悠久の大地セレンゲティ 滞在型サファリ 9日間

『悠久の大地・セレンゲティ滞在型サファリ9日間』にご参加頂いた、山下信子さんからのツアーレポートです。(2009年9月)
訪れた人にしかわからないセレンゲティの魅力。日本からの長いフライトやナイロビからナマンガそしてアルーシャまでの悪路も許せてしまう・・・。サファリでの動物たちのドラマに涙が止まらなかったり、マサイ語で「果てしない平原」という名のとおり360度地平線、 圧倒される大自然に癒されている一人の人間がいる事に気づかされました。また訪れたい、そんな気持ちにさせられる。それが、セレンゲティ。
サファリ1日目
アルーシャから軽飛行機でセレンゲティへ 正味約1時間が何箇所も経由して2時間30分のフライト(正直、こんなに沢山の飛行場があるとは知りませんでしたが)。長いと文句をいってはいけません。ラッキーです。遊覧飛行です。マニャラ湖やンゴロンゴロを眼下に楽しい飛行でした。チェックイン後、昼食、休憩、そしていよいよ、1日目のサファリです。飛行場からロッジまでの道程がもうトムソンガゼルやキリンのお出迎えだったので期待は高まるばかり・・・ 期待どおり、ハネムーン中のライオンのカップルが木陰でのんびりしているに出逢えました。
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サファリ2日目
昨日はしょっぱなから、ライオンの子供たちが遊んでいる姿や豹がトムソンガゼルを木の上まで運び、食べるシーンにでくわし、その興奮がまださめやらぬところで今日は2日目です。残酷なシーンなのですが、観察している車からは距離があり、匂いもしないのでなにか映画の1シーンを見ているようで、自然のなかでは毎日こういったことが営まれているんだなぁという思いでした。豹親子の狩の練習シーンは失敗に終わりましたが、土煙をあげて走るすがたの綺麗だったこと。
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サファリ3日目
ブレック・ファースト・ボックスを持って少し朝早く出発です。ハゲワシ達がトムソンガゼルの子供の死体に群がって肉を啄ばんでいる近くで お母さんが悲しそうに鳴いている声がなんとも物悲しく、私の眼から知らぬ間に涙があふれていました。ワニがトムソンガゼルを食べる迫力のあるシーンも観察することが出来ました。ワニが水中で獲物を食べるなんて・・・水面から顔をだして獲物を振ってちぎって食べるすがたは圧巻でした。水牛の大移動は凄かったです。1千頭ほどの水牛がゆっくり行進してくるのは、迫力満点でした。
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今日もブレック・ファースト・ボックスを持って出かけました。早朝のサファリ。日の出がすばらしい草原の丘の上で食べる朝食は格別。因みに、トイレもあり快適です。この日は雄ライオン2頭が草原を一定の距離を保ちながら走っている姿が観察できました。チーターの子供が親とはぐれて親を呼んでいる声のかわいらしいこと、夕暮れに豹の子供が木から下りてくる一瞬。数え挙げればきりがありません。
アルーシャにたつ軽飛行機に乗るまで時間の許すかぎりサファリ三昧でしたが飽きることがありません。2ヶ月ぐらいの三頭の子ライオンが親からトムソンガゼルの足をもらって、食事の訓練をしていました。
セロネラ・ワイルドライフ・ロッジですが改修がされ、とても快適に過ごすことができました。レストランも巨岩を利用してあり南に面したガラス窓からは、サバンナや気球の飛んでいる雄大な景色を見ることが出来ます(バスタブがあったのが最高)。
今回、9日間でしたが、セロネラ地区にしぼられていたので、すごく身体が楽でした。帰ってからも、旅の疲れも無く、直に日常に戻れたのが凄く良かったです。
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