アフリカへの旅行に必ず持って行くもの、と言っても旅される方それぞれに色々とあるかとは思いますが、弊社代表の菊地がアフリカの地べたを這いずり回っていた時代から、約20年後の私の時代まで(と言っても今から20年以上前ですが)、国籍、年齢、移動手段など全く関係なしに、個人で旅するおそらく殆どの旅行者が携えていたであろうブツがこのミシュランの地図。
ミシュランの地図ではアフリカは大まかに3つに分割されていますが(①北部&西部、②北東部&アラビア、③中央部・南部&マダガスカル)、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、コートジボアールに関しては、一国ずつピンポイントで非常に詳細なものがラインナップされています。フランス人旅行者が自ら車を運転して回るためでしょう。
この地図、特に砂漠を移動する際には、名もないような小さなオアシスや井戸のある場所から、ワジ(枯れ川)筋の未舗装路まで、非常に詳細に記されているため、かなり役に立ちました。スーダンのオムドゥルマン郊外からラクダ商人のキャラバンに同行して砂漠の中を北上し、エジプトまで歩いた際は、彼らの頭の中の地図にある井戸の場所と、ミシュランに記された井戸の場所が完全に重なっていることに感動した記憶があります。
移動したルートをマーカーでなぞっていき、訪問・滞在した街にチェックをつけ、先へ進む。旅を終えて家に帰った後も、気が向いたら引っ張り出して地図を見ながらあれこれと思いだしたり、そこで撮った写真を眺めたり。旅先の地図は旅行中だけでなく、訪問後こそ楽しめるものではないかと思います。
20代前半の頃に旅した際に携えていた、今ではかろうじて地図の体裁を保っているだけのミシュランの地図には、今では危険すぎていけなくなってしまった場所にもしっかりとマーカーが付けてありました。またいつか、安心して旅ができる時がやってくることを願ってやみません。
by 羽鳥
アフリカの政府専用機
アメリカ合衆国のトランプ次期大統領が、エアフォース1(アメリカ大統領専用機)を使う使わないで色々とニュースにも取り上げられていますが、今現在世界各国で所有運用されている政府専用機の多くは4パターンに分かれます。
パターン1は、30名乗り程度のビジネスジェット機の保有で、利点は少人数での利用ができ、地方の小さな空港でも離発着ができます。
パターン2は、100名乗り程度の短中距離旅客機での運用で、このパターンが一番多く、短中距離利用のA320シリーズやB737シリーズであるものの、燃料タンクを増設することによって長距離を飛べるようにしています。
パターン3は、200名乗り程度の長距離旅客機での運用で、B747やB777、A330やA340を使用しています。
パターン4は、外国または自国の航空会社よりチャーターして使うパターンです。
※Aはエアバス社、Bはボーイング社
アフリカの政府専用機のうち、多いのはパターン1かパターン2で、各国とも空軍が政府専用機を管理しています。以前、横浜でTICAD(アフリカ開発会議)が開催された際は、羽田空港にアフリカ諸国の政府専用機が駐機して、飛来機マニアをホクホクさせていました。番外編としては、数年前のマダガスカルの大統領が、インドネシアを訪問する際に、マダガスカル航空のアンタナナリボ-バンコク間の定期便を途中ジャカルタに寄港したようなこともありました。
by 虎
画像はガンビア政府専用機のイリューシン62(パターン2)
アフリカのキャンプ場事情・その3 スーダン編
ザンジバルの笛
著者:富永 智津子
出版社:未来社(2001年5月)
ザンジバルで古くから行われている祭りで、その祭りでは、バナナの茎で叩き合うということを聞いたことがあり気になっていましたが、ずっとそれ以上のことを知る機会もありませんでした。
が、たまたま読んだアフリカ史学者・富永智津子さんの「ザンジバルの笛」を読んでいたところその記述があり、思わず「これだ!」とつぶやいてしまいました。
ムワカ・コグワ(Mwaka Kogwa)と呼ばれているその祭りは、毎年7月頃にザンジバル島の南部の村(マクンドゥチ)で行われるようです。
若い男たちがバナナの茎をもって一斉に集まり、かなり本気にも見られる格闘を始めるそうです。しばらくその騒ぎが続いた後、今度は女たちが争い合う男たちを歌いながら囲んでいき、最後は静まり返った中、椰子の祠に火がつけられたのを見てフィナーレを迎えるというもの。
昔、ペルシャからの移民がザンジバルにもたらしたものだそうです。
きっとローカルの祭りですから正確な日付を事前に知ることは難しいと思いますが、ザンジバルの人たちのルーツを知る貴重なこの祭りをいつか見てみたい、と密かに思っています。
by KQ




