アフリカの島国セーシェル、バード島にいる250歳のゾウガメ「エスメラルダ」

ガラパゴス諸島のゾウガメの亜種、ピンタゾウガメの「ロンサム・ジョージ」が死んだ、というニュースが届きました。
推定年齢は100歳とも120歳とも言われているようですが、まさに大往生ですね。
縄文杉やバオバブ、ナミビアのウェルウィッチャのような、樹木や苔などの植物であれば数千年という長寿の種も少なくありませんが、哺乳類で平均100年以上生きるというのは驚異的です。
ゾウガメは、肉食獣による捕食の危険に乏しいインド洋や太平洋などの島嶼で、互いに異なるリクガメから、大型化の進化をたどった種ですが、セイシェルにはおそらく地球上で最長寿の哺乳類、セイシェルゾウガメ(アルダブラゾウガメ)のメス、「エスメラルダ」が手厚く保護されていますが、彼女の推定年齢は、なんと250歳!!
250年も生きるってどんな気分なのでしょう?
欧米の旅行者の中では、セイシェルでリゾートを楽しむとともに、この『エスメラルダ』に会うためにセイシェルを訪れる観光客も少なくないようです。エスメラルダが暮らしているのはセイシェルの中でも、セグロアジサシの繁殖地として有名なバード島。ぜひ一度訪れてみてはいかがですか?