アフリカの船旅

1999年の第6回ツアー・オブ・ザ・イヤー審査員特別賞を受賞した弊社の定番ツアー、『大ニジェール河の舟旅と黄金幻想17日間』(現在ツアー名は変更されています)、2007年の第14回ツアー・オブ・ザ・イヤー特別賞を受賞した、アラブの伝統帆船ダウで旅する『タンザニア・コースト・キャンプ16日間 ~シンドバッドの末裔達とスワヒリの世界を訪ねて~』に引き続いて、というわけではありませんが、弊社のツアーでも特色あるもののひとカテゴリーとして「船旅」があります。同じく定番ツアーの「マダガスカル・川下りとツィンギー 12日間」もまた然り。
せっかくアフリカに行かれるのであれば、点と点をつなぐ空路よりも陸路、陸路も車以外の手段(例えば舟)があるのであれば、それを選択した方が面白い!!(でも時間はかかる)という哲学の元、こういった内容のツアーを企画しているのですが、今度は西アフリカのガンビアとセネガルを舞台に新規の船旅を企画しました。ガンビアでは国の「母なる川」ガンビア川を遡行し、セネガルでは南セネガルの島々をボートで訪れます。
”観光地巡りばかりではない”旅をお探しの方、こちらの船旅はいかがですか?
南セネガル・大西洋岸の島々とガンビア河の船旅 11日間

アフリカからコンニチハ!VOL.9 FROM ガンビア

ガンビアという国をご存じでしょうか?今回は、アフリカの西の端、ガンビア河に寄り添う“河の国”ガンビアから、ガイドのケモさんの登場です。
●ガイド自己紹介:
こんにちは。ガンビアでガイドをしているケモです。ガンビアは小さな国ですがとても治安が良く、自然の美しい国です。ガンビアの魅力を知ってほしいと思います。よろしくお願いします。

●インタビュー:
Q.あなたの国で一番好きな場所はどこですか?
A.特にセネガンビア・エリアという大西洋の美しいビーチが好きです。首都のバンジュールに隣接したエリアですが、ビーチ沿いには設備の整ったロッジがあります。大西洋に落ちるサンセットがとても美しいです。
Q.あなたの国で一番エキサイティングなお祭りはなんですか?
A.「ルーツ 帰郷祭」が最も大きなものです。世界的に有名なアレックス・ヘイリー著「ルーツ」は奴隷交易を題材にした小説ですが、主人公のクンタキンテの出身の村へは多くの旅行者が訪れますし、投獄されたクンタキンテ島は世界遺産に登録されています。この帰郷祭の時には観光客だけでなく、世界中から離散の子孫が多く集まります。
Q. お母さんの得意料理は何ですか?
A.”DOMODA”というピーナッツ・シチューです。セネガルではウォロフの人たちがマフェと呼びますが、私たちマンディンカには マンディンカなりの味付けがあるのです。
“BENACHIN”というパームオイルとスパイスの炒めご飯も美味しいです。これはもともとはウォロフの人たちの料理です。
Q.日本に来ることがあったらどこに行きたいですか。また何をしたいですか?
A.東京に行ってみたいです。テレビに映る東京しか知りませんが、私たちの住む世界とは大きく違う世界だと思っています。
Q.あなたの国の格言をひとつ教えてください。
A.一般的なものとして、「料理の味と質は、常に匂いによって決まる」です。
Q.日本人に対する印象は?
A.技術先進国ということですね。とても素晴らしいことです。
できないことをできるようにすると、より多くの人の生活が豊かになります。
なんでもよく知っている知的なケモさん、親切で一生懸命なだけじゃなく、とにかくエネルギッシュ。信頼感は抜群のガイドです。
ケモさんありがとうございました。
ケモさんも活躍しているガンビアのツアー一覧はこちら。