ペットとしても飼われているアフリカのサーバルキャット

サーバルキャットを初めて見たのは、16年くらい前のアンボセリ。チーターがどうしても見たかった私にドライバーが「チーターの代わりにいいのを見つけたよ」

ジャンプをしてネズミをハンティングしているところで、今思えば貴重な場面だったのに当時はそれがわからず、「確かに柄は似てるけど・・・チーターが見たかったな」
とがっかりした私でした。
最近ではチーターよりもヒョウよりも見る機会が少なくなってしまったサーバルキャット。
一方で、近頃ではペットとして飼われているそうで、この間も「うちはサーバルキャットも飼ってるんですよ」なんてことを言っている人がいました。
サーバルキャットとイエネコのハイブリッドでサバンナキャットというのもいるそうです。
てことは、サーバルキャットを販売しているところがあるの?と思い、ネットをチェックしてみたところ、ありました。そして相場は200万円くらい。
なんとシマハイエナやライオン、私の好きなラーテルまで販売していてびっくりしました。もちろん多くの野生動物は特別な許可がないと飼育はできませんが。
野生ではほとんど見られなくなったというのにペット・・・なんだか複雑な気持ちになりますね。
ちなみに黒い斑点と、尻尾のリングが似ているチーターとサーバルキャットですが、チーターの尻尾の先は白、サーバルは黒だそうです。面白いですね。
チーター
チーター

by KQ

実は泳げない「カバ」

日本の動物園などではおとなしそうな印象を受けますが、自分の縄張りに敏感で獰猛な一面もあります。
草食動物とは思えない牙、陸上でも走るのが速く、時速40キロほどで走れるそうです。
意外と知られていないのは、カバは泳げないということ。比重が水よりも重く、水の中に沈んでしまうためです。ですので、水中を歩くことができ、5分程度であれば潜水することが可能です。

基本的に夜中に陸に上がり、草を食べるのですが、まれに仲間の死体や他の動物の死体も食べることがあるそうです。
それにしてもカバの頭蓋骨は恐竜みたいですね・・・
by 菊地 佑介

実は馬よりロバに近い 「シマウマ」

サファリに出かけるとよく見るシマウマ。

日本語ではシマ「ウマ」となっていますが、実はロバに近い動物です。1頭ずつしま模様が違うシマウマ。なぜサバンナで一際目立つ白黒のしま柄になってしまったのか、疑問に思った人は多いのではないでしょうか。
人間の目にはサバンナでは目立って見えますが、シマウマの天敵となるライオンなどの視界はモノクロの世界であり、白黒の柄はサバンナに同化して見えるそうです。
また、群れでいることでいることによりシマシマ模様が錯覚を起こし、輪郭がわかりにくくなるため、天敵に標的を絞らせないためと言われています。
いろいろな理由が考えられていますが、カモフラージュの他にも虫(主にハエ)を寄せ付けないためや、体温を下げるためといった理由が考えられているそうです。
どうしてシマウマはしま柄なのか。単純な疑問ですが、なかなか正確な答えは難しいようです。
by 菊地 佑介

京都大学にゴリラのケーキが登場!

京都大学が、ゴリラの腸内にいる乳酸菌を使ったベイクドチーズケーキを開発&販売開始したそうです。
名前は、「ゴリラ・フロマージュ」!
ゴリラ研究の第一人者・山極寿一さんが昨年秋に大学総長に就任されたことから、ゴリラに絡めて企画された商品とのこと。
ゴリラの腸内で見つけた新種の乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’から作られたケーキで、バナナ味とジンジャー味の2種類で、2種類が1セットで399円(税込み)とお手頃価格。
「食べたいような、食べたくないような・・・」という声も上がっているようですが、ゴリラ・ファンにとってはまさによだれが出そうな一品。
ちなみにこの乳酸菌’ラクトバシラス・ゴリラエ’は、山極学長らの研究グループが2009年、アフリカ・ガボンでゴリラの腸内から発見したものだそうです。
大学内でのカフェレストランのみでの販売ということで、お近くでない限りはかなりハードルが高いですが、一度はぜひ食べてみたいものです。
それにしてもさすが京都大学。素晴らしい発想ですね!
by 紙田
ウガンダ・ゴリラトレッキングとサファリ10日間

サファリ・ビッグ5の一角、アフリカ水牛(アフリカバッファロー)

Big5に数えられているアフリカ水牛。そもそもBig5とは、ハンティングをする際に危険度が高い動物をBig5と呼び、大きさのことではありません。

アフリカ水牛は群れで行動していることが多く、仲間意識があるため、肉食獣にやられそうになっている仲間がいると、助けることがあります。
また、仕返しをすることも多く、多くのハンターがアフリカ水牛に返り討ちにあうそうです。
若いアフリカ水牛は頭が皮で覆われていますが、歳を取るにつれて頭蓋骨が露出し、角が大きくなります。
ウォーキングサファリでも見かけることがあるかとは思いますが、決して近づいたり刺激したりしないようにしましょう!
by 菊地 佑介