アフリカの災害、サイクロンとバッタの大発生

皆さん天気予報を注視されていることと思いますが、台風4号が紀伊半島に接近し、今晩には関西・東海地方に上陸し、関東も暴風圏内に入る恐れがあります。
弊社の東京本社がある東京都港区でも、午前中は晴れていましたが、徐々に雲行きが怪しくなってきて、激しい雨が降り始め、徐々に蒸し暑くなって来ました。多量の雨が原因で大きな災害にならなければ良いのですが。
アフリカでは、日本の台風に代わって「サイクロン」がありますが、被害を受けやすい国は南アフリカ北部、マダガスカル、モザンビークの3ヶ国。南西インド洋のサイクロンは11月から2月に発生し、毎年数十名の犠牲者を出しています。ただし以前は、例えばモザンビークやマダガスカルではインフラが整っていないこともあり、大洪水が発生し大災害になることが多かったのですが、近年はインフラ整備も進み、被害を最小限に抑えられるようになって来ました。
不思議な事に、サイクロンの猛威にさらされるのは、たとえばマダガスカルであれば、島の東&北海岸であることが多いのですが、バオバブで有名な南西岸などはほとんど被害を受けません。さすが日本の1.6倍の大きさを誇る世界で4番目に大きい島、といったところでしょうか。

大陸側で深刻な影響をおよぼすのは、サイクロンではなく「蝗害」、時々発生するバッタの超大群です。かつては日本も悩まされたようですが、農耕民にとっては「悪魔」とも呼べるこの”蝗害”を避けるため、様々な儀礼が発達したという側面もあるようです。日本では全く発生しなくなりましたが、アフリカでは今でも数年に一度発生する、この”蝗害”との戦いが今も続いています。