ルワンダの毎月最後の土曜日は「ウムガンダ」

アフリカに何度か行ったことがある人が、ルワンダの首都キガリに入るとその整然とした街の様子にちょっとびっくりして、「ここって、アフリカの街?」と思うかもしれません。「アフリカのシンガポール」とも言われているそうです。

ところでルワンダでは、毎月最終土曜日に「ウムガンダ」と呼ばれる日があります。意味は、共通の目的のために集まり共に働く、というようなことのようですが、言って見れば奉仕の日。
国家事業にもなっているので、国民全員が参加することが決まっていて、この日の午前中は全ての商業活動が禁止されています。
つまりお店やマーケットは閉まり、バスなども走りません。
私も何年か前にキガリを訪問したとき、車がほとんど走ってない上に、人気がないのをとても不思議に思いました。ところがなぜかあるところに人がたくさん集まって道路清掃をしていたのです。これがウムガンダの日であったことは後に知りました。
地元の人たちは皆、一定の場所に集まって、草刈をしたり公共施設の清掃や改修をしたりとボランティアで作業をするわけです。
もともとルワンダにあったこのウムガンダの伝統を、1994年のジェノサイド後、再び国民がひとつになるように願いがこめられて再生された事業だそうです。
アフリカの奇跡とも言われるほど急成長を遂げている国のひとつで高層ビルの建設も進み、シンガポールのように生まれ変わろうとしているルワンダ。
そんな中でも、こうして昔ながらの伝統を大切にし、一度は崩壊してしまった社会をひとつにしようと努力をする人たちに、心からエールを送りたいですね!
写真は、先月ルワンダに行かれたお客様がウムガンダに参加されている1枚です。
by KQ