私がパリに行く度に時間を見つけて必ず立ち寄るところはケ・ブランリー美術館である。これは2006年6月に元々シャイヨー宮にあった人類学博物館とポルト・ドレ宮にあったアフリカ・オセアニア博物館が当時のシラク大統領によって統合 … 続きを読む African Art 16 パリのケ・ブランリー美術館
ムッシュー・かんかんのアフリカ美術入門
弊社が発行しているアフリカの旅と文化の情報誌DODO WORLD NEWSに掲載した、「ムッシュー・かんかんのアフリカ美術入門」の記事です。
African Art 15 エコイ頭上仮面
ナイジェリア南東部とカメルーンにまたがるクロスリバー地域にはいくつかの土着信仰を持つ民族が住んでいる。今回取り上げるエコイ族はその中でもレオパードを意味する“Ngbe”と呼ばれる結社を持ち、古くから力を持った部族である。 … 続きを読む African Art 15 エコイ頭上仮面
African Art 14 ヨルバの扉
今回、写真でご紹介するこの扉は、おそらく20世紀半ば頃の制作である。この扉のモチーフにはヨルバ族の重要なメッセージが表現されている。パネルの左側面と中央下から2番目に見られる人間の目を突いている鳥を見ていただきたい。この … 続きを読む African Art 14 ヨルバの扉
African Art 13 アフリカの織機、筬(おさ)と杼(ひ)
アフリカで使われている道具の大半は機械を使わずに手で作られたものだ。織機も枠組みから綜絖、筬、杼、すべてが手作りである。西アフリカの織機の筬は日本、東南アジア、インドなどのものと違って随分小さく、幅は15cm-20cm位 … 続きを読む African Art 13 アフリカの織機、筬(おさ)と杼(ひ)
African Art 12 ダオメイ王国(ベナン共和国)の祖先を敬う“アセン”
ベナン共和国のフォン族には、祖先を敬う儀礼の時に祭壇として用いる“アセン”と呼ばれる金属でできた円錐形の神具がある。20cm~40cm位の円形の平板を鉄の心棒で支え、高さは70cm位から150cm位のものまである。アセン … 続きを読む African Art 12 ダオメイ王国(ベナン共和国)の祖先を敬う“アセン”