アフリカの見どころは大きく分けると「砂と歴史遺産」、「野生動物」、「自然景観」、「人と文化」の4つ

アフリカの見どころは大きく分けると「砂と歴史遺産」、「野生動物」、「自然景観」、「人と文化」の4つ

「自然の宝庫」というちょっと偏ったイメージが先行しがちなアフリカですが、島嶼国を含めて54カ国ありますので、自然に限らずそれぞれ”観光の目玉”を持っています。
「何と言っても『サファリ』がしたいんです!ナマで野生動物が見たいんです!」などと、目的がはっきりされているお客様は別ですが、初めてアフリカを訪問されるお客様から、「見所は?」とご質問をいただきますと、「大きく4つの地域に分けて特色ある見所があります」とご案内しています。
1)砂と歴史遺産、イスラム文化の北部アフリカ
2)自然と野生動物の東部アフリカ
3)自然景観の南部アフリカ
4)人と文化の西部アフリカ

もちろん複合的な魅力を持っている国も沢山ありますし、リゾートばかりではない魅力がある島嶼国もありますので、かなり乱暴な分類なのですが、それなりに特色を捉えた分け方ではないかと思っています。
上記の分類に入りづらい国が2つあります。それがエチオピアとマダガスカルで、この2カ国は非常に不思議な魅力があります。
特にアフリカ諸国中最多の、9つの世界遺産を持つエチオピアは歴史・文化・自然すべての面で、バランスよく魅力を持っている国と言えるでしょう。
アルメニアと並んで世界最古のキリスト教国(現在は国教ではありませんが)でもあるエチオピアには、世界遺産以外にも、それに勝るとも劣らない歴史遺産が国のあちこちに埋もれるように存在しています。
写真はエチオピア北部、ティグレ州にあるエチオピア正教の教会「Abuna Yemata Guh」ですが、その内部は9世紀に描かれたといわれる宗教画で埋め尽くされています。
一般的なツアーではなかなか訪問しない場所ですが、アフリカ旅行専門店たる弊社では、こんな場所もツアーの日程に組み込んでいきたいと思っています。