アフリカ、北部カメルーン「ジングリヤ」の草で編んだ工芸品

アフリカ、北部カメルーン「ジングリヤ」の草で編んだ工芸品

この写真に写っている物体、何だかわかりますか?
これ、実は草で編んだ『椅子』なんです。しかも座る人の体重がうまい具合に分散されるので、すわり心地も抜群!
同じような草で編んだバスケットや皿はアフリカのあちこちで見かけますが、それを更に発展?させて椅子まで作ってしまう人々が暮らしているので、北部カメルーンのジングリヤ。
イスラム教徒から逃れて山中に移住した、伝統的アニミズムを信仰する、マタカム、マフェ、カプシキなどの人々が暮らす地域です。コザ峠という峠を越え、彼らの暮らす地域に足を運ぶのですが、このジングリヤはコザ峠への道中にあります。
コミニティーセンター的な施設に併設される形で、村の共同経営のお土産物屋があるのですが、このお土産屋で販売されているモノは、通常のお土産物屋では見かけない、ローカルな魅力あふれる品々ばかり。
この椅子をはじめ、不思議な人型の壺や、素朴な陶器の調味料入れなど、色々なものが売られています。料金設定も非常に良心的。時期によっては、このお店の裏手のコミニティーセンターで、地酒(ビール)を飲むことができます。

カメルーン北部へ足を運ばれる方は、是非このジングリヤのお土産物屋を覗いてみて下さい!
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