レニ・リーフェンシュタールがヌバの再訪を果たした時のドキュメンタリー「アフリカへの想い」

レニ・リーフェンシュタールがヌバの再訪を果たした時のドキュメンタリー「アフリカへの想い」

女優、映画監督、写真家でもあったドイツの女性レニ・リーフェンシュタールをご存じですか?

ドイツのヒトラーの記録映画を撮った彼女は、混乱の中、まさに波乱の人生を送った女性です。
1950年代に当時スーダン南部・ヌバ山地に住むヌバのレスラーの写真を見たレニはその逞しい体に惹かれ、ヌバの村に滞在し写真を撮り続けます。
その後、写真集「ヌバ」が出版され、世界的にも大きな注目を集めました。もちろん日本でも出版されています。
今回ご紹介するのは、2000年、98歳になったレニ・リーフェンシュタールが27年ぶりにヌバの再訪を果たした時のドキュメンタリーです。
懐かしい村や人々との喜びの再会、一方で時代の流れ、内戦の影響で変わってしまった様子を見て彼女はどんな思いだったのでしょうか。。
この帰りには乗っていたヘリコプターが墜落するという事故に遭いながらも骨折をしただけですぐに復活し、すぐにモルディブの海にダイビングに行くという驚異的な体を持ったレニ。
生命力に溢れた美しいヌバに惹かれたのは、レニ自らがそのような姿や生き方に憧れ、実践したのかもしれません。
by KQ