コートジボワールの 「ソースグレン」

コートジボワールのアビジャンに住んでいた時に、外出とかしてお昼を食べるときは、現地の方が営業する屋台で食べていました。
屋台のごはんは炭水化物(ご飯、トー【とうもろこしの餅】)に、ソース(シチュー)をかけて食べるものが多く、ご飯にいろいろなソースをかけて食べていました。

このソースの種類も、ピーナッツ、ほうれん草、アフリカナスなどいろいろとありましたが、私が一番好きだったのはソース・グレンです。ソース・グレンのグレンは、フランス語で種子という意味で、畑で栽培されているアブラヤシの実を何時間も煮て作るソースです。表面に油が浮いているものの、食べてみるとそれほど脂っこくなく、ご飯が何杯もすすみそうな味です。
ソースには、魚、鶏肉、豚肉などを入れてぐつぐつ煮て作ります。一度だけ、豚肉のソース・グレンを食べたのですが、豚の味がソースに溶け込んで非常においしかったのを覚えています。
屋台では残念ながら、魚が主流でしたが、もちろん魚も悪くありません。コートジボワールにいらしたら、ぜひソース・グレンをお試しください。
東京本社 深川
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