東京都内でエチオピア料理を体験!「アフリカ料理を食べる会」

「アフリカ料理を食べる会」なるものを企画しまして、先日弊社スタッフとお客様とで東京都内のアフリカ料理のお店に行ってきました。
アフリカ料理のお店は、日本人向けに少々洗練されたお店から、日本に暮らすアフリカ各国の人々が集うディープなお店まで様々ありますが、初回ということでとっつきやすく、店舗数も多い”エチオピア料理”をチョイスしました。
お邪魔したお店は「SAFARI」。東京都港区赤坂にある、メインはエチオピア料理ですが、東~北アフリカの料理やおつまみが食べられるお店です。
店主のワンダサン(エチオピア出身)は、現在は閉店してしまった都内で一番古かったアフリカン・レストラン、「ローズ・ド・サハラ」で十数年働いていた方で、メニューもその当時のものを踏襲しています。
エチオピア料理といえば、インジェラを抜きにしては語れませんが、インジェラを作るためには仕込みに時間が掛かるため、インジェラをご希望の場合は数日前に予約が必要になります。
弊社スタッフも、やはり皆さんにインジェラを味わっていただきたい!と事前にワンダサンにお願いして、準備していただきました。
タスカーやカサブランカなどのアフリカのビールやワインを飲みながら味わう、ワンダさんお手製のインジェラは、弊社スタッフも懐かしさがこみ上げてくるほど、エチオピアローカルの味付けがなされていました。
東京都内や近郊にお住まいのお方、是非足を運んでエチオピアの味を体験してみてください!
エチオピアを訪問された方ならご存知の、ハニーワイン(本国のものとはちょっと違いますが)も飲めます!

アフリカ料理のお店 サファリ

エチオピアは歴史遺産、民族・文化、自然がバランスよく多彩な魅力を持つ国

先日、エチオピア北部の歴史遺産のお話を投稿しましたが、エチオピアほど、歴史遺産・民族・文化、自然の、観光の柱といえる3つの分野全てにバランスよく魅力があり、多彩な見所を持つ国もそう多くはありません。
特に北部の歴史遺産・エチオピア正教文化と、南部の民族・文化はコントラストがありすぎて、同じ国とは思えないほどです。
ケニアとの国境にほど近い南部エチオピア・オモ川下流域は、化石人骨が発見され、「人類のゆりかご」の一つと言われています。もちろんユネスコの世界文化遺産に指定されていますが、このオモ川流域には、今なお自らの固有文化と伝統的な暮らしを固く守る人々が多く暮らしています。固有文化を持つエスニック・グループがエチオピア南部だけで40以上あると言われています。
このエチオピア南部へのツアー、弊社でも「南部エチオピア オモ・マゴ探索隊 14日間」として、毎年夏に企画しています。弊社がこのツアーを始めた当時は、世界中のどの旅行会社もまだこの地方へのツアーは行なっていなかった、弊社のオリジナルツアーです。

近年、このオモ川に巨大なダム建設が計画され、現在半分程度完成しています。大型工事が計画されるとなれば、道ができ、外部からの様々な文化が流入し、この地域の人々が長年守ってきた文化も、急速な変化を余儀なくされている状況です。もちろん、観光客が彼らに与えるインパクトも小さくはないでしょう。
下唇に陶器を嵌めたり、素っ裸で暮らしていたり、観光客の目には珍奇に映り、興味本位の目線や写真の被写体としてさらされることが多い人々とその生活です。ですが、弊社のツアーでは、そんな好奇の目線を超えたところにある、彼らの誇り高い暮らしを、皆さんに知っていただき、様々なものを感じ、日本に持ち帰っていただければと思っています。
エチオピアのツアー一覧はこちら。

エチオピアの蜂蜜酒タッジ

昨日の夕方放送のTBS「世界遺産」はエチオピアのラリベラでしたね。その中で紹介のあった「タッジ」。ラリベラ王の名前の由来にもなった蜂蜜が原料からなるタッジは、程よいアルコールを含んだ甘いワインのようで、くせになりそうなほど美味です。写真は、エチオピアのメケレにある賑やかなタッジ酒場(?)の風景です。

エチオピアのフルーツジュース「チマキ」

エチオピアには、現地の人達が「チマキ」と呼ぶフルーツジュースがあり、色々なフルーツを組み合わせたミックス、あるいは単品のものと、バリエーション豊富で、味はいずれも極上!
中でもおすすめは、写真のシンプルなアボカドジュース。アボカドをミキサーにかけ、上にチョコレートをトッピングしてレモン汁を絞っていただきます。
弊社の添乗員曰く、「このジュースのためにもう一度行きたい!!」。
エチオピアに足を運んだ際には、ぜひお試しを!