ルワンダ・ゴリラ・トレッキング

ルワンダ・ゴリラ・トレッキングにご参加された清水 様より、ツアーレポートが届きました。ご覧下さい。(2006年11月)
2006年11月5日
キガリから山越え3時間程ドライブでキニーギィのゴリラトレッキングの公園へ。そして説明を受けた後1グループ7~8人とガイドでトレッキング開始。
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1回目は13グループと呼ばれるゴリラに会いに行きました。森の入り口までの道のりがきつかったです。普段運動をしていない私ははぁはぁ息切れしながら遅れないよう必死、夫はその後ろを気持ちよさそうに歩いていました。そして森の中も当たり前ですが、足場はとても悪かったです。
でもしばらく歩くとゴリラが!疲れが吹っ飛びました。このグループは竹を食べて移動をしており、母子が多い群れでした。
触ることも可能なくらいまでゴリラに近づけたので感激です。そしてシルバーバックは大きく、ものずごい迫力です。葉で遊んでいる赤ちゃんゴリラが興味を抱いたようで恐るおそる一緒にトレッキングをしている女性の手を触わり母の元へ戻ったのです。その様子がとてもかわいく微笑ましかったです。もちろん彼女はとても喜んでいました。
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翌日2回目のトレッキング。こちらはユーカリの葉を食べている群れで、こちらは園内とされる所からゴリラが出てきていたこともあり、とても歩きやすかったので楽でした。でもすぐ横で畑仕事をしている人がいるのでそれには驚きました。ここではゴリラの排便の姿やおならの音を聞いたりできました。
ある時シルバーバックが急に大きな木を倒し走り出したのですが、それに私たちも何事かと気をとられていると私たちの後ろにいた雌ゴリラが猪突猛進という感じで・・・。私の隣にいた夫が痛!見るとゴリラが夫の足にぶつかり次にガイドさんの足にもぶつかりながら走り抜けました。たまたま雌ゴリラの通行するところに夫とガイドさんがいたのだろうけれどもすごい勢いでした。二人ともけがはまったくありません。シルバーバックは何を言ったのでしょう。疑問です。
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2006年11月6日
二日目は最後のルワンダなのでトレッキング後ドライバーさんと昼食を取り、湖を案内してもらいました。でこぼこの山道をかなり登りその道中も緑がたくさんありとてもきれいです。湖を見渡せるところには食事もできるロッジがあり、そこでコーヒーをいただきました。
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すばらしい景色の中で飲むコーヒーは最高でした。でも2人分とは思えないほどのコーヒーの量だったので残してしまいましたが。夜にはキガリに着き夕食もドライバーさんと一緒で、英語が話すことができない私たちですが、いろいろ会話をすることができとても楽しかったです。トレッキングガイドの方ホテルの方とも話をしたりお世話してもらったり、ルワンダの人たちはとっても気さくでいい人でした。
ゴリラに会いに行く「ウガンダ・ゴリラトレッキングとサファリ10日間」ツアーページはこちら。ルワンダのツアー・旅行一覧はこちら。
動物やサファリがテーマのツアー一覧はこちら。

マリ、民俗にふれて・みる旅 後編

弊社ツアーに参加された ツルイ 様 からのレポートの後編です。
前々から見たかった、泥でできたモスク!念願かなって申し込んだものの、西アフリカの雨季ってどうなの?蚊が大発生して病気蔓延?他の体験談を見てみると、ただでさえ交通機関の遅れはあたりまえなのに砂漠の国に雨季(年末年始がお勧めの時期とあった)などに行っては大雨で道が寸断されて…??不安はつのる
7th 8月15日(サンガ→バナニ→イレリ→ティレリ)
ドゴンの村巡りのため今日は徒歩の1日。すこし歩くと、いきなり眼下が開け集落も見える。説明によると、神話に基づいて建物を配しているらしい。滝もあり、なかなかの絶景だ。
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崖を下り始めるがチップ目当てに、ポーターや手を引いて崖を降りるのをサポートしようと現地人がいろいろと世話を焼こうと加わり、団体の人数が倍になる。サッカー並みのマンツーマンのマークであるが、助けもいらないので、ひたすら無視して歩を進める。道は細く、岩場で結構険しい。なる程、日が沈んだら崖を下るのは無理な訳だ。20分程下るとだんだん集落が近づいてくる。とんがり屋根の穀物庫やら、住居など、ひしめきあっている。高い建物はなく、みな平屋で小ぢんまりしている。村には電線も、近代的な建物もなく、何百年も変わらぬ佇まいのようだ。一服してから、次の村へ出発。
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地形が河岸段丘みたいになっていて、右手に崖を見つつ小路を歩く。たいがいの観光地はパンフレットの写真に掲載されているような景色は、いわゆる「美観地区」といって、ほんの一部な地域だけだが、ドゴンの村は、崖づたいに集落が帯上に続いていて圧巻だ。
崖の上には大きな岩が鎮座している所もあり、今にもころがりだしそうだ。下にある家の人は、気が気でないのでは?とあらぬ心配をしてしまう。
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ツアー名の通り、木々は緑をまとい、旅行前に抱いていた乾いたイメージとは全く違う。景色もよくピキニック気分だ。それでも、さすがに日ざしは強く結構バテる。
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途中スレ違った車に迎えの打診を受け、皆の総意でおねがいすることに。その為昼食後は時間調整の為、お昼寝タイムが長くなる。皆お疲れギミで休んでいたが余力があったので、単独で村に向かう。そのうち子供たちが寄って来て道案内をしてくれる。
村の入り口まで来たが、お供の子供も多くなり土産モノ屋にでも引っ張り込まれたら厄介に思えたので、ここで戻ることに。子供たちは、村に来いと連れ戻そうとするが、どうせまた来るので深入りせず引き返した。やはり2時ごろは特に日ざしも強くちょっと動いただけでもれる。皆と一緒に一服しよう。
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夕方、涼しくなってから村を散策。集会所やドゴン族特有の建物の説明を受ける。迎えの車に乗り、宿泊地へ。意外と時間がかかり徒歩にこだわらず良かったと実感。毎回この区間は皆完歩するのだろうか?今日はテント泊。住居の屋上(といって平屋だが)にテントが張ってある。
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電気もきていない村なので、この日はビールを諦めていたが、冷たいビールもあるとの報に感激!夜空は満天の星でいっそのこと外で寝たくなるが、蚊にさされるのがこわいので、テントにて就寝。
8th 8月16日(ティレリ→サンガ→セグウ)
今日は旅行後半の目玉、ドゴンダンスだ。朝食後村の広場へ行き待つことしばし、まずは太鼓の音でスタート。すると村の上手の方から仮面を被った踊り手がたくさん登場。その人数に驚かされる。仮面の種類もたくさんあり、踊りも全員参加のものから1~2人(だいたい同じ仮面同士ペアで踊る)のもののまで多伎にわたる。
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一方見学者はというと、他のツアー客はおらず、村の子供達が遠巻きに眺めているだけ。我々のためだけに、これだけの人が繰り出して踊ってくれるとは、なんとも贅沢なことである。観光用?でこれだけ盛大ならば、実際のシギの踊りはいかばかりか?と興味は尽きないが、27年待たなければ本物のものは見られない。
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踊りの後は、仮面の説明や記念撮影など、サービス満点だ。仮面は動物のものが多いが、なかには泥棒や病人など、妙な面もある。喉のコブは、七福神の様に福々しい意味があるのかと思ったら、「悪い水を飲んだ為」とのこと・・不思議な面は、なにかの戒めだろうか?
ダンスも終わり、崖を登る。坂はだんだん急になってきて最後の方は、岩をよじ登るような感じだ。雨が降ったら大変そうだ!天気が良くてよかった。
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駐車場兼休憩所に着いて、ホッと一息。ここから車にて、ひたすらセグウへ
9th 8月17日(セグウ→バマコ)
朝食後レストランから川岸まで行ってみる。川幅は広く雄大な景色だ。出発後、すぐに陶器売場に立ち寄り露店を覗いてみる。なかなか素朴な焼き物だ。なかには不思議な形をしたものもある。値段も安く、ついつい買ってしまった。大きな焼き物も見ていると欲しくなってくるが、サスガに重くて家まで持ち帰れそうにもない。
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それから、以前この回りを治めていた王家を訪問。末裔の方にも会えたが、庭や飼っていた大きな鳥の方に興味がいってしまう。人に慣れているのか逃げもせず、女性たちが杵でついているものをつついたりと、のどかな雰囲気になごんだ。
午前中はバマコへ車で移動。途中の村々での人々の生業が面白い。バマコに到着後、地元のレストランにて昼食をとりホテルで一服。午後の一番暑い時間帯に休憩できるのはありがたい。
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マリ最後の観光は、皆の買いたいものを聞いて、それが売っている店に行くということに。まずは初日に行ったグランマルシェへ、1週間前来たばかりなのに、それからの旅程を思うと、妙に懐かしい。次は香辛料を買うために、日本でもおなじみの食品スーパーに行ったが、おそらくマリでは髄一の高級スーパーだろう、というか他にスーパーや百貨店の類を見なかった。
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市場の人ごみの中、いろいろな店をのぞくのも楽しいが、整然と陳列された品物を、じっくりと手にとって吟味できるので、落ち着いて買い物できる。 ホテルに戻り、夕食をとって、深夜の出発までひと休み。
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10th/11th 8月18日/19日(→デュバイ→関空→羽田)
いよいよマリともお別れ。行きと同じくホテル・空港間は深夜の移動となる。明かりもすくなく閑散とした道を走っていると、バマコに降り立ってからのことが、いろいろと思いだされる。
そういえば、出発前は「雨季のマリ」ということで、雨にまつわる心配ごとをあれこれ考えていたが杞憂に終わった。雨に降られたのは、サンガの夜だけ。それもホテルに入った後だったので、結局雨具は一度も使うことはなかった。
事前に仕入れた情報では、ティムブクトゥはかなり砂っぽいということだったが、今回は砂に悩まされることも、コンタクトをはずすこともなく、快適に過ごせた。途中の風景は、緑が多かったが乾季は景色も一変するらしい。アフリカというと、「乾いて痩せた大地」というイメージがあったが、それはミゴトに覆させられた。ただ人の欲とは限りのないもので、できれば乾季のマリにもおとずれて見たいものだ。
「マリ・民俗にふれて・みる旅 10日間」ツアーページはこちら。
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民俗・文化がテーマのツアー・旅行一覧はこちら。

マリ、民俗にふれて・みる旅 前編

弊社ツアーに参加された ツルイ 様 からのレポートの前編です。後編はこちら
前々から見たかった、泥でできたモスク!念願かなって申し込んだものの、西アフリカの雨季ってどうなの?蚊が大発生して病気蔓延?他の体験談を見てみると、ただでさえ交通機関の遅れはあたりまえなのに砂漠の国に雨季(年末年始がお勧めの時期とあった)などに行っては大雨で道が寸断されて…??不安はつのる
1st day/2nd day 8月9日/8月10日(日本→デュバイ→カサブランカ→)
台風通過に伴い、羽田→関空の運航がピンチ!最悪関西まで新幹線か?と、やきもきしたが昼頃には天気もおさまり、当初の予定通り羽田発にて落ち着く。初手から焦るゼ。エミレーツ航空にてディバイを経由して第2経由地のカサブランカへ。機内設備の充実度はピカイチ。映画やゲームに現を抜かし、マリの予習をすっかり忘れてしまう。
カサブランカでは、乗り継ぎの時間があるために、市内観光へ。深夜の便にてバマコへ向かう。
3rd day 8月10日(→バマコ:市内観光)
空港から市内へ、明かりは少なく周りはよくわからないが、ニジェール河を渡る時は感動!さすがに橋も長い。
ホテルのチェックインは夜明け前、午前中は熟睡して昼食に合わせて起きる、ホテルは河に面しており対岸には建物もなく、いい眺め、と言うかのどかな景色だ。昼食は河にせり出しているテラスにて。風がそよいで気持ちがいい。
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午後からいよいよ市内観光。街は、大きなビルはほとんどないが活気がある。くたびれた建物が多いが、いわゆるスラムみたいな感じはない。グランマルシェにて土産のリサーチ、と思いつつも、気に入った木彫りの像が手ごろな値段だったので、思わず買ってしまう。
4th day 8月12日(バマコ→ティムブクトゥ:市内観光・ラクダで砂漠)
前日ティムブクトゥ行き飛行機の遅延の案内があり、起床・集合時間が遅くなる。おかげで、ゆっくりテラスで朝食が取れる。河を眺めながらのコーヒーも格別。
飛行機はプロペラ機で高度を高くとらないため、下界がよく見える。河沿いに飛んでいるらしく、河のうねりがよくわかる。初めの頃は緑が多かったが、だんだんすくなくなる。たまに集落なども見え、いつまで見ていても飽きない。
途中モプチ空港を経由、ワンフロアの小さな建物だけの小ぢんまりとした空港だ。
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いよいよティムブクトゥへ。もはや緑も少なく砂漠の中の街といった様相だ。ホテルにて食事・休憩後、市内観光。何かの本に、「古の黄金伝説の都も今は寂れて、将来砂漠化により砂に埋もれてしまう」とあったが、確かに人通りもまばらで“最果ての地”という感だ。
まずは、泥のモスクへ。尖った泥山から木がたくさん出ているミナレットに唸る。これが見たくて、はるばるここまで来たのダ!これらの木は、装飾の他に、泥を塗り直す際の足場にもなるそうだ。なるほど!なるほど!
それから、ヨーロッパの探検家が滞在した家を見学。まさにアフリカ版ジパング!エルドラドとはここのことか?さらに街を散策し、市場へ。この界隈は人も店も多く賑やかだ。
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夕方には郊外(といっても、そこはサハラ砂漠)にてラクダ乗りを体験。こぶがあるので、なかなか乗るのが大変だ。またがつりそうになったのは俺だけか?20分程だろうか、ラクダに揺られて砂漠を体験。
その後トワレグ族の歌と舞に迎えられミントティをご馳走になる。これが、かなり甘いのだが気候に合っているのかオイシイ。砂漠に沈む夕陽を眺めつつ、ふと振り返ると遠くに街が臨める。
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5th 8月13日(ティムブクトゥ:市内観光→モプチ:市内観光・バニ河ボート遊覧)
またもや飛行機遅延の連絡があり、ゆったりとした日程に。
市内に繰り出し博物館やモスクを見学、途中にパンを焼いているカマがあり、写真を取らせてもらう。パンを食べてみると、焼き立てでおいしい。
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観光を終え、空路モプチへ まずは、モスクを見学。ここのモスクはなかなか大きく、迫力がある。モスクの全景を見るため、隣家の屋上に登らせてもらったが、料理を作っている脇をすり抜け階段を上がるなど、一般家庭の生活を垣間見た訪問だった。それから、市場へと徒歩にて移動。
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モプチはいろいろな部族が集まるらしく、特に女性のカラフルな衣装や化粧がスバラシい。キョロキョロしているうちに市場へ。人混みと多くの露天に圧倒される。市場は港に隣接していて、舟の出入りに伴い、人の乗り降り、積み荷の出入りでスゴイ活気だ。
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市場を散策後、河沿いのレストランにて昼食。船着場の雑踏を眺めながらの食事は格別だ。午後ホテルにチェックイン、一休みして、夕方涼しくなった頃バニ河遊覧に出発。
ニジェール河の支流だそうだが、結構大きな河だ。雨季だから水量も多いのだろう。舟から、先ほど散策した港を見る。河をさかのぼり中洲へ。ここは子供たちが、歓迎しているのか、好奇心からか、ともかく沢山集まってくる。中洲中の子供がきたのかと思えるくらいだ。皆やたらと手をつなぎたがり、素朴で人なつっこい。 賑やかに島内見学となる。
6th 8月14日(モプチ→ジェンネ→サンガ)
車2台に分乗しジェンネへ出発。途中は砂漠地域と思いきや、結構緑がおおい。雨季ならではの光景か?
集落が点々とあり、マリのパンフレットに出ていた穀物庫も見受けられる。てっきりドゴン特有のものかと思っていたが、この辺一帯に分布しているらしい。
チビッこいモスクもあり、なかなか絵になる光景である。途中の川では渡船を待つ。土産もの屋もでており、なかなかの賑わいだ。荷物を満載したトラックや舟を待つ人々など、見ていて飽きない。
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ジェンネは朝市で、すごい賑わいだ。市はモスクの前だけかと思っていたが、そこかしこで商いをしている。さすがにモスクは圧巻。幾度となく写真で見ていたが、間近で見ると表面のヒビ割れですら迫力がある、自分にとってはこの旅一番のハイライトダ!
モスクの前の市もすごい混雑。売っているものも多彩で興味津々で見学。ここでも、隣家の屋上からモスクを俯瞰。市場の雑踏とモスクに威容は、忘れがたい光景となるだろう。
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その後ドロ染めの売店にて買物。図柄はたくさんあるが、みな結構大きく、自分の狭い部屋では飾るのはちょっと無理。午後からサンガに向け移動。道はだんだん細くなり、そのうちダートに。
今日は天気がイイので問題ないが、雨が降ったらぬかるんで大変そうだ。夕方サンガに到着、更に崖を下る予定だったが、日没のため急遽サンガのホテルに泊まることに。部屋にて休憩していたら、突然の大雨!本来ならテント泊だが、この雨では無理だろう。強行して崖を下らず、ホテル泊で良かった・・と、ホッと一息
後編へつづく。
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マダガスカル・キャンプ・ツアー

2006年8月18日出発、毎年恒例のマダガスカル・キャンプ・ツアーにご参加された和田 恵美 様から頂いたレポートです。
成田~アンチラベ
成田から約15時間のフライトの後、早朝、マダガスカルに到着。早朝のアンタナナリボはひんやりとしていて寒かったです。空港で両替を済ませれば、いよいよ旅の始まり!初めて見る通貨、マダガスカル・アリアリ(1US$=約2030MDAでした。)には全員不慣れ。 両替を終えると、「えっと、10,000アリアリってドルにすると何ドルだっけ?」なんて確認しあう声があっちこっちで、聞こえてきました。初めてのマダガスカル、ウキウキな気分でバスに乗り込みました。バスはアンチラベに向かい出発。(ホテル・ハシナ泊)途中、バスの中からは、川で洗濯する人々や、かごを頭にのせて器用に歩く村人達、私にとっては初めて見る光景で、とても新鮮でした。
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アンチラベにはお昼過ぎに到着したのですが、朝から比べると気温はかなり暑くなっていました。寒暖の差が大きいので、夏服~冬服まで必要と言う意味がわかりましたね。町に到着した後は、大聖堂に立ち寄ったり、買い物をしたりしてマダガスカルの一日目は過ぎました。
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船旅の始まり
ミアンドリバゾを出発、車で移動してマシアカンピに到着。船着場まではかなり悪路が続いていたので、お尻から腰のあたりにかけて少し痛かった~。ようやく悪路を抜けて川が見えたら、これから乗るであろう船が待っているではありませんか!3泊4日のツリビヒナ川の船旅のスタート。キャンプ初体験と言うこともあり、ちょっと緊張ぎみで乗船。
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船旅では、新たに8人のスタッフの方々がついてくれました。のんびりと進む船。途中、船からブラウンキツネザルが見られました!夕刻頃キャンプ予定地に到着。皆で薪を拾ってキャンプファイヤーの準備をしながら夕食待ち。キャンプは二人用のものを使用しましたが、思っていたよりも広くて快適でした。キャンプファイヤーでは、船に積んであった太鼓が登場!マダガスカルリズムをスタッフが叩き出すとそれに合わせて歌を歌ったり、輪になって踊ったりと、とにかく楽しい!
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この日はまだ恥ずかしさもあり、踊りに参加しなかったので、明日は絶対参加しよう!と決意しました。
コックさんは料理がとても上手な方で船での夕食はとってもおいしかったです!料理の素材にネギや生姜が使われる事が多く、日本人の口にはとてもあうと思います。美味しい料理の後の夜景も最高です。満点の星空を間近に感じることが出来ます。南十字星を見る事が出来て大満足!
船旅は続く
次の日は滝があるところで上陸。滝の上流の方まで登ったのですが、足元が滑りやすいので注意!です。
登りきったところでは、きれいな水溜りがあって泳いでも大丈夫。暑かったので、水につかってほっと一息ですね。
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船に戻って船旅を続けていると、途中アカビタイブラウンキツネザルが川岸に水を飲みに来ていて、観察することが出来ました。その後出会った動物は、シファカ・ワニ・カメ・コウモリが見られました!途中、ペキドゥ村を訪問。村の子供達はとても人懐っこくてずっと手をつないだままの状態で村を案内してもらいました。
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船上に戻ると夜の宴に備えて、マダガスカルリズムをスタッフの方々に教わって練習。準備万端です。船上で太鼓をたたいていると、一人二人とどこからともなく村人達が集まってきました。夕食前に、踊りが始まったのですが、気づけば二つの村のグループが踊りの輪の中に参加していました。子供から大人までものすごい人数です。ギターの上手い村人も演奏に参加して宴は最高潮に!昨日は躊躇して参加出来なかった踊りの輪の中にいざ入っててみると、たのしぃ~!はまります!砂の上を登山靴で踊っていたので靴の重みで少々疲れました。でも楽しかった分心地よい疲れでした。踊りや音楽を通して現地スタッフの皆さんとはちょっとずつ打ちとけてきた気がします。
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朝食後出発。船旅を続けて今日はベレーヴ村を訪問。カポックと言う緑の実をつける木やマダガスカル最大の蝶々(Atrophaneuraanterior)が見られました。この日のランチにアジア風のパスタが出たのですが、これホントに美味しかったです!レムールが生息している森に途中降りて散策。シファカ、ブラウンレムールが木々を移動する姿をみてまた感動!船に戻って船上では、キャッサバの皮むき体験をさせてもらいました。夕飯前にゆでたてのキャッサバを頂いた。ちょっとかたいさつまいもから甘みを取った感じの味で◎でした。
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夜はまた村人が訪ねてきて、キャンプファイヤー!私達もビールびん等を叩いて参加。夜の宴はくせになりますよ!
ベロ・スール・ツリビヒナ~ベマラハ・ツィンギー~キリンディ森林保護区
船旅は最終日。お昼頃ベロ・スール・ツリビヒナで下船。船での食事がとても美味しかったので、シェフとはここでお別れなんて・・・残念。また、ここからは悪路を車で4時間の移動。世界遺産のベマラハ・ハツィンギーへ!キャンプクロコに宿泊。久しぶりのシャワーでさっぱり。明日はツィンギー登山と言う事で早めに就寝。朝、ツィンギー登山に出発する前に、サプライズ!カヌーに乗れるとの事!マナンボロ川をカヌーにのって移動、洞窟探検が出来ました。
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その後、車で一時間程かけて大ツィンギーの登山口へ。ランチ後登山開始。岩山に入る前には、シファカがかなり目の前までやってきて、ジャンプしながら木から木へ飛び回る様子が見られました!ラッキー!その他には、三つ目トカゲ・イタチキツネザルもみられました。
登山は想像していたよりも面白く、飽きずに登れました。途中カラビナをつけて登るところもあります。頂上からみるツィンギーは絶景!そして爽快!さすがは世界遺産。自然って素晴らしいと思わせる瞬間でした。でも、体感してみないと伝わらない・・・体力があれば、是非挑戦して欲しいです。オススメします!
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キリンディ森林保護区へは夜到着した。今回の夜の散策ではあまり動物達には出会えなかったのですが、懐中電灯を照らしながらの散策は探検気分を味わうことが出来ました。
夜はあまり動物に会えなかったので、リベンジ(?)次の日の早朝の散策が決定。朝の散策では、挽回とばかりに動物がみられました!マダガスカル最大のカメレオン!!!パーソンカメレオンが木になりきっていました。しっぽがくるくるっとしていてかわいいです!
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散策中、丁度保護されたネズミキツネザルをレンジャーの方から見せてもらうことが出来ました。朝食後、車で飛行場へ。車を降りてバオバブ並木を歩きました。
水辺ではカルカヤインコ達が列を作って水を飲む姿がみられました。野生のインコを見るのは初体験!今回私たちが見たバオバブの種類は、フニ、ザー、レナーリャでした。大きなレナーリャは推定年齢400~500年だそうです!
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モロンダバ~アンタナナリボ
モロンダバからアンタナナリボまでは飛行機で移動。着後はショッピング!値切り交渉はどんどんしたほうが良いですね!交渉のおかげあって、かなりお得に買い物が出来ました!私が買った中で一番のお気に入りは、大きなカゴです。カラフルで可愛いです!夕刻ホテルに戻ると、夕日に染まったアンタナナリボの町がとてもきれいでした。マダガスカル滞在最後の夜。
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今回のツアーでは、想像していた以上にとても充実した素敵な旅を過ごすことが出来ました!添乗員さんをはじめ、現地スタッフの方々、旅の仲間はみんな強くて優しくて頼もしい方々ばかりで旅の楽しさが倍増しました!本当にありがとうございました。また、お会いしましょう!MISAOTRA!今回は行かれなかったマダガスカルにもいつか必ずいくぞ!と心に決めて、日本へ。
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ケニア五大国立公園周遊

2006年7月31日出発、毎年恒例のケニア五大国立公園(アンボセリ、ツァボ、サンブル、ナクル、マサイ・マラ)を周遊するツアーにご参加された石塚ご夫妻から頂いたレポートです。2名様分合せてお読みください。
はじめに
夫婦で参加した。妻は初めてのアフリカ。私は32年ぶりの2回目の訪問である。一行は添乗員、ドライバー除き9人。2台のマイクロバスでサファリ、公園間の移動を延べ1000キロは軽く超える走行距離となった。公園内は当然として、移動の多くもオフロード中心である。半月にわたる多様なワイルドライフは、楽しさ満点の半面、ボディブローを受け続けるボクサーのように苦戦を強いられた。実は私も旅行中は快調だったが、調子を取り戻すのに帰国後数日を要した。一行はベテランぞろいで、初参加は妻と若い女性の2人。この構成はサファリの中身の濃さの上で、夫婦にとってはラッキーだった。
ああ、キリマンジャロよ
ナイロビで1泊後、サファリの皮切りはアンボセリ。アフリカの象徴・キリマンジャロ山をバックにしたサバンナの風景を思う存分脳裏に焼きつけた。例年になく今年は、頂の万年雪が少ない、と聞いた。辛うじて白いものを確認できた。カバと遭遇できたときは、意外性に驚いたのだが、サバンナを見下ろす高台のビューポイントで豊かな水場に群れたペリカンを見て合点が行った。象のファミリーが間近でバリッ、バリッと大きな音を立てながらむしった草を頬張る。写真を撮りながら音響効果を楽しませてもらった。サファリカーが10台以上集まっている。雄ライオンが1頭、ベビー2頭を従えた雌と離れて目撃された。別々にカメラを向けていたが、やがて立ち上がり、雌に近づき、挨拶のスキンシップ。家族だったのだ。
いよいよ国立公園へ。ナイロビから途中までは普通の道で快適なドライブでしたが、その後は舗装されていない土の道。覚悟はしていましたがとにかく砂埃がすごい!髪は砂まみれでキシキシになってしまいました。まあ最初は驚きましたが、これにもすぐに慣れてしまいました。アンボセリでは初めてのサファリということもあり、感動の連続でした。テレビや動物園でしか見たことのない動物たちが目の前に現れたときの感動は何とも言い表せないものです。アンボセリは平原で草丈も短く、初心者にはうってつけ。動物がすぐに見つけられます!それが何という動物かは教えてもらわないと分からないんですが・・・。でもここでいろ~んな動物の名前を覚えましたよ。
2日目の朝にはキリマンジャロの姿をみることもできました。雲もかからず、こんなに綺麗に見えるのは珍しいよ!といわれ、気分も上々♪
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「赤象」のツァボ西公園
アンボセリからは銃所持の護衛付コンボイを組んでの移動。20台ぐらいの車列で丘陵地帯を行く。ドライバーに聞くと、事件だけでなく、いろいろリスクはある。(コンボイは)こうするのが一番いいからさ、という。早い組は7時スタート。私たちは9時の遅い組。雨季には通行は無理か、という山深い悪路。途中で緊急停車、2台がパンクでタイヤ交換した。仲間の協力作業だ。ツァボは東西合わせると、四国ぐらいの広さという。同地は赤土なので土に染まった象が「赤象」というわけか。午後10時ごろ、ライトで赤く染まった18頭の象がロッジまえの水場に現れたそうだ。かつてターザン映画で聞いた、ほえ声が闇にとどろき、象の来訪を知った。実はこの日妻がサファリ中に嘔吐、ベッドに伏していたので、2階の部屋のテラスから見物した。頭数は翌日、仲間から聞く。
ここでは赤い象を見るのが一番の目的でした。が、中々その姿を見せてくれず・・・ 夜ロッジの水飲み場には20頭位で子連れの群れでやってきてくれたんだけど、何分夜なので色が分からず・・・最後の最後にツァボを去るとき、ついにその姿を見ることができました!確かに赤かったです!!
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ここのサファリは草深い中を行くことが多い。おまけに広い。ライオン5頭のファミリーも水たまりから直線で約200メートルのブッシュにいた。いわれて気づくのがやっと。よくぞたどり着く、とつくづく感心する。サファリカーから確認できるのはキリン、シマウマ、インパラぐらい。目ざとい仲間が大型のレイヨウ、クードゥーを見つけたが、がけを駆け上がり消えた。女性たちに人気があったのが超小型レイヨウのディクディク。いつも番いでいるためか、よく目にし、笑いを誘った。ナイロビへ移動の日、やっと「赤象」の群れと遭遇、背中の赤みを確認した。直後にレッサークードゥーも。
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赤道を越えてサンブル
今回のツアーで個人的に一番良かったのがココ!赤道を越えて北半球にやってきました。途中イシオロからの道はとても悪く、ちょっとアクセスはよくないんですが来て良かった!先に南半球で勉強してから、ここにやってくると、南との違いがはっきり分かって面白かったです。(当たり前なんですが)図鑑に書いてあるとおり、シマウマもキリンもダチョウも南とは種類が違うんです。そして立ってエサを食べるゲレヌクもかわいい!でも何といってもここで良かったのは、食事中のチーターの親子とヒョウを間近で見られたこと!たくさんの車に囲まれて動物たちにはちょっと申し訳なかったけれども、間近で見せてくれたドライバーさんに感謝感謝です。
再びナイロビで1泊後、北部へ。午前7時出発。かなりのロングドライブとなった。車窓風景は農村地の実りが随所で見られた。雨にも遭ったせいか、緑の風景は日本を思い起こさせる。最後はオフロードを2時間。6月オープンしたばかりのロッジで遅い昼食。小休止後、午後のサファリ。夜行性のアフリカノウサギ、オリックス、ゲレヌグと遭遇。
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翌早朝のサファリでは、一人がめったに見られない小型レイヨウのクリップスプリンガーを見つけた。この人の使う高性能望遠レンズを信頼して半信半疑でシャッターを切ったが、帰国後パソコンで拡大し、存在を納得できた。今回ツアー初見のチーターは母子4頭の朝食風景。人間離れした眼力のドライバー氏はインパラ、と即答した。4頭は軽いフットワークでサファリカーの届かぬ地へ移った。見事な身のこなしに大満足。ほかに網目キリン、ウォーターバック、ハーティービースト、ワニ。午後は川沿いの探索。マントヒヒの群れに見とれたあと、ヒョウの追跡劇に。
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ヒョウはブッシュに隠れたが、突如「キャッ」と悲鳴。あのディクディクが目の前に飛び出した。「近いぞ」。的確に追尾するドライバー氏。ほぼ1時間、ヒョウの多様なパフォーマンスを間近でたっぷり見物できた。
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ナクル湖へ
翌朝は一路ナクルへ。迂回路を取るので、往路含め計4回赤道を通過する。到着すると当地は1泊なので早めにサファリ。名物の木登りライオンにはネコ科なんだ、と改めて思い起こさせられた。枝の間から垂れた太い前足に、妻は未だに思い出して喜んでいる。
ここではピンクのフラミンゴさえ見れたらそれでいいと思ってたんですが、あまり見られないと聞いてたクロサイも親子連れでちょこっと見れたし、木登りライオンを4頭も見ることができました。木登りライオンは見ててすっごくおかしかった。「なんでそんな所に入ったの~出られないじゃん!これじゃ百獣の王も形無しだね」っとみんなで笑いながら観察してました。
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シロサイ、クロサイ、エランド、ハイエナとサファリカーの行く手に次々現れては消え去っていく。フラミンゴの数はかなり回復、万単位のオーダーという。しかしそのボリューム感を写真に切り取るのは素人には難しすぎる。翌日の帰路の坂道で振り返って気づいたが、フラミンゴのベストショットのポイントはそこかもしれない。
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マサイマラの夕日
ツアーの最後は、ほかで見落としてもここなら間違いなく見られる、というマサイマラで、3泊である。しかしベテランの一人は「もう全部撮っちゃった」とまで言った。
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ここでの眼目はタンザニア側からのヌーのマラ川渡りである。しかし、こればかりはヌー次第。とにかく現地へ行くしかない。初日のサファリで見落としのセグロジャッカルに遭遇した。私は見られなかったが、別の組は後日、キンイロジャッカルも見たそうだ。弁当持参で「終日サファリ」へ行く。最終目的地はマラ川だ。早速、雌雄のヒョウと遭遇。信憑性は定かでないが、ベビーがいるとの話もドライバー間で交わされたらしい。結局、別行動をとる親2頭の陽動作戦に、われわれサファリカー側がしてやられたようだ。写真は撮れたが、深追いは断念する。続いてキリンの大集団を目撃。最大24頭もいた。1時間半ほど辛抱の後、タンザニア国境沿いのマラ川に着く。カバ、ワニがたっぷりいる。既にサファリカーが何台もきていた。監視員が川辺に近づく観光客に注意喚起をする。ヌーは集中しておらず、ケニア側への川渡りがないこともはっきりした。せめて渡りの現場を見たい。テレビ放映で「渡り」見物の人気が増しているそうだ。
残念ながらヌーの川渡りは見ることができませんでした。まあここまであまりにもつきすぎてたみたいなので仕方がないか・・・川の側に集まってもなかったのでかえってあきらめもつきました。また次の機会があれば是非!!ここでは、気球に乗ってバルーンサファリを堪能しました。気球の上から見るサバンナの景色や朝日、動物たちの姿は地面の上から見るのとは一味違い、とてもいい経験になりました。サバンナの上で食べる朝食とシャンパンも最高でした。
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現場は川幅50メートル見当か。十数メートルの川べりの岸壁には、無数の堀削られた跡が残っている。両岸近くにはヌーの遺体1頭ずつが浮いていた。そして、最終日。ロッジ近くで夕焼けの時刻になった。黒雲が上空を覆い、雨が降っていることが分かる。サバンナのどこかで降っているのだろう。改めてカメラを構え、赤く燃える太陽を切り取った。
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追記1
サバンナでは、車から勝手に降りられない。だから、無性に土や草を踏みつけたい。今回もマラ川で降りられたのは、駐車場とトイレがあった地区だけ。また3人の仲間と熱気球に乗ったので、軽食をとる際、木陰周辺の草が切り払われた箇所に立つことができた。ほかにはマサイの部落訪問のときだけ。マサイマラで持参した弁当も車内で食べた。後はロッジ周辺である。私はツァボとサンブルのロッジでジョギングをした。ツァボは中庭の芝と付属のサッカーグラウンドで走った。既に触れたように赤土。部屋に戻ると、白い靴下が赤く染まっていた。シューズもまだ名残の赤みが着いている。このときロッジの受付には「ノープロブレム」と言われていたが、サンブルでは「コムパウンド内ならOK」と言われた。刺のある植木が走りにくいので外側を回ると、目撃した女性職員に遠くから手で注意された。ツアー中に、路上で鎌首を上げたコブラや、蛇行できずにうろうろしているのも見た。サンブルのジョギングでは、新しい糞が幾つか見つかったので引き返してもいる。ロッジ周辺でも細心の注意は必要だ。
道路はやはり日本のようには行きません。ガタガタ道も結構たくさんありますが、行く前に想像していたよりすぐに順応でき、そんなに苦痛ではなかったです。乗っているときより、車から降りたときにフワフワした感覚が少し続きましたが。帰る頃にはガタガタがないと物足りないような感覚にさえなってました。砂埃は正直ちょっとしんどかったですね。汚れるのはまあいいんですが、口の中に入ってくるとむせてしまいます。バンダナとかを強盗のように巻いていましたが・・・みなさんカメラにはホテルに付いてるシャワーキャップをかぶせて砂埃からガードしてました。
追記2
ツァボで妻が原因不明の嘔吐に苦しんだ。昼食で同じようなものを食べたので、食あたりではないだろう。アンボセリからの移動が厳しい道のりだったので、原因のひとつに考えられる。湯しか受けつけず、4食飲めず食えずで、翌朝ナイロビ移動が迫っていた。添乗員の手配でロッジの医師が診断してくれた。熱もない、吐き気が障害。それを止める注射をうちたい、イエスかノーか。注射は腰部への筋肉注射である。30分後に食事を用意させるのでそれをとるよう指示すると、引き上げていった。プレートの上にスープ、パン、果物が載っていた。「こんなに」と思うほど、分量はたっぷり。それぞれ少し口にした。吐き気はなし。これで翌日、軽い朝食をして出発。その後は何も起きず、無事帰国した。仲間が負担の少ない運転席の後ろを専用席にしてくれたが、ミラクルが起きたのか?
出発前は2週間は結構長いと思っていましたが、楽しくてあっという間に過ぎてしまいました。ツアーのメンバーの方は私ともう一人を除いてみなさんアフリカ経験者ばかりで色々教えて頂き、とても助かりました。みなさんのおかげで、最初はゾウ、キリン、シマウマくらいしか知らなかった私が、あれは何と言えるようになりました。せっかく覚えた動物たちの名前を忘れる前に是非また出かけたいです。
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