アフリカの飛び地・アンゴラ共和国カビンダ州

アフリカ大陸にも「飛び地」というところが幾つか存在します。
有名なところでは、モロッコ内にあるスペイン領の「セウタ」「メリリャ」でしょうか。

どちらも最近は内戦や政治不安定化などの影響で不法入域者が増えて、ニュースになったりしていますね。
そして今回ご紹介するのは南部アフリカで一番大きな国である、アンゴラ共和国の飛び地の「カビンダ州」です。
なぜここに飛び地が残ったのか。それは植民地時代のポルトガル、フランス、ベルギー等の争奪戦に巻き込まれてしまったからなのですが、飛行機や鉄道が無い当時は船、そう、水運が欠かせない運搬形態でしたのでアフリカ南西部で一番大きな川であるコンゴ川の河口を押さえることが最重要ポイントにしたことなのでしょう。
カビンダ州はアンゴラの北、コンゴ民主共和国(旧ザイール)と、コンゴ共和国に挟まれていますが、状況から考えて両コンゴに組み込まれてしまいそうな位置関係です。
(似たような国境線でセネガルに囲まれたガンビア共和国があります)
このカビンダ州、実は沖合いには非常に埋蔵量の多い海上油田があり、リビア、ナイジェリア、アルジェリアと続くアフリカ4位の埋蔵量となりますので、アンゴラにとっては絶対に手放せない重要な飛び地となりました。
カビンダ州に訪れる機会はそう無いとは思いますが、アンゴラという国はまだまだ太古から残る景色や自然がたくさんあります。オイルマネーだけではなく、是非とも観光産業にも日の目を当てて欲しいと思います。
カビンダ州
カビンダ州
by 久世

コートジボワール、アビジャン市民のお助け外食 「アチェケ」

コートジボワールの主食というと、お米、ヤムイモ、プランテンバナナ、キャッサバなどいろいろあります。それを炊いたり、蒸したり、もちにして、肉と野菜を一緒に煮込んだソース(シチュー)と一緒に食べます。

今日はキャッサバを加工して作られるアチェケを紹介したいと思います。アチェケは、キャッサバの皮をむき、機械ですりつぶした後、キャッサバから水分を出し乾燥をさせます。それから、日陰で干した後に、火を通して、袋に詰めて出来上がりです。

皮をむかれる前のキャッサバ
皮をむかれる前のキャッサバ

モーター付の機械で水分を絞りきります
モーター付の機械で水分を絞りきります

袋に詰めてできあがり
袋に詰めてできあがり

アチェケはアビジャン市民のお助け外食で、安くてお腹にたまるので、非常に愛食されています。ガルバはその一番ポピュラーな食べ方で、お皿にアチェケを盛り、それにマグロなどの竜田揚げをのせ、アフリカの唐辛子をのせ、塩と油をかけて出来上がりです。
私の住んでいた家の近くでは、マダムMが作るアチェケのソースがうまくて、お昼の時間には行列ができていました。魚1匹(おそらくスズキなど)をまるまる揚げてあり、それにトマト、唐辛子、たまねぎ、油をかけて食べるのですが、ガルバよりもおいしくて、よく食べていました。
マダムMお手製の揚げ魚と特製ソースを添えたアチェケ
マダムMお手製の揚げ魚と特製ソースを添えたアチェケ

アビジャンにお越しの際には、アチェケを食べてみてはいかがでしょうか?
by 虎

ナイロビ・グルメ その3

駐在員が独断と偏見に基づいて選ぶ、ナイロビ・グルメBEST 3その3は「マトゥンボ」です。これは言わゆる「牛モツ」です。
基本的には、牛の胃袋、腸の粗切りです。
ホルモン焼肉のように焼いてよし、シチューで煮てよし、見た目があまり美しくないので、ナイロビ在住者でも特に西洋の方々はあまり好みませんが、焼肉好きの日本人の私からすると、これがもうたまらない。
ケニアのローカル食事は、基本的にメイン(チキン、ビーフ、マトゥンボ等)+主食(ウガリ、白米、チャパティ、ピラウ:炊き込みご飯等)+野菜の組み合わせを客が選ぶ形が主流ですが、このマトゥンボはウガリにも合い、米にも合い、腹持ちも良く、ローカル食の中でも大のお気に入りです。

豆とメイズの煮込み・ギゼリとマトゥンボ
豆とメイズの煮込み・ギゼリとマトゥンボ

おそらくケニアの人々も好む人が多いのでしょう、昼過ぎに食堂へ行くと、今日はもうマトゥンボは売り切れたよ、なんて言われることがよくあります。 部位が臓モツですから、冷凍にして美味しく食べられるものでもない為、マトゥンボを食べるならば新鮮なものに限ります。
ウガリとマトゥンボ、こちらも良い組み合わせ!
ウガリとマトゥンボ、こちらも良い組み合わせ!

アフリカ大陸中で食されているとは思いますが、私の個人的な体験から言えば、以前に隣国ウガンダの田舎にある場末の食堂で食べたマトゥンボは絶品でした。 質の悪いものに当たると、グニャグニャしたゴムのような食感ですが、ウガンダで食べたマトゥンボは、プリプリの食感なのに、歯を立てるととても柔らかく、とろけるような極上の一品だったのを今でも憶えています。
やはり、新鮮さが命!ケニアでもそうですが、田舎の方が肉が美味しいのもそれが理由でしょう。
マトゥンボは、どローカル・フードですから、場所を選ばずどこでも食べる事が出来ます。
是非、ケニアに旅行に来られて、ローカルな食事を取る機会があったら、試して欲しい一品です。

まるまる サファリの本 ver.2

著者:武田 ちょっこ
発行:サワ出版

ケニア&タンザニアサファリのお供に♪
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ夏休みの
ご旅行をご検討中の皆様もいらっしゃるかと思います。
ケニア・タンザニアのサファリをご検討中、行きたい!
これから行く予定の方々におススメなのが武田ちょっこさんの本。
各公園や動物・鳥類について写真はもちろん、
なんとも可愛い絵で説明がされています。
そして、旅行で気になる食事やお土産などについても書いてあり、内容は盛り沢山!!
とても見やすく、旅行に持って行きやすいサイズもとてもうれしい1冊です!
by 伊藤

人類発祥の地「オルドバイ渓谷」

キリマンジャロ、セレンゲティ、ンゴロンゴロ、ザンジバルと見所がたくさんあるタンザニアですが、その見所の1つにオルドバイ渓谷があります。もともとマサイ語のOldupai(周囲に多く自生している野生の「サイザル」のこと)が間違って発音されてOlduvaiになったと言われています。

180万年前のアウストラルピテクスが発掘された場所であり、人類の進化の過程を知る重要な手がかりとなった場所です。
ただし、クリスチャンが約半分を占めるタンザニアではこれを信じてない人も多く、掲示されているアウストラルピテクスの絵を見て、「これがアダムとイブだったのか」と質問されたときは、うまく答えることができませんでした。
また、オルドバイ渓谷にある博物館には、人類の軌跡を逆から自転車でたどった関野吉晴さんのグレートジャーニーが飾られています。
残念ながら日本語の案内はありませんが、日本語で書かれた黄色い防犯登録のシールが自転車に貼ってあったので日本から持ち込んだ本物だとわかるはずです(笑)
by 菊地 佑介