コートジボワールの総人口は約2000万人と言われている。とはいっても、1988年の国勢調査を最後に本格的な調査は行われていないので、多少のブレがあるのかもしれない。
コートジボワール国籍を持つ人々が1200万人ぐらいで、残り800万人が外国人になる。そのうちアフリカ系以外の外国人は、昔は3万人近くいたらしいが、内戦の影響でコートジボワールを離れたりしたので、3万人も戻っていないのではないかと個人的には思っている。
残りは西アフリカにルーツを持つ、アフリカ系の外国人である。
圧倒的多数はコートジボワールの北部で国境を接するブルキナファソやマリで、その次にギニア、モーリタニア、ニジェールが続きます。ここまでの諸国はフランス語を公用語とする国で、コートジボワールも公用語がフランス語なので、コミュニケーションはとりやすい。
さらにブルキナファソ、マリ、ニジェールでは、コートジボワールでも話されているジュラ語(マンディング系の言語)が通じるため、仮にフランス語が分からなくても、アビジャンや国内のいたるところで商売や働くことはできる。
残りは英語圏アフリカのガーナとナイジェリアである。ガーナに関してはコートジボワールと国境を東側で接しているため、バウレ語(アカン系)などが話せるものとは、フランス語ができなくともコミュニケーションはとれる。
今回は序章みたいな形になったので、また機会を見て、続きを書いてみたいと思う。
画像はアビジャン市内にあるキオスク(この手の商店はモーリタニア人の経営が圧倒的に多い)。
by 虎
残りは西アフリカにルーツを持つ、アフリカ系の外国人である。
圧倒的多数はコートジボワールの北部で国境を接するブルキナファソやマリで、その次にギニア、モーリタニア、ニジェールが続きます。ここまでの諸国はフランス語を公用語とする国で、コートジボワールも公用語がフランス語なので、コミュニケーションはとりやすい。
さらにブルキナファソ、マリ、ニジェールでは、コートジボワールでも話されているジュラ語(マンディング系の言語)が通じるため、仮にフランス語が分からなくても、アビジャンや国内のいたるところで商売や働くことはできる。
残りは英語圏アフリカのガーナとナイジェリアである。ガーナに関してはコートジボワールと国境を東側で接しているため、バウレ語(アカン系)などが話せるものとは、フランス語ができなくともコミュニケーションはとれる。
今回は序章みたいな形になったので、また機会を見て、続きを書いてみたいと思う。
画像はアビジャン市内にあるキオスク(この手の商店はモーリタニア人の経営が圧倒的に多い)。
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