続・アフリカのダム

この話題は去年に一度お話ししたのですが、続きが見たいという
リクエストにお答えし(?)、続編です!

前回の記事はこちら
今、エチオピアの青ナイル川流域にてアフリカ最大のダム建設が行われています。
以前は「グランド・ミレニアム・ダム」という名前で計画されていましたが、現在は「グランド・ルネッサンス・ダム」に変更されています。
ナイル川といえばエジプト。エジプトといえばナイル川というくらい、エジプトのイメージが強いですね。アスワンハイダムのナセル湖も有名です。
数年前、このダム建設を聞いたエジプトは猛反対の立場を貫いていましたが、(ダムの水が貯まるまでは下流地域の水量が減り、発電・飲料水・農業用水をナイル川に頼るエジプトは当然のことだと思います)
ですが昨年、エチオピア・スーダン・エジプトの3カ国は暫定合意に達しました。
スーダンは電力を購入し、エジプトも電力を購入するようですが詳しくはまだよく分かりません。
数カ国に跨る川を「国際河川」といいますが、それぞれの流域諸国で協定が組まれていることが多いのです。
中央アジアに「アラル海」という大きな湖が昔ありました。アラル海へ流入するアムダリア川とシルダリア川から、流域の国が大量の灌漑用水を引き込んだために、アラル海はほぼ半分の大きさまで干上がってしまいました。
生物が生きていくには定期的な水が欠かせません。とはいえ流れる水にも限度があります。難しい問題ですが、まだ暫く向き合っていかなければならないことですね。
2016060302
by 久世