Ommy Dimpozとダルエスサラーム市内列車のお話

今回は、タンザニアン・アーティストのOmmy Dimpozです。
彼は「Tupogo」というラブソングを2タイプ出しています。甲乙つけがたく…、どちらもご紹介します!
(*tupogoとは、「俺たちはここにいる。そしてこれからも一緒さ」のような意味の造語です。)



こちらは、ナイジェリア人アーティストのJ.Marinsとのコラボ。
所々に入っている、ジャズサックスが新しいです。今までにない雰囲気でお洒落。


こちらは、ザ・ボンゴフレーバー!テイスト。陽気な雰囲気に思わず体が動きます。
そして注目頂きたいのが、登場する列車!
曲を聴きながら、是非この列車の面白さをご覧ください。
これはダルエスサラームの市内列車。街中と郊外を結んでおり通勤通学に利用されています。なんとディーゼル機関車が牽引しています。(01:39あたり)
路線は2つあり、この動画に出てくるのはTRL線。
ダルエスサラーム駅-ウブンゴ・マジワ駅を結んでいます。
主人公たちは曲のはじめにダルエスサラーム駅から乗車し、いくつか駅を通過し、ラストにはウブンゴ・マジワ駅(恐らく…)で降車しています。
ダルエスサラーム駅では、ホームが無い所から乗車しています。ホームが列車より短いのです…。そうなると(01:15あたり)のように「よいせっ!」と少々ハード。これは他の駅でも同様です。
また、この列車には女性専用ならぬ「児童専用」車輌があります。(01:30あたり~)
ここに出てくる生徒たちはかなり盛り上がっていますね(笑)
ちなみにOmmy Dimpozと彼女が乗車したのは一般車両です。
ダルエスサラームの市内の様子も、一瞬ではありますが伺うことが出来ます。
ボンゴ動画から、街の様子や生活の様子も見られるのがイイところですよね。
また今回は、なかなか見ることができない列車内部の様子を知ることが出来るので、個人的には高ポイント!
by 歌津

動物界のスピードキングとスタミナキング

世界最速の動物といえば!
ハヤブサですね。最高速度は300km/hを超えるとも言われています。
先日はやぶさ2の打ち上げが成功しましたね。6年後が楽しみです。
話が逸れてしまいましたが・・・

陸上動物での最速は、皆さんご存知の通りチーターです。それでは2位はご存知でしょうか?
実はチーターに捕食されてしまうトムソンガゼルなんです。
速度はなんと約80km/h陸上動物界2位の速さで走ることが出来るトムソンガゼルも捕食されてしまう自然界は厳しいですね・・・
ちなみにライオンの走る速度は60km/hと言われています。
チーターやライオン、いわゆるネコ科と呼ばれる動物は長距離を走ることが出来ないので、そーっと忍びより、獲物との距離をつめてから走りだし、気づかれる前にいかにスピードを出せるかがカギになる狩りのスタイルです。
一瞬に勝負を賭ける彼らの狩りは迫力満点ですが、成功率は高くありません。
それでは卓越したスタミナを持つ動物はどうなのか。
サバンナで言えばリカオンやハイエナです。
トップスピードはチーターやトムソンガゼルに劣りますが、ずば抜けたスタミナの持ち主達。獲物の体力がなくなるまで追いかけ回す、彼らの狩りスタイルはチーターやライオンよりも高い成功率を誇ります。
最高速度60km/hで何時間も追いかけるそうです。
何時間も走って失敗したら・・・私なら心が折れるでしょう。
野生動物のため、速度を計測するのが難しく、文献や資料により速度が違いますので参考程度にお考えください。
東京本社 菊地 佑介
サファリ・動物がテーマのツアー・旅行はこちら。

プレ・ブレゼ(鶏肉の炭火焼)

アフリカは広い!奥が深い!そこで、アフリカ大好きスタッフたちの
本音に迫ります。今回のテーマは・・・、

『アフリカで一番好きな食べものは?』
==やっぱり!プレ・ブレゼでしょう!==
アビジャン(コートジボワール)の夜といえば、やっぱりプレ・ブレゼ(鶏肉の炭火焼)でしょう!座席に着く前に自ら鶏肉を選んで、ビールを飲みながら待っていると、アツアツの鶏肉に、玉ねぎに、トマトなどの野菜!マヨネーズと特製ソースと絡めて食べる鶏肉はビールが進む!進む!おなかが膨れたら、大音量で流れるアフリカン・ミュージックに体をゆだねるもよし、ひたすらまた飲むもよし!
BY 東京本社 虎
~アツアツの鶏+野菜でビールが進む!~

パパ・ウェンバ

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あまりにも大御所過ぎて、pick upも何もないのですが、先日ナイロビの街でコンサートを行ったばかりのこの人、コンゴ民主共和国はキンシャサの大親分、パパ・ウェンバの紹介です。

コンゴ民主共和国はザイールという国名の時代から、アフリカ大陸きっての音楽大国。
コンゴの音楽スタイルがはっきりと形成されたのは50年代、日本では「リンガラ・ミュージック」と呼ばれていますが、アフリカ大陸では「ルンバ」と呼ばれるスタイルの音楽です。
管楽器やエレキ・ギター、ドラムスを導入した大楽団が奏でるダンスミュージックは、50年代には「ルンバ・コンゴレーズ」と呼ばれ、その後、60年のベルギーからの独立、65年まで続くコンゴ動乱の最中も人々はこの音楽を愛し続け、70年代に入ると管楽器を抜いたギター・バンドによって「ルンバ・ロック」へと発展していきます。60年代末に、もはや大人の音楽と化していた「ルンバ・コンゴレーズ」スタイルに反抗するかのように、首都キンシャサの下町で、ストリート上がりのラフな若者たちが生み出した新しいスタイルの「ルンバ・ロック」。そんな「ルンバ・ロック」のカリスマ的存在がこのパパ・ウェンバです。
49年にカサイ州で生まれ、母親が葬儀で死者の為に歌うマタンガ(泣き女)であった事から、幼いころから音楽に親しんだウェンバ少年。アメリカのソウルミュージック、特にオーティス・レディングに熱中して自身も音楽を続けていたと聞きます。オルケストル・ベルギ、ザイコ・ランガ=ランガなどに参加し、紆余曲折を経てついに花開いたのが77年、自身のバンド「パパ・ウェンバ&ヴィヴァ・ラ・ムジカ」で華々しくコンゴの音楽シーンに登場。キンシャサの下町マトンゲ地区に「モロカイ」と呼ばれた共同体を結成し、音楽だけに留まらず、ファッションやライフスタイル、全てが若者のカリスマとなっていきます。
順調にヒットを飛ばし続け、90年代にはついに世界デビュー、以後20年以上経った今でも、世界中を「ルンバ・ロック」で躍らせ続けています。
もちろん日本にも過去には来日したこともあり、先日はナイロビの街で「ヴィヴァ・ラ・ムジカ」を引き連れて、70歳近いとは思えない圧巻のパフォーマンスで若者からご年配までを踊り狂わせていました。私事ながら、憧れの大親分、パパ・ウェンバの生ライブをナイロビで体験できた事は一生の自慢です。

African SUSHI from レソト王国

夏場、稚魚の激減で、マダガスカル産の養殖ウナギが一躍注目を浴びましたが、今後、アフリカの養殖食材で寿司ネタとして脚光を浴びそうなのが、レソト王国のトラウト(ニジマス)です。

先日、米CNNウェブサイトにて「African sushi(アフリカの寿司)」という見出しの記事が掲載されていました。
レソトは周囲を南アフリカに囲まれ、漁業や養殖業とは程遠いと思われる海無し国ですが、国土全体の標高が1500m以上の高地。そこに位置するダムの水温は、年間を通しトラウトにとって理想的な環境なのだそうです。
この点が注目され2012年にダムを使ったトラウトの養殖プロジェクトが開始されました。
プロジェクトは紆余曲折しながらも初年度に500トンの漁獲量を記録し、更なる倍増を目指しています。品質においても強いこだわりがあります。
養殖に使う卵はデンマーク産、養殖籠はノルウェー産、タンパク質を強化したエサはフランス産と、海外の優れた物資と技術を集約。
そんなブランド品がゆえ、出荷量は他国に比べてまだまだ少なく、今後の増産が次の目標ですが、それは新たな雇用を生み経済の好循環を作る起爆剤になることが期待されています。
日本の寿司職人にも届けられ始めているというレソト産トラウトですが、
そのうち、近所の回転寿司店にも、アフリカ産サーモンとして並ぶ日がやって来るかもしれません。
(参考)African sushi: Mountainous fish farm links Lesotho with Japanese chefs
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