトゲがちょこちょこ落ちているので、サンダル履きは要注意(というか禁止)。また、今回の訪問者は昼がマングース、夜がジャッカル。特にジャッカルはしぶとく、愛々しいのは良いのですが、夜通しキャンプ周辺をガサガサと物色していました。

今回泊まるキャンプ・サイトの様子。
今回泊まるキャンプ・サイトの様子。
キャンプ・サイトの周りをウロウロするジャッカル。
キャンプ・サイトの周りをウロウロするジャッカル。
テントの脇に佇むマングース。
テントの脇に佇むマングース。

灼熱のカラハリ砂漠

カラハリ・トランスフロンティアに到着すると、やはりその景色に驚かされます。東アフリカで目にする広大なサバンナや、南部アフリカのサファリで見られる青々としたブッシュなど、それらとはかけ離れた光景が広がっていました。まさに灼熱の世界です。動物たちも、太陽を避け、木陰で休んでいる動物を数多く目にしました。

砂漠に佇むヌー
砂漠に佇むヌー
木陰で休むスブリングボック
木陰で休むスブリングボック

しかし、カラハリ砂漠を突き進み、サファリを続けていくと、多くの大物肉食獣と遭遇することができました。一番遭遇率が高かったのは、実はチーターです。多い時で、1日に3組もチーターの個体や家族、グループを発見した日もありました。ここに来る前は、砂漠に生きるチーターなんて、そう簡単にはお目にかかれないだろうと思っていたので、良い意味で期待を裏切られました。そして、百獣の王ライオンも数多く見ました。中でも、若いオスのライオン3兄弟を見つけた時は、かなりエキサイティングな瞬間でした。血気盛んな様子で、サファリカーを睨み付けるかの如く見つめる姿に、緊張感すら覚えました。

こちらを睨み付け様に見つめる、若いオスのライオン
こちらを睨み付け様に見つめる、若いオスのライオン
捕らえたオリックスを食べるライオン
捕らえたオリックスを食べるライオン
木陰で休むチーター達
木陰で休むチーター達

さらに、他の保護区ではなかなか見ることのできないオオミミギツネにも、複数回遭遇しました。また、肉食動物に限らず、もちろん草食動物も。動物は水を求めて水場に集まって来るので、そういった所で待っていると、辺りを警戒しながら慎重に水を飲む、様々な種類の動物たちを見ることができます。

獲物を探すオオミミギツネ
獲物を探すオオミミギツネ
勇ましいオリックス
勇ましいオリックス
ダチョウの水浴び
ダチョウの水浴び
ジャッカルも現れました。
ジャッカルも現れました。
一心不乱に水を飲むヌー
一心不乱に水を飲むヌー

また、カラハリ・トランスフロンティアは豊富な鳥類相を誇り、およそ280種の鳥類が見られます。そして、その内の約90種が留鳥であり、年間を通してこの地に生息していると言われています。保護区に入ると、すぐに巨大なシャカイハタオリの巣がいくつも登場します。可愛らしい小禽から、鋭い視線で獲物を狙う猛禽まで、沢山の鳥達を見ることができました。

巨大なシャカイハタオリの巣
巨大なシャカイハタオリの巣
頭の模様が綺麗なオウカンゲリ
頭の模様が綺麗なオウカンゲリ
南部アフリカの乾燥地帯に多く生息するコシジロウタオオタカ
南部アフリカの乾燥地帯に多く生息するコシジロウタオオタカ
堂々たる姿で辺りを見回すラナーハヤブサ
堂々たる姿で辺りを見回すラナーハヤブサ
カラハリ・トランスフロンティアでよく見かけるアフリカソウゲンワシ
カラハリ・トランスフロンティアでよく見かけるアフリカソウゲンワシ

そして、今回の様なキャンプツアーの魅力として外せないのが、旅の仲間との交流でしょう。参加者の皆様、添乗員、ドライバーガイド、シェフが協力しながら、旅を作っていきます。みなさんも最高の思い出と仲間を探して、キャンプツアーに行きませんか?

ある日の午後、ピクニックサイトでのティータイム
ある日の午後、ピクニックサイトでのティータイム
大事な旅の仲間、ドライバーガイドとシェフ
大事な旅の仲間、ドライバーガイドとシェフ

石原

2023.04.27発 ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間

2023年4月27日出発「ボツワナ・キャンプ チョベ国立公園徹底 11日間」のご参加者より、写真と動画レポートが届きました!

乾季のチョベ国立公園をキャンプ泊で周遊しました。宿泊地ごとに環境は変化し、毎日新しい刺激を受ける旅でした。また、同年の雨季に手配旅行でリバーサイド地区・ノガツァ地区を訪れており、季節の変化を体感する事ができました。

ノガツァ地区、象の群れの泥浴び。ヌー達も水場へ来ている。
ノガツァ地区、象の群れの泥浴び。ヌー達も水場へ来ている。
こちらを警戒するローンアンテロープ。
こちらを警戒するローンアンテロープ。
サブティ地区へ。ミナミジサイチョウは地面から甲虫をつまみ上げ、捕食する。
サブティ地区へ。ミナミジサイチョウは地面から甲虫をつまみ上げ、捕食する。
水を飲むヒョウ。時折、ある方向を気にしていた。
水を飲むヒョウ。時折、ある方向を気にしていた。
インパラを食べるライオン。水を飲んでいたヒョウの獲物を奪ったのではないかとのこと。
インパラを食べるライオン。水を飲んでいたヒョウの獲物を奪ったのではないかとのこと。
パイソン。観察の機会は大変珍しいと伺う。地面に移動する痕跡を発見し、樹上に捕捉した。
パイソン。観察の機会は大変珍しいと伺う。地面に移動する痕跡を発見し、樹上に捕捉した。
夕刻、木陰にくつろぐライオンの兄弟。
夕刻、木陰にくつろぐライオンの兄弟。
兄弟その2。写真左下にライオン兄弟。
兄弟その2。写真左下にライオン兄弟。
翌朝。イケメンと評判のライオン、キメ顔。
翌朝。イケメンと評判のライオン、キメ顔。
キメ顔その2。
キメ顔その2。
リニャンティ地区への道中、リカオンに遭遇。茂みの中へと去っていった。
リニャンティ地区への道中、リカオンに遭遇。茂みの中へと去っていった。
キャンプ場へ夕方到着。キャンプ地より湿原を望む。レッドリーチェがいる。
キャンプ場へ夕方到着。キャンプ地より湿原を望む。レッドリーチェがいる。
ヒメハチクイ。朝のサファリ中、休憩地で。
ヒメハチクイ。朝のサファリ中、休憩地で。
リニャンティ地区の森には背の高い木が存在する。
リニャンティ地区の森には背の高い木が存在する。
ゾウに倒されてしまう木も。
ゾウに倒されてしまう木も。
ウォーターバック、どこか神秘的?
ウォーターバック、どこか神秘的?
リバーフロント地区へ。またしてもヒョウに遭遇する。
リバーフロント地区へ。またしてもヒョウに遭遇する。
スイギュウの大規模な群れ。
スイギュウの大規模な群れ。
サンショクウミワシ、ズアオカモメにナマズはやらん。
サンショクウミワシ、ズアオカモメにナマズはやらん。
巣の材料を集めるシュモクドリ。近くの樹上に作製中。
巣の材料を集めるシュモクドリ。近くの樹上に作製中。
イボイノシシのチェイス。
イボイノシシのチェイス。
チョベ川のボートサファリへ。潜水後、羽を乾かすアフリカコビトウ。
チョベ川のボートサファリへ。潜水後、羽を乾かすアフリカコビトウ。
渡河中、遊び出すゾウたち。
渡河中、遊び出すゾウたち。
川岸の枝の間にモニターリザード。
川岸の枝の間にモニターリザード。
バブーンと戦うシロクロゲリ。卵に近づかれたよう。
バブーンと戦うシロクロゲリ。卵に近づかれたよう。
中洲にボートをつけて休憩中、ゾウ達が目の前を通る。
中洲にボートをつけて休憩中、ゾウ達が目の前を通る。
何かを運ぶヤマセミ。
何かを運ぶヤマセミ。
葦の中に‥セッカ?
葦の中に‥セッカ?
サファリカーへ戻る。仔ゾウは人気者だった。
サファリカーへ戻る。仔ゾウは人気者だった。
我々を威嚇する、若いライオン。
我々を威嚇する、若いライオン。
最終日の朝。ラーテルに会えたものの、すぐに藪の中へ。
最終日の朝。ラーテルに会えたものの、すぐに藪の中へ。

今回の旅行での撮影を動画にまとめております、ご覧ください。

同年の雨季に撮影した動画はこちらです。

2023.08.17発 ボツワナ周遊キャンピングサファリ 19日間

8月3日出発の「ボツワナ・キャンプ オカバンゴからチョベへ11日間」のツアーから8月13日に帰国し、再び4日後の8月17日に出発。ボツワナ北部の見どころを繋いでぐるっと回る19日間のロングツアーとなるツアー、「ボツワナ周遊キャンピングサファリ 19日間」に同行させていただきました。

当初は2020年の特別企画として企画・発表したツアーですが、その年はコロナ禍のため催行できず、昨2022年に海外旅行を取り巻く状況の改善を鑑みて再度企画し、PCR検査のためのヨハネスブルグ滞在を1日プラスした20日間で実施されたものです。非常に人気があったこと、ご参加された方からの評価が高かったことから、1回限定のスペシャルツアーではなく何年か続けて企画してみようということになり、今年はオリジナルの日程の19日間に戻して(コロナ関連の規制がなくなったおかげでオリジナルプランに戻せました)企画・催行させることができました。

ツアーの内容としては、前半は自然景観を、後半は野生動物や野鳥との出会いを、それぞれメインに据え組み合わせたものになっています。昨年は車輛のスタックにより訪問を断念したクブ・アイランドにも今年は無事に訪問でき、ントウェトウェ・パンの満天の星空の下で野天泊もできましたし、後半のサファリでは素晴らしい成果があった前の11日間のツアーに勝るとも劣らない、素晴らしい野生動物たちとの出会いがあり、素晴らしいシーンの数々をご参加の皆さんにご覧いただくことができました。日によっては移動距離も時間も長く、降雨がなく最も過ごしやすい時期とはいえハードな暑さの日もありましたが、「そういう部分も楽しんでこそ、アドベンチャー」という心構えができているご参加者の方々ばかりでしたので、前向きにツアーを楽しんでいただけました。

ツアーの詳細を文章でレポートしますと長くなってしまいますので、ツアー中に撮影された写真をメインに振り返ってみたいと思います(写真は添乗員撮影のものに加え、ご参加いただいたお客様撮影のものも含まれています。許可をいただきありがとうございます)

カサネを出て初日はサイトをゾウが通り抜けるキャンプ場に宿泊
カサネを出て初日はサイトをゾウが通り抜けるキャンプ場に宿泊
野生のアフリカゾウをこの近さで観察できる場所はそうそうありません
野生のアフリカゾウをこの近さで観察できる場所はそうそうありません
ハードなドライブの後、聖地クブ・アイランドに到着
ハードなドライブの後、聖地クブ・アイランドに到着
この岩山を隠れ家として暮らした人々の痕跡がバオバブの木々の間に垣間見えます
この岩山を隠れ家として暮らした人々の痕跡がバオバブの木々の間に垣間見えます
夕陽に浮かび上がる存在感のあるバオバブのシルエット
夕陽に浮かび上がる存在感のあるバオバブのシルエット
クブ・アイランドの後はントウェトウェ・パンへ。昨年スタックした場所は痕跡がまだ残っていました
クブ・アイランドの後はントウェトウェ・パンへ。昨年スタックした場所は痕跡がまだ残っていました
今年は無事にパンの中央部へ到達
今年は無事にパンの中央部へ到達
遠くまで見渡せる平原の真ん中で野営の支度
遠くまで見渡せる平原の真ん中で野営の支度
幻想的なサンセット
幻想的なサンセット
人口の明かりがほぼなく、素晴らしい星空が望めます
人口の明かりがほぼなく、素晴らしい星空が望めます
夜はテントを張らずに寝袋一つで星空を見ながら就寝
夜はテントを張らずに寝袋一つで星空を見ながら就寝
ントウェトウェ・パンの後はナイ・パン国立公園へ移動、徐々に動物の生息密度が濃くなってきます
ントウェトウェ・パンの後はナイ・パン国立公園へ移動、徐々に動物の生息密度が濃くなってきます
最高のタイミングでライオンによる水場での狩りが見られました
最高のタイミングでライオンによる水場での狩りが見られました
獲物は子供のオスのクドゥー
獲物は子供のオスのクドゥー
叔母が仕留めたクドゥを物欲しそうに眺めていた子ライオン
叔母が仕留めたクドゥを物欲しそうに眺めていた子ライオン
枯草色の平原に映えるカラフルなヘビクイワシ
枯草色の平原に映えるカラフルなヘビクイワシ
ナイ・パンの後はセントラル・カラハリ動物保護区へ移動、オリックスなど乾燥に強い野生動物の数が増えます
ナイ・パンの後はセントラル・カラハリ動物保護区へ移動、オリックスなど乾燥に強い野生動物の数が増えます
水場に集まり、水ではなく地表にあらわれたミネラルをなめるスプリングボック
水場に集まり、水ではなく地表にあらわれたミネラルをなめるスプリングボック
他ではあまり見かけませんが、セントラル・カラハリではかなりの数のオオミミギツネと遭遇しました
他ではあまり見かけませんが、セントラル・カラハリではかなりの数のオオミミギツネと遭遇しました
朝から食べ物を探して徘徊するセグロジャッカル
朝から食べ物を探して徘徊するセグロジャッカル
深夜2時のキャンプサイトへの訪問者、身の危険よりお客様がテントのジッパーを開けてのぞき見したりしないかの方が心配でした
深夜2時のキャンプサイトへの訪問者、身の危険よりお客様がテントのジッパーを開けて
のぞき見したりしないかの方が心配でした
セントラル・カラハリで遭遇した美しいオスライオン
セントラル・カラハリで遭遇した美しいオスライオン
セントラル・カラハリでは滅多に出会えないヒョウ(年老いたメス)に遭遇
セントラル・カラハリでは滅多に出会えないヒョウ(年老いたメス)に遭遇
木の枝の奥に埋もれるように隠れていたアフリカワシミミズク
木の枝の奥に埋もれるように隠れていたアフリカワシミミズク
夕陽を背に佇むコシジロハゲワシ
夕陽を背に佇むコシジロハゲワシ
胸の赤い体毛がビビッドなハジロアカハラヤブモズ
胸の赤い体毛がビビッドなハジロアカハラヤブモズ
時期によっては全く見ることができないコシジロウタオオタカ
時期によっては全く見ることができないコシジロウタオオタカ
非常に乾燥している時期ですが、この時期に花を咲かせる木々も多くあります
非常に乾燥している時期ですが、この時期に花を咲かせる木々も多くあります
旅の中間地点、マウンではホテルに泊まってリフレッシュ、車も掃除して心機一転再出発!
旅の中間地点、マウンではホテルに泊まってリフレッシュ、車も掃除して心機一転再出発!
オカバンゴの東に位置するモレミ野生動物保護区へ移動、本格的なサファリが始まります
オカバンゴの東に位置するモレミ野生動物保護区へ移動、本格的なサファリが始まります
やはり通年干上がらない川は動物を強く引き付け、川沿いで多くの動物・鳥類に遭遇できます
やはり通年干上がらない川は動物を強く引き付け、川沿いで多くの動物・鳥類に遭遇できます
白から黒への羽毛のグラデーションが美しいホオカザリヅル
白から黒への羽毛のグラデーションが美しいホオカザリヅル
ボツワナ中央部以南では見かけない、ローンアンテロープなどもチラホラ見かけるようになります
ボツワナ中央部以南では見かけない、ローンアンテロープなどもチラホラ見かけるようになります
キャンプ用の設備などが全くない、自然の只中のキャンプサイト
キャンプ用の設備などが全くない、自然の只中のキャンプサイト
モレミからはとにかく多くのライオンと遭遇するようになります
モレミからはとにかく多くのライオンと遭遇するようになります
オスライオンの兄弟
オスライオンの兄弟
メインルートからでもこの近さ
メインルートからでもこの近さ
群れをかけての戦いの後か、目の下の深い傷が目立ちます
群れをかけての戦いの後か、目の下の深い傷が目立ちます
子供を連れ、2頭のオスの後を追うメスライオン
子供を連れ、2頭のオスの後を追うメスライオン
運よくチーターにも遭遇、ブッシュの中でインパラを仕留めるとは、卓越した狩りの技術の持ち主ということが察せます
運よくチーターにも遭遇、ブッシュの中でインパラを仕留めるとは、卓越した狩りの技術の持ち主ということが察せます
恒常的に水たまりがあるモレミまで来て初めて出会ったカバ
恒常的に水たまりがあるモレミまで来て初めて出会ったカバ
モレミに生息するシマウマは定住型です
モレミに生息するシマウマは定住型です
季節の変わり目なのか、珍しく風が強く、曇った日もありました
季節の変わり目なのか、珍しく風が強く、曇った日もありました
力比べをするオスのリーチュエ
力比べをするオスのリーチュエ
捕食者の気配を近くに察してか、防御態勢をとるバッファローの群れ
捕食者の気配を近くに察してか、防御態勢をとるバッファローの群れ
よく見かける鳥ですが、じっくり見れば見るほどカラーリングが美しいホロホロチョウ
よく見かける鳥ですが、じっくり見れば見るほどカラーリングが美しいホロホロチョウ
木の幹から幹へと移動しながら餌を探すミドリモリヤツガシラ
木の幹から幹へと移動しながら餌を探すミドリモリヤツガシラ
巨大な群れを作って集団で飛び回るコウヨウチョウ
巨大な群れを作って集団で飛び回るコウヨウチョウ
草原を歩いて虫やヘビなどのエサを探すミナミジサイチョウ
草原を歩いて虫やヘビなどのエサを探すミナミジサイチョウ
道路を横切っていったヒョウモンリクガメ
道路を横切っていったヒョウモンリクガメ
このツアーで見かけた個体数5個体と、ラッキーな遭遇が多かったラーテル
このツアーで見かけた個体数5個体と、ラッキーな遭遇が多かったラーテル
モレミ周辺最終日は宿泊地をクワイ川の対岸のクワイ・コンセッションに移動
モレミ周辺最終日は宿泊地をクワイ川の対岸のクワイ・コンセッションに移動
広々とした川沿いのキャンプサイト、テントはキャンバス地の大型テントを利用します
広々とした川沿いのキャンプサイト、テントはキャンバス地の大型テントを利用します
テントの中はこんな感じ、折り畳みコッドの上に寝袋を広げてお休みいただきます
テントの中はこんな感じ、折り畳みコッドの上に寝袋を広げてお休みいただきます
ガイド、コック、アシスタントのローカルスタッフチーム、熟練のキャンピング・サファリ巧者です
ガイド、コック、アシスタントのローカルスタッフチーム、熟練のキャンピング・サファリ巧者です
午後はモコロに乗ってクワイ川の支流をクルーズ
午後はモコロに乗ってクワイ川の支流をクルーズ
モコロは音をたてずに移動できるので、細かい振動を除けば鳥の撮影に最適
モコロは音をたてずに移動できるので、細かい振動を除けば鳥の撮影に最適
長い足先を広げて浮草の上を歩くアフリカレンカク
長い足先を広げて浮草の上を歩くアフリカレンカク
カラフルなヒメハチクイ
カラフルなヒメハチクイ
この場所では必ず目にするサンショクウミワシ
この場所では必ず目にするサンショクウミワシ
川沿いに出てきて水浴びと給水を行うゾウの群れ
川沿いに出てきて水浴びと給水を行うゾウの群れ
夜はこのエリアだからこそできるナイトサファリに出発、そしてナイトならではの野生動物を観察
夜はこのエリアだからこそできるナイトサファリに出発、そしてナイトならではの野生動物を観察
こちらも夜ならではのジェネット
こちらも夜ならではのジェネット
昼間訪問した際にあたりをつけていたので、作戦勝ちで遭遇できたヒョウ
昼間訪問した際にあたりをつけていたので、作戦勝ちで遭遇できたヒョウ
昼間に出会うヒョウとはまた違った雰囲気をまとっていました
昼間に出会うヒョウとはまた違った雰囲気をまとっていました
クワイからチョベサブティ地区への朝の移動中に出会ったリカオンの群れ、身を寄せ合って寒さに耐えています
クワイからチョベサブティ地区への朝の移動中に出会ったリカオンの群れ、身を寄せ合って寒さに耐えています
マバベゲートを通過してチョベ国立公園へ、南部から北へ、マバベ地区、サブティ地区と続いています
マバベゲートを通過してチョベ国立公園へ、南部から北へ、マバベ地区、サブティ地区と続いています
マバベ地区で見かけたオスのキリン、色といい角の数といい、かなり長寿の個体
マバベ地区で見かけたオスのキリン、色といい角の数といい、かなり長寿の個体
サブティ地区にいくつかある水場に集まるオスゾウたち
サブティ地区にいくつかある水場に集まるオスゾウたち
群れをめぐった戦いの後か脚と腹に深い傷を負ったオスライオン
群れをめぐった戦いの後か脚と腹に深い傷を負ったオスライオン
ラッキーなことにセーブル・アンテロープの群れに遭遇、やはり漆黒のオスは美しい
ラッキーなことにセーブル・アンテロープの群れに遭遇、やはり漆黒のオスは美しい
争うように母親の乳を飲む4頭の子ライオン
争うように母親の乳を飲む4頭の子ライオン
過去の経験から住処を予想して探し出せたアードウルフ
過去の経験から住処を予想して探し出せたアードウルフ
早朝のゲームドライブで出会ったエランド
早朝のゲームドライブで出会ったエランド
ある日のランチ
ある日のランチ
同じく早朝に出会ったブチハイエナのオス
同じく早朝に出会ったブチハイエナのオス
ピンと張った尾羽が美しいシロクロオナガモズ
ピンと張った尾羽が美しいシロクロオナガモズ
頭~背中のグリーンから尾羽のターコイズブルーへの変化が美しいエンビハチクイ
頭~背中のグリーンから尾羽のターコイズブルーへの変化が美しいエンビハチクイ
キャンプサイトでの休憩時も、双眼鏡と望遠レンズ片手にバードウォッチングが楽しめます
キャンプサイトでの休憩時も、双眼鏡と望遠レンズ片手にバードウォッチングが楽しめます
数は多くないものの度々遭遇するサザビー
数は多くないものの度々遭遇するサザビー
動きが早く、なかなかいい写真を撮らせてくれないラーテル
動きが早く、なかなかいい写真を撮らせてくれないラーテル
大型の食肉目だけではなく、マングースなど小型の食肉目にも注目するとより充実するサファリ
大型の食肉目だけではなく、マングースなど小型の食肉目にも注目するとより充実するサファリ
小型食肉目が多いということは、捕食対象となる獲物が近い猛禽類も多いということ
小型食肉目が多いということは、捕食対象となる獲物が近い猛禽類も多いということ
普段は空高くを飛び回っているダルマワシですが、時たま木に止まっている姿も見かけます
普段は空高くを飛び回っているダルマワシですが、時たま木に止まっている姿も見かけます
見事な牙を持ったイボイノシシのオス
見事な牙を持ったイボイノシシのオス
リカオンの群れに強奪された獲物を心配そうに眺めるるヒョウ
リカオンの群れに強奪された獲物を心配そうに眺めるるヒョウ
8月上旬にはまだ小さかったリカオンの子供たちですが、大人と一緒に移動できるほど育っていました
8月上旬にはまだ小さかったリカオンの子供たちですが、大人と一緒に移動できるほど育っていました
ヒョウから強奪した獲物を適当に食い散らし、また風のように去っていくリカオンの群れ
ヒョウから強奪した獲物を適当に食い散らし、また風のように去っていくリカオンの群れ
サブティ地区の岩山にはサンの人々が描いた岩絵も残されています
サブティ地区の岩山にはサンの人々が描いた岩絵も残されています
時期的にはアカシアの花が咲く頃でした
時期的にはアカシアの花が咲く頃でした
夕陽をバックに草を食むヌーの群れ
夕陽をバックに草を食むヌーの群れ
キャンプ15泊でほぼ同じ献立がないのはお見事という他ありません
キャンプ15泊でほぼ同じ献立がないのはお見事という他ありません
キャンプサイトでは毎夜焚火がたかれます
キャンプサイトでは毎夜焚火がたかれます
最後の訪問地、チョベ国立公園のリバーフロント地区に出ます
最後の訪問地、チョベ国立公園のリバーフロント地区に出ます
たっぷりの水がある風景はやはり目に優しく、癒されます
たっぷりの水がある風景はやはり目に優しく、癒されます
このクロスキハシコウを始め、水際の鳥に目が行くようになります
このクロスキハシコウを始め、水際の鳥に目が行くようになります
しゃもじのような嘴のアフリカヘラサギ
しゃもじのような嘴のアフリカヘラサギ
翼を広げて影を作り、影の中の獲物を狩るクロコサギ
翼を広げて影を作り、影の中の獲物を狩るクロコサギ
気流に乗って気持ちよさそうに天高く舞うモモイロペリカンの群れ
気流に乗って気持ちよさそうに天高く舞うモモイロペリカンの群れ
カラフルなシロビタイハチクイ
カラフルなシロビタイハチクイ
お客様のリクエストにこたえて発見できたカンムリカワセミ
お客様のリクエストにこたえて発見できたカンムリカワセミ
繁殖地が減り、数が減少しているアフリカハサミアジサシの親子
繁殖地が減り、数が減少しているアフリカハサミアジサシの親子
一見地味ですが、よく見ると非常に美しいカミナガシャコ
一見地味ですが、よく見ると非常に美しいカミナガシャコ
水際を獲物を探しながら徘徊するミズオオトカゲ
水際を獲物を探しながら徘徊するミズオオトカゲ
完全に座り込み、100%リラックスモードのキリン
完全に座り込み、100%リラックスモードのキリン
最終日、メインルート上で出会ったライオンのプライド
最終日、メインルート上で出会ったライオンのプライド
結構大きくなっていますが子供連れでした
結構大きくなっていますが子供連れでした
チョベでのサファリの最後の最後で出会ったオスライオン
チョベでのサファリの最後の最後で出会ったオスライオン
サファリを終え、カサネからエアリンクのフライトでヨハネスブルグへ、1泊して日本への帰路につきます
サファリを終え、カサネからエアリンクのフライトでヨハネスブルグへ、1泊して日本への帰路につきます

実施2年目となり、今後は定番コースとなるかもしれない当ツアー。既に2024年のツアーは満席/キャンセル待ちとなっており、発表とほぼ同時にすぐ満席となってしまうような人気ツアーとなったことは非常にありがたいのですが、今のところ、6名様限定、企画は年に1回のみ、というスタイルは変えずに続けていく予定です。2024年のツアーもキャンセル待ちではお受けできますが、キャンセルの方もそうそう出ませんので、ご参加希望の方は2025年度のツアーの発表をお待ちいただければと思います。

道祖神 羽鳥

2023.12.30発 ボツワナ・キャンプ カラハリ・トランスフロンティア 10日間

「ボツワナ・キャンプ カラハリ・トランスフロンティア 10日間」にご参加されたT様より、写真とレポートが届きました!

カラハリ・トランスフロンティアへは初めての訪問でした。砂漠のような乾燥地帯なので動物が少ないかと思っていましたが、思いのほか多くの動物に出会えて毎日があっという間でした。ただ昼間は驚くほど暑くて動くと口の中がカラカラになってしまいました。

旅の入り口、南アフリカ・北ケープ州アピントン空港
旅の入り口、南アフリカ・北ケープ州アピントン空港
公園へ10km約5分、コンスタントに時速120kmの速度で公園まで移動
公園へ10km約5分、コンスタントに時速120kmの速度で公園まで移動

サソリもいるのでキャンプサイトでは夜も靴を履きましょう。
サソリもいるのでキャンプサイトでは夜も靴を履きましょう。

朝のゲームドライブで遭遇したチーターのオス
朝のゲームドライブで遭遇したチーターのオス
道沿いにはスプリングボックが
道沿いにはスプリングボックが
ハタオリドリの巨大な巣に取りつくケープコブラ
ハタオリドリの巨大な巣に取りつくケープコブラ
ヒョウモンリクガメがやたらと歩き回っていました
ヒョウモンリクガメがやたらと歩き回っていました

中央に位置するノソッブ・キャンプ近くにて、未舗装路を整備中
中央に位置するノソッブ・キャンプ近くにて、未舗装路を整備中

ポレンツァ・パンにて、パンを横切るヌーの群れ
ポレンツァ・パンにて、パンを横切るヌーの群れ

ライオンの3兄弟に出会う
ライオンの3兄弟に出会う
私たちが訪問した4~5日前にも激しいシャワーがあったそうです。
私たちが訪問した4~5日前にも激しいシャワーがあったそうです。
少ないながら降雨による水を得て、花が咲いていました
少ないながら降雨による水を得て、花が咲いていました

2023.11.18発 緑の季節のマサイ・マラ 8日間

11月、ケニアは小雨期と言われる時期を迎えます。春の大雨期程には雨は降らないものの、乾季と比べると、やはり緑の多い青々とした時期となります。そんな緑の季節にマサイ・マラはどんな表情を見せてくれるのでしょうか。『緑の季節のマサイ・マラ 8日間』のレポートです。

まず、今回宿泊するのは保護区に古くからある老舗のロッジです。ロッジの横には小川が流れており、頻繁に野生動物が訪問してきます。滞在中、毎日の様に見られたのが、川に住むワニやカバ、鳥類だとエジプト・ガンです。草食動物ではブッシュバックが水を飲みに来ており、ワニに食べられてしまわないか皆さんひやひやしながら眺めていました。さらに、夜はハイエナの訪問も。その他、ロッジの敷地内でディクディクとマングースも、愛らしい姿で歩き回っていました。

川辺にいるのはクロコダイルとブッシュバック
川辺にいるのはクロコダイルとブッシュバック
レストランの前で草を食むブッシュバック
レストランの前で草を食むブッシュバック
小さな来訪者、シママングース
小さな来訪者、シママングース

サファリ初日

保護区を中心部方面に向かった平原エリアを中心にサファリをする事に。すると程なくして、メスライオン数頭と子供たちのグループが低潅木に隠れる様な形で休憩をしていました。子供たちは寝たり、じゃれたり、お乳を飲んだりと思いのまま。家族に守られ、安心しきっている様子です。

甘えるライオンの子供たち
甘えるライオンの子供たち

ガイドの提案で、しばらくそこで待機し、ライオンが動き出すのを待つ事に。ガイドのライオンについての説明を聞きながら、待つこと30分…。なかなか動き出しません。ただ、母親がゴロゴロと寝返りを打ち始めました。これは期待できるかも!とそこへ、近くでサイが出たとの情報が入ってきました。ライオンをもっと近くで見たいという思いに駆られながらも、マサイ・マラでも珍しいサイが現れたというのでは、放っておく訳には行きません。一目散に現場へ向かいます。

現場に到着するも、サイははるか彼方。とても追える距離ではありません。しかも低潅木エリアに入ってしまい、姿を消してしまいました。さて、どうする?サイを待つか、それともライオンに戻るか?二者択一を迫られます。二兎を追うもの一兎も得ず、という状況にならない為にも、素早い選択が求められます。

サイか?イボイノシシか?(サイです)
サイか?イボイノシシか?(サイです)

結局、より確率の高そうなライオンを目指すことに。先ほどいた場所まで急ぎ足で戻ろうとハンドルを返したその瞬間。出てきました、サイです。しかもこっち方面へ向かってきます。ガイドはすかさず進路を予測し、サイの前方で車を停め、サイを待ちます。すると、なんということか、映画の様に、サイがこちらに向かって走り出し、我々の真横を通過していきます。この至近距離での撮影はなかなかできません。今日のサファリは終了し、意気揚々とロッジへ引き上げます。

サイが戻ってきた!
サイが戻ってきた!
真横を通り過ぎるサイ
真横を通り過ぎるサイ

2日目

2日目は一部の参加者がバルーンサファリへ。日の出前にロッジを出発し、バルーンの出発地点へ向かいます。後で聞いた話ですが、暗闇の中でなんとオスライオンを発見したとのこと。さらに、バルーンからは動物や虹が綺麗に見られ、大満足のフライトだった様です。バルーンサファリ後はお約束のブッシュ朝食とシャンパンでお祝いです。

おいしそう!飲み過ぎないように要注意です。
おいしそう!飲み過ぎないように要注意です。

朝食後は通常のゲームドライブへ出発です。そして、今日は沢山の大物と遭遇することができました。まずは平原部でチーターの親子。アリ塚の上で、獲物を探します。お昼寝中のオスのライオン。バッファローの巨大な群れ。そして、ゾウのファミリーを至近距離から捉えることができました。なんと2日目にして、ヒョウを除く全てのビッグファイブが見られてしまいました。

いつでも絵になるチーター親子
いつでも絵になるチーター親子
バッファローの海をゆっくり渡る
バッファローの海をゆっくり渡る

午後のサファリは、ここまで行ったらもうターゲットは残る一つ、ヒョウです。ヒョウを探してサファリを続けると、なんと低潅木エリアの手前で一休みするヒョウの姿が。昨日同様、ヒョウが歩いてくる位置を予測し、写真撮影にベストな位置でポジション取りをし、待機。5分、10分、15分。そして30分と時間は経過し、まさにヒョウとの我慢くらべです。1時間を過ぎた頃、寝ぼけ眼のヒョウが周りをキョロキョロ見渡し始めます。そして、ついにお尻をついて座った姿勢となりこっちを凝視しています。動き出すのは間も無くでしょう。こっちに向かって来るか!?

遠いが、ぎりぎりヒョウだと分かる距離。
遠いが、ぎりぎりヒョウだと分かる距離。
座った!こちらに出てくるか!?
座った!こちらに出てくるか!?

というところで、突然雨がパラツキ始めました。そして、濡れるのを嫌ったか、出てきそうだったヒョウも中に入ってしまいました。これは残念です。もう一息だったのに…。でも、これがサファリです。明日に期待しつつ、ロッジに引き上げます。帰り際、夕日を前にエランドがこちらを眺めていました。

夕日とエランド
夕日とエランド

3日目

今日はお弁当を持っての終日のゲームドライブです。まずは、昨日見たチーター親子のテリトリーへと進みます。到着し観察を始めると、サバンナの遠方にチーターの頭が一つ顔を出します。そうこうしている内に、頭が2頭、3頭増えていきます。なんと、昨日見た親子のチーターの他に、2頭のオスのチーターがいるではありあせんか。なんでも聞くところに拠ると、タノとボラという有名なチーターの兄弟の様です。元々は5匹のオスライオンの同盟でしたが、一頭また一頭とこの地で命を落とし、今は2頭のみになってしまったとか。詳細はいつかお話したいですね。

最初は遠くにいたチーターが…
最初は遠くにいたチーターが…
近づいてきました!
近づいてきました!

チーターの兄弟の観察を終え、サバンナでのサファリを続けます。そして、登場したのが食事中のライオンのプライドでした。獲物は何だかはっきり見えませんが、割と大きな体の草食獣の様です。すでにオスライオンは自分の取り分を取ってその場を離れた様で、残っていたのはメスライオン、おこぼれを狙うハイエナ、ジャッカル、ハゲタカでした。

食事中のライオン
食事中のライオン
ハゲワシも集まってきました
ハゲワシも集まってきました
辛抱強く待つハイエナ
辛抱強く待つハイエナ

続いて、進路を西に取り、ヌーの川渡りで有名なマラ川へ向かいます。ヌーがマサイ・マラに滞留する時期ではないので、動物は少なかったのですが、川には沢山のカバやクロコダイルがいました。また、ここではオプションで、レンジャー同行で川沿いを歩くことも可能です。カバの足跡を見たり、家族毎に決まっているという陸への出入り口を見たり、クロコダイルの赤ちゃんを見たり、ウォーキングでないと難しい体験をすることができました。

大いなるマラ川
大いなるマラ川
無数のカバが。子供もいます。
無数のカバが。子供もいます。
川沿いをレンジャー同行の元、歩くこともできます。
川沿いをレンジャー同行の元、歩くこともできます。

昼食後は、ケニアのマサイ・マラとタンザニアのセレンゲティを隔てる国境ラインを見にいきました。この先が果てしない平原を意味するセレンゲティに繋がっているのかと思うと、感慨深いものがあります。

タンザニアとの国境。ここからセレンゲティです。
タンザニアとの国境。ここからセレンゲティです。

4日目

今日は朝食をお弁当にし、コーヒー/紅茶だけを飲んで出発です。ロッジを出発して数分というところで、オスとメスのライオンを発見しました。反対側には綺麗な虹が出ており、まさに理想的なサバンナの朝となりました。

虹とサファリカーとライオン
虹とサファリカーとライオン

そのままサファリを続け、キリンやジャッカル、ハイエナ、ゾウ、トリクイワシを観察しつつ、昨日ライオンが食事をしていたサイトへ移動しました。今日もオスのライオンが昨日とった獲物を引き続き食べていました。その後、大きな木の下で朝食のピクニックです。サバンナで食べるお弁当は絶品です。

ゾウのファミリー
ゾウのファミリー
サバンナでピクニック
サバンナでピクニック

この後は川周辺を中心にサファリをしました。クロコダイルとカバの観察。そして、参加者の方からリクエストのあったウッドランドキングフィッシャーをガイドが最終日に発見。無事写真に収めることができました。

サファリガイドが鳥もしっかりと見つけてくれます
サファリガイドが鳥もしっかりと見つけてくれます

午後のサファリは、これまで行っていなかったエリアを中心にサファリをしました。ウォーターバックや不思議な形のソーセージの木などを観察。最後は、保護区が一望できる高台に上がり、壮大な景色を眺めました。目の前に広がるのが、ここ数日自分達が動物を探して走り回ってきたサバンナかと思うと、感慨深いものがあります。

サファリカーと向き合うウォーターバック
サファリカーと向き合うウォーターバック
実がソーセージの様な、ソーセージノキ
実がソーセージの様な、ソーセージノキ
高台から、マサイ・マラを見下ろす。
高台から、マサイ・マラを見下ろす。

今年の『緑の季節のマサイ・マラ』では、以上の様にたくさんの動物が見られ、ツアーは大盛況のうちに終了しました。乾季の真っ只中と違い、公園全体が少し瑞々しくなるこの時期。動物たちも、緑の季節を少し楽しんでいる様でした。

石原

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